【R18】あなたに抱かれたい、もう1度だけでいいから 〜永遠を生きさせられた魔女が愛する人ともう一度結ばれるまで〜

桜葉詩織

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6.彼の種を、どうしても私の体に取り込みたかった ※

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そして、私が余命宣告を受けた夜。
いつものように私たちはベッドの上で手を繋いでいました。
いつもと違っていたのは、2人ともなかなか眠りにつけないということでした。

最初は、体を寄せ合い、体温を確かめるだけの抱擁だけでした

ここに生きている何よりの証拠を、互いに感じ合いたかったのです。
それから、私は自然と、彼の命の源がある彼の中心部分まで手を動かしていきました。
今こそ、あの日、図書館で覚えた知識を発揮する時だと、心の準備が整ったからでした。

「シャルロット……それは……」

普段は柔らかい、私にはないその部分を私は、布越しにそれを愛おしむかのように撫でました。

「オリバーごめんなさい……こうすることしかできなくて」
「シャルロット、そんなのどこで……」
「お願い、何も言わないで、私にあなたの全てを愛させて」

私の手は、オリバーの肉棒が徐々に固くなっていくのを感じていました。
命の種を、子宮という女の土壌に放つために必要な準備が、できておりました。
本当は、この固くなったものを、私の体の中に入れて、種を受け取りたい。
私もまた、自分の心の奥底に眠る、彼の種が欲しいという渇望と戦っておりました。

(お腹の中に入れることができないのなら、せめて……)

私の口もまた、オリバーの肉棒に近づき、そして……。
ちゅっ。
彼の唇にするような軽いキスを、肉棒の先端に落としてみました。

「んっ……」

オリバーの顔が、かすかに歪みました。
しかし、それは苦しみから歪んだのではありません。
私は、先のくぼみにそっと舌を入れてみました。

「んっ……シャル……やめ……」

震える声で私を静止する言葉を放つオリバー。
だけど、私はやめません。
ぺろりと、先っぽを舐め上げると、そのまま口にぱくりと入れました。

「んんっ……」

気持ちよさそうな声が、オリバーの口から漏れました。
私は、初めて、自分という存在がオリバーに快感を与えることができて、とても嬉しくなりました。
手で、擦り上げながら、ぐちゅぐちゅと口の中でオリバーの硬くなった肉棒を愛しました。

「んっ……愛してる……オリバー……」
「やめろ……そこでしゃべらないでくれ……気持ち良すぎてどうにかなりそうなんだ……」
「良いのよオリバー……私で気持ちよくなって……」
「んんんっ!!!」

ぴくんと、オリバーの体が震えました。

「オリバー……もう少しだから待ってて……」

私は、オリバーの種を絞り出すように、ちゅうっと肉棒の先を思いっきり吸い上げ、肉棒を擦る手の速度をあげました。

(どうか、私の中に、あなたの種を……)

そう願った時でした。
ぴゅぴゅっと、彼の先っぽから彼の体温を持つ、少し苦い種が私の舌の上に放たれました。

「はぁ……はぁ……」

オリバーは、荒い息遣いをしながら、私をぎゅっと抱きしめてくれました。

「シャルロット……どうしてこんなことを……」

私は、ごくんとオリバーの種を体内に入れながら言いました。

「あなたの種が、欲しかったの」

例え赤ちゃんが授からない方法だとしても、愛する人の細胞を体に取り入れたいと思うのは、当然のことだと私は思いました。
そして今、それを実現できたことで、私の本能は一瞬ではありますが満足することができました。

それから、私とオリバーは本能に苦しむ時の対処法を身につけ、オリバーの体の傷は徐々に癒えていきました。

ですがいざオリバーとの別れの日が近づくと考えると、やはり欲しくなってしまいました。

オリバーに良く似た可愛い赤ちゃんを。
オリバーの白く美しい種と、私のお腹の中にいる卵が結ばれた愛の結晶を、見てみたかったのです。

どうせ、赤ちゃんを産まなくても、私の命が間も無く尽きることは分かっておりました。
だから奇跡を……祈ることにしたのです。
10月31日に。
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