強気な受けVS溺愛する攻め

サム

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今日で付き合って3ヶ月たったからそろそろかなっては思ってた。

ちゃんと準備もしてきた。
ものすごく恥ずかしかったけど口で言えないかわりに態度で示せばいいって友達に聞いたから頑張ろうって思ったんだ。

でも、でも。

「ごめん。頑張ったけど俺やっぱ乳首感じねえわ」

「、え?」

「だから、俺頑張ったんだよ。でもどうしても乳首だけはわかんねぇ」

準備のためにそりゃ沢山のサイトも見たし動画も見た。今の俺は正直、下のことのプロだと思う。あんまり自慢出来ないけど。

「え、待って。じゃあ準備したってこと?」

「だからさっきからそう言ってんだろ」

「じゃあなに、自分で触ったってこと?
    それで乳首だけ感じなかったの?」

「そうだよ。だから、ごめんって」

どのサイトみても大方男性も乳首で気持ちよくなることが出来ますって書いてあった。

だから俺も気持ちよくなれるかなって思ったけど無理だったみたいだ。

「えーーーなにそれ。えっちじゃん」

「お前何言ってんの」

「だって俺のためにしてくれたんでしょ?えっちじゃん」

「別にお前のためじゃねぇし、俺はえっちでもない」

「そっかそっか」

そんな嬉しそうにすんなよ!!さっきから
ニヤニヤしやがって

「てめえ顔がうるさいんだよ」

「ごめんごめん」

だって、そうでもしないと

「、、お前初めてじゃないんだろ」

「それはそうだけど、何も気にしなくていいよ。未練とか全くないし、ハル一筋」

「知ってるけど!」

「じゃあそれこそ前のこととか気にしなくてもいいんじゃ?」

「それとこれとは違うだろ。お前昔は女と付き合ってただろ」

「だから女の子みたいに感じて女の子みたいになりたかったの?」

「うるさい。別に女になりたいわけじゃない。お前こそやっぱり女がいいのかよ」

「そんなわけないでしょ。俺は男の子のハルが好きなんだよ?」

「そうかよ。じゃあいい」

「なぁに?さっきからかわいいじゃん」

どさっと、押し倒された
やっぱりこいつ慣れてる

「にらんでも可愛いだけだよ」

「だまれ。さっさとしろよ」

口蓋をなぞっていた舌が入ってくる

「んぅ」

ぞわぞわ、する

「ほら、逃げないで」

ユウの舌が俺の舌を追いかけてくる

「やあ、待って、、息、できな」

「さっきまでの勢いはどうしちゃったの」

くっそ。笑ってんなよ

ユウの唇が横に滑ると同時に息が耳朶を擽る

「ふぅ、あ、や」

「耳で感じてるの?かわいー」

その手が俺の着衣を乱していく。もうパンツだけだ

鎖骨をなぞる指先が胸の尖りを掠めていく

「あぅ、だから!感じねぇって言ってんだろ」

「だから触るんだよ。大丈夫。俺が開発してあげるから」

「そんなん頼んでねぇよ!」

「して欲しくないなら自分から言っちゃだめだよ。して下さいと同義だよ」

「んなの、知らねぇ」

ユウの手が腰に手をかける

「腰あげて?」

脱がされるなんて、こんなの恥ずかしすぎる、けど

「ほら!はやくしろよ!」

「えーもうえっちすぎる。ハルかわいい」

そうやって脱がせるともう既に蜜を滲ませる俺のを触ってくる

「あ、あ、あ
やだあへんな声でる」

「ちゃんと聞かせて?」

「待って」

いやいやするように首を振ると何が楽しいのか笑いながら口付けてくる

「ねえ、もう無理だから、まって」

「何が無理なの?」

「やぁ、だから、もう、いっちゃうから!」

「ほら、いきなよ。気持ちよくなって?」


「やああああああ、あ、あ」

俺だけ気持ちよくても意味ないのに。一緒に気持ちよくなりたいのに。

しかも脱いでるの俺だけだし。

「はあ、あ、なんで、俺だけ、お前も脱げ」

「そうだね、ごめんね。ハルが脱がせてくれる?」

「はあ?赤ちゃん、かよ」

そんな所も可愛いかもと思ってしまうのだから救いようがない

両手を上げさせてスルスルと洋服を抜いていくと綺麗に割れた腹筋が目に入った

「俺と全然違う」

「鍛えてるからね」

「あっそう」

「惚れ直した?」

「調子にのんな」

パンツに手をかける前から見えてしまう盛り上がりが目に毒だ。これを俺が脱がせるなんてなんという羞恥プレイ

「ほ、ほら早く腰上げろよ」

「恥ずかしいの?これ」

「別に恥ずかしいわけじゃない」

