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世界統一編
それぞれの生き方10
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リリスとの修行が終わり、翌日となった。
ベッドから降りた泰斗は、着替えを済ませ、食堂へと向かった。
食堂では、泰斗より早く起きていたサリアが朝食を食べていた。
「おはよう、泰斗!」
「おはよう」
短い挨拶を終え、泰斗は席に着いた。
「ねえ、昨日は何処へ行ってたのさあ?」
「魔界とユグドラシルへ行ってた。魔界へは挨拶に。ユグドラシルへは挨拶を兼ねて観光に行ってたんだよ」
「ふーん」
「残りの日にちを使って、あと数箇所回る所があるんだ。サリアも行くか?」
と、誘ってみると、
「いや、やめておくわ」
と、断られた。
食事が済み、泰斗は早速ゴンドロスのいるジャイアントへと向かった。
一瞬にして泰斗はジャイアントへと着くと、つくづく転移魔法は便利だなと思った。しかも今回は昨日とは違って、街の中心部へと着いていたのだ。
街と言っても、岩山をくり抜いただけの街であった。噂では聞いていた泰斗は、その光景を見て驚きもしなかったが、見たことが無い程の数の巨人がそこら辺を歩いている光景を見て、圧倒された。
そんな光景を見ていること数秒、泰斗はふと我に返った。
「さてと、ゴンドロスは何処かな?」
泰斗はとりあえず、周りを見渡した。そこで気づいた。周りには山と巨人しか居ない事に。
もしかしたら、ユグドラシルのように御神木があるもしくは、それに近い目印になるものがあるのではないかと思ったのだが、全く見当たらなかった。
そんな時だ。たまたま、偶然、奇跡的にゴンドロスが目の前に現れ、話しかけてきた。
「泰斗じゃねえか!どうした?」
ゴンドロスは泰斗の前で屈み込み、泰斗を手のひらの上に乗せ、顔の前まで手のひらを持ってきた。
「いや、俺もうそろそろ帰るだろう?だから、その挨拶と観光をしに来たんだ」
「挨拶は兎も角、観光?観光って言ったって、ここには山くらいだぞ」
住んでいる本人がそう言うのだ。ここには山しか無いのだろう。そこでふと疑問に思った。
「そうか。一つ疑問に思うのだが、お前達ってどうやって生計を立てているんだ?」
するとゴンドロスはゆっくりと立ち上がり、泰斗を肩に乗せた。
「見せてやるよ。俺たちの仕事を」
ゴンドロスはそう言うと、ある場所へと向かった。その場へはすぐに着いた。
「ここだよ」
「ここって・・・穴?」
「ハハハハハ。其れは間違い無いが、決して自然に出来た穴ではない。この穴は俺たちが掘った穴なんだ。鉱石を採掘する為にな」
「なるほどな」
ゴンドロスの話によると、ジャイアントは鉱石の産地らしく、石炭はもちろん、金属や宝石類まで数多くの鉱石が出るそうだ。其れをアルハイドや魔界などに属さない無所属の国や中立国へと売り捌いているらしい。
「じゃあ入るぞ」
ゴンドロスに乗って穴の中へと入ると、そこはとても広い空間が広がっていた。
「思ったより広いな」と呟くとゴンドロスはゆっくりとしゃがみこみ、何かを広い泰斗に渡した。
「これはもしや!ダイヤモンドか?」
泰斗の顔ほどあるダイヤモンドを渡された泰斗は、あまりの大きさに次の言葉が出なかった。
「泰斗の世界ではダイヤモンドと言うのか?」
「ああ。俺の世界では、相当な価値になる」
「ここでも相当な価値にはなる。しかし、更に凄いモノも出てくる。其れがコイツだ!」
と言うと、ゴンドロスは懐から其れを取り出し、泰斗に渡した。
「何だ?これは」
大きさは手のひらより少し大きいくらいの鉱石で、七色に輝く綺麗な鉱石であった。
「其れは、百年に一度でるか出ないか分からない幻の鉱石だ。名を神の石」
「神の石?」
