24 / 133
第二章 南へ
24.いたずら
しおりを挟む
夕食も風呂も終え、二人は夜の部が始まるのを待っていた。
この部屋に入ってから、ずっと外に出ていない。夕食も部屋まで運ばれてきたのだ。ずっと二人きりでのんびりすることができた。
ゆったりとした前開きの寝衣を纏い、もう寝台に入る準備も終わっている。ミゼアスはアデルジェスの膝の上に向かい合わせで乗り、他愛もない会話を交わしながら胸を躍らせていた。
こうして二人で寄り添いながら時間を過ごすのは、何という幸福だろうか。
ややあって、演劇が始まる。
ミゼアスはアデルジェスの膝の上に乗ったまま、向きだけを変えた。背中をアデルジェスに密着させて寄りかかると、アデルジェスが両手を回して支えてくれる。アデルジェスに抱えられるような体勢は、温もりに包み込まれて心が安らぐ。
内容は恋愛喜劇のようだった。思わず突っ込みを入れたくなる場面や、笑ってしまう場面も多い。
それが後半になってくると、だんだん妖しい雰囲気になってきた。なかなか際どい台詞も出てくる。下品なわけではないし、もちろん着衣のままではあるのだが、つい赤面してしまいそうなくらいだった。
すると、窓を閉じる音がちらほらと響き始めた。ひとつ、またひとつと窓が閉じられていく。
もしかして盛り上がってしまったのだろうか。閉じられた窓を見ながら考えていると、ミゼアスの身体にもアデルジェスの手が伸びてきた。
「んっ……」
漏れそうになってしまった声を慌てて抑える。
抗議しようとするが、もともとアデルジェスの膝の上に乗っていたミゼアスは、あっさりと押さえられてしまい、身動きが取れない。
「声、出すと聞こえちゃうよ?」
静かな声がミゼアスの耳をくすぐる。
ミゼアスが黙っていると、アデルジェスは胸の尖りを弄び始めた。
「んっ……んんっ……」
ミゼアスは唇を引き結び、声を漏らさないように耐える。
アデルジェスの手は全身を掠めていく。そのたびにミゼアスは漏れそうになる声を必死に抑えていた。
だんだんとアデルジェスの動きは大胆になってきて、ついにはミゼアスの裾をまくり上げて秘所に触れてきた。
「ちょっ……そこは……」
さすがにミゼアスも慌てた声を漏らす。しかしアデルジェスは香油を指に取り、ミゼアスの秘所に塗り始めた。
「んっ……!」
指が内部に入ってくる。ぐちゃぐちゃとかき回され、甘い疼きが走る。
「やめっ……」
出来る限り小声で訴えようとするが、二本目の指を埋め込まれて息を呑んだ。
せめて声を漏らさないよう、手の甲を口にあてて耐えようとする。三本目が突き入れられると、引きつったような声が鼻から漏れる。
もう演劇になど集中できない。声を出さないようにするのが精一杯だ。
それでもどうにか耐えていると、ミゼアスは腰を持ち上げられた。秘所に硬いものが触れる。
「え……?」
戸惑った声をこぼすが、お構いなしに腰が引き下ろされた。熱い楔がゆっくりとミゼアスの内側を貫き、引き裂いていく。
「んんっ……!」
ミゼアスは口を押さえながら目を見開き、声にならない絶叫を口の中に閉じ込める。自らの重みが手助けをし、じわじわと深いところまでアデルジェスを飲み込んでいく。身をよじろうとするが、無駄な抵抗でしかない。
やがてアデルジェスの全てを迎え入れる。ミゼアスは荒い息をつくことしかできなかった。
この部屋に入ってから、ずっと外に出ていない。夕食も部屋まで運ばれてきたのだ。ずっと二人きりでのんびりすることができた。
ゆったりとした前開きの寝衣を纏い、もう寝台に入る準備も終わっている。ミゼアスはアデルジェスの膝の上に向かい合わせで乗り、他愛もない会話を交わしながら胸を躍らせていた。
こうして二人で寄り添いながら時間を過ごすのは、何という幸福だろうか。
ややあって、演劇が始まる。
ミゼアスはアデルジェスの膝の上に乗ったまま、向きだけを変えた。背中をアデルジェスに密着させて寄りかかると、アデルジェスが両手を回して支えてくれる。アデルジェスに抱えられるような体勢は、温もりに包み込まれて心が安らぐ。
内容は恋愛喜劇のようだった。思わず突っ込みを入れたくなる場面や、笑ってしまう場面も多い。
それが後半になってくると、だんだん妖しい雰囲気になってきた。なかなか際どい台詞も出てくる。下品なわけではないし、もちろん着衣のままではあるのだが、つい赤面してしまいそうなくらいだった。
すると、窓を閉じる音がちらほらと響き始めた。ひとつ、またひとつと窓が閉じられていく。
もしかして盛り上がってしまったのだろうか。閉じられた窓を見ながら考えていると、ミゼアスの身体にもアデルジェスの手が伸びてきた。
「んっ……」
漏れそうになってしまった声を慌てて抑える。
抗議しようとするが、もともとアデルジェスの膝の上に乗っていたミゼアスは、あっさりと押さえられてしまい、身動きが取れない。
「声、出すと聞こえちゃうよ?」
静かな声がミゼアスの耳をくすぐる。
ミゼアスが黙っていると、アデルジェスは胸の尖りを弄び始めた。
「んっ……んんっ……」
ミゼアスは唇を引き結び、声を漏らさないように耐える。
アデルジェスの手は全身を掠めていく。そのたびにミゼアスは漏れそうになる声を必死に抑えていた。
