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第7章 新国テンプルム
第352話 不穏な邂逅①
吸血姫ゼルマラージャが去ってから数日が経った。
大穴の原因も分かったので、調査などはすでに中止して、またテンプルムには平穏な日々が戻っている。
あれからゼルマラージャのことを眷女のみんなにも説明したんだけど、ただやはり魔族ということで、みんなはイマイチ信用してないようだ。
まあ心配なのは分かるけど、彼女には一応邪気も悪意も無かったし、人類に害を及ぼすようなことはしないと思うんだけど……しかし、血に飢えたらどうなるかまではさすがに不明だ。
僕の勘では、彼女に流れる魔族の血は、すでにかなり薄まっているのではないかと踏んでいるのだが……。
それと、勇者ヴァンルーグを調べてみたら、恐らく3000年ほど前の人らしい。
『ヴァンルーグ』という名前までは判明しなかったが、該当する記録がギリギリ残っていたので、多分間違いないと思う。
ゼルマラージャは当時で2000歳と言ってたから、封印されてた期間3000年を含めると、現在5000年以上生きていることになる。
うーん凄いけど、熾光魔竜も数千年生きてるらしいし(正確な歳は分からないって言ってたけど)、アピなんて推定1万年以上生きているんだよね。
フラウは200歳だし、なんか年齢に関する感覚が狂っちゃうな……あ、190歳だったっけ?
ほかにも色々と気になることもあるので、彼女とはもう一度会いたいと思ってる。
いつかまた会える日は来るのだろうか……。
◇◇◇
「ユーリ様、お仕事中失礼いたします。ユーリ様のお知り合いだという女性が城門前に見えてますが、如何なさいますか?」
特殊任務を任せている久魅那が、僕に面会希望している人が居ることを伝えに来た。
王城のセキュリティーも久魅那の管轄だからだ。
久魅那が衛兵からの連絡を先に受け、状況を判断したうえで僕に報告に来るシステムになっている。
さて、前回の訪問者は牙無魔たち異世界人だったけど、今回は誰が来たんだろう?
女性ということは、エーアストのクラスメイトかな? 現在彼らはあちこち飛び回ってるらしいから、近くに寄ったついでに顔を見せに来たのかも?
「分かった、会いに行くよ」
「待ってユーリ! 女性が来たですって? ……気になるわね、アタシたちも一緒に行くわ」
「確かに、危険な香りがしますわね」
「放っておくと、ダーリンは際限なく女を増やすからな」
たまたま僕と一緒に居たメジェールたち眷女メンバーが、一緒に行くと言い出した。今回はナンバーズの任務から帰ってきたネネも居る。
先日ゼルマラージャと夜中に抜け出したことで僕の信用はさらに落ちてしまっていて、何かと監視されてるような状況だ。
それにしても、際限なく女性を増やすだなんて、ちょっと考えすぎだよ……。
「あの、わたしもご一緒してよろしいでしょうか……?」
「ええっ、ネーナちゃんまで?」
なんだ? 何か気になることでもあるのか?
うーん、ネーナにはあまり来てほしくないところだけど、留守番させるのは何か仲間外れにするみたいで可哀想か。
ふと安らぎの空間を作ってくれるネーナは、僕にとって心のオアシスだからね。
「じゃあみんなで行ってみることにしよう。あっ久魅那、その来たという人の名前は分かるかな?」
「す、すみません、わたしとしたことが、うっかりお伝えするのを忘れてました。確かエイミーと名乗っていました」
「エイミーさん!?」
僕とメジェールたちが同時に驚く。
かつて僕たちがカイダ王都でお世話になった女性だ。
そのエイミーさんがこのテンプルムに来たってこと?
「とりあえず行ってみよう」
僕とメジェールたち、ネネ、そして久魅那とネーナは、城門のほうへと歩いて移動する。
ちなみに『空間転移』は、この程度の距離なら使わないようにしている。
城内には人も多いし、無闇に使って万が一の転移事故を起こさないためだ。
まあ転移に失敗したことはないけど。
城門へと着くと、そこには栗色の髪をしたそばかす顔の人懐っこそうな少女が立っていた。
「エイミーさん!」
「うふっ、ヒロさんに会いに来ちゃいました!」
本当にエイミーさんだった。
お別れしてから5ヶ月も経ってないのに、凄く懐かしい気分だ。
「お久しぶりですエイミーさん、いつこのテンプルムにいらしたんですか?」
「昨日の夕方です。すぐにお会いしたかったんですけど、泊まるところとか探さなくちゃいけなかったので断念しました。昨夜はドキドキしてよく眠れませんでしたよ」
「弟さんたち……ニール君やシスちゃん、それにお母さんもいらしてるんですか?」
「いいえ、今回はあたしだけです。でも、近々みんなでこのテンプルムに移住しようと思ってます」
「えっ、カイダ王都にあるあの宿屋はどうするんです?」
「知り合いに譲ることにしました。こっちで新しい職を探そうと思ってます」
「ええっ、大丈夫なんですか!? それに、なんでそんな性急に……」
「もうっ、ヒロさんのせいですよ!」
「僕のせい!?」
な、なんかまずいコトしちゃったのかな?