「そうだ。この鉱石はどの物質よりも硬く、其れでいて柔軟性もあり、剣にすれば山をも切り、防具を作れば、どんな武器でも守ってくれる。しかし、この鉱石には弱点があるんだ」
「弱点?どんな?」
「この鉱石がもう一つあるとする。其れで其々剣と鎧とを作りぶつけてみる。するとどうなると思う?粉々になるんだよ。其れは、原石の時も一緒だ。コツンと当てただけで粉々になるんだよ」
「その原因は一体?」
「学者によると、共鳴反応だろうとの事だ」
「共鳴反応?」
「ああ。学者によればこの鉱石からは微弱ながら振動の波が発生しているらしく、其れが二つある場合、この鉱石の大きさに関係なく、波同士が打ち消し合い、この鉱石が維持出来なくなり、粉々になるらしい。どうして波を発しているのか、打ち消し合い、維持出来なくなるのか、詳しいことは分かってはいない鉱石なんだ」
「ほう。因みに、どれくらいの距離で粉々になるんだ?」
「実験によると一メートルくらいで粉々になったらしい」
「百年に一度の鉱石を実験にするとは、勿体ないような気がするな」
「まあな」
其れから泰斗はゴンドロスの案内で更に深くへ向かった。そこで採掘体験という名の手伝いをさせられた。
一時間くらい掘ったところで体験は終了。穴の外へと向かった。
何処か久しぶりの日差しに、泰斗は思わず目を細めた。
「これからどうするんだ?何なら飯でも食べて行くか?」
「折角のお誘いだが、次に行かないといけない所があるんだ。其れにここへ来る前に食べて来たんだよ」
「そうか。其れは残念だ。そうだ!これを受け取ってくれ!」
ゴンドロスは、懐から先程の鉱石、神の石を取り出し、泰斗に渡した。
「良いのか?」
「ああ。構わん!お土産に持って帰れ!ワシはお前が帰る日に見送りには行けん。一日も早く、このジャイアントを住みやすい国にしたいのだ。だから、せめて見送りに行けないお詫びに其れを受け取ってくれ!」
「別にいいのに・・・。けど、お前がそう言うなら、有り難く貰っておくよ」
「ああ。じゃあまたな、泰斗。元気でな」
「ああ。ありがとう。じゃあまたな!」
泰斗はそう言うと、ゴンドロスの前から姿を消した。
ベッドから降りた泰斗は、着替えを済ませ、食堂へと向かった。
食堂では、泰斗より早く起きていたサリアが朝食を食べていた。
「おはよう、泰斗!」
「おはよう」
短い挨拶を終え、泰斗は席に着いた。
「ねえ、昨日は何処へ行ってたのさあ?」
「魔界とユグドラシルへ行ってた。魔界へは挨拶に。ユグドラシルへは挨拶を兼ねて観光に行ってたんだよ」
「ふーん」
「残りの日にちを使って、あと数箇所回る所があるんだ。サリアも行くか?」
と、誘ってみると、
「いや、やめておくわ」
と、断られた。
食事が済み、泰斗は早速ゴンドロスのいるジャイアントへと向かった。
一瞬にして泰斗はジャイアントへと着くと、つくづく転移魔法は便利だなと思った。しかも今回は昨日とは違って、街の中心部へと着いていたのだ。
街と言っても、岩山をくり抜いただけの街であった。噂では聞いていた泰斗は、その光景を見て驚きもしなかったが、見たことが無い程の数の巨人がそこら辺を歩いている光景を見て、圧倒された。
そんな光景を見ていること数秒、泰斗はふと我に返った。
「さてと、ゴンドロスは何処かな?」
泰斗はとりあえず、周りを見渡した。そこで気づいた。周りには山と巨人しか居ない事に。
もしかしたら、ユグドラシルのように御神木があるもしくは、それに近い目印になるものがあるのではないかと思ったのだが、全く見当たらなかった。
そんな時だ。たまたま、偶然、奇跡的にゴンドロスが目の前に現れ、話しかけてきた。
「泰斗じゃねえか!どうした?」
ゴンドロスは泰斗の前で屈み込み、泰斗を手のひらの上に乗せ、顔の前まで手のひらを持ってきた。
「いや、俺もうそろそろ帰るだろう?だから、その挨拶と観光をしに来たんだ」
「挨拶は兎も角、観光?観光って言ったって、ここには山くらいだぞ」
