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世界統一編
それぞれの生き方11
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泰斗が続いて向かったのは、天界であった。
天界は、その名の通りで、空に浮く街であり、空は青々しく、大地は白い雲が覆っているらしく、楽しみであった。のだが・・・。
「泰斗、これはどう言う事じゃのう?」
「えーっと、転移魔法でマリアの所へ飛んだんだが・・・」
「確かにウチの前に来ておるが・・・。まさか、お風呂に入っている時に来なくても良かろう?ま、悪気があって来た訳では無いだろうが・・・」
「と言うことは、許してくれるのか?」
「そんな訳無かろうが!」
泰斗の左頬に強烈な一撃が入り、泰斗は湯船に落ちた。
湯船の中で泰斗は思った。
シヴァの攻撃より強く無いか?と。
「で、何しに来たんじゃ?」
バスタオルで身を包んだマリアが、湯船から上がった泰斗に聴いた。
「帰る前にな、天界がどんな所なのかなぁって思ってな、こうして来たんだよ」
「なるほどな。仕方ない。ウチが天界を案内してやるよ」
「ありがとう!あと、ご馳走様でした!」
「今すぐに、忘れろ!てか、あの女狐に裸を見せてもらえば良かろう!」
「何でサリアが出てくるんだよ」
「はあー。お前は何を見ておるんじゃよ。因みに聞くが、あの女狐をどう思っているのじゃ?」
「どうって・・・」
泰斗はその質問に対して、何も答えられなかった。
「まあ良い。それより、街を案内してやる」
マリアに付いて来いと言われ、泰斗はその後を付いて行った。
街へ出ると、人が沢山いた。
「さてまずは、ここじゃ!」
と、紹介されたのは、そこそこ大きなお店であった。
「ここは、天界名物ふわふわ饅頭を作っているところじゃ」
さあ、入るぞ!と、マリアの後に続いて泰斗も店の中へと入って行った。
店の中へと入ると、甘い香りが泰斗の鼻を刺激した。
「ふわふわ饅頭を二つで、これらは今から食べる故、そのままくれ。で、ふわふわ饅頭とツルテカ羊羹をお土産用でくれ!」
「畏まりました」
と、店員さん。すぐにふわふわ饅頭を出してきた。
「お土産用は少々お待ちください」
と、物凄い速さで包装していく。
「さて、これがふわふわ饅頭じゃ」
マリアから渡されたふわふわ饅頭とやらは、日本で見る白い何の変哲も無い饅頭であった。恐らくこれも日本人が召喚されて持ち込んできたものであろう。
「どうじゃ?」
「うん!美味しい」
「其れは良かった。さて、次は天界の名所を見せてやろう」
マリアは、お土産を店員から受け取ると、泰斗に其れを渡した。
「ほれ!お土産に持って帰ると良い」
「あ、ありがとう」
日本でも食べれるのだが・・・と思いつつも、マリアからお土産を貰った。
「で、ここから其処へはどれくらいかかるんだ?」
「すぐ近くだ」
と言いつつも、途中で借りたペガサスの様な生き物(ここでは、ホーリィと呼ばれている)で、一時間ほど移動ののち、目的地へと到着した。
「ここだ」
着いてすぐ、泰斗は其れに気づいた。
「でっけー」
泰斗の目の前に現れたのは、高さ三十メートルはある白っぽい石で掘られた像であった。
「これは・・・」
「この方は、この世界を創ったとされている方、創世神様じゃ」
「創世神・・・」
「ああ。言い伝えによれば今から数億年前に突如現れ、我々天界の住民や人間、獣族、妖精、巨人族を創られた方だとされている」
「ん?魔界は?」
「魔界と言うのは、いわば負の集まり」
「負の集まり?」
「そう。人や、妖精、獣族。全ての生き物のごく一部は、時にそのルールを踏み外し、禁忌を犯してしまう。そう言った者を昔は国外へと追放した。そんな集まりなんじゃ」
「つまり、多種族国家と?」
「ああ。アルハイドを善の多種族国家とするならば、魔界は悪の多種族国家じゃ。まあ、今は魔王であるサタンの奴が統一しておるから内乱は起こらないが、出来た当初はそれはそれは酷かったと聞く」
「へー」
「まあ、そんな魔界の話はさておき、創世神様の話をするとしよう」
「げっ!」
嫌な予感しかしない。
泰斗の予感は的中。二、三時間による話ののち、ようやく解放された。
「それじゃあ、元気でな」
「ああ。また何処かで会えるといいな」
マリアもゴンドロス同様、見送りには行けないらしい。
「んじゃ、元気で」
泰斗はそう言うと、マリアの前から姿を消した。
