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8.神から与えられたのは、罰と……
助けてもらいたい
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エディ王子は、握り拳を作りながら、さらに言葉を続ける。
「俺たちは、魔人のことを知った。もし、この魔人がホープスターに絡んでいるとしたら……」
「というより、すでにノアさんがガッツリ絡んでる」
「だよな。だから、父上が何故あんな発言を俺にしたのかも含めて、魔人が絡んでいる気がする」
「……私は、ほぼ確実だと思う」
「やっぱりそうだよな……」
エディ王子は、大きなため息をつきながら、私の手を握ってきた。
これが無意識の行動だとしたら、やはりタチが悪すぎる、と私は思った。
心臓の高鳴りが伝わりそうで、怖くなった。
「だから、ランカに助けてもらいたい」
「もうすでに助けてあげてると思うけど」
特に、魔力を制御するために何回あんたとセックスしてあげたと思ってるんだ、と言ってやりたかった。
でも、言うのをためらった。
「まあ、そうだな……ランカには……ほんと……頭が下がる」
「一国の王子にそう言われるのは、悪い気はしない」
これは本音だ。
「だから、ランカにもう少しだけ頼らせてほしい」
「どう言うこと?」
「この国はランカ……お前が前にいた場所に関係しているんだろう?」
(それどころか、ほぼまんまです)
「ランカの世界に、カシーを取り戻すヒントが隠されてる気がする」
「…………そ、そんなわけ」
「ないかどうかは、聞いてみないと分からない。……ランカなら、そう、言うんじゃないのか?」
「それは……そうかもしれないけれど……」
私は、何も言葉が続かなかった。
「頼むランカ。ランカの世界のことを、教えてくれないか」
「…………過去と向き合う……か……」
「え?」
「王子、さっき言ったでしょ。過去と向き合わなきゃダメだって。……まさか私まで、それをしないといけなくなるなんて……」
なんの因果だろうか。
魔人という存在を知り、アルストメリーの歴史を知り、さまざまな疑惑が浮かび上がったと思ったら、まさか私のところに巡ってくるなんて。
(そういえば、アルフィーは今頃どうしてるんだろう……)
ふと、そんなことが頭によぎった。
でも、それはいずれわかること。
私の予知が、そう教えてくれている。
だから、私は大きく深呼吸をしてから、エディ王子を軽く睨みつけた。
「ショックを受けても、知らないんだからね」
「カシーがいなくなったショックに比べれば、どれもがかすり傷さ」
「……ほんと、言ってくれる」
私はまず、例の小説のことから話すことにした。
「俺たちは、魔人のことを知った。もし、この魔人がホープスターに絡んでいるとしたら……」
「というより、すでにノアさんがガッツリ絡んでる」
「だよな。だから、父上が何故あんな発言を俺にしたのかも含めて、魔人が絡んでいる気がする」
「……私は、ほぼ確実だと思う」
「やっぱりそうだよな……」
エディ王子は、大きなため息をつきながら、私の手を握ってきた。
これが無意識の行動だとしたら、やはりタチが悪すぎる、と私は思った。
心臓の高鳴りが伝わりそうで、怖くなった。
「だから、ランカに助けてもらいたい」
「もうすでに助けてあげてると思うけど」
特に、魔力を制御するために何回あんたとセックスしてあげたと思ってるんだ、と言ってやりたかった。
でも、言うのをためらった。
「まあ、そうだな……ランカには……ほんと……頭が下がる」
「一国の王子にそう言われるのは、悪い気はしない」
これは本音だ。
「だから、ランカにもう少しだけ頼らせてほしい」
「どう言うこと?」
「この国はランカ……お前が前にいた場所に関係しているんだろう?」
(それどころか、ほぼまんまです)
「ランカの世界に、カシーを取り戻すヒントが隠されてる気がする」
「…………そ、そんなわけ」
「ないかどうかは、聞いてみないと分からない。……ランカなら、そう、言うんじゃないのか?」
「それは……そうかもしれないけれど……」
私は、何も言葉が続かなかった。
「頼むランカ。ランカの世界のことを、教えてくれないか」
「…………過去と向き合う……か……」
「え?」
「王子、さっき言ったでしょ。過去と向き合わなきゃダメだって。……まさか私まで、それをしないといけなくなるなんて……」
なんの因果だろうか。
魔人という存在を知り、アルストメリーの歴史を知り、さまざまな疑惑が浮かび上がったと思ったら、まさか私のところに巡ってくるなんて。
(そういえば、アルフィーは今頃どうしてるんだろう……)
ふと、そんなことが頭によぎった。
でも、それはいずれわかること。
私の予知が、そう教えてくれている。
だから、私は大きく深呼吸をしてから、エディ王子を軽く睨みつけた。
「ショックを受けても、知らないんだからね」
「カシーがいなくなったショックに比べれば、どれもがかすり傷さ」
「……ほんと、言ってくれる」
私はまず、例の小説のことから話すことにした。
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