住んでいる本人がそう言うのだ。ここには山しか無いのだろう。そこでふと疑問に思った。
「そうか。一つ疑問に思うのだが、お前達ってどうやって生計を立てているんだ?」
するとゴンドロスはゆっくりと立ち上がり、泰斗を肩に乗せた。
「見せてやるよ。俺たちの仕事を」
ゴンドロスはそう言うと、ある場所へと向かった。その場へはすぐに着いた。
「ここだよ」
「ここって・・・穴?」
「ハハハハハ。其れは間違い無いが、決して自然に出来た穴ではない。この穴は俺たちが掘った穴なんだ。鉱石を採掘する為にな」
「なるほどな」
ゴンドロスの話によると、ジャイアントは鉱石の産地らしく、石炭はもちろん、金属や宝石類まで数多くの鉱石が出るそうだ。其れをアルハイドや魔界などに属さない無所属の国や中立国へと売り捌いているらしい。
「じゃあ入るぞ」
ゴンドロスに乗って穴の中へと入ると、そこはとても広い空間が広がっていた。
「思ったより広いな」と呟くとゴンドロスはゆっくりとしゃがみこみ、何かを広い泰斗に渡した。
「これはもしや!ダイヤモンドか?」
泰斗の顔ほどあるダイヤモンドを渡された泰斗は、あまりの大きさに次の言葉が出なかった。
「泰斗の世界ではダイヤモンドと言うのか?」
「ああ。俺の世界では、相当な価値になる」
「ここでも相当な価値にはなる。しかし、更に凄いモノも出てくる。其れがコイツだ!」
と言うと、ゴンドロスは懐から其れを取り出し、泰斗に渡した。
「何だ?これは」
大きさは手のひらより少し大きいくらいの鉱石で、七色に輝く綺麗な鉱石であった。
「其れは、百年に一度でるか出ないか分からない幻の鉱石だ。名を神の石」
「神の石?」
「そうだ。この鉱石はどの物質よりも硬く、其れでいて柔軟性もあり、剣にすれば山をも切り、防具を作れば、どんな武器でも守ってくれる。しかし、この鉱石には弱点があるんだ」
「弱点?どんな?」
「この鉱石がもう一つあるとする。其れで其々剣と鎧とを作りぶつけてみる。するとどうなると思う?粉々になるんだよ。其れは、原石の時も一緒だ。コツンと当てただけで粉々になるんだよ」
「その原因は一体?」
「学者によると、共鳴反応だろうとの事だ」
「共鳴反応?」
「ああ。学者によればこの鉱石からは微弱ながら振動の波が発生しているらしく、其れが二つある場合、この鉱石の大きさに関係なく、波同士が打ち消し合い、この鉱石が維持出来なくなり、粉々になるらしい。どうして波を発しているのか、打ち消し合い、維持出来なくなるのか、詳しいことは分かってはいない鉱石なんだ」
「ほう。因みに、どれくらいの距離で粉々になるんだ?」
「実験によると一メートルくらいで粉々になったらしい」
「百年に一度の鉱石を実験にするとは、勿体ないような気がするな」
「まあな」
其れから泰斗はゴンドロスの案内で更に深くへ向かった。そこで採掘体験という名の手伝いをさせられた。
一時間くらい掘ったところで体験は終了。穴の外へと向かった。
何処か久しぶりの日差しに、泰斗は思わず目を細めた。
「これからどうするんだ?何なら飯でも食べて行くか?」
「折角のお誘いだが、次に行かないといけない所があるんだ。其れにここへ来る前に食べて来たんだよ」
「そうか。其れは残念だ。そうだ!これを受け取ってくれ!」
ゴンドロスは、懐から先程の鉱石、神の石を取り出し、泰斗に渡した。
「良いのか?」
「ああ。構わん!お土産に持って帰れ!ワシはお前が帰る日に見送りには行けん。一日も早く、このジャイアントを住みやすい国にしたいのだ。だから、せめて見送りに行けないお詫びに其れを受け取ってくれ!」
「別にいいのに・・・。けど、お前がそう言うなら、有り難く貰っておくよ」
「ああ。じゃあまたな、泰斗。元気でな」
「ああ。ありがとう。じゃあまたな!」
泰斗はそう言うと、ゴンドロスの前から姿を消した。
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