カイダでは結構暴れちゃったしなあ……アレが原因で、あの宿屋を続けられなくなっちゃったとか?
「カイダに来てくださいねって約束したのに、ヒロさんってば全然来てくれないんですもの!」
「ええっ、そ、そんな理由!? で、でも……」
「あ、ヒロさんのせいって言ったけど、気にしないでください。ヒロさんはもう王様なんですから、簡単に他国に行けないことは分かってます。だから、あたしのほうから移住することに決めたんです」
それはまたずいぶん思い切ったことを……。
まあでも、カイダ王都よりもこのテンプルムのほうが圧倒的に景気はいいと思うから、ここでの生活に不安は少ないとは思うけどね。
治安もいいし、職さえ見つかれば問題なく暮らせるだろう。
「エイミー、久しぶりね。そのうち来るんじゃないかと思ってたわ。この男はニブチンだから、自分から行動しないとダメだもんね」
「メジェールさん、元気そうで何よりです。ヒロさんのこともありますけど、この素晴らしい国で新しい生活をしてみたいと思ったんです。それにしても、ひょっとしてまた増えたんですか?」
ん? エイミーさんが、久魅那、ネネ、ネーナを見てちょっと苦笑する。
眷女のみんなも、何かため息まじりに呆れ顔で返している。
な……何か問題でも?
「すぐ気付くとはさすがね。この久魅那とネーナが新顔よ。あ、ネネにも会ったことなかったか」
「う~ん、どんどん増えますねえ……あたしも頑張らないと!」
「ほんと、ユーリ殿には苦労させられるぜ」
みんなはうんうんと難しい顔をしながら頷いている。
エイミーさんはいったい何を頑張るんだろう?
あ、このテンプルムへの移住のことかな? それなら特に頑張らなくても、エイミーさんなら優先して受け入れるよ。
引っ越しも、家財道具を移動するくらいは手伝ってあげられるしね。
エイミーさんさえ良ければ、仕事のほうも僕がお世話してあげられるかも。
「とりあえず、エイ……」
「ユーリさん! こんなにすぐにお会いできるなんて!」
お? え? な、なんだ!?
突如聞こえてきた声の方を向いてみると、そこには……
「パ、パルレさん!?」
エーアストでお世話になった、冒険者ギルド受付嬢のパルレさんが立っていたのだった。
***********************************
今回は3日連続で更新いたします。
そのあと、次の更新まで1週間ほどあくかもしれません。
かなり不定期な更新でスミマセン(汗)
大穴の原因も分かったので、調査などはすでに中止して、またテンプルムには平穏な日々が戻っている。
あれからゼルマラージャのことを眷女のみんなにも説明したんだけど、ただやはり魔族ということで、みんなはイマイチ信用してないようだ。
まあ心配なのは分かるけど、彼女には一応邪気も悪意も無かったし、人類に害を及ぼすようなことはしないと思うんだけど……しかし、血に飢えたらどうなるかまではさすがに不明だ。
僕の勘では、彼女に流れる魔族の血は、すでにかなり薄まっているのではないかと踏んでいるのだが……。
それと、勇者ヴァンルーグを調べてみたら、恐らく3000年ほど前の人らしい。
『ヴァンルーグ』という名前までは判明しなかったが、該当する記録がギリギリ残っていたので、多分間違いないと思う。
ゼルマラージャは当時で2000歳と言ってたから、封印されてた期間3000年を含めると、現在5000年以上生きていることになる。
うーん凄いけど、熾光魔竜も数千年生きてるらしいし(正確な歳は分からないって言ってたけど)、アピなんて推定1万年以上生きているんだよね。
フラウは200歳だし、なんか年齢に関する感覚が狂っちゃうな……あ、190歳だったっけ?
ほかにも色々と気になることもあるので、彼女とはもう一度会いたいと思ってる。
いつかまた会える日は来るのだろうか……。
◇◇◇
「ユーリ様、お仕事中失礼いたします。ユーリ様のお知り合いだという女性が城門前に見えてますが、如何なさいますか?」
特殊任務を任せている久魅那が、僕に面会希望している人が居ることを伝えに来た。
王城のセキュリティーも久魅那の管轄だからだ。
久魅那が衛兵からの連絡を先に受け、状況を判断したうえで僕に報告に来るシステムになっている。
さて、前回の訪問者は牙無魔たち異世界人だったけど、今回は誰が来たんだろう?
女性ということは、エーアストのクラスメイトかな? 現在彼らはあちこち飛び回ってるらしいから、近くに寄ったついでに顔を見せに来たのかも?