「そうだよね。だってハルに反応してるんだもん。ハルのもこんなんなってるし」

なんだよこいつ。さっきから恥ずかしいことばっか言いやがって

「ちょっとは静かにしろ」

「はいはい。じゃあパンツ早く脱がせてください」

この余裕な態度が気に入らない。俺はこんなにドキドキしてんのに、

脱がせ終わるとまたベットに押し倒された

「後ろ、触るよ?」

「どうぞ」

こうやっていちいち気を使ってきて絶対俺の許可が無いと踏み込んでこない。こいつに対する安心感はここからくると思うけど、でもそんなに気にしなくてもいいのにとも思う

だって俺たち付き合ってんだろ?

「なあ、別にいちいち俺の許可取んなくてもいい」

「そんなこと言われても・・・嫌だったらどうするの」

「別にお前なら嫌じゃない。嫌だったらちゃんと自分から言う」

「えーもうそんなん殺し文句じゃん
 ハル可愛すぎて俺暴走しそう」

「別にしてもいい。ユウは俺の彼氏なんだろ。それに俺準備してきたって言った」

「っ、じゃあ後ろ触るね」

でも自分から言ったとしても恥ずかしいもんは恥ずかしい。尻を人様に触られるなんてユウと付き合うまでは知らなかった

「っう、はあ」

それに準備してるときに気づいたんだが、俺は多分尻で感じやすい。人より敏感に

「はあ、あう、、ん、や」

「気持ちいいの?もう2本も入ってるけど」

「あ、んんんう、きも、ちい」

「っ、そっかよかった。じゃあもう一本増やすね」

「ふぅ、っん、んう」

自分の指よりユウにしてもらった方が気持ちいい。いつもより声でる・・・

「っはあ、もう、いいから、入れ、て、ユウの」

「もうちょっと」

なんで、こっちはこんなにもどかしいのに

「いいから、もう痛くないから、早く」

「でも俺優しくしたい」

「もう、十分してもらってるから
お前俺に、入れたく、ねえの」

こっちは息も絶え絶えなんだぞ、そんな喋らせるんじゃねえ

「入れたいに決まってる」

「じゃあ、ほら」

そうやって自分で開いて見せると一瞬硬直したあと怒張をあててきた

もうゴム着いてるし。こいついつの間に、

「んあああああああああああ」

ゆっくり、ゆっくり入ってくる

味わうかのように、ゆっくり
それこそこちらがおかしくなるみたいに

そうやってゆっくり入ってきたあと暫くは動かないでいてくれる

「大丈夫?」

「ん、大丈夫、だから、早く」

ユウがゆっくり抽挿をはじめる

「あっあっあっあっ、」

どうしよう。声が、出る。抑えられない

「っあ、なんで、こんなんじゃ、ないのに」

「1人えっちの時よりも気持ちいいってこと?」

「あん、なんで、こんなの、知らない。」

「もうほんとたまんない」

抽挿がより激しくなるとすぐ高みへ連れていかれてしまう

「やあああああ、まって、いくいく」

「うんうん一緒にいこう?」

「っうん、一緒、に、ああああああ」

大声をあげて達してしまった

「はあ、お前、激し、」

「ごめん、可愛くてつい」

「別に、謝れとは言って、ない」

「そっかあ」

そうやって破顔する顔が可愛くてなんでも許してしまう

「お前、こんなんで満足なの」

「こんなのって何、最高だけど
ハルがその細い腰ゆらしてよがってんの見るとたまんない気持ちになる」

「そんな恥ずかしいこと、」

よくもまあぺらぺらと

「だってハルが俺を受け入れてくれたって考えたらもうどうしようもなく愛しい」

「お、俺だってお前が気使ってくれるのは、まあ、悪い気はしないけど」

「そっか。ありがとうね、受け入れてくれて」

「別にお前のためじゃない」

「じゃあハルが俺とセックスしたかったってことになるけどいいの」

「別に俺だって・・・ユウとしたかったし」

お前だけだと思うなよ

「かっわい。ビックリするぐらい可愛いな、ハルは」

「ううううるさい可愛くなんかない」

「あとね、俺気づいたよ」

「え、何に、ひっ」

え、

「ほらね?ハルは背中も感じるんだよ。知らなかったでしょ」

「なんで、そんなとこ、やあっ離せ」

「ここなぞったらね、ナカがきゅって締まるんだよ。全身感じやすくて困っちゃうね。可愛いね」

俺の体なのに、なんでこいつばっかり知ってる

「しかもハルが背中感じるって俺しか知らないでしょ?最高」

次はもっと背中も触ってあげるね、という声を聞きながらまたベットに埋もれていくのだった


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