無限のスキルゲッター! 毎月レアスキルと大量経験値を貰っている僕は、異次元の強さで無双する

まるずし

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書籍未収録④ 魔王ガールズvsクラスメイト編

1.戦闘開始

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 書籍5巻ではカットとなりましたが、メジェールたちの戦闘の詳細です。

 ***********************************

 メジェールたち5人とジュードたち5人は、お互い戦う相手を見つけて、自然に5対5の個人戦となった。
 バラバラに入り乱れて戦うよりは、こちらの形のほうがきっと負傷者は減るだろう。

「ところでユーリは来てないのか? アイツをぶっ殺してやりたいんだがな」

「ユーリならそこ……じゃなくてここには来てないわよ。ユーリと戦いたければ、アタシたちに勝つことね」

「お、おい、ホントに魔王軍同士で戦うみたいだぜ!? 仲間割れだとしたら、願ってもないこった!」

「ひょっとして、魔王軍内で勢力争いでもあるのか? そして、また『ユーリ』の名前が出てきたぞ」

「今の会話からは、『ユーリ』なる人物は魔王軍ではなく、魔王ガールズのところに居るようですが……」

「『魔王ユーリ』は魔王軍に存在し、『ユーリ』という男は魔王ガールズの元に居ると……? いや、『魔王ユーリ』は存在しないという話だったか。やはり状況が分からぬな」

 まだ混乱状態だけど、『ユーリ』が魔王軍じゃなく魔王ガールズの仲間と認識されるのはいいことだ。
 メジェールたちが来た時はどうなることかと思ったけど、ゼルドナもエーアストもすべて『ユーリ』の仕業と思われていたのが、実はそうじゃないと分かってもらえるだけでも大きな前進になる。
 エーアストの侵攻については、『ユーリ』は一切関わってないのだから。

 メジェールたち、ひょっとして良いタイミングで現れてくれたかも知れない。
 ちょっと邪魔者扱いしちゃったことをあとで謝ろう。


「準備は整ったようね。なら遠慮なく仕掛けさせてもらうわよ。念動力サイコキネシス!」

 まずは予想通り、マズリィンの攻撃で戦いの火蓋が切られた。
 マズリィンのスキルはSSランクの『超能力エスパー』というモノで、何やら色んな能力があるらしい。

『千里眼』ほどではないけど遠方を見ることができたり、言葉にしなくても考えたことを伝える『念話』が使えたり、短距離ではあるが空間自体を跳び越えて移動する『瞬間移動テレポート』という術も存在する。
 もちろん、『超能力エスパー』のスキルレベルによって能力も上がる。

 因みに、瞬間移動テレポートは『空間魔法』にある技らしく、マズリィンは短距離しか移動できないが、『空間魔法』なら長距離の移動も可能だということ。
 ウソかホントか、国家間ほど離れた場所への転移すら可能と聞くけど、伝説で残ってる程度の話なんで真実は分からない。

 そしていまマズリィンが使った『念動力サイコキネシス』というのは、手も使わずに物体を動かす力だ。
 マズリィンはナイフを数十本取り出し、それを『念動力サイコキネシス』によって空中に浮遊させ、フラウに向かって飛ばしてきた。

 弓矢ほどのスピードはないが、なにせ上下左右あらゆる角度から攻撃してくるので、コレを避け続けるのはかなり難しい。
 一度躱しても、そのまま方向を変えてもう一度襲ってくるので、永遠に攻撃は終わらない感じだ。
『玩具屋』が使ってきた技に似てるが、マズリィンは自分の意志で飛ばせる分、自由度が高い。

 しかし、この変則的な攻撃を、フラウはとんでもない方法で防いだ。


「『精密射撃高速一斉砲火エイミングショット・ミリオンファイア』~っ!」


 うん、そんな技はない。
 弓術の技『精密射撃エイミングショット』を、上位スキル『閃鬼』の技術で高速連射しただけだ。
 ただし、1射ごとの威力を絞って、正確さと連射能力を向上させている。
 なかなか考えたな。

 コレはスキル技や、僕の渡した弓『月神を喰らう弓マーナガルム』の性能だけに頼らず、フラウが独自に練習してあみ出した立派な必殺技だ。
 今までは、ちょっと狙えばスキルや弓の補正で簡単に当てられたので、フラウはそれに慢心して練習なんかしてなかったけど、それだけじゃダメだと思ったんだろう。

 頑張ったじゃないか、フラウ。
 元々フラウは冒険者に憧れていただけに、自分の力で技を磨けたのは良い自信に繋がった気がする。

「なっ、何よそれえっ!?」

「おほーっ、こんなに上手く当たるとは!? ワタシもなかなかやりますねえ!」

 宙を飛び交う小さなナイフを矢の連射ですべて撃ち落とされ、マズリィンは愕然とする。
 まさに神技。コレができるのは、世界でもフラウと僕くらいだろう。
 もちろん、『月神を喰らう弓マーナガルム』の追尾機能ホーミング効果も大きかっただろうが。

 因みに、フラウの様子から見ると、どうやら自分が考えていた以上に上手くいったらしい。
 なので、先ほど『眷女』たちのステータスがMAXまで上がった恩恵もあるようだ。

「す、すげえええっ、ヒロの弓術に勝るとも劣らない技だぜ! しかも『測定者スカウター』で見たら、戦闘力11000だ!」

 お、フラウの戦闘力は10000を超えたか。
 これはでも、僕の強力な魔装備込みの数値だから、通常の装備だともう少し落ちるだろうな。
 あ、それと、メジェールが持つスキル『軍神の加護フィジカルブースト』の効果も入ってるのか。

軍神の加護フィジカルブースト』というスキルは、メジェールと一緒に戦うとパーティーメンバーの能力も上がるというモノで、その効果でフラウやリノたちはみんな地力が底上げされている。
 まあ色々強化された結果での戦闘力11000だけど、でも立派な数値だ。


「今度はワタシから攻撃しますよ~、それっ!」

「ふん、あたしに攻撃を当てるのは不可能よ!」

 シュンッ!

「うわあああ、き、消えた~!?」

 フラウの矢が当たる瞬間、マズリィンの姿がフッと掻き消えた。そして少し離れた位置に突然現れる。
瞬間移動テレポート』だ!
 以前見た時は1mくらいしか移動できなかったけど、いまは数mほど移動できるようだ。

 これは一瞬とはいえ、この世界の空間から消えてしまうため、どんな攻撃も当たらない。
 まさに無敵の防御技ではあるが、ただし連続では使えなかったはずだ。

「さすがになかなか手強いデスね」

「まだまだこんなものじゃないわよ!」

「それはこちらも同じデス!」

 うん、いい勝負になりそうだ。
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