異世界 無限転生！

6章

ライとティスの戦闘訓練の見学(5/6)

ーーーライの家の地下訓練場ーーー

「ティス、魔法主体の戦闘訓練はここまでかな」

「はい」

「それじゃ、次は、戦闘スキルと魔法スキルを同時に使った戦闘訓練かな？」

「そうですね」

「それじゃ、戦闘スキルと魔法スキルを軽く使ったら、本格的に、戦闘訓練するか」

「はい、お願いいたします」

そう言って、俺とティスは、まず、並列思考と思考加速を発動した。

次に、身体強化して、攻撃、防御、速さ、精神、運をアップした。

「なぁ、ティス？」

「なんでしょう？」

「俺達のステータスって、無限だから、身体強化は、良いとして、攻撃、防御、速さ、精神、運をアップする必要ないよな？」

「そういえば、そうですね」

「悪い、ティス、身体強化以外の強化は、戻しておこう」

「わかりました」

「それじゃ、改めて、まずは、剣、槍、鎌、鎚、杖、棒術の武器をアイテムボックスから出してっと」

俺は、そう言いながら、武器を出した。ティスにも、同じように、出してもらった。

「これで、いいですか？ライ様？」

「ああ、ありがとう」

俺は、これからやることを、ティスに念話で、伝えた。

「それじゃ、始めるか！」

「はい！」

俺達は、そう言って、アイテムボックスから、出した武器を、全部、空高く、放り投げた。

そして、一番最初に落ちてきた。剣で、戦闘訓練を始めた。剣で、一通り、訓練が、終わった頃、次に、槍が落ちてきた。

俺達は、剣を地面に、突き刺して、槍を掴んだ。今度は、槍で、戦闘訓練を始めた。槍で、一通り、訓練が、終わった頃、次に、鎌が、落ちてきた。

俺達は、槍を地面に、突き刺して、鎌を掴んだ。今度は、鎌で、戦闘訓練を始めた。鎌で、一通り、訓練が、終わった頃、次に、鎚が、落ちてきた。

俺達は、鎌を地面に、突き刺して、鎚を掴んだ。今度は、鎚で、戦闘訓練を始めた。鎚で、一通り、訓練が、終わった頃、次に、杖が、落ちてきた。

俺達は、鎚を地面に、突き刺して、杖を掴んだ。今度は、杖で、戦闘訓練を始めた。杖で、一通り、訓練が、終わった頃、次に、棒が、落ちてきた。

俺達は、杖を、地面に、突き刺して、棒を掴んだ。今度は、棒で、戦闘訓練を始めた。棒で、一通り、訓練が、終わった頃、アイテムボックスから、弓を出した。

俺達は、ある程度、離れて、対峙した。弓を構えながら、お互いに、攻撃した。時には、フェイントを混ぜて射ってみたり、幻影の矢を生み出して、射ってみたり、普通の矢を時間差で、射ってみたりした。

俺達は、互いに、少し離れた場所で、呼吸を整えていた。

「ふー、ティス、近接と遠距離の戦闘スキルは、このくらいで、次は、魔法スキルかな？」

「まぁ、そうなんですけど、魔法スキルは、そんなに、やらなくても、よくないですか？」

「そうだな、これの戦闘訓練前にも、使っているから、やらなくても、いいかな」

「それじゃ、ティス、今回の戦闘スキルと魔法スキルの戦闘訓練は、ここまでにしよう」

「わかりました」