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8.神から与えられたのは、罰と……
一度、リセット
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(どうにもこうにも、このままだと良くない……)
私の脳の中でアルフィーと会話をし、私が通訳してエディ王子に伝えるというだけで、相当な時間のロスが発生していたのだ。
1回、アルフィーを自分の脳から出したい。
一度、リセットだ。
そう思った時
「霊の魔人に触れろ」
「え?」
「そうすれば、この体から俺は抜けられる」
「サンクス」
話をする前に話が通る。
まさにツーカー。
指示出しをする手間が省かれるのは、本当に楽。
この楽さを覚えてしまったら、いちいち考えたことを、口にしたり文字に起こしたりするのが馬鹿馬鹿しくなる。
こんなチートすぎる能力がもしあったなら、現世での仕事はもっとスムーズだったんだろうな……と虚しい妄想までしてしまう。
そんなわけで、私は地面にぐったりしているアザレアの体に触れようとしたが……。
「本当に大丈夫……?」
確か、アザレアの体は相当危ないことになっている……と、アルフィーが言っていた。
そんな状況で、アザレアの体にアルフィーを戻したら……アザレアが死んじゃうなんてこともあるのでは。
「おそらく後数回くらいなら大丈夫かもしれないが、保証はできない」
「…………マジか…………」
「俺も、正直どうなるか分からない」
「うー………………」
実際、アザレアは小さく可愛らしい声で、うめき声をあげ続けている……。
私も、一瞬取り憑かれた時感覚を体験はしたから、それを同じ状況だったとすれば……と仮定するが……あれは、きつい。
徹夜明けであれされたら、私は数日は意識を失っていたかもしれない。
それくらい、肉体的には大きな衝撃を与えてくるのだ。霊が体に入るというのは。
(どうするかなぁ……)
霊が入ることで、アザレアの体に少しでもメリットがデメリットを上回ることができれば……まだいけるのでは?
(あ、これなら……)
「どうした、何か思いついたようだな」
「あ、そうなのよ、アルフィー」
年齢的にはだいぶ先輩だけど、もういちいちさん付けするのもめんどくさいし、何より脳をシェアした仲間みたいなものなので、容赦無くタメ語呼び捨てにさせてもらうことにした。
「あのさ、この後アザレアの体に戻ってもらうんだけど」
「腹括ったのか」
「ああ、それで本題はこれからなんだけど」
「本題?」
「そ、今から私が脳内でイメージすること、アザレアの中に入ったら少し実践してくれる?」
「は?」
「いいから、読む!」
「わ、わかった……」
「…………」
「…………ランカ…………」
「何」
「このポーズは…………何だ…………」
「何って、亡骸のポーズ」
「亡骸だと!?」
「そう。これをすると、全身体の力が抜けてリラックスできるのよ~」
昔、あまりにも体調悪い時期が続いた時、ダメ元でヨガの体験レッスンに行った。
他のポーズは体の硬さでほとんどお遊戯会のダンスレベルでしかできなかったが、唯一このポーズだけは
「うわっ、ヨガしてる!癒される!」
と思ったものなのだ。
本当は温泉とかマッサージとか色々試してあげたかったが、今すぐできそうなこととして、横になるだけでできるこのポーズが無難かな、と思ったのだ。
我ながら、良いアイディアだと思うのだが……。
「…………」
「いいから、まずはやる」
「………………分かった」
「よし、話が早い」
アルフィーが何か言いたそうな様子なのは気にしないことにして、とりあえずアザレアのほっぺに触ってみた。
同姓同士なら許される、セクハラにはならないかもだけどちょっと触ってみたかった、アザレアの天使のようなほっぺは……やわらかくて、食べたらカスタードクリームが出るんじゃないか……とまで思った。
私の脳の中でアルフィーと会話をし、私が通訳してエディ王子に伝えるというだけで、相当な時間のロスが発生していたのだ。
1回、アルフィーを自分の脳から出したい。
一度、リセットだ。
そう思った時
「霊の魔人に触れろ」
「え?」
「そうすれば、この体から俺は抜けられる」
「サンクス」
話をする前に話が通る。
まさにツーカー。
指示出しをする手間が省かれるのは、本当に楽。
この楽さを覚えてしまったら、いちいち考えたことを、口にしたり文字に起こしたりするのが馬鹿馬鹿しくなる。
こんなチートすぎる能力がもしあったなら、現世での仕事はもっとスムーズだったんだろうな……と虚しい妄想までしてしまう。
そんなわけで、私は地面にぐったりしているアザレアの体に触れようとしたが……。
「本当に大丈夫……?」
確か、アザレアの体は相当危ないことになっている……と、アルフィーが言っていた。
そんな状況で、アザレアの体にアルフィーを戻したら……アザレアが死んじゃうなんてこともあるのでは。
「おそらく後数回くらいなら大丈夫かもしれないが、保証はできない」
「…………マジか…………」
「俺も、正直どうなるか分からない」
「うー………………」
実際、アザレアは小さく可愛らしい声で、うめき声をあげ続けている……。
私も、一瞬取り憑かれた時感覚を体験はしたから、それを同じ状況だったとすれば……と仮定するが……あれは、きつい。
徹夜明けであれされたら、私は数日は意識を失っていたかもしれない。
それくらい、肉体的には大きな衝撃を与えてくるのだ。霊が体に入るというのは。
(どうするかなぁ……)
霊が入ることで、アザレアの体に少しでもメリットがデメリットを上回ることができれば……まだいけるのでは?
(あ、これなら……)
「どうした、何か思いついたようだな」
「あ、そうなのよ、アルフィー」
年齢的にはだいぶ先輩だけど、もういちいちさん付けするのもめんどくさいし、何より脳をシェアした仲間みたいなものなので、容赦無くタメ語呼び捨てにさせてもらうことにした。
「あのさ、この後アザレアの体に戻ってもらうんだけど」
「腹括ったのか」
「ああ、それで本題はこれからなんだけど」
「本題?」
「そ、今から私が脳内でイメージすること、アザレアの中に入ったら少し実践してくれる?」
「は?」
「いいから、読む!」
「わ、わかった……」
「…………」
「…………ランカ…………」
「何」
「このポーズは…………何だ…………」
「何って、亡骸のポーズ」
「亡骸だと!?」
「そう。これをすると、全身体の力が抜けてリラックスできるのよ~」
昔、あまりにも体調悪い時期が続いた時、ダメ元でヨガの体験レッスンに行った。
他のポーズは体の硬さでほとんどお遊戯会のダンスレベルでしかできなかったが、唯一このポーズだけは
「うわっ、ヨガしてる!癒される!」
と思ったものなのだ。
本当は温泉とかマッサージとか色々試してあげたかったが、今すぐできそうなこととして、横になるだけでできるこのポーズが無難かな、と思ったのだ。
我ながら、良いアイディアだと思うのだが……。
「…………」
「いいから、まずはやる」
「………………分かった」
「よし、話が早い」
アルフィーが何か言いたそうな様子なのは気にしないことにして、とりあえずアザレアのほっぺに触ってみた。
同姓同士なら許される、セクハラにはならないかもだけどちょっと触ってみたかった、アザレアの天使のようなほっぺは……やわらかくて、食べたらカスタードクリームが出るんじゃないか……とまで思った。
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