天界は、その名の通りで、空に浮く街であり、空は青々しく、大地は白い雲が覆っているらしく、楽しみであった。のだが・・・。
「泰斗、これはどう言う事じゃのう?」
「えーっと、転移魔法でマリアの所へ飛んだんだが・・・」
「確かにウチの前に来ておるが・・・。まさか、お風呂に入っている時に来なくても良かろう?ま、悪気があって来た訳では無いだろうが・・・」
「と言うことは、許してくれるのか?」
「そんな訳無かろうが!」
泰斗の左頬に強烈な一撃が入り、泰斗は湯船に落ちた。
湯船の中で泰斗は思った。
シヴァの攻撃より強く無いか?と。
「で、何しに来たんじゃ?」
バスタオルで身を包んだマリアが、湯船から上がった泰斗に聴いた。
「帰る前にな、天界がどんな所なのかなぁって思ってな、こうして来たんだよ」
「なるほどな。仕方ない。ウチが天界を案内してやるよ」
「ありがとう!あと、ご馳走様でした!」
「今すぐに、忘れろ!てか、あの女狐に裸を見せてもらえば良かろう!」
「何でサリアが出てくるんだよ」
「はあー。お前は何を見ておるんじゃよ。因みに聞くが、あの女狐をどう思っているのじゃ?」
「どうって・・・」
泰斗はその質問に対して、何も答えられなかった。
「まあ良い。それより、街を案内してやる」
マリアに付いて来いと言われ、泰斗はその後を付いて行った。
街へ出ると、人が沢山いた。
「さてまずは、ここじゃ!」
と、紹介されたのは、そこそこ大きなお店であった。
「ここは、天界名物ふわふわ饅頭を作っているところじゃ」
さあ、入るぞ!と、マリアの後に続いて泰斗も店の中へと入って行った。
店の中へと入ると、甘い香りが泰斗の鼻を刺激した。
「ふわふわ饅頭を二つで、これらは今から食べる故、そのままくれ。で、ふわふわ饅頭とツルテカ羊羹をお土産用でくれ!」
「畏まりました」
と、店員さん。すぐにふわふわ饅頭を出してきた。
「お土産用は少々お待ちください」
と、物凄い速さで包装していく。
「さて、これがふわふわ饅頭じゃ」
マリアから渡されたふわふわ饅頭とやらは、日本で見る白い何の変哲も無い饅頭であった。恐らくこれも日本人が召喚されて持ち込んできたものであろう。
「どうじゃ?」
「うん!美味しい」
「其れは良かった。さて、次は天界の名所を見せてやろう」
マリアは、お土産を店員から受け取ると、泰斗に其れを渡した。
「ほれ!お土産に持って帰ると良い」
「あ、ありがとう」
日本でも食べれるのだが・・・と思いつつも、マリアからお土産を貰った。
「で、ここから其処へはどれくらいかかるんだ?」
「すぐ近くだ」
と言いつつも、途中で借りたペガサスの様な生き物(ここでは、ホーリィと呼ばれている)で、一時間ほど移動ののち、目的地へと到着した。
「ここだ」
着いてすぐ、泰斗は其れに気づいた。
「でっけー」
泰斗の目の前に現れたのは、高さ三十メートルはある白っぽい石で掘られた像であった。
「これは・・・」
「この方は、この世界を創ったとされている方、創世神様じゃ」
「創世神・・・」
「ああ。言い伝えによれば今から数億年前に突如現れ、我々天界の住民や人間、獣族、妖精、巨人族を創られた方だとされている」
「ん?魔界は?」
「魔界と言うのは、いわば負の集まり」
「負の集まり?」
「そう。人や、妖精、獣族。全ての生き物のごく一部は、時にそのルールを踏み外し、禁忌を犯してしまう。そう言った者を昔は国外へと追放した。そんな集まりなんじゃ」
「つまり、多種族国家と?」
「ああ。アルハイドを善の多種族国家とするならば、魔界は悪の多種族国家じゃ。まあ、今は魔王であるサタンの奴が統一しておるから内乱は起こらないが、出来た当初はそれはそれは酷かったと聞く」
「へー」
「まあ、そんな魔界の話はさておき、創世神様の話をするとしよう」
「げっ!」
嫌な予感しかしない。
泰斗の予感は的中。二、三時間による話ののち、ようやく解放された。
「それじゃあ、元気でな」
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マリアもゴンドロス同様、見送りには行けないらしい。
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泰斗はそう言うと、マリアの前から姿を消した。
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