だんだんとアデルジェスの動きは大胆になってきて、ついにはミゼアスの裾をまくり上げて秘所に触れてきた。
「ちょっ……そこは……」
さすがにミゼアスも慌てた声を漏らす。しかしアデルジェスは香油を指に取り、ミゼアスの秘所に塗り始めた。
「んっ……!」
指が内部に入ってくる。ぐちゃぐちゃとかき回され、甘い疼きが走る。
「やめっ……」
出来る限り小声で訴えようとするが、二本目の指を埋め込まれて息を呑んだ。
せめて声を漏らさないよう、手の甲を口にあてて耐えようとする。三本目が突き入れられると、引きつったような声が鼻から漏れる。
もう演劇になど集中できない。声を出さないようにするのが精一杯だ。
それでもどうにか耐えていると、ミゼアスは腰を持ち上げられた。秘所に硬いものが触れる。
「え……?」
戸惑った声をこぼすが、お構いなしに腰が引き下ろされた。熱い楔がゆっくりとミゼアスの内側を貫き、引き裂いていく。
「んんっ……!」
ミゼアスは口を押さえながら目を見開き、声にならない絶叫を口の中に閉じ込める。自らの重みが手助けをし、じわじわと深いところまでアデルジェスを飲み込んでいく。身をよじろうとするが、無駄な抵抗でしかない。
やがてアデルジェスの全てを迎え入れる。ミゼアスは荒い息をつくことしかできなかった。
1
あなたにおすすめの小説
【完結】トラウマ眼鏡系男子は幼馴染み王子に恋をする
獏乃みゆ
BL
黒髪メガネの地味な男子高校生・青山優李(あおやま ゆうり)。
小学生の頃、外見を理由にいじめられた彼は、顔を隠すように黒縁メガネをかけるようになった。
そんな優李を救ってくれたのは、幼馴染の遠野悠斗(とおの はると)。
優李は彼に恋をした。けれど、悠斗は同性で、その上誰もが振り返るほどの美貌の持ち主――手の届かない存在だった。
それでも傍にいたいと願う優李は自分の想いを絶対に隠し通そうと心に誓う。
一方、悠斗も密やかな想いをを秘めたまま優李を見つめ続ける。
一見穏やかな日常の裏で、二人の想いは静かにすれ違い始める。
やがて優李の前に、過去の“痛み”が再び姿を現す。
友情と恋の境界で揺れる二人が、すれ違いの果てに見つける答えとは。
――トラウマを抱えた少年と、彼を救った“王子”の救済と成長の物語。
─────────
両片想い幼馴染男子高校生の物語です。
個人的に、癖のあるキャラクターが好きなので、二人とも読み始めと印象が変化します。ご注意ください。
※主人公はメガネキャラですが、純粋に視力が悪くてメガネ着用というわけではないので、メガネ属性好きで読み始められる方はご注意ください。
※悠斗くん、穏やかで優しげな王子様キャラですが、途中で印象が変わる場合がありますので、キラキラ王子様がお好きな方はご注意ください。
─────
※ムーンライトノベルズにて連載していたものを加筆修正したものになります。
部分的に表現などが異なりますが、大筋のストーリーに変更はありません。
おそらく、より読みやすくなっているかと思います。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
転移先で辺境伯の跡継ぎとなる予定の第四王子様に愛される
Hazuki
BL
五歳で父親が無くなり、七歳の時新しい父親が出来た。
中1の雨の日熱を出した。
義父は大工なので雨の日はほぼ休み、パートに行く母の代わりに俺の看病をしてくれた。
それだけなら良かったのだが、義父は俺を犯した、何日も。
晴れた日にやっと解放された俺は散歩に出掛けた。
連日の性交で身体は疲れていたようで道を渡っているときにふらつき、車に轢かれて、、、。
目覚めたら豪華な部屋!?
異世界転移して森に倒れていた俺を助けてくれた次期辺境伯の第四王子に愛される、そんな話、にする予定。
⚠️最初から義父に犯されます。
嫌な方はお戻りくださいませ。
久しぶりに書きました。
続きはぼちぼち書いていきます。
不定期更新で、すみません。
竜人息子の溺愛!
神谷レイン
BL
コールソン書店の店主レイ(三十七歳)は、十八歳になったばかりの育て子である超美形の竜人騎士であるルークに結婚を迫られていた。
勿論レイは必死に断るがルークは全然諦めてくれず……。
だが、そんな中で竜国から使者がやってくる。
そしてルークはある事実を知らされ、レイはそれに巻き込まれてしまうのだが……。
超美形竜人息子×自称おじさん
こわがりオメガは溺愛アルファ様と毎日おいかけっこ♡
なお
BL
政略結婚(?)したアルファの旦那様をこわがってるオメガ。
あまり近付かないようにしようと逃げ回っている。発情期も結婚してから来ないし、番になってない。このままじゃ離婚になるかもしれない…。
♡♡♡
恐いけど、きっと旦那様のことは好いてるのかな?なオメガ受けちゃん。ちゃんとアルファ旦那攻め様に甘々どろどろに溺愛されて、たまに垣間見えるアルファの執着も楽しめるように書きたいところだけ書くみたいになるかもしれないのでストーリーは面白くないかもです!!!ごめんなさい!!!
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる