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202話、あかしっく・ふぁーすとれでぃ
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昨日は、まるで嵐みたいな一日だったや。お母さんが買い物に行った後、『ノーム』さんっていうお母さんの仲間がいきなり来たと思ったら。
ちょっと不機嫌そうな『ルシル』さんや、苦笑いをしてる『ディーネ』さんまで来てくれて、お家の中が一気に騒がしくなっちゃったんだもん。
まるで、『タート』にある集会場みたいな賑やかさだったなぁ。ノームさんとヴェルインさん、二人してずっとお酒を飲んでたし、本当にそんな明るい雰囲気だった。
でも、少しぐらいはお話を聞きたかったな。唯一話してくれたのは、ノームさんが土の魔法について精通してるぐらいなだけ。
そして、お母さんから教えてもらったノームさんの情報は、暇さえあればお酒を飲んでる事。それも、休憩しないでずーっとだ。
ノームさん、お酒をいっぱい持ってきてたけど、結局全部飲んじゃったもんな。それだけは、本当にすごいと思ったや。だって、お酒が強いヴェルインさんも、ベロンベロンになってたからね。
それにしても、ルシルさんとディーネさんが叫んでから、みんなして血相を変えて帰っちゃったけど、何があったんだろう?
そわそわしてるアルビスさんは、いくら聞いても教えてくれなかったし。ウィザレナさんとレナさん、カッシェさんやお母さんまで教えてくれなかった。
ルシルさん、ディーネさん、ノームさん、また来てくれるかな? 沢山お話を聞きたいし、今度来た時は、ノームさんがお酒を飲み始める前に、頑張って聞いてみよっと。
「……う~ん、ありぇ?」
なんだか、体全体が妙に暖かいせいで目が覚めっちゃったから、目を開けてみたけれども。見えた先には、寝る前にギュッとしたはずのお母さんが居ない。
けれども、何かをギュッとしてる感覚がする。私、何をギュッとしてるんだろ? お人形さんだけじゃないのは確かだ。
私がギュッとし過ぎたせいで、少しへたってきちゃってるけど。ちゃんとベッドの頭棚に、お母さん、私、アルビスさんの人形がある。
「……見るのが怖いなぁ」
触り心地は、お母さんが着てる黒いローブに似てる。いや、そのまんまだ。いつも触ってるから、もう見なくても分かる自信がある。
でも、なんだかいつもより全然小さいぞ。普通、お母さんの体をギュッとしても、私の両手はなんとか周り切るぐらいだったのに。今は、余裕を持って両手を掴めてる。
それに下の方から、小さな呼吸音が聞こえるような? そして胸元辺りが、ものすごく温かい。まさか、私も誰かにギュッとされてる? 私よりも小さな人に?
一体、誰なんだろ? どうしよう、考えたら余計に怖くなってきちゃった……。アルビスさんは、まだ寝てるし。ウィザレナさんとレナさんや、ヴェルインさんとカッシェさんも来てないよね?
「……誰かー、いませんかー?」
「んん~っ……」
「ぴっ!?」
下の方から声が聞こえた! まさか、今ので起きちゃったのかも? 声は、やっぱりお母さんの声じゃない。私よりも幼そうな子供の声だった。
だから、私がギュッとしてるのは、間違いなくお母さんじゃない。それが分かった途端、もっと怖くなって心臓がバクバクしてきた。とても強い心臓の音が、私の耳まで届いてる。
駄目だ。落ち着かないと、私の心臓の音でギュッとしてる人が起きちゃうかもしれない! 落ち着け、落ち着くんだ私。目を強く瞑って、また寝ちゃおう!
「……ありぇ? しゃにー、にゃんだか急に大きくにゃったにゃぁ……」
「えっ?」
今、私がギュッとしてる人に名前を呼ばれた? じゃあやっぱり、下に居るのはお母さんなの? ……ええい、もういいや! 見ちゃえ!