「分かった、会いに行くよ」
「待ってユーリ! 女性が来たですって? ……気になるわね、アタシたちも一緒に行くわ」
「確かに、危険な香りがしますわね」
「放っておくと、ダーリンは際限なく女を増やすからな」
たまたま僕と一緒に居たメジェールたち眷女メンバーが、一緒に行くと言い出した。今回はナンバーズの任務から帰ってきたネネも居る。
先日ゼルマラージャと夜中に抜け出したことで僕の信用はさらに落ちてしまっていて、何かと監視されてるような状況だ。
それにしても、際限なく女性を増やすだなんて、ちょっと考えすぎだよ……。
「あの、わたしもご一緒してよろしいでしょうか……?」
「ええっ、ネーナちゃんまで?」
なんだ? 何か気になることでもあるのか?
うーん、ネーナにはあまり来てほしくないところだけど、留守番させるのは何か仲間外れにするみたいで可哀想か。
ふと安らぎの空間を作ってくれるネーナは、僕にとって心のオアシスだからね。
「じゃあみんなで行ってみることにしよう。あっ久魅那、その来たという人の名前は分かるかな?」
「す、すみません、わたしとしたことが、うっかりお伝えするのを忘れてました。確かエイミーと名乗っていました」
「エイミーさん!?」
僕とメジェールたちが同時に驚く。
かつて僕たちがカイダ王都でお世話になった女性だ。
そのエイミーさんがこのテンプルムに来たってこと?
「とりあえず行ってみよう」
僕とメジェールたち、ネネ、そして久魅那とネーナは、城門のほうへと歩いて移動する。
ちなみに『空間転移』は、この程度の距離なら使わないようにしている。
城内には人も多いし、無闇に使って万が一の転移事故を起こさないためだ。
まあ転移に失敗したことはないけど。
城門へと着くと、そこには栗色の髪をしたそばかす顔の人懐っこそうな少女が立っていた。
「エイミーさん!」
「うふっ、ヒロさんに会いに来ちゃいました!」
本当にエイミーさんだった。
お別れしてから5ヶ月も経ってないのに、凄く懐かしい気分だ。
「お久しぶりですエイミーさん、いつこのテンプルムにいらしたんですか?」
「昨日の夕方です。すぐにお会いしたかったんですけど、泊まるところとか探さなくちゃいけなかったので断念しました。昨夜はドキドキしてよく眠れませんでしたよ」
「弟さんたち……ニール君やシスちゃん、それにお母さんもいらしてるんですか?」
「いいえ、今回はあたしだけです。でも、近々みんなでこのテンプルムに移住しようと思ってます」
「えっ、カイダ王都にあるあの宿屋はどうするんです?」
「知り合いに譲ることにしました。こっちで新しい職を探そうと思ってます」
「ええっ、大丈夫なんですか!? それに、なんでそんな性急に……」
「もうっ、ヒロさんのせいですよ!」
「僕のせい!?」
な、なんかまずいコトしちゃったのかな?
カイダでは結構暴れちゃったしなあ……アレが原因で、あの宿屋を続けられなくなっちゃったとか?
「カイダに来てくださいねって約束したのに、ヒロさんってば全然来てくれないんですもの!」
「ええっ、そ、そんな理由!? で、でも……」
「あ、ヒロさんのせいって言ったけど、気にしないでください。ヒロさんはもう王様なんですから、簡単に他国に行けないことは分かってます。だから、あたしのほうから移住することに決めたんです」
それはまたずいぶん思い切ったことを……。
まあでも、カイダ王都よりもこのテンプルムのほうが圧倒的に景気はいいと思うから、ここでの生活に不安は少ないとは思うけどね。
治安もいいし、職さえ見つかれば問題なく暮らせるだろう。
「エイミー、久しぶりね。そのうち来るんじゃないかと思ってたわ。この男はニブチンだから、自分から行動しないとダメだもんね」
「メジェールさん、元気そうで何よりです。ヒロさんのこともありますけど、この素晴らしい国で新しい生活をしてみたいと思ったんです。それにしても、ひょっとしてまた増えたんですか?」
ん? エイミーさんが、久魅那、ネネ、ネーナを見てちょっと苦笑する。
眷女のみんなも、何かため息まじりに呆れ顔で返している。
な……何か問題でも?
「すぐ気付くとはさすがね。この久魅那とネーナが新顔よ。あ、ネネにも会ったことなかったか」
「う~ん、どんどん増えますねえ……あたしも頑張らないと!」
「ほんと、ユーリ殿には苦労させられるぜ」
みんなはうんうんと難しい顔をしながら頷いている。
エイミーさんはいったい何を頑張るんだろう?
あ、このテンプルムへの移住のことかな? それなら特に頑張らなくても、エイミーさんなら優先して受け入れるよ。
引っ越しも、家財道具を移動するくらいは手伝ってあげられるしね。
エイミーさんさえ良ければ、仕事のほうも僕がお世話してあげられるかも。
「とりあえず、エイ……」
「ユーリさん! こんなにすぐにお会いできるなんて!」
お? え? な、なんだ!?
突如聞こえてきた声の方を向いてみると、そこには……
「パ、パルレさん!?」
エーアストでお世話になった、冒険者ギルド受付嬢のパルレさんが立っていたのだった。
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