勇者と狼の王女の結婚

神夜帳

文字の大きさ
8 / 10
エピローグ

幸せな日々 (R-18)

しおりを挟む
あれから、色々なことがあった。
私は、冒険者となって旦那様の良きパートナーとなった。
メーシェに色々と相談していくうちに、なんと!メーシェが隣に引っ越してきてくれた!
お陰で、色々と捗って…。

今は、あの行為もそれほど恥ずかしくない。

あの夜からしばらくしたある日に、旦那様のパーティにいたという大魔法使いリーヴ様という方が、傷だらけの黒狼族の女性と一緒にやってきて、私たちの森を取り返そうとデミエルフの集団が侵攻してきていることを教えてくれた。



勇者がおおっぴらにその圧倒的な戦力を、いかんなく発揮するには他方への影響が大きすぎるということで、私と旦那様は仮の姿となって、リーヴ様の支援につとめ、無事デミエルフ達を撃退した。

リーヴ様は、それから黒狼族の女性にご執心のようで、毎日のようにプロポーズに通っているけれど、なかなか相手は折れないようだ。
上手くいくといいなと願っている。

あとは、北のマグディシディア公国というところの王子もまた、金狼族と人間とのハーフの女性にご執心で、色々とやらかしているということが、この地にまで噂で流れてきている。金狼族と人間のハーフなんて奇跡みたいな存在に、一国の王子様が恋をするなんて…まるで本に描かれる物語みたいでどきどきする。
いつか、結果を知りたいし、ハッピーエンドだといいなと思う。



今、目の前で旦那様が、ベッドですやすやと昼寝をしている。
ベッドの周りには、たくさんの色々な資料が散在していて、銀狼族というワードがやたらと出てくる。
銀狼族は、黒狼族と森のテリトリー争いをした際に、敗北し、北へ北へとのぼっていった結果、黒狼族より戦闘力が弱いながら、魔法が使えないため、人間に良いように蹂躙されてしまい、そのうちにいくつかの氏族は、うまく人間の良きパートナーとなったようだが、大半のものたちは、奴隷として売買され、酷い目に合っているようだ。



戦った結果だから、私達に非はないが、出自は違うが、同じ狼であることから、その境遇には同情してしまう。
最近は、その酷さが目に余るとのことで、冒険者ギルドから銀狼族の解放を主としたミッションが旦那様の元へやってきたようだ。

リーヴ様も協力するらしい…が、どうもリーヴ様は銀狼族のある女の子が目当てのようだ。
え?黒狼族の女性に通っていたはずではって?
あとで聞いたが、リーヴ様は、無類の女好きらしい…。はぁ…私の旦那様がソラで良かった…。



疲れ切っている旦那様が、疲れマラというやつだろうか?ズボンの股でテントを張っている。

この前も、いいようにやられてしまったばかりだ…。

ちょっとした復讐心と、旦那様を癒してあげようという慈愛の心…いや、本当に。それと、ちょっとばっかりのいたずら心に、首筋がぞくぞくする思いをしながら、旦那様のズボンから大きく固くなったモノを取り出す。

先っぽをぺろぺろと、ときにちろちろと舌で舐めて刺激して…そのたびに、寝ながら甘く呻く旦那様の声が可愛くて可愛くてお腹がきゅんとした。
いくらか舐めたところで、口に含んで、時に吸って、時に、顔を上下に動かして、私の舌は人間よりきっとざらざらしているだろうから、不快に思わない程度に軽く舐めたり、思いっきり刺激を与えたり…。

旦那様の甘い声が部屋に響いていく。

しばらく舐めたり口に含んだりしていると、ばっと旦那様が起きて上体を起こして。

「マリー!そこまでしなくていいって!」

と慌てて声を張り上げた。

自分だって、やめてくれと言っても私のそこをなめるくせに、何を言っているのか。私の気持ちがわかってくれただろうか。
構わずに、搾り取るように舐め続け、口の中で転がす。

「やばっ…!」

という旦那様の声と共に、私の口の中に青臭いどろっとしたものが勢いよく吐き出されていく。
ちょっと、ムセ込みそうになりながら、口から垂れないようにそっと、口からものを抜き取ると。

「出していいから!出していいから!」

と旦那様は慌ててタオルをこちらに渡してくるが、そんな慌てている旦那様の様子が、一泡吹かせてやった!という満足感でニヤニヤとしてしまい、そのまま旦那様を見下すように見つめながら、口の中のモノを飲み込んだ。

正直、美味しくない。

「マリー…」

旦那様の呆れてるようで、どこか嬉しそうなその声に、私はぺろっと舌を出して。

「飲んじゃった」



とあっけらかんと言い放ってやった。

自分の舌から、飲み込み切れていないソレが少し垂れて、着ていたドレスシャツにちょっとシミを作った。
あちゃあと思ったが、まぁ、いいや。
旦那様に後でクリーンの魔法をかけてもらおう。

今日も旦那様には、元の世界に想いを馳せる暇なんてないくらい、楽しい一日が訪れるといいな。

いや、そうじゃない。

私が絶対にそうするんだ!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...