49 / 74
世界統一編
ユグドラシル攻略戦3
しおりを挟む
一瞬だった。一瞬気を抜けた時にやられた。まさか、部隊の五分の四をやられるとは・・・。
メメに怒りが込み上げてきた。
「ブチ殺す。兎に角、医療班は怪我人の手当てを。残っている兵士は、あたしに付いて来い!」
覚悟しておけよ、雑魚共。
「大体五分の四ほどってところか」
サリアは千里眼で敵の様子を伺った。
「兎に角、私は休むわぬ」
息の上がったリリスは、ゆっくりと兵士達が用意した椅子に腰掛けた。
「じゃあ、次の作戦を行くよ」
サリアはそう言うと、各部隊に指示を出した。
「とりあえず、魔王軍の組みは魔法で攻撃。当たっても当たらなくてもいいからじゃんじゃん撃って。次にジャイアント族だけど、何か投げれる物を見つけてきて欲しいの。で、ヒース軍はここでしばらく待機。アルハイド軍もしばし待機。一応説明すると、今敵がいるところを遠距離だと考えて、そこを魔王軍が叩き、近づいてきたところをジャイアント族が岩や木などを投げて攻撃。そんな状況の中、アルハイド軍とヒース軍で混乱している敵を倒す」
「なるほど」
「良かろう。その作戦乗ってやる」
そんな話をしていた時、予想を超える出来事が起きた。其れは、
ドン、ドン、ドンと敵からの攻撃を受けたことだ。
「奴らこの距離から攻撃を!?」
予想外だ。まさか、この距離から撃ってくるとは思わなかった。どうする?
サリアは目を閉じた。
よく考えろ。もし僕が相手側だったら、どうされたら嫌なのか。
サリアはゆっくりと目を開けた。
「司令官、どうするんだ?」
サタンの質問にサリアはこう答えた。
「さっき言った作戦をそのまま続行する!」
サリアはこの作戦に反論する戦士がいるだろうと思っていた。しかし、
「よし!司令官の命令だ!みんな動くぞ!」
と、誰も反論はしなかった。
約二キロメートルほどになった。敵が魔法を撃ちながら近づいてきているのだ。
もちろん、近づいてきている為、ユグドラシル軍からの多くの魔法が、届くようになってきていた。
「ねえ、ゴンドロス達はどの距離になったら、敵の所に届くの?」
と言うサリアの問いにゴンドロスは、
「あと、一キロ半は近づかないと当てれん。しかし、魔法で強化さえすれば、当たる当たらない別として、届くはずだ」
「じゃあ、其れでお願い」
さてと、この戦略で相手はどう動くかな?
サリアの疑問の答えは簡単であった。
敵軍は大混乱に陥っていた。其れもそのはず。上空から己の何倍もある大きな岩が飛んできて、更にその間をぬって魔力弾が兵士達を襲うのだ。
今だ!
サリアは、アルハイド軍とヒース軍に一斉攻撃を命令した。
まず先に着いたヒース軍が混乱した敵をばったばったと倒していった。
次にアルハイド軍が残党狩りをしていった。
連合国軍の勝利はほぼ確実なものになった。しかし、
「まさかここまでやるとは・・・雑魚共覚悟しておけ!」
メメはそう言うと、魔力を解放した。
「おいおい。司令官殿。何か作戦はあるのか?」
「無いね。まさかここまで強い駒だとは思わなかったからね」
サリアは予想外の出来事に、どのような表情をして良いのか分からず、ただただメメを睨みつけた。
メメに怒りが込み上げてきた。
「ブチ殺す。兎に角、医療班は怪我人の手当てを。残っている兵士は、あたしに付いて来い!」
覚悟しておけよ、雑魚共。
「大体五分の四ほどってところか」
サリアは千里眼で敵の様子を伺った。
「兎に角、私は休むわぬ」
息の上がったリリスは、ゆっくりと兵士達が用意した椅子に腰掛けた。
「じゃあ、次の作戦を行くよ」
サリアはそう言うと、各部隊に指示を出した。
「とりあえず、魔王軍の組みは魔法で攻撃。当たっても当たらなくてもいいからじゃんじゃん撃って。次にジャイアント族だけど、何か投げれる物を見つけてきて欲しいの。で、ヒース軍はここでしばらく待機。アルハイド軍もしばし待機。一応説明すると、今敵がいるところを遠距離だと考えて、そこを魔王軍が叩き、近づいてきたところをジャイアント族が岩や木などを投げて攻撃。そんな状況の中、アルハイド軍とヒース軍で混乱している敵を倒す」
「なるほど」
「良かろう。その作戦乗ってやる」
そんな話をしていた時、予想を超える出来事が起きた。其れは、
ドン、ドン、ドンと敵からの攻撃を受けたことだ。
「奴らこの距離から攻撃を!?」
予想外だ。まさか、この距離から撃ってくるとは思わなかった。どうする?
サリアは目を閉じた。
よく考えろ。もし僕が相手側だったら、どうされたら嫌なのか。
サリアはゆっくりと目を開けた。
「司令官、どうするんだ?」
サタンの質問にサリアはこう答えた。
「さっき言った作戦をそのまま続行する!」
サリアはこの作戦に反論する戦士がいるだろうと思っていた。しかし、
「よし!司令官の命令だ!みんな動くぞ!」
と、誰も反論はしなかった。
約二キロメートルほどになった。敵が魔法を撃ちながら近づいてきているのだ。
もちろん、近づいてきている為、ユグドラシル軍からの多くの魔法が、届くようになってきていた。
「ねえ、ゴンドロス達はどの距離になったら、敵の所に届くの?」
と言うサリアの問いにゴンドロスは、
「あと、一キロ半は近づかないと当てれん。しかし、魔法で強化さえすれば、当たる当たらない別として、届くはずだ」
「じゃあ、其れでお願い」
さてと、この戦略で相手はどう動くかな?
サリアの疑問の答えは簡単であった。
敵軍は大混乱に陥っていた。其れもそのはず。上空から己の何倍もある大きな岩が飛んできて、更にその間をぬって魔力弾が兵士達を襲うのだ。
今だ!
サリアは、アルハイド軍とヒース軍に一斉攻撃を命令した。
まず先に着いたヒース軍が混乱した敵をばったばったと倒していった。
次にアルハイド軍が残党狩りをしていった。
連合国軍の勝利はほぼ確実なものになった。しかし、
「まさかここまでやるとは・・・雑魚共覚悟しておけ!」
メメはそう言うと、魔力を解放した。
「おいおい。司令官殿。何か作戦はあるのか?」
「無いね。まさかここまで強い駒だとは思わなかったからね」
サリアは予想外の出来事に、どのような表情をして良いのか分からず、ただただメメを睨みつけた。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる