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第六十六話
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爵位授与式。
……終わった。僕は男爵の爵位をもらった。本来なら一代限りの準男爵になる予定だったらしいが、仕事の都合上それはマズいだろうとの事で男爵の位を頂いた。
まるで校長先生に呼び出しを喰らってから体育館に戻っての授与。そんな感じです。それと罰ゲーム的な仕事も与えられた。
教導団。教え導く物達。
名前が格好いい、なんだか偉そうだし。実際に教える立場なのですから偉いんだ。ワハハハ、崇め敬え。
「何を一人でブツブツ言ってるであるか」
ここは打ち上げ会場ならぬパーティ会場。ルフィナと僕の爵位を祝って開かれたが本命はルフィナだ。侯爵家の令嬢ですし、自身が子爵にもなったからね。
ルフィナは若がえってしまったが、結婚には何も問題ない歳だしローブを取った時の見た目も良いとくれば回りの貴族から言い寄られても仕方がない。
刺されますよー。血を取られますよー。と、野暮な事は言いませんが穏やかに話しているならオーケー。殺してなければ尚オーケー。
「教導団の話しは本当であるか」
男爵を授与される時に校長先生が…… 皇帝陛下が色々と話してくれちゃってパーティではその事に付いて聞かれたり、今までの活躍を聞かれたり。
名前を売るには良いチャンスだったし、これからの事を考えると味方になってくれる人は多いほどいい。その為に慣れない事をしたので疲れた。
「詳しくは帰ってから皆にも話しますね。もう九時ですか、そろそろ帰りましょう。シンデレラみたいに慌てたく無いですからね」
最後の人の名前を不思議に思いながらルフィナは挨拶をしてからにすると言う。僕もせめて上等なワインを最後にしようと周りを見渡すと音楽が鳴り始めた。
「ご一緒にいかがですか、男爵様」
横を振り向くと白いドレスに黒いロングヘアーが印象的で清楚な感じの正に貴族の女性が立っていた。
ダンスは苦手だが名前を売らないと。それに美人の頼みは断らない事にしている。
「ミカエル・シンと申します。一曲、お付き合い下さい」
今のは貴族っぽくないか。 ……でも、なんだか面倒くさい。で、貴女はどちら様?
手を取りホールの中央へ。回りの人が退いて道が出きる。僕の為よりこっちの女性の方の為みたいだった。
ホールの中央まで押される形で進んだ僕たちは一礼をしてから手を合わす。慣れないダンスだけど戦場仕込みの反射神経を舐めるなよ。
神速で相手に合わせ、目を配って回りの人の動きを真似る。ダンスにも慣れてきた頃で僕は聞いてみた。
「申し訳ありませんが、どちらの貴族様でしょうか」
「私はマロリー家、子女。メリッサ・フィオナ・マロリー準侯爵です」
準侯爵だと!? とすれば親は公爵か! 公爵って皇帝の親族がなれるんだよね。準が付いているって事は未婚の貴族か。見た目もいいし親は公爵。天は二物を与えるのね。
とてもじゃないが準が付いているとは言え侯爵と男爵は身分が違う。顔とバストサイズを覚えて、顔を売ったら早く帰ろう。
「男爵の授与、おめでとうございます。元は傭兵をされていたとか」
「ありがとうございます。ですが今も傭兵をさせて頂いてます」
「そうなんですか。お強いのでいらっしゃるのね。ふふふ」
音楽が終わり、色っぽく笑ってメリッサ嬢は行ってしまった。ぎりぎりで助かった。僕は壁の方へ、ルフィナのいる方へ小走りで駆けて行った。
「なかなか踊れるであるな」
にた笑いで掛けられた言葉を無視するかの様に僕は慌てていた。
「それどころじゃ無いんです。左手の義手が勝手に動くんですよ」
最初は気のせいかと思っていたけど、今は左腕ごと勝手に動くのを右手で強烈に押さえ込んでいる。
「どういう事である」
「魔力が戻って来て、義手を勝手に動かしてるのかも。ダンスの終わり頃から動き始めたんだ。何とかならないか?」
「我には分からないである。オリエッタの領分である」
