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第2章 最後の良心
第9話 脱出者たち
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①
「死にたくない…いやぁ…死にたく…ない…」
延々と襲う酷い寒気と頭痛、時折意識が遠のきそうになるが、意識を手放してしまっては最期、自分が自分でなくなってしまう恐怖から必死に堪える。
昨日寒気と強烈な飢餓感が襲ってきた時点で、なんとなく嫌な予感はしていた。
でも、まだ大丈夫。きっと自分には抗体がある。もしくは出来ると信じて獣道のような林道を歩き続けた。
しかし、それは急にきた。
自分のお尻から生暖かい液体が勢いよく噴き出して足は力を無くしその場でうずくまった。
目の前に真っ赤な血が広がっていく。大量に下血している。
天国から脱出して、次々とゾンビに喰われていく仲間達から聞こえる悲痛の叫びを振り切って、生き残った仲間達と必死に逃げ続けた。
後ろから延々と追いかけてくるゾンビを振り切るために、歩き続け時に走り続けもう体力は限界をとうに超えている。
「あー、こりゃだめだわ。どうする?殺ってもいいならもうやっちまうけどよぉ?」
しゃがれた男の声が上から降ってくる。見上げる体力もない。
「稲森さんまで…」
憧れの男性の声が聞こえる。
恋焦がれた男性の声。
自分じゃ身の丈に合わないと最初から諦めて、想いはひっそりと心の奥にしまい彼のサポートに徹した。
事務職をしていた経験を活かして天国を裏から支えた。
「多田さ…ん…」
憧れの彼の名前をなんとかつぶやいたが、彼の名前すらだんだん思い出せなくなってきていることにショックを受けると共に自分が変容していることともうどうにもならないことを思い知らされる。
「すいません。稲森さん。自分がもっとしっかりしていれば…あなたをこんな目に合わせなくて済んだのに…」
多田が自分と目線を合わせるためにしゃがみこんでくれた。
自分が下血した汚らわしい血をものともせずに踏み込んで、目の前にしゃがみこんでくれた。
嬉しいけど悔しい。本当ならこんな姿見てほしくない。
自慢だった黒くて長い髪は、ぼさぼさの乱れ髪になってメイクもとうの昔に剝がれ落ち、そして今汚い汚物を垂れ流している。本当だったら彼の記憶の中では綺麗な姿のままでいたかった。
「…さん…おねがいで…」
もううまく口が動かない。
何かが頭の中で叫んでいる。
「かおを…よく…みせ…て」
最期に彼の綺麗な顔を見て死にたかった。
手を伸ばせば彼の頬に触れられそうな距離。
ゆっくりと右手を伸ばすと、彼は手をそっと両手で包んでくれた。
暖かい…。ごつごつとしていて力強そうな彼の手。
身長が高くてすらっとしていながら、ゾンビと何日も戦い続けてもへこたれるどころか周りを励ましてくれるとってもタフな彼。
みんなに頼られる優しくて強いリーダー。
「もうむりそう…あなたの手で送ってくれる…?」
精一杯の笑顔を彼に見せた。
もう無理だ。
今にも彼に噛みつきそう。
彼の華奢に見える首筋に噛みついて、肉を抉り取って咀嚼して…。
きっとおいしいに違いない。
「今までありがとうございました。本当に。僕はあなたのことが大好きでした」
多田が自分の赤くなった瞳をまっすぐ見つめて力強く言ってくれた。
「う…そ…ばっかり…」
嘘だと思っていても彼の言葉は嬉しかった。
ゆっくり目を閉じると、頭に凄い衝撃が走る。
何度も何度も何かに叩きつけられた私の頭はきっと見るも無残な姿になっていることだろう。
それこそ死ぬほど痛いけど…ゾンビになって人を襲うよりはずっといい。
