283 / 347
278話、このまま誘うか、断るか
しおりを挟む
「あれ? ウィザレナさん、レナさん。急に倒れちゃいましたけど、どうしたんですか?」
何も知らないサニーが、きょとんとした顔でその場にしゃがみ込み。半べそをかきながら横たわっている二人へ問い掛けた。
「……すまない、サニー殿。こればかりは、本当に言いたくない……」
「ゆ、許して下さい。サニー様ぁ……」
嘘をつけないがゆえ、思わせ振りに許しを請う二人に、訳も分からず首を傾げるサニー。
揺るぎない意志を固めた表情で、『タート』と滅ぼすと宣言しただなんて、口が裂けても言える訳がない。
「なに。魔王ごっこで、前例の無い非常で極悪な魔王を思い付いたのだが。あまりにも非常過ぎて、二人が思い付いたことを後悔してるだけだ」
「えっ!? 優しいウィザレナさん達が、そんなに悪い魔王を思いついたんですか?」
「……や、やめてくれぇ、アルビス殿。心が、ギュッと締め付けられたように痛くなってきたぁ……」
「……アルビス様の、いじわるぅ……、グフッ」
「ふっふっふっ」と笑うアルビスがトドメを刺しに掛かり。驚いたサニーが、今の二人にとって、致命傷になりかねない言葉を言い放ち。
なんとか耐えたウィザレナは、震えた右手で左胸を鷲掴み。しっかり効いたレナが、口から血を垂らしつつ一時的に絶命した。
が、心優しきウィザレナ達が思い付いたという、前例の無い非常な魔王を、どうしても気になっているらしく。
「あの! ウィザレナさん、レナさん。どれぐらい悪い魔王なのか、ちょっとでいいから教えてください!」
二人にとって、拷問と言っても差し支えないがない質問を、サニーが投げ掛け。抵抗すら出来ず、質問を重ねる度に、確実に心の傷を深く抉らていく二人が、今度は血反吐を吐いてちゃんと絶命した。
サニー、そろそろ止めてあげてくれ。もう、二人の耳には声が届いていないだろうし。見てて可哀想に思うほど、真っ白に燃え尽きているぞ。
しかし、死の淵から戻って来たようで。「……はっ!?」と意識を取り戻したウィザレナとレナが、慌てて上体を起こし。二人して肩で呼吸をしながら、サニーの耳をそっと塞いだ。
「……はぁ、はぁ、はぁっ……。な、なんか、ここよりも綺麗な花畑が見えて……、そこに長様が立ってて、『まだ、こっちに来るんじゃない』と言われた気がした……」
「う、ウィザレナに同じく……。アカシック様? 今のは、一体何だったのでしょうか……?」
「たぶん、走馬灯じゃないか……?」
どちらにせよ。二人は、もう二度と『タート』を滅ぼすなんて宣言しないだろう。その証拠に、二人はすっかり意気消沈していて、長い耳が弱々しく垂れ下がっている。
「……はぁ。本当にすまない、アカシック殿。嘘でも、タートを滅ぼすと言ってしまって」
「本当に、申し訳ございませんでした……」
「気にしてないから大丈夫だよ。それよりもだ」
さてと。ここからは、少しだけ二人に加勢しよう。二人の意見を聞かず、人間が居る場所に無理やり連れて行かせるなんて、私はさせたくない。
「やっぱ、タートに行くのは厳しいよな?」
「……そ、そうだな。ベルラザ様の言ってた通り、恨むべきは里を襲った人間だけだと思う。それは頭でも分かってる。長様が残した言葉の解釈も正しい。けど、やはり、勝手に一括りしてしまうんだ。アカシック殿とサニー殿以外の、今を生きてる人間が全員憎いと」
「私も流石に、アカシック様とサニー様が愛する国を滅ぼすなんて、絶対に出来ません。ですが……、やはり私も、アカシック様とサニー様以外の人間という種族が、憎いです」
本来、心に留めていた本音を明かしてくれた二人の表情が、暗くてしおらしいものへと変わっていく。
その、人間に対して抱いている憎しみは、誰も責めることは出来ない至極全うな感情だ。
太古の昔、いきなり里を襲い、仲間達を皆殺しにした人間が憎い。なら、今を生きている人間だって憎い。当たり前で、抱き続けていい感情なんだ。
「それに私は、人間に高飛車で傲慢な態度を取るだろう。そんなことをしたら、場の空気は間違いなく壊れ、アカシック殿やサニー殿も呆れ返ってしまう。私は、命の恩人である二人に見放されるのが、すごく怖い。ならば、最初から行かない方がいいと、皆を諦めさせる為に、あんなことを口にしたんだ」
「ですがベルラザ様は、会ったばかりの私達のことを、私達以上真剣に想って下さってました。嬉しかった反面、その想いに応えなければならないという気持ちが芽生え……。今