どうしよう。確かラトランド侯爵は魔力で暴走するとか言ってたな。僕の魔力が変な風に流れているのか。
「黒刀はどうであるか、あれは魔力を消費するである」
「今は預けてしまって持ってないんですよ」
「黒刀が無ければバスターソードで魔力を使うである」
はぁ? 何言ってんの? バスターソードなんて使える訳が無いだろ。第一、どこで振るえって言うんだよ。ここはパーティ会場だぞ。
「人気の無い所…… トイレとかである。我は団長の剣を持って来るのである」
「お願いします。僕は人気の無い所で左手を押さえておきます」
嫌だよ、バスターソードだなんて。いい服を着て、いい物を食べて、男爵になってやる事といったらバスターソードを振るうのかよ。とにかく会場を出よう、トイレでも何でも人気の無い所を探して左手を押さえないと。
会場を出ると長い廊下にドアがいっぱい。この部屋の一つでも借りれないだろうか。トイレの場所を聞こうにも使用人が見つからない。他の貴族に聞くか!? 今の状態なら変な人に見られるから嫌だ。
「どうかいたしましたか?」
振り向くと先ほど踊ったメリッサ・ナントカ・マロリー準侯爵。侯爵くらい偉いんだから、こんな時くらい男爵の事はスルーしてくれ。
「大丈夫です。問題ありません」
僕は彼女に背を向け直して左手を押さえ歩き出す。失礼かも知れないけどそれ所ではない。それ所では無いんだから追い掛けて来るな。
さすが偉い身分だけあって目下の者に対して容赦がない。僕の右肩を掴むと振り替えさせた上に僕の胸に指を指しながら
「私が心配しているのに、その態度は何事ですか!」
僕は無視したいのに、逃げ道を塞ぐなんて何事ですか。と言える訳がないよ。皇帝の親戚に当たる人の言葉なら男爵なんて首は簡単に飛ぶ。
「申し訳ありません。義手の調子が悪いものですから」
勝手に動き回る左手を汗だくになって押さえている。ルフィナに頼んだ黒刀はまだ時間が掛かりそうだし、もうどうしたらいいんだ。
「それでしたら私が治せますよ。回復魔法はある程度、出来ますから」
もう放っておいてくれ。親切なのは有りがたいけど、一人になって魔力を消費すれば直るんだか。しかし僕の気持ちは分かってもらえずメリッサ準侯爵は魔力を集中し僕の左の義手に放った。
ラトランド侯爵は言っていた。義手は魔力による暴走が有るかもしれないと。僕は新しく得た義手に流す魔力を制御出きるはずもなかった。
「あっ、動きが小さくなった。細かく震えているけど大丈夫そうです。ありがとうございます」
「私に掛かれば、このくらいの事など雑作もない」
良かった。一時はどうなるかと思ったよ。左手が勝手に動くとか無しだろ。他の人がやっていたら馬鹿に見えるからね。義手は細かく震えるだけになったから早く帰って外してしまおう。
「改めまして、ありがとうございます。義手に不慣れなもの……」
ここまで言って義手の震えが止まった。ラッキーと思った僕はいつの間にかメリッサ嬢の右側に立ち、いつの間にか背中の開いたドレスに左手を回して、いつの間にか左手は服の横からドレスの中に手を入れていた。いつの間にか……
メリッサ嬢は驚く! いきなりドレスの中に手をいれられて乳房を揉まれるのだから。
僕も驚く! メリッサ嬢は着痩せするタイプなのね。思いの外、大きいのをお持ちで……
お互い声よりも先に何が有ったのか分からずに目を合わせた。メリッサ嬢がニコッと笑い大きく深呼吸をする。
終わった…… この後、悲鳴を上げて僕は捕まる。準侯爵の乳房を揉んだ罪か。爵位剥奪と変態の汚名をもらうのは嫌だ。
嫌だ。嫌だけど僕のせいじゃない、この義手が動いた事は。僕の意思と関係なくメリッサ嬢の乳房を揉んだ義手は、メリッサ嬢の魔力を使って指の一本一本がリズミカルに動き、それを加速させるかの様に振動する。
メリッサ嬢は悲鳴を上げた。
「あっ、はあぁぁ」
メリッサ嬢は「あえぎ声」を上げた。神速にも似た左手の振動で声を上げて、僕にもたれかかった。
それほど凄いのかこの左手は! どうしよう。逃げる訳には行かないよね。何とか誤解を解かないと。人目も気になる。今だに乳房を離さない、いい仕事をしている左手を隠す為にもどこか……