彼を殺してしまうよりはずっといい。
②
「残りは10人か。随分と減っちまったなぁ」
体格の良い中年男性が無精ひげをなでながらにこにこした笑顔でつぶやく。声は随分としゃがれている。
「平野さん。随分と楽しそうですね。そんなに良いことがありました?」
多田が感情なしに冷たく言いながら綺麗な茶髪と顔にかかった返り血を拭っていると、平野と呼ばれた男は手をひらひらと横に振った。
「俺はこれでも悲しいんだよぉ。悲しすぎると笑顔になっちまうことってあるよなぁ?みんなで苦労して天国を作り上げたのに、どこぞのバカのせいで…。夜な夜な泣いてるんだぜ?これでもね」
平野はそう言うが表情とセリフの内容は全く一致しておらず、終始にこにこしている。
多田は、平野の心が読めない人柄には慣れていたので、ため息ひとつついて後ろを振り向いた。
ブツブツと何かを呟き続けている華奢な体格をした神経質そうな若い男と、老若男女7名が心配そうに多田を見つめている。
「せめてこの人たちは守らなければ…」
多田がつぶやくとすかさず平野がセリフをかぶせる。
「守れるさぁ!あんたなら!きっと!まごうことなき、あんたはこの物語の主人公だ!この世界はきっとあんたのためにある!これらのことも全てあんたを成長させるための試練!さぁ、進もうぜぇ!」
「平野さん。本当にこの先で良いんですか?わざわざそんな都心の方へ行かなくてももっと違う場所が良いのでは?」
「駄目だぁ!!!!!!!」
多田の言う事が終わるかどうかの時に、華奢な男、年齢は18歳くらいだろうか?高校生にも見える。髪をきっちりと真ん中分けにしていて、ただでさえ細い釣り目をさらに吊り上げて大声でどなった。
「早く千鶴ちゃんを助けるんだぁ!あの子はあいつに騙されたんだぁ!あの子は被害者なんだぁ!早く行ってあげないと!ゾンビに喰われちゃう!あぁ…もうゾンビになっちゃってるかも!?そうしたらどうするんだ!!!??」
「落ち着いてください。宮本さん。あの子が犯人かどうかは僕も断定するつもりはありません。いずれ話をちゃんと聞こうと思っています。最初から犯人扱いするつもりはありません。ただ、こちらは10人の命がかかっているんです。軽はずみな行動はできません」
多田が宮本を諫めようとすると、周りから怒号が飛ぶ。
「違う!あいつがやったんだ!」「あいつは魔女だ!」「うちの息子はあいつにゾンビにされたぁ!」「あいつを殺さなきゃ死んでも死にきれん!」「あんたは優しすぎる!!もう法律なんてないんだ!犯人はすぐ殺すべきだ!」「殺さないと前に進めない!!」
「落ち着いてください。皆さん。今はそれより僕たちが生き残ることを考えましょう」
多田が必死になだめようとするが興奮した人たちは口々に怒号を上げる。
いや、そうやって怒りの感情で身体を支配しないともう動けないのだ。
とっくに心も体もエネルギーは空っぽ。
それでも動かないといけないとき、もうそれは怒りしかない。
そして、もはや今となっては生きがいになっている。
「さぁさぁ、みんなさんよぉ。あるくぜぇ。あるきまくるぜぇ。頑張って歩けばご飯もお風呂も安心して寝れるベッドもある」
平野がニコニコした笑顔で言う。半分嘘だ。向かう先で安心して眠れる保証等ない。むしろ絶望的とみるのが正しいだろう。だが、このその他大勢達を動かすためなら仕方がない。嘘だって必要ならつくさ。
「金森地区でしたっけ?ライフラインが生きてるって本当なんですか?」
「おうよぉ。まぁ、俺があそこから離れて結構経つからからよぉ。いくらか死んでる場所はあるだろうけどなぁ。あそこの水力・風力発電や上下水道なんかはよぉ、無人で運用できるようになってんだよ。そりゃあ、人間がなんとかしなきゃならねぇエラーが出てたら駄目だけどよぉ。たぶん、大丈夫だ。もう何年も無人でやってるはずだからよぉ」
