ゆるふわ系乙男召喚士、異世界に舞い降りる

玲音

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プロローグ

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「歩けど、歩けど人どころか街すらないんですが…。」

えーと…皆さんはじめまして、僕はどこにでもいる普通のサラリーマンの碓氷昴広うすいあきひろと申します。

突然なのですが、今僕の目の前には見渡す限りの大草原が広がっています。いきなりこんなこと言ったので、え?この人頭大丈夫なの?と思われたことと思います。
ですが申し訳ありません、当人である僕も混乱中でして…。

僕は今日いつも通りに起きて朝ご飯を食べ、いつも通りに出社したのですが、何があったのか気づいたらこの大草原の真っ只中に突っ立っていました。頭を整理する為に言ってみたけど、やっぱり原因が分かりません。

なにがあるか分からない場所にずっと立ってても意味がないし危ないかな?と思って、意識が目覚めた所から、かれこれ2~3時間ほど真っ直ぐ進んでいるけど見渡す限りの草、草、草。
子供の頃から体力・運動能力両方とも普通の男子よりも少なめの僕は既に体力の限界も近く、長時間歩き続けたおかげで1つの結論にたどり着きました。ここは僕が生まれ育った日本ではなく全く別の世界なのではないかと…。

この男また変なこと言ってるよと思ったでしょ?僕自身何言ってんだって思いますよ!でも現実に考えてみてもそれしか思い浮かびません。どうやら僕は友人がよく読んでるファンタジー物の異世界トリップ?というものにあってしまったみたいです…。
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