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中学2年学祭2日目
しおりを挟む後、公演まではギリギリ50分だった。
器材を運搬してセッティングしても、間に合わない状態だったが。
それでも楽器庫に行き、アンプとかシンセ・ドラム・ミキサー・キーボーを次々に部屋から出していた。
20人くらいが、駆けつけて手伝ってくれた。
今日は着替えも、持ってないので。
制服でやるしかなかった。
麗奈と彩香は、ギターとベースを持っていた。
イヤモニも忘れずに持っていった。
マイクとマイクスタンドなども、運んでいた。
昨日貰った水も、2ケース以上余っていて運んでくれていた。
まぁ、体育館シューズはイヤなのでスニーカーの裏を洗ってから雑巾で拭いていた。
拍手と共に、1年の演奏がスタートされていた。
人数が多いので、立ち見でも入りきれなく。
サポートの部員に、体育館の両サイドに行き合図したらパイプ椅子を受け取る様に言っていた。
1年の演奏が終わり、イヤモニのセットをして4人は姿を現した。
「みなさーーーーーーーーーーーーーーーん
今日もありがとーーーーーーーーーーーーーー
感謝しまーーーーーーーーーーーーーーす
私から一つお願いがありまーーーーーーーーーす
聞いてもらえますかーーーーーーーーーーーーーーーー
今、体育館に入りきれない人も大勢いまーーーーーーーーす
是非、その人達と一緒に楽しい時間を過ごしませんかーーーーーー
横に部員がいますので、座ってる人は椅子を渡してくださーーい
立ってみるのは辛いですけど、そのまま床に座ってもいいですからねーー
よろしくーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
観客は、椅子をたたんで部員に渡していた。
まぁ、1人やるとみんなやってくれる。
「どうぞーーーーーーーーーーーーーーーー
中にお入りくださーーーーーーーーーーーーーーーーーい
2階も解放しますからねーーーーーーーーーーーー
お好きな場所でーーーーーーーーーーーーーーー」
あすかに合図をして、演奏はスタートしていた。
いつもながら、トレモロで音を響かせていた。
イントロが終わり歌になると、大歓声が巻き起こった。
一曲終了すると、マイクを持ち。
「今日は雨で演奏できないと思っていましたけど、これも皆様と学校側の寛大な処置で演奏ができることになりましたーーーーーーーーーーーーーー
でも でも でも
吹部さん・演劇部さん・ダンス部さん・合唱部さん、多大な迷惑をかけてすいませんでした。部員一同、心よりお詫びを申し上げます。みなさん、寛大な吹部さん・演劇部さん・ダンス部さん・合唱部さんに拍手ーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
みんなは拍手をしていた。
「次は【恋心】でーーーーーーーーーーーーーす きいてねーーーーーーーーー」
レスポールに持ち替えて、メロディーを奏でていた。
甘い少女の片思いの恋の曲だった。 みんな経験したことはあるだろう。
振られるのが怖くて、告白できずに終わったり。
やっと告白しようと近づいた時、彼女と歩いてる後ろ姿を見たりして・・・・・・・・・・・
スローテンポなので、ギターは放置して。
麗奈は、マイクを握りしめていた。
みんなメンバーは、麗奈やばいと思った。
麗奈の声が、少し涙声になるとメンバーはフォローして歌い始めていた。
それでも、麗奈は歌いきりお辞儀をしていた。
後ろを振り返り、あすかに舌を出していた。
彩香から、タオルを投げられて涙を拭って水を飲んだ。
「あははは ちょっと、ごめんなさいねーーーーーーーーー
メンバーに助けてもらいましたーーーーーーーーーーー
次からは、ちょっとノリのいい曲が続きますのでよろしくーーーーーーーー
【ハートブレイク】【あの娘に夢中】いくよーーーーーー」
ストラトに持ち替えて、軽やかな音が鳴り響いていた。
途中で客席に手拍子を求めたりもしていた。
椅子を片付けてた部員も手拍子をして、1年全員が体育館で手拍子していた。
ステージをサビ中は走り回り、いつものように、膝をついて演奏していた。
ポニーテールの髪の毛を振り乱し、激しく演奏をしていた。
「さて、この部での最後の曲となりましたーーーーーー 【恋人たちのキス】
よろしくーーーーーーーーー 」
12時半からの公演は無事終了した。
