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8.神から与えられたのは、罰と……
攻めるって、こんな楽しさがあるんだな
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「1つ、言わせてもらいたいんだけど」
私はエディ王子の裾を全力で引っ張り、無理やり王子をしゃがませた。
また目眩がしたのだろう。
ぐったりと、肩にもたれかかってきた。
エディ王子の吐息がとても荒くなっている。
私は、かつて小さな弟にそうしてやったように、頭を撫でてやりながら
「私、もう2回あなたとセックスしてますよ」
ちゃんと本題はぶっ込んでやった。
「言うな……」
エディ王子は、私の……というよりカサブランカの首筋に顔を埋めたまま力なく答えた。
「知らなかったんだ……カシーじゃないって……」
(まあ、そりゃそうだよな)
自分が同じ立場だったとしたら、死にたくなると思う。
「だからこれ以上は……」
きっと裏切りたくない、と続けたかったのかもしれない。
でも、エディ王子の体力はもうそこまでもたなかったのだろう。
ただ声にならない息が、首筋にかかるだけ。
気持ちは分かるとはどうしても言えない。
私は、心だけは処女だし、付き合った経験だってない。
好きな人はそれなりにいても、妄想するレベルの恋愛しかしてない。
自分から熱烈に告白をすることなんか、もちろんしなかった。
だから、気持ちは分からない。
でも、エディ王子を助けてあげたいという、私の心には正直になりたいと思った。
だから私は、エディ王子を優しく地面に押し倒した。
「なっ……」
何をするんだ。
そう、乾いた唇が言った。
「黙って」
私は、エディ王子の体に馬乗りになり、これ以上何も言わせないようにキスで唇を塞いだ。
カサブランカの体は、キスの仕方を覚えていたのだろう。
自然と、エディ王子の唇の中に、舌をねじ込み、エディ王子の口内を舐めることができた。
「んふっ……」
(ああ、なるほど。攻めるって、こんな楽しさがあるんだな)
私はどちらかと言えば、受け身のヒロインが出てくるTL全般の方が好みだった。
この俺様王子に愛されるこの小説だって、夜の妄想に何度も使わせてもらった。
けれど真逆のシチュエーション……俺様男として作られたこの王子を自分が組み敷いているという状況に、申し訳ないが下腹部がうずきそうになるくらいには、興奮し始めている。
入り口部分が、微かに湿ってきているのが感触で分かった。
(カサブランカの意思なのか、私の意思なのか)
難しいことを考えすぎるとキリがない。
だから、一旦ほとんど全ての考えるべき事象を棚にあげて、私はエディ王子にこう言った。
「あなたは、カシーを決して裏切ることにはならない!」
「だが……」
(ぐだぐだうるさいなぁ……)
「ほら触りなさい!」
私は、エディ王子の手を、この体の中心まで持ってきてやった。
普通の状況だったら、絶対にこんなことはできないけれど、恥ずかしいとか言ってられない。
人の命がかかっているときは、羞恥心よりもずっと大事なものがあるのだと私は知った。
「ほら。王子が大好きで仕方がない、カシーの体が濡れてるの。あんたと繋がりたいと体が訴えてるの、ねえ分かる?」
まるで淡々と、後輩に仕事をする理由を説明するかのような物言いだなと思ってしまった。
私はエディ王子の裾を全力で引っ張り、無理やり王子をしゃがませた。
また目眩がしたのだろう。
ぐったりと、肩にもたれかかってきた。
エディ王子の吐息がとても荒くなっている。
私は、かつて小さな弟にそうしてやったように、頭を撫でてやりながら
「私、もう2回あなたとセックスしてますよ」
ちゃんと本題はぶっ込んでやった。
「言うな……」
エディ王子は、私の……というよりカサブランカの首筋に顔を埋めたまま力なく答えた。
「知らなかったんだ……カシーじゃないって……」
(まあ、そりゃそうだよな)
自分が同じ立場だったとしたら、死にたくなると思う。
「だからこれ以上は……」
きっと裏切りたくない、と続けたかったのかもしれない。
でも、エディ王子の体力はもうそこまでもたなかったのだろう。
ただ声にならない息が、首筋にかかるだけ。
気持ちは分かるとはどうしても言えない。
私は、心だけは処女だし、付き合った経験だってない。
好きな人はそれなりにいても、妄想するレベルの恋愛しかしてない。
自分から熱烈に告白をすることなんか、もちろんしなかった。
だから、気持ちは分からない。
でも、エディ王子を助けてあげたいという、私の心には正直になりたいと思った。
だから私は、エディ王子を優しく地面に押し倒した。
「なっ……」
何をするんだ。
そう、乾いた唇が言った。
「黙って」
私は、エディ王子の体に馬乗りになり、これ以上何も言わせないようにキスで唇を塞いだ。
カサブランカの体は、キスの仕方を覚えていたのだろう。
自然と、エディ王子の唇の中に、舌をねじ込み、エディ王子の口内を舐めることができた。
「んふっ……」
(ああ、なるほど。攻めるって、こんな楽しさがあるんだな)
私はどちらかと言えば、受け身のヒロインが出てくるTL全般の方が好みだった。
この俺様王子に愛されるこの小説だって、夜の妄想に何度も使わせてもらった。
けれど真逆のシチュエーション……俺様男として作られたこの王子を自分が組み敷いているという状況に、申し訳ないが下腹部がうずきそうになるくらいには、興奮し始めている。
入り口部分が、微かに湿ってきているのが感触で分かった。
(カサブランカの意思なのか、私の意思なのか)
難しいことを考えすぎるとキリがない。
だから、一旦ほとんど全ての考えるべき事象を棚にあげて、私はエディ王子にこう言った。
「あなたは、カシーを決して裏切ることにはならない!」
「だが……」
(ぐだぐだうるさいなぁ……)
「ほら触りなさい!」
私は、エディ王子の手を、この体の中心まで持ってきてやった。
普通の状況だったら、絶対にこんなことはできないけれど、恥ずかしいとか言ってられない。
人の命がかかっているときは、羞恥心よりもずっと大事なものがあるのだと私は知った。
「ほら。王子が大好きで仕方がない、カシーの体が濡れてるの。あんたと繋がりたいと体が訴えてるの、ねえ分かる?」
まるで淡々と、後輩に仕事をする理由を説明するかのような物言いだなと思ってしまった。
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