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第三章 巡り会い
121.目覚め
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眠ったままのミゼアスは抵抗することもなく、アデルジェスにされるがままだった。香油を塗りやすいようにうつ伏せにしても、何の反応もない。アデルジェスは枕をミゼアスの下に入れて、腰を高く上げるような形にする。
言われたとおりに小瓶から香油を垂らし、秘所に塗りつけて内部を押し広げていくと、眠ったままのミゼアスの口からくぐもったような吐息が漏れ始めた。
「んっ……ふ……ぅ……」
もう目覚めただろうかとアデルジェスはミゼアスの顔をのぞきこんでみるが、わずかに顔が上気しているものの、目覚めた様子はない。
いつものようにミゼアスの反応を楽しむためではなく、これからの行為の準備として、アデルジェスは淡々とミゼアスの内部をほぐしていく。
「ん……んんっ……」
ミゼアスから漏れる吐息が甘みを帯び、ほんのわずかに身じろぎをする。しかし、目覚めた様子はない。内部はだんだんと綻んできたが、やはり普段のように悦んで吸い付いてくるような感触はなかった。
情欲に潤んでアデルジェスを見つめてくる瞳も見えなければ、アデルジェスの名前を呼ぶ甘くかすれた声も聞くことはできない。ミゼアスの身体を押し開こうとしながら、アデルジェスの胸には乾いた風が通り抜けていくようだった。
「ん……ジェス……」
ごく小さな声が響く。意識を取り戻したわけではなく、寝言のようなものではあったが、確かにミゼアスがアデルジェスの名前を呼んだ。
アデルジェスの乾いた胸が潤っていく。目覚めていなくても、ミゼアスはアデルジェスを求めてくれているのだと、喜びがわきあがってくる。
眠ったままのミゼアス相手に突っ込めるのだろうかといった不安は、杞憂に終わった。アデルジェスは手早く服を脱ぎ、すっかり元気になった自分自身をミゼアスの秘所にあてがう。
そのままゆっくりと貫いていくと、ミゼアスの身体がびくりと跳ねた。アデルジェスは慣らすように、穏やかな注送を繰り返す。
「あっ……んん……はぁ……」
悩ましげな吐息が漏れ、ミゼアスの身体はしっとりと汗ばんでくる。
いつもならばミゼアスが達しそうになるまで、アデルジェスはひたすら自分との戦いになるのだが、今はその必要はない。
中に出せばミゼアスは目覚めるとヴァレンは言っていた。ここまでしてもまだ目覚めない以上、やはり中に出さなければ目覚めないのだろう。
しばらくご無沙汰だったこともあり、かなりあっけなくアデルジェスはミゼアスの中に放った。まるで搾り取るかのようにミゼアスの内部がきゅっと収縮し、脱力感にも似た快楽にアデルジェスは思わず目を閉じる。
そのまま荒い息をつきながら、呼吸を整えようと息を深く吸い込む。
ややあって落ち着いてくると、ミゼアスが目覚めていたら、あまりの早さにがっかりされていたのではないだろうかと、アデルジェスの口元には乾いた笑いが浮かび上がってくる。
自らをミゼアスから引き抜くと、アデルジェスはミゼアスを楽な姿勢にするために抱え上げる。
寝台の上に仰向けに下ろしてやろうとすると、緑色の瞳がアデルジェスの姿を映していた。
アデルジェスはミゼアスを抱えたまま、目を見開いて緑色の瞳を見つめる。
ぼんやりと瞬きが繰り返され、長い金色の睫毛が影を落とす。
「ジェス……? あれ……僕……どうしたの……?」
言われたとおりに小瓶から香油を垂らし、秘所に塗りつけて内部を押し広げていくと、眠ったままのミゼアスの口からくぐもったような吐息が漏れ始めた。
「んっ……ふ……ぅ……」
もう目覚めただろうかとアデルジェスはミゼアスの顔をのぞきこんでみるが、わずかに顔が上気しているものの、目覚めた様子はない。
いつものようにミゼアスの反応を楽しむためではなく、これからの行為の準備として、アデルジェスは淡々とミゼアスの内部をほぐしていく。
「ん……んんっ……」
ミゼアスから漏れる吐息が甘みを帯び、ほんのわずかに身じろぎをする。しかし、目覚めた様子はない。内部はだんだんと綻んできたが、やはり普段のように悦んで吸い付いてくるような感触はなかった。
情欲に潤んでアデルジェスを見つめてくる瞳も見えなければ、アデルジェスの名前を呼ぶ甘くかすれた声も聞くことはできない。ミゼアスの身体を押し開こうとしながら、アデルジェスの胸には乾いた風が通り抜けていくようだった。
「ん……ジェス……」
ごく小さな声が響く。意識を取り戻したわけではなく、寝言のようなものではあったが、確かにミゼアスがアデルジェスの名前を呼んだ。
アデルジェスの乾いた胸が潤っていく。目覚めていなくても、ミゼアスはアデルジェスを求めてくれているのだと、喜びがわきあがってくる。
眠ったままのミゼアス相手に突っ込めるのだろうかといった不安は、杞憂に終わった。アデルジェスは手早く服を脱ぎ、すっかり元気になった自分自身をミゼアスの秘所にあてがう。
そのままゆっくりと貫いていくと、ミゼアスの身体がびくりと跳ねた。アデルジェスは慣らすように、穏やかな注送を繰り返す。
「あっ……んん……はぁ……」
悩ましげな吐息が漏れ、ミゼアスの身体はしっとりと汗ばんでくる。
いつもならばミゼアスが達しそうになるまで、アデルジェスはひたすら自分との戦いになるのだが、今はその必要はない。
中に出せばミゼアスは目覚めるとヴァレンは言っていた。ここまでしてもまだ目覚めない以上、やはり中に出さなければ目覚めないのだろう。
しばらくご無沙汰だったこともあり、かなりあっけなくアデルジェスはミゼアスの中に放った。まるで搾り取るかのようにミゼアスの内部がきゅっと収縮し、脱力感にも似た快楽にアデルジェスは思わず目を閉じる。
そのまま荒い息をつきながら、呼吸を整えようと息を深く吸い込む。
ややあって落ち着いてくると、ミゼアスが目覚めていたら、あまりの早さにがっかりされていたのではないだろうかと、アデルジェスの口元には乾いた笑いが浮かび上がってくる。
自らをミゼアスから引き抜くと、アデルジェスはミゼアスを楽な姿勢にするために抱え上げる。
寝台の上に仰向けに下ろしてやろうとすると、緑色の瞳がアデルジェスの姿を映していた。
アデルジェスはミゼアスを抱えたまま、目を見開いて緑色の瞳を見つめる。
ぼんやりと瞬きが繰り返され、長い金色の睫毛が影を落とす。
「ジェス……? あれ……僕……どうしたの……?」
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