そう強く決めて、上を見ながらじわりじわりと顔を下げてく。顎が体に付いたから、ゆっくり目を下げ―――。
「……あれ? 子供がいる」
勇気を振り絞って、下げた視線の先。眠たそうな目をしぱしぱさせてる、どこかお母さんの顔に似た、私よりも小さな子供が居た。
着てる服は、お母さんが寝る前に着てたローブだけど。着てる子が小さいせいで、ダボダボになってる。目の色も、お母さんと一緒の深紅色。
年齢は、体の大きさからして五、六歳ぐらいかな? なんでこの子、顔がお母さんに似てて、お母さんが着てたローブを着てるんだろ?
「子供ぉ……?」
「あ、あの~……。あなたは、誰ですか?」
「誰って、いくらなんでも寝ぼけ過ぎじゃないか? お前のお母さんだぞ」
「わ、私の、お母さん? ……うそっ?」
あくびをしたこの子は、確かに私のお母さんって言った、よね? 少しずつ後ろに下がって、体を起こしてその場に正座すると。私のお母さんって言った子も起きて、ちょこんと座った。
ちゃんと全体像を見たけど、やっぱり小さな子供だ。私が見下げる形で、目の前に居る子供は、開き切ってない目で私を見上げてるし。ローブの大きさも全然合ってないから、細い右肩が出ちゃってる。
そんな、嘘をついてる様にも見えない子供の目が、だんだん開いてきたと思ったら。今度は不思議そうな眼差しに変わって、やっと開いた目が細まった。
「あれ? 今日のお前、やたらと大きくないか?」
「……ねえ? 本当に、ほんっとうに、お母さんなの?」
「なんで、そんなに疑うんだ?」
この、私がおかしい事を言ってる感じの反応。やっぱりこの子が、私のお母さんなのかな? もしかして、寝ぼけて自分に変身魔法を掛けちゃったとか?
それだったら、お母さんが子供になっちゃったのも分かる。というか、今の私では、それしか思い付かないや。とりあえず、まずは自分の体がどうなってるのか、確認させた方がいいかも。
「とりあえず、自分の体を見れば分かるよ」
「私の体? ……は?」
暫定でお母さんだと思われる子が、寝ぼけ眼で自分の手を見た瞬間、深紅色の目がカッと見開いた。
そのまま顔がバッと下へ向き、自分の全身を確認した後。ローブの首元を引っ張って、中を覗き込んだ。
「……おい、嘘だろ? どれだけ縮んでるんだ、これ!? まるで子供じゃないか!」
「子供、そのものになっちゃってるよ。変身魔法を使っちゃったの?」
「いや。私も今起きたばかりだし、それだけはあり得ない。まさか、副作用で体がここまで縮んでしまうとは……。効果が強すぎたのか?」
「ふくさよう?」
ふくさよう。絵本に載ってない言葉だから、初めて聞いたや。一体、どんな意味なんだろう?
「あ、いやっ! なんでもない! それよりもサニー、私は本当にお前のお母さんのアカシックだ! それだけは信じてくれ!」
「ああ、うん。なんとなく分かってた」
「そ、そうか……。よかったぁ~……」
私が信じると言ったら、子供になっちゃったお母さんが、安心した顔になりながらため息を吐いた。喋り方や雰囲気が、私の知ってるお母さんそのものだしね。
けど、どうして子供になっちゃったんだろう? アルビスさんや、ウィザレナさんとレナさん達も起こして、みんなで考えた方がいいかな?
「一旦、アルビスさんを起こす?」
「その前に、お前の服を貸してくれないか? 今まで着てたローブが大きすぎて、このまま動いたら脱げてしまう」
「あっ、そうだね。今持ってくるから、ちょっと待ってて!」
お母さんにそう言って、慌ててベッドから飛び降りる私。今着てる服でもかなり大きそうだから、五歳ぐらいだった時の服を探さないと。
……お母さんが子供になった原因は、変身魔法じゃなかったんだ。ふくさようとか言ってたけど、一体どんな意味なんだろう? あとで、アルビスさんにこっそり聞いてみよっと。
ちょっと不機嫌そうな『ルシル』さんや、苦笑いをしてる『ディーネ』さんまで来てくれて、お家の中が一気に騒がしくなっちゃったんだもん。
まるで、『タート』にある集会場みたいな賑やかさだったなぁ。ノームさんとヴェルインさん、二人してずっとお酒を飲んでたし、本当にそんな明るい雰囲気だった。
でも、少しぐらいはお話を聞きたかったな。唯一話してくれたのは、ノームさんが土の魔法について精通してるぐらいなだけ。
そして、お母さんから教えてもらったノームさんの情報は、暇さえあればお酒を飲んでる事。それも、休憩しないでずーっとだ。
ノームさん、お酒をいっぱい持ってきてたけど、結局全部飲んじゃったもんな。それだけは、本当にすごいと思ったや。だって、お酒が強いヴェルインさんも、ベロンベロンになってたからね。
それにしても、ルシルさんとディーネさんが叫んでから、みんなして血相を変えて帰っちゃったけど、何があったんだろう?
そわそわしてるアルビスさんは、いくら聞いても教えてくれなかったし。ウィザレナさんとレナさん、カッシェさんやお母さんまで教えてくれなかった。
ルシルさん、ディーネさん、ノームさん、また来てくれるかな? 沢山お話を聞きたいし、今度来た時は、ノームさんがお酒を飲み始める前に、頑張って聞いてみよっと。
「……う~ん、ありぇ?」
なんだか、体全体が妙に暖かいせいで目が覚めっちゃったから、目を開けてみたけれども。見えた先には、寝る前にギュッとしたはずのお母さんが居ない。
けれども、何かをギュッとしてる感覚がする。私、何をギュッとしてるんだろ? お人形さんだけじゃないのは確かだ。
私がギュッとし過ぎたせいで、少しへたってきちゃってるけど。ちゃんとベッドの頭棚に、お母さん、私、アルビスさんの人形がある。
「……見るのが怖いなぁ」
触り心地は、お母さんが着てる黒いローブに似てる。いや、そのまんまだ。いつも触ってるから、もう見なくても分かる自信がある。
でも、なんだかいつもより全然小さいぞ。普通、お母さんの体をギュッとしても、私の両手はなんとか周り切るぐらいだったのに。今は、余裕を持って両手を掴めてる。
それに下の方から、小さな呼吸音が聞こえるような? そして胸元辺りが、ものすごく温かい。まさか、私も誰かにギュッとされてる? 私よりも小さな人に?
一体、誰なんだろ? どうしよう、考えたら余計に怖くなってきちゃった……。アルビスさんは、まだ寝てるし。ウィザレナさんとレナさんや、ヴェルインさんとカッシェさんも来てないよね?
「……誰かー、いませんかー?」
「んん~っ……」
「ぴっ!?」
下の方から声が聞こえた! まさか、今ので起きちゃったのかも? 声は、やっぱりお母さんの声じゃない。私よりも幼そうな子供の声だった。
だから、私がギュッとしてるのは、間違いなくお母さんじゃない。それが分かった途端、もっと怖くなって心臓がバクバクしてきた。とても強い心臓の音が、私の耳まで届いてる。
駄目だ。落ち着かないと、私の心臓の音でギュッとしてる人が起きちゃうかもしれない! 落ち着け、落ち着くんだ私。目を強く瞑って、また寝ちゃおう!
「……ありぇ? しゃにー、にゃんだか急に大きくにゃったにゃぁ……」
「えっ?」
今、私がギュッとしてる人に名前を呼ばれた? じゃあやっぱり、下に居るのはお母さんなの? ……ええい、もういいや! 見ちゃえ!
