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7.呪われしアルストメリー
本当に、私が使ってもいいのだろうか
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「何!?何か分かった!?」
「分かった……という程ではない……が……」
「何でも良いから、思い出したことは全部言って!!」
私は、祈った。
彼が、もし私が手に入れた記憶とほぼ同じものを持っていたら……それが正解に限りなく近い、はずだ。
確証はないけど、カサブランカの脳の神経がそうだと言ってくれているような気がする。
証拠らしい証拠がない今は、微かなものにすがるしかないから。
「カシーは……俺の腹に手を当てて……何かを言っていた……」
「……っ!!何て言ったの!?」
「そ、そこまでは……」
「ちっ、使えねえ」
「今、何か言ったか?」
しまった。
心の声でつぶやいたはずが、少し声に出てしまったようだ。
私は咳払いで適当にごまかした。
怪訝そうな表情をしたエディ王子がじーっと私に視線を浴びせているのは、ちょっと痛かったが、私が擦り合わせたかった情報の一部はピッタリ合ったので
(やってみる価値は、あるだろう)
と思った。
が、その時一瞬よぎったのは、ここに来てまだすぐの頃。
ノアに、初めてカサブランカの力を見せてもらった時のことだ。
あっという間に植物を枯らせたという現実。
母親の腹を突き破り、命を奪ってでもこの世に生まれ出てきたと言う、過去の事実。
それらを考えた時に、体には魔があったとしても、全く使い方を知らない私が、自分の意思で魔を使ってもいいのだろうかと、不安がよぎった。
(もし……私の仮説が間違ってたとしたら……)
カサブランカの魔は、ヘタをしたら誰かの命を奪う。
ここにいる、エディ王子やアザレアの可能性もあるが、何よりカサブランカ自身にも、命の危険がある。
それくらい強いこの魔を、本当に確証もなく使おうとしても良いのだろうか……?
「分かった……という程ではない……が……」
「何でも良いから、思い出したことは全部言って!!」
私は、祈った。
彼が、もし私が手に入れた記憶とほぼ同じものを持っていたら……それが正解に限りなく近い、はずだ。
確証はないけど、カサブランカの脳の神経がそうだと言ってくれているような気がする。
証拠らしい証拠がない今は、微かなものにすがるしかないから。
「カシーは……俺の腹に手を当てて……何かを言っていた……」
「……っ!!何て言ったの!?」
「そ、そこまでは……」
「ちっ、使えねえ」
「今、何か言ったか?」
しまった。
心の声でつぶやいたはずが、少し声に出てしまったようだ。
私は咳払いで適当にごまかした。
怪訝そうな表情をしたエディ王子がじーっと私に視線を浴びせているのは、ちょっと痛かったが、私が擦り合わせたかった情報の一部はピッタリ合ったので
(やってみる価値は、あるだろう)
と思った。
が、その時一瞬よぎったのは、ここに来てまだすぐの頃。
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あっという間に植物を枯らせたという現実。
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それらを考えた時に、体には魔があったとしても、全く使い方を知らない私が、自分の意思で魔を使ってもいいのだろうかと、不安がよぎった。
(もし……私の仮説が間違ってたとしたら……)
カサブランカの魔は、ヘタをしたら誰かの命を奪う。
ここにいる、エディ王子やアザレアの可能性もあるが、何よりカサブランカ自身にも、命の危険がある。
それくらい強いこの魔を、本当に確証もなく使おうとしても良いのだろうか……?
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