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6.想定外だった彼の想い
突然の土下座
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(メモ帳とペンがあれば、整理して考えられるのに……)
そう思ったのに。
書いて記録をするためのものが、カサブランカとしての私の周囲には置かれていなかった。
見たところ、書き物をするためのデスクもない。
そして記憶をかる~く探ってみると……家でカサブランカは、何かを書いているシーンがよく出てくる。
なので、カサブランカが何かを書く、ということ自体は自然なこと。
そう思ったからこそ、尋ねた。
「ペンと紙を、もらえる?」
と。
尋ねた相手は、あのアザレア。
何故なら彼女しか近くにいなかったから。
警戒をしているとはいえ、これくらいは聞いたところでさほど影響がないだろう。
そう思っていたのだけど……。
「おやめください!」
アザレアは、顔面蒼白になりながら、私からの……人によっては10秒もしないで終わる用事を拒絶した。
「カサブランカ様は、何も、しないでくださいませ!!」
アザレアは、可憐な姿からからは全く想像できない、空気を割くような金切声をあげた。
私は言葉を返すことを忘れてしまう程、圧倒された。
この時、私がどんな表情をしていたのかはすぐ分かった。
この部屋は、大きな鏡があるから。
そこに映る私……というか、カサブランカはの表情は、私の今の気持ちをどストレートに反映した、困惑、戸惑いの表情。
そうなるのは、ごく普通のはず。
それなのに、アザレアはそんな、カサブランカの表情を見た瞬間に
(え……!?ど、土下座……!?)
それも、いきなり地べたに這いつくばるタイプのものだ。
床に頭をこすりつけそうな勢い。
(こんな土下座、ドラマとか漫画の世界だけじゃないんだ……)
などと、一瞬呑気なことを考えてしまったものの
(なんで、土下座なんかされてるの!?)
「あの、アザレア……?一体どうして」
と聞こうとしたが……。
「ごめんなさい、ごめんなさい。許してください。お願いします」
とブルブル震えながらアザレアは、呪文のように思いつく限りの謝罪と懇願の言葉をぶつぶつ言っていた。
現時点での私……というか、カサブランカの中には、何故アザレアがカサブランカに対してそういう態度を取るのか、ヒントになりそうな情報はなかった。
(どうしたらいいんだ……こう言う場合は……)
これはゲームで言えば……まさに詰み状態……。
攻略本ができれば欲しいところ。
ちなみに私は、ある程度試してみて、攻略が自分の力で無理だな~とちょっと思ったら、すぐ攻略サイトに手を出すタイプのヲタだ。
攻略サイトに十分な情報がない時は、無駄に焦るタイプでもある。
そして私の心境は……どちらかといえば、その時のものに今は、近い。
(と、とりあえずこの場をどうにかした方がいいのか?)
私が何をするべきか、必死にアイディアを巡らせていると、ドアの外から声がした。
「エディ王子、参られました」
と。
そう思ったのに。
書いて記録をするためのものが、カサブランカとしての私の周囲には置かれていなかった。
見たところ、書き物をするためのデスクもない。
そして記憶をかる~く探ってみると……家でカサブランカは、何かを書いているシーンがよく出てくる。
なので、カサブランカが何かを書く、ということ自体は自然なこと。
そう思ったからこそ、尋ねた。
「ペンと紙を、もらえる?」
と。
尋ねた相手は、あのアザレア。
何故なら彼女しか近くにいなかったから。
警戒をしているとはいえ、これくらいは聞いたところでさほど影響がないだろう。
そう思っていたのだけど……。
「おやめください!」
アザレアは、顔面蒼白になりながら、私からの……人によっては10秒もしないで終わる用事を拒絶した。
「カサブランカ様は、何も、しないでくださいませ!!」
アザレアは、可憐な姿からからは全く想像できない、空気を割くような金切声をあげた。
私は言葉を返すことを忘れてしまう程、圧倒された。
この時、私がどんな表情をしていたのかはすぐ分かった。
この部屋は、大きな鏡があるから。
そこに映る私……というか、カサブランカはの表情は、私の今の気持ちをどストレートに反映した、困惑、戸惑いの表情。
そうなるのは、ごく普通のはず。
それなのに、アザレアはそんな、カサブランカの表情を見た瞬間に
(え……!?ど、土下座……!?)
それも、いきなり地べたに這いつくばるタイプのものだ。
床に頭をこすりつけそうな勢い。
(こんな土下座、ドラマとか漫画の世界だけじゃないんだ……)
などと、一瞬呑気なことを考えてしまったものの
(なんで、土下座なんかされてるの!?)
「あの、アザレア……?一体どうして」
と聞こうとしたが……。
「ごめんなさい、ごめんなさい。許してください。お願いします」
とブルブル震えながらアザレアは、呪文のように思いつく限りの謝罪と懇願の言葉をぶつぶつ言っていた。
現時点での私……というか、カサブランカの中には、何故アザレアがカサブランカに対してそういう態度を取るのか、ヒントになりそうな情報はなかった。
(どうしたらいいんだ……こう言う場合は……)
これはゲームで言えば……まさに詰み状態……。
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ちなみに私は、ある程度試してみて、攻略が自分の力で無理だな~とちょっと思ったら、すぐ攻略サイトに手を出すタイプのヲタだ。
攻略サイトに十分な情報がない時は、無駄に焦るタイプでもある。
そして私の心境は……どちらかといえば、その時のものに今は、近い。
(と、とりあえずこの場をどうにかした方がいいのか?)
私が何をするべきか、必死にアイディアを巡らせていると、ドアの外から声がした。
「エディ王子、参られました」
と。
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