「なんでそんな良いところから離れたんですか?」
「そりゃぁ、都心からそんな遠くねぇからよぉ。ゾンビはいまだにたくさんうろうろしてるだろうしよぉ。何より前に大規模な戦闘があってよ。それで嫌になった奴らみんな天国に引き上げちまった。一人じゃ生きてけないだろぉ?人ってのはよぉ。寂しがり屋だから多いとこに集まるからよぉ。減ったらもうゴーストタウンよ」
「そうですか…。じゃあ今は誰も住んでないんですね。千鶴さんがそこに向かったってのはなんでそう思うんです?」
「徳山って知ってるだろぉ?あいつも金森地区出身でよぉ。あいつは千鶴がお気に入りでなぁ。しょっちゅう武勇伝を話してたからよぉ。金森地区のことは知ってるはずなんだよ。あとはぁ…まぁ、勘かな?あいつは都心に行くと思う。」
「ん?なんでですか?」
「だってよぉ!片田舎にはあいつが好きなブランドはなーんもねーじゃんかぁ!はっはっは」
「なるほど。可愛く死にたいってよく言ってましたもんね」
「あぁ、そういえばあいつ生きてるんかなぁ」
「え?今でも住んでる人いるんですか?」
「俺もあいつに天国へ一緒に行こうぜ!って誘ったんだけどよぉ。人間嫌いだからって断りやがって!あいつはさぁ、ゾンビじゃないとちんこ勃たないんだってよぉ!!ぎゃははは!じゃあ、2年前以前はどうしてたんだって話だよなぁ!?」
「ゾンビを犯してるんですか?死体を強姦するようなものですね。ちょっと許せません」
「ぎゃははは!イカれてんだよぉ!あいつぅ!!まぁ、きっと死んでるわ。弔ってやらにゃぁ」
二人が話しているとその姿を見てイライラした宮本が叫ぶ。
「早く進みましょう!千鶴ちゃんが死んでたらあんたのせいだからなぁ!ひらのぉおお!!」
多田達が目指すはふーこ達がいる金森地区。
多田は何か嫌な胸騒ぎを感じながら疲れ切った足を一歩また一歩と前へ進めた。
「死にたくない…いやぁ…死にたく…ない…」
延々と襲う酷い寒気と頭痛、時折意識が遠のきそうになるが、意識を手放してしまっては最期、自分が自分でなくなってしまう恐怖から必死に堪える。
昨日寒気と強烈な飢餓感が襲ってきた時点で、なんとなく嫌な予感はしていた。
でも、まだ大丈夫。きっと自分には抗体がある。もしくは出来ると信じて獣道のような林道を歩き続けた。
しかし、それは急にきた。
自分のお尻から生暖かい液体が勢いよく噴き出して足は力を無くしその場でうずくまった。
目の前に真っ赤な血が広がっていく。大量に下血している。
天国から脱出して、次々とゾンビに喰われていく仲間達から聞こえる悲痛の叫びを振り切って、生き残った仲間達と必死に逃げ続けた。
後ろから延々と追いかけてくるゾンビを振り切るために、歩き続け時に走り続けもう体力は限界をとうに超えている。
「あー、こりゃだめだわ。どうする?殺ってもいいならもうやっちまうけどよぉ?」
しゃがれた男の声が上から降ってくる。見上げる体力もない。
「稲森さんまで…」
憧れの男性の声が聞こえる。
恋焦がれた男性の声。
自分じゃ身の丈に合わないと最初から諦めて、想いはひっそりと心の奥にしまい彼のサポートに徹した。
事務職をしていた経験を活かして天国を裏から支えた。
「多田さ…ん…」
憧れの彼の名前をなんとかつぶやいたが、彼の名前すらだんだん思い出せなくなってきていることにショックを受けると共に自分が変容していることともうどうにもならないことを思い知らされる。
「すいません。稲森さん。自分がもっとしっかりしていれば…あなたをこんな目に合わせなくて済んだのに…」
多田が自分と目線を合わせるためにしゃがみこんでくれた。