部員は昼食を食べていなく、今日は休みだと思い弁当も持ってきてなかった。
舞台袖の楽屋?? に、1年とか2年とか 3年とかも差し入れを持ってきてくれて。
お礼を言って、差し入れを食べていた。
麗奈は何を考えたのか、ステージに立つと。
「お客様、色々と模擬店で食事売ってますので、買ってきてもいいでしょーーーー ゴミはこちらで用意したゴミ袋で回収しますのでねーーーーー」
さっき、差し入れた貰った時、たくさん作るように言っておいた麗奈だった。
体育館の入り口でも、既に販売がされていた。
ジュース・食事など色々だった。
座っていたお客さんは、場所を確保すると買いに出ていた。
客席には姉の茉莉子と同級生が数人いた。
1番驚いたのは、両親と幸平が来ていたのであった。
ステージから降りる事はできなかったので、幸平に手を振っていた。
本当のラストステージが始まる時間になった。
1年のチューニングをして、自分のもしていた。
1年にとっても、いい経験になっただろう。
もっと上手くなりたいと、思うはずだった。
最後は袖からだったが、ドラムから登場し。
しばらくしてベースが参加をし、シンセが加わっていた。
麗奈は横で見てると、メンバーに急かされていた。
そのまま、ギターを肩にかけて演奏を始めていた。
レスポールの少し太い音が、鳴り響いていた。
それでも、チョーキングとかしてイントロをアドリブしていた。
麗奈はマイクの前に立ち、そのまま歌い始めていた。
綺麗な声で澄み切った声だった、声量もあり。みんな聞き惚れていた。
一曲が終了し、挨拶をしていた。
メンバー紹介は、いつもと変わらなかった。
「今日で、結成1年と2ヶ月でーーーーーーーーーす
みんな楽器初心者ばかりでしたぁーーーーーーーーーー
まだまだ、耳が痛くなるほど。きったなーーーい音や歌かもしれないですけどーーーーーー
精一杯がんばりますねーーーーーーーー 【翼】」
ストラトに変えて、軽快な音を出していた。
高音での速弾きなども多彩の取り入れた曲だった。ストラトの良い部分を余すこと無く引き出していた。
次々と演奏と話しをして、軽音部のなり染なども話していた。
「影でいつも支えてくれてる部員達、ありがとーーーーーーー そしてメンバーー
頼りないギターとボーカル支えてくれてありがとーーーーーーーーーーー
いつも、聞きに来てくれてるお客様 ありがとーーーーーーーーーー
商店街の皆様 協力 ありがとーーーーーーーーーーー
みんな みんなに感謝しまーーーーーーーーーーーす
それでは最後の歌です いつもの曲です 【恋人たちのキス】」
麗奈達は、もう汗ビッショリがった。
冬服のセーラー服の襟は、濃くなっていて。
脇も、濃くなっていた。
特に麗奈は額からも、汗をかいていた。
首筋に汗を光らせて、マイクの前で立って歌っていた。
曲が終わると、4人は横一列に並び、お礼の挨拶をして深々と頭を下げていた。
アンコールと手拍子で再び登場すると、そのまま弾き始めていた。
楽器を置き、そのまま袖に戻っても止まず。
4人は出てきて、部員にも出てくるように言った。
「それじゃ、本当の最後の曲になりまーーーーーーーーーーす
この学祭を忘れないでくださいねーーーーーーーーーーーーーー
去年よりも良い演奏ができて とってもしあわせーーーーーーーー
みんなーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あいしてるーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ラストーーーーーーーーー 【純愛】 きいてねーーーーーーーーー」
これも、葉月の突拍子もない曲作りで、5オクターブ近かった。
イントロの途中で水を飲んでいた。
メンバー達は、麗奈の裏声とか聞いたことはなかった。
綺麗な高音の声から更に高い音域の澄み切った裏声だった。
葉月らしく、声量がないと歌えない様になっていて。
ブレスが、高音で無い部分もあった。
間奏の間、麗奈は水を口に含んでいた。
サビでは、もっと強烈な音域が待っていた。
麗奈自身も、でるか疑問だった。
それでも、綺麗に歌おうとせず。
感情を込めた歌声は、綺麗で人々の心に突き刺さっていた。
大歓声と拍手の中、無事ステージは終了していた。
部員一同、横に並び手を繋ぎお礼の挨拶をしていた。
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