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7.呪われしアルストメリー
これが、私としての戦い方
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(はい、あなたを疑っています、とても)
ぶつけてやりたい。
強く。
この言葉を。
この世界で生きているのは、私の感覚ではまだ2日くらいしか関わっていない。
途中、意識を失っていた時間がどれくらいかはわからないので、正式な時間ではない可能性は十分があるが。
でも、結局意識がある間の接触時間はせいぜいそれくらいなのに変わりはない。
その短期間で、私は振り回されている。
真横でぐったりしているエディ王子との、突然のセックスから始まり、小説の情報とは全く違う、プルメリアの存在にも。
そして……特にこの、目の前の、ノアという男。
最初は味方だと思っていた。
何も知らない私を、助けてくれる存在だと思っていた。
だけど、彼の持つ得体の知れない力と、何かをされたかもしれないという彼への疑惑に、恐怖心が膨れ上がってくる。
正解が見えない、モヤの中を歩く時と感覚は似ているのかもしれない。
目の前の光に導かれて歩いた結果、足元の落とし穴に気づかない。
普通の状態であれば、気付けてたはずの落とし穴にハマるときは、そういう時。
……今、私は、落とし穴に突き落とされそうになっているのではないだろうか。
ノアという男に。
「ふう……」
私は、気分を変えるために大きく息を吸ってみた。
酸素が、脳に染み渡るようだ。
ほんの少しだけ、考えが落ち着いた。
そして気づいた。
今まで、自分は浅い呼吸をしていたということに。
それにより、息がちゃんと吸えず、過呼吸一歩手前までいたことに。
「……ねえ……」
私は、考えた。
ちゃんと、考えた。
ただ、疑っているいないを言うだけでは、きっと意味がない。
ノアの質問を逆手に取れ。
なぜこの質問をしたのかを嗅ぎ分けろ。
そして、掴め。
反撃のチャンスを。
「……私に、疑ってほしくないの?」
これが、今私にできる反撃。
質問に、質問で返す。
これは、自分の心を隠しながら、相手の本音を探る、交渉術。
これは、私の戦い方だ。
私としての。
「どういうことです?」
ノアの眉間に皺が寄った。
彼の本音が、少し見えた気がした。
ぶつけてやりたい。
強く。
この言葉を。
この世界で生きているのは、私の感覚ではまだ2日くらいしか関わっていない。
途中、意識を失っていた時間がどれくらいかはわからないので、正式な時間ではない可能性は十分があるが。
でも、結局意識がある間の接触時間はせいぜいそれくらいなのに変わりはない。
その短期間で、私は振り回されている。
真横でぐったりしているエディ王子との、突然のセックスから始まり、小説の情報とは全く違う、プルメリアの存在にも。
そして……特にこの、目の前の、ノアという男。
最初は味方だと思っていた。
何も知らない私を、助けてくれる存在だと思っていた。
だけど、彼の持つ得体の知れない力と、何かをされたかもしれないという彼への疑惑に、恐怖心が膨れ上がってくる。
正解が見えない、モヤの中を歩く時と感覚は似ているのかもしれない。
目の前の光に導かれて歩いた結果、足元の落とし穴に気づかない。
普通の状態であれば、気付けてたはずの落とし穴にハマるときは、そういう時。
……今、私は、落とし穴に突き落とされそうになっているのではないだろうか。
ノアという男に。
「ふう……」
私は、気分を変えるために大きく息を吸ってみた。
酸素が、脳に染み渡るようだ。
ほんの少しだけ、考えが落ち着いた。
そして気づいた。
今まで、自分は浅い呼吸をしていたということに。
それにより、息がちゃんと吸えず、過呼吸一歩手前までいたことに。
「……ねえ……」
私は、考えた。
ちゃんと、考えた。
ただ、疑っているいないを言うだけでは、きっと意味がない。
ノアの質問を逆手に取れ。
なぜこの質問をしたのかを嗅ぎ分けろ。
そして、掴め。
反撃のチャンスを。
「……私に、疑ってほしくないの?」
これが、今私にできる反撃。
質問に、質問で返す。
これは、自分の心を隠しながら、相手の本音を探る、交渉術。
これは、私の戦い方だ。
私としての。
「どういうことです?」
ノアの眉間に皺が寄った。
彼の本音が、少し見えた気がした。
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