そう強く決めて、上を見ながらじわりじわりと顔を下げてく。顎が体に付いたから、ゆっくり目を下げ―――。
「……あれ? 子供がいる」
勇気を振り絞って、下げた視線の先。眠たそうな目をしぱしぱさせてる、どこかお母さんの顔に似た、私よりも小さな子供が居た。
着てる服は、お母さんが寝る前に着てたローブだけど。着てる子が小さいせいで、ダボダボになってる。目の色も、お母さんと一緒の深紅色。
年齢は、体の大きさからして五、六歳ぐらいかな? なんでこの子、顔がお母さんに似てて、お母さんが着てたローブを着てるんだろ?
「子供ぉ……?」
「あ、あの~……。あなたは、誰ですか?」
「誰って、いくらなんでも寝ぼけ過ぎじゃないか? お前のお母さんだぞ」
「わ、私の、お母さん? ……うそっ?」
あくびをしたこの子は、確かに私のお母さんって言った、よね? 少しずつ後ろに下がって、体を起こしてその場に正座すると。私のお母さんって言った子も起きて、ちょこんと座った。
ちゃんと全体像を見たけど、やっぱり小さな子供だ。私が見下げる形で、目の前に居る子供は、開き切ってない目で私を見上げてるし。ローブの大きさも全然合ってないから、細い右肩が出ちゃってる。
そんな、嘘をついてる様にも見えない子供の目が、だんだん開いてきたと思ったら。今度は不思議そうな眼差しに変わって、やっと開いた目が細まった。
「あれ? 今日のお前、やたらと大きくないか?」
「……ねえ? 本当に、ほんっとうに、お母さんなの?」
「なんで、そんなに疑うんだ?」
この、私がおかしい事を言ってる感じの反応。やっぱりこの子が、私のお母さんなのかな? もしかして、寝ぼけて自分に変身魔法を掛けちゃったとか?
それだったら、お母さんが子供になっちゃったのも分かる。というか、今の私では、それしか思い付かないや。とりあえず、まずは自分の体がどうなってるのか、確認させた方がいいかも。
「とりあえず、自分の体を見れば分かるよ」
「私の体? ……は?」
暫定でお母さんだと思われる子が、寝ぼけ眼で自分の手を見た瞬間、深紅色の目がカッと見開いた。
そのまま顔がバッと下へ向き、自分の全身を確認した後。ローブの首元を引っ張って、中を覗き込んだ。
「……おい、嘘だろ? どれだけ縮んでるんだ、これ!? まるで子供じゃないか!」
「子供、そのものになっちゃってるよ。変身魔法を使っちゃったの?」
「いや。私も今起きたばかりだし、それだけはあり得ない。まさか、副作用で体がここまで縮んでしまうとは……。効果が強すぎたのか?」
「ふくさよう?」
ふくさよう。絵本に載ってない言葉だから、初めて聞いたや。一体、どんな意味なんだろう?
「あ、いやっ! なんでもない! それよりもサニー、私は本当にお前のお母さんのアカシックだ! それだけは信じてくれ!」
「ああ、うん。なんとなく分かってた」
「そ、そうか……。よかったぁ~……」
私が信じると言ったら、子供になっちゃったお母さんが、安心した顔になりながらため息を吐いた。喋り方や雰囲気が、私の知ってるお母さんそのものだしね。
けど、どうして子供になっちゃったんだろう? アルビスさんや、ウィザレナさんとレナさん達も起こして、みんなで考えた方がいいかな?
「一旦、アルビスさんを起こす?」
「その前に、お前の服を貸してくれないか? 今まで着てたローブが大きすぎて、このまま動いたら脱げてしまう」
「あっ、そうだね。今持ってくるから、ちょっと待ってて!」
お母さんにそう言って、慌ててベッドから飛び降りる私。今着てる服でもかなり大きそうだから、五歳ぐらいだった時の服を探さないと。
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