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7.呪われしアルストメリー
ノアの封印術
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そんなことが頭によぎった時だった。
「全く、凄いですね、この愚弟の執念は。尊敬すらしますよ」
というノアの声が聞こえた。
かと思えば、次の瞬間
「ぐはっ……!」
(ええええええ!?)
ただでさえ、お腹を押さえて苦しそうにしているエディ王子の側に急に現れたかと思うと、そのままエディ王子を地面に押さえつけ、よりにもよってお腹の上に馬乗りになった。
「ちょっ、え?ちょ、ま……」
この2人、仲が悪そうなのは明らかだが、兄弟だと言っていた。
いくら仲が悪いとしても……そんな無理に押さえつけるなんて、普通はそんなことするだろうか……と一瞬考えたが……私は普通ではないケースも知っているので、押さえつけるくらいはあるかも、の発想まではできた。
だが、そうだとしても、ノアの馬乗りの仕方は押さえつけるというレベルを超えている。
まるで、地面に無理やりエディ王子の体を埋め込むのでは……という程の力を、エディ王子のお腹部分にかけていることは分かった。
普通の状態でも、胃や腸がある部分だ。
口から何かが出てきてもおかしくない、そんな押さえつけ方。
(どうしてそんな真似ができるのだろう……?)
と考えていると、急に地面の揺れが収まった。
じわりじわりと終わったわけではない。
本当にぴたりと、止まったのだ。
それからすぐ、天井や壁の崩壊も収まり、ぱたりと空気が静かになった。
(どういうこと?)
先ほどまで苦しそうにしていたエディ王子もまた、ぐったりと意識を失ってしまったかのように仰向けで倒れており、ノアはすでにエディ王子から離れていた。
ノアの顔色が、ほんの少し青みがかっていて、汗がぽたぽたと滴り落ちていた。
「どういうことですか?」
そんなノアに、プルメリアが詰め寄っている。
「どうして、王子の魔力の暴走が再び起きたのですか?カサブランカ様を連れ去る時、確実にあなたが、封印を施したのではないのですか」
「ええ、確かに施したはずです。でも、やはり私の力では完全には無理なようでした」
「そんなバカな……!この封印のために、あなたはこれまで王子の細胞を変えてきたはずでしょう!?それが失敗したというの!?」
(今、何を言った……?)
「このままでは、カサブランカ様の解放ができませんわ……!?」
「全く、凄いですね、この愚弟の執念は。尊敬すらしますよ」
というノアの声が聞こえた。
かと思えば、次の瞬間
「ぐはっ……!」
(ええええええ!?)
ただでさえ、お腹を押さえて苦しそうにしているエディ王子の側に急に現れたかと思うと、そのままエディ王子を地面に押さえつけ、よりにもよってお腹の上に馬乗りになった。
「ちょっ、え?ちょ、ま……」
この2人、仲が悪そうなのは明らかだが、兄弟だと言っていた。
いくら仲が悪いとしても……そんな無理に押さえつけるなんて、普通はそんなことするだろうか……と一瞬考えたが……私は普通ではないケースも知っているので、押さえつけるくらいはあるかも、の発想まではできた。
だが、そうだとしても、ノアの馬乗りの仕方は押さえつけるというレベルを超えている。
まるで、地面に無理やりエディ王子の体を埋め込むのでは……という程の力を、エディ王子のお腹部分にかけていることは分かった。
普通の状態でも、胃や腸がある部分だ。
口から何かが出てきてもおかしくない、そんな押さえつけ方。
(どうしてそんな真似ができるのだろう……?)
と考えていると、急に地面の揺れが収まった。
じわりじわりと終わったわけではない。
本当にぴたりと、止まったのだ。
それからすぐ、天井や壁の崩壊も収まり、ぱたりと空気が静かになった。
(どういうこと?)
先ほどまで苦しそうにしていたエディ王子もまた、ぐったりと意識を失ってしまったかのように仰向けで倒れており、ノアはすでにエディ王子から離れていた。
ノアの顔色が、ほんの少し青みがかっていて、汗がぽたぽたと滴り落ちていた。
「どういうことですか?」
そんなノアに、プルメリアが詰め寄っている。
「どうして、王子の魔力の暴走が再び起きたのですか?カサブランカ様を連れ去る時、確実にあなたが、封印を施したのではないのですか」
「ええ、確かに施したはずです。でも、やはり私の力では完全には無理なようでした」
「そんなバカな……!この封印のために、あなたはこれまで王子の細胞を変えてきたはずでしょう!?それが失敗したというの!?」
(今、何を言った……?)
「このままでは、カサブランカ様の解放ができませんわ……!?」
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