自分が下血した汚らわしい血をものともせずに踏み込んで、目の前にしゃがみこんでくれた。
嬉しいけど悔しい。本当ならこんな姿見てほしくない。
自慢だった黒くて長い髪は、ぼさぼさの乱れ髪になってメイクもとうの昔に剝がれ落ち、そして今汚い汚物を垂れ流している。本当だったら彼の記憶の中では綺麗な姿のままでいたかった。
「…さん…おねがいで…」
もううまく口が動かない。
何かが頭の中で叫んでいる。
「かおを…よく…みせ…て」
最期に彼の綺麗な顔を見て死にたかった。
手を伸ばせば彼の頬に触れられそうな距離。
ゆっくりと右手を伸ばすと、彼は手をそっと両手で包んでくれた。
暖かい…。ごつごつとしていて力強そうな彼の手。
身長が高くてすらっとしていながら、ゾンビと何日も戦い続けてもへこたれるどころか周りを励ましてくれるとってもタフな彼。
みんなに頼られる優しくて強いリーダー。
「もうむりそう…あなたの手で送ってくれる…?」
精一杯の笑顔を彼に見せた。
もう無理だ。
今にも彼に噛みつきそう。
彼の華奢に見える首筋に噛みついて、肉を抉り取って咀嚼して…。
きっとおいしいに違いない。
「今までありがとうございました。本当に。僕はあなたのことが大好きでした」
多田が自分の赤くなった瞳をまっすぐ見つめて力強く言ってくれた。
「う…そ…ばっかり…」
嘘だと思っていても彼の言葉は嬉しかった。
ゆっくり目を閉じると、頭に凄い衝撃が走る。
何度も何度も何かに叩きつけられた私の頭はきっと見るも無残な姿になっていることだろう。
それこそ死ぬほど痛いけど…ゾンビになって人を襲うよりはずっといい。
彼を殺してしまうよりはずっといい。
②
「残りは10人か。随分と減っちまったなぁ」
体格の良い中年男性が無精ひげをなでながらにこにこした笑顔でつぶやく。声は随分としゃがれている。
「平野さん。随分と楽しそうですね。そんなに良いことがありました?」
多田が感情なしに冷たく言いながら綺麗な茶髪と顔にかかった返り血を拭っていると、平野と呼ばれた男は手をひらひらと横に振った。
「俺はこれでも悲しいんだよぉ。悲しすぎると笑顔になっちまうことってあるよなぁ?みんなで苦労して天国を作り上げたのに、どこぞのバカのせいで…。夜な夜な泣いてるんだぜ?これでもね」
平野はそう言うが表情とセリフの内容は全く一致しておらず、終始にこにこしている。
多田は、平野の心が読めない人柄には慣れていたので、ため息ひとつついて後ろを振り向いた。
ブツブツと何かを呟き続けている華奢な体格をした神経質そうな若い男と、老若男女7名が心配そうに多田を見つめている。
「せめてこの人たちは守らなければ…」
多田がつぶやくとすかさず平野がセリフをかぶせる。
「守れるさぁ!あんたなら!きっと!まごうことなき、あんたはこの物語の主人公だ!この世界はきっとあんたのためにある!これらのことも全てあんたを成長させるための試練!さぁ、進もうぜぇ!」
「平野さん。本当にこの先で良いんですか?わざわざそんな都心の方へ行かなくてももっと違う場所が良いのでは?」
「駄目だぁ!!!!!!!」
多田の言う事が終わるかどうかの時に、華奢な男、年齢は18歳くらいだろうか?高校生にも見える。髪をきっちりと真ん中分けにしていて、ただでさえ細い釣り目をさらに吊り上げて大声でどなった。
「早く千鶴ちゃんを助けるんだぁ!あの子はあいつに騙されたんだぁ!あの子は被害者なんだぁ!早く行ってあげないと!ゾンビに喰われちゃう!あぁ…もうゾンビになっちゃってるかも!?そうしたらどうするんだ!!!??」