僕はメリッサ嬢の乳房を揉みながら目の前の部屋のドアを開けた。
……終わった。僕は男爵の爵位をもらった。本来なら一代限りの準男爵になる予定だったらしいが、仕事の都合上それはマズいだろうとの事で男爵の位を頂いた。
まるで校長先生に呼び出しを喰らってから体育館に戻っての授与。そんな感じです。それと罰ゲーム的な仕事も与えられた。
教導団。教え導く物達。
名前が格好いい、なんだか偉そうだし。実際に教える立場なのですから偉いんだ。ワハハハ、崇め敬え。
「何を一人でブツブツ言ってるであるか」
ここは打ち上げ会場ならぬパーティ会場。ルフィナと僕の爵位を祝って開かれたが本命はルフィナだ。侯爵家の令嬢ですし、自身が子爵にもなったからね。
ルフィナは若がえってしまったが、結婚には何も問題ない歳だしローブを取った時の見た目も良いとくれば回りの貴族から言い寄られても仕方がない。
刺されますよー。血を取られますよー。と、野暮な事は言いませんが穏やかに話しているならオーケー。殺してなければ尚オーケー。
「教導団の話しは本当であるか」
男爵を授与される時に校長先生が…… 皇帝陛下が色々と話してくれちゃってパーティではその事に付いて聞かれたり、今までの活躍を聞かれたり。
名前を売るには良いチャンスだったし、これからの事を考えると味方になってくれる人は多いほどいい。その為に慣れない事をしたので疲れた。
「詳しくは帰ってから皆にも話しますね。もう九時ですか、そろそろ帰りましょう。シンデレラみたいに慌てたく無いですからね」
最後の人の名前を不思議に思いながらルフィナは挨拶をしてからにすると言う。僕もせめて上等なワインを最後にしようと周りを見渡すと音楽が鳴り始めた。
「ご一緒にいかがですか、男爵様」
横を振り向くと白いドレスに黒いロングヘアーが印象的で清楚な感じの正に貴族の女性が立っていた。
ダンスは苦手だが名前を売らないと。それに美人の頼みは断らない事にしている。
「ミカエル・シンと申します。一曲、お付き合い下さい」
今のは貴族っぽくないか。 ……でも、なんだか面倒くさい。で、貴女はどちら様?
手を取りホールの中央へ。回りの人が退いて道が出きる。僕の為よりこっちの女性の方の為みたいだった。
ホールの中央まで押される形で進んだ僕たちは一礼をしてから手を合わす。慣れないダンスだけど戦場仕込みの反射神経を舐めるなよ。
神速で相手に合わせ、目を配って回りの人の動きを真似る。ダンスにも慣れてきた頃で僕は聞いてみた。
「申し訳ありませんが、どちらの貴族様でしょうか」
「私はマロリー家、子女。メリッサ・フィオナ・マロリー準侯爵です」
準侯爵だと!? とすれば親は公爵か! 公爵って皇帝の親族がなれるんだよね。準が付いているって事は未婚の貴族か。見た目もいいし親は公爵。天は二物を与えるのね。
とてもじゃないが準が付いているとは言え侯爵と男爵は身分が違う。顔とバストサイズを覚えて、顔を売ったら早く帰ろう。
「男爵の授与、おめでとうございます。元は傭兵をされていたとか」
「ありがとうございます。ですが今も傭兵をさせて頂いてます」
「そうなんですか。お強いのでいらっしゃるのね。ふふふ」
音楽が終わり、色っぽく笑ってメリッサ嬢は行ってしまった。ぎりぎりで助かった。僕は壁の方へ、ルフィナのいる方へ小走りで駆けて行った。
「なかなか踊れるであるな」
にた笑いで掛けられた言葉を無視するかの様に僕は慌てていた。
「それどころじゃ無いんです。左手の義手が勝手に動くんですよ」
最初は気のせいかと思っていたけど、今は左腕ごと勝手に動くのを右手で強烈に押さえ込んでいる。
「どういう事である」
「魔力が戻って来て、義手を勝手に動かしてるのかも。ダンスの終わり頃から動き始めたんだ。何とかならないか?」
「我には分からないである。オリエッタの領分である」
どうしよう。確かラトランド侯爵は魔力で暴走するとか言ってたな。僕の魔力が変な風に流れているのか。
「黒刀はどうであるか、あれは魔力を消費するである」
「今は預けてしまって持ってないんですよ」
「黒刀が無ければバスターソードで魔力を使うである」
はぁ? 何言ってんの? バスターソードなんて使える訳が無いだろ。第一、どこで振るえって言うんだよ。ここはパーティ会場だぞ。
「人気の無い所…… トイレとかである。我は団長の剣を持って来るのである」
「お願いします。僕は人気の無い所で左手を押さえておきます」
嫌だよ、バスターソードだなんて。いい服を着て、いい物を食べて、男爵になってやる事といったらバスターソードを振るうのかよ。とにかく会場を出よう、トイレでも何でも人気の無い所を探して左手を押さえないと。
会場を出ると長い廊下にドアがいっぱい。この部屋の一つでも借りれないだろうか。トイレの場所を聞こうにも使用人が見つからない。他の貴族に聞くか!? 今の状態なら変な人に見られるから嫌だ。
「どうかいたしましたか?」
振り向くと先ほど踊ったメリッサ・ナントカ・マロリー準侯爵。侯爵くらい偉いんだから、こんな時くらい男爵の事はスルーしてくれ。
「大丈夫です。問題ありません」
僕は彼女に背を向け直して左手を押さえ歩き出す。失礼かも知れないけどそれ所ではない。それ所では無いんだから追い掛けて来るな。
さすが偉い身分だけあって目下の者に対して容赦がない。僕の右肩を掴むと振り替えさせた上に僕の胸に指を指しながら
「私が心配しているのに、その態度は何事ですか!」
僕は無視したいのに、逃げ道を塞ぐなんて何事ですか。と言える訳がないよ。皇帝の親戚に当たる人の言葉なら男爵なんて首は簡単に飛ぶ。
「申し訳ありません。義手の調子が悪いものですから」
勝手に動き回る左手を汗だくになって押さえている。ルフィナに頼んだ黒刀はまだ時間が掛かりそうだし、もうどうしたらいいんだ。
「それでしたら私が治せますよ。回復魔法はある程度、出来ますから」
もう放っておいてくれ。親切なのは有りがたいけど、一人になって魔力を消費すれば直るんだか。しかし僕の気持ちは分かってもらえずメリッサ準侯爵は魔力を集中し僕の左の義手に放った。
ラトランド侯爵は言っていた。義手は魔力による暴走が有るかもしれないと。僕は新しく得た義手に流す魔力を制御出きるはずもなかった。
「あっ、動きが小さくなった。細かく震えているけど大丈夫そうです。ありがとうございます」
「私に掛かれば、このくらいの事など雑作もない」
良かった。一時はどうなるかと思ったよ。左手が勝手に動くとか無しだろ。他の人がやっていたら馬鹿に見えるからね。義手は細かく震えるだけになったから早く帰って外してしまおう。
「改めまして、ありがとうございます。義手に不慣れなもの……」
ここまで言って義手の震えが止まった。ラッキーと思った僕はいつの間にかメリッサ嬢の右側に立ち、いつの間にか背中の開いたドレスに左手を回して、いつの間にか左手は服の横からドレスの中に手を入れていた。いつの間にか……
メリッサ嬢は驚く! いきなりドレスの中に手をいれられて乳房を揉まれるのだから。
僕も驚く! メリッサ嬢は着痩せするタイプなのね。思いの外、大きいのをお持ちで……
お互い声よりも先に何が有ったのか分からずに目を合わせた。メリッサ嬢がニコッと笑い大きく深呼吸をする。
終わった…… この後、悲鳴を上げて僕は捕まる。準侯爵の乳房を揉んだ罪か。爵位剥奪と変態の汚名をもらうのは嫌だ。
嫌だ。嫌だけど僕のせいじゃない、この義手が動いた事は。僕の意思と関係なくメリッサ嬢の乳房を揉んだ義手は、メリッサ嬢の魔力を使って指の一本一本がリズミカルに動き、それを加速させるかの様に振動する。
メリッサ嬢は悲鳴を上げた。
「あっ、はあぁぁ」
メリッサ嬢は「あえぎ声」を上げた。神速にも似た左手の振動で声を上げて、僕にもたれかかった。
それほど凄いのかこの左手は! どうしよう。逃げる訳には行かないよね。何とか誤解を解かないと。人目も気になる。今だに乳房を離さない、いい仕事をしている左手を隠す為にもどこか……
僕はメリッサ嬢の乳房を揉みながら目の前の部屋のドアを開けた。
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