「落ち着いてください。宮本さん。あの子が犯人かどうかは僕も断定するつもりはありません。いずれ話をちゃんと聞こうと思っています。最初から犯人扱いするつもりはありません。ただ、こちらは10人の命がかかっているんです。軽はずみな行動はできません」
多田が宮本を諫めようとすると、周りから怒号が飛ぶ。
「違う!あいつがやったんだ!」「あいつは魔女だ!」「うちの息子はあいつにゾンビにされたぁ!」「あいつを殺さなきゃ死んでも死にきれん!」「あんたは優しすぎる!!もう法律なんてないんだ!犯人はすぐ殺すべきだ!」「殺さないと前に進めない!!」
「落ち着いてください。皆さん。今はそれより僕たちが生き残ることを考えましょう」
多田が必死になだめようとするが興奮した人たちは口々に怒号を上げる。
いや、そうやって怒りの感情で身体を支配しないともう動けないのだ。
とっくに心も体もエネルギーは空っぽ。
それでも動かないといけないとき、もうそれは怒りしかない。
そして、もはや今となっては生きがいになっている。
「さぁさぁ、みんなさんよぉ。あるくぜぇ。あるきまくるぜぇ。頑張って歩けばご飯もお風呂も安心して寝れるベッドもある」
平野がニコニコした笑顔で言う。半分嘘だ。向かう先で安心して眠れる保証等ない。むしろ絶望的とみるのが正しいだろう。だが、このその他大勢達を動かすためなら仕方がない。嘘だって必要ならつくさ。
「金森地区でしたっけ?ライフラインが生きてるって本当なんですか?」
「おうよぉ。まぁ、俺があそこから離れて結構経つからからよぉ。いくらか死んでる場所はあるだろうけどなぁ。あそこの水力・風力発電や上下水道なんかはよぉ、無人で運用できるようになってんだよ。そりゃあ、人間がなんとかしなきゃならねぇエラーが出てたら駄目だけどよぉ。たぶん、大丈夫だ。もう何年も無人でやってるはずだからよぉ」
「なんでそんな良いところから離れたんですか?」
「そりゃぁ、都心からそんな遠くねぇからよぉ。ゾンビはいまだにたくさんうろうろしてるだろうしよぉ。何より前に大規模な戦闘があってよ。それで嫌になった奴らみんな天国に引き上げちまった。一人じゃ生きてけないだろぉ?人ってのはよぉ。寂しがり屋だから多いとこに集まるからよぉ。減ったらもうゴーストタウンよ」
「そうですか…。じゃあ今は誰も住んでないんですね。千鶴さんがそこに向かったってのはなんでそう思うんです?」
「徳山って知ってるだろぉ?あいつも金森地区出身でよぉ。あいつは千鶴がお気に入りでなぁ。しょっちゅう武勇伝を話してたからよぉ。金森地区のことは知ってるはずなんだよ。あとはぁ…まぁ、勘かな?あいつは都心に行くと思う。」
「ん?なんでですか?」
「だってよぉ!片田舎にはあいつが好きなブランドはなーんもねーじゃんかぁ!はっはっは」
「なるほど。可愛く死にたいってよく言ってましたもんね」
「あぁ、そういえばあいつ生きてるんかなぁ」
「え?今でも住んでる人いるんですか?」
「俺もあいつに天国へ一緒に行こうぜ!って誘ったんだけどよぉ。人間嫌いだからって断りやがって!あいつはさぁ、ゾンビじゃないとちんこ勃たないんだってよぉ!!ぎゃははは!じゃあ、2年前以前はどうしてたんだって話だよなぁ!?」
「ゾンビを犯してるんですか?死体を強姦するようなものですね。ちょっと許せません」
「ぎゃははは!イカれてんだよぉ!あいつぅ!!まぁ、きっと死んでるわ。弔ってやらにゃぁ」
二人が話しているとその姿を見てイライラした宮本が叫ぶ。
「早く進みましょう!千鶴ちゃんが死んでたらあんたのせいだからなぁ!ひらのぉおお!!」
多田達が目指すはふーこ達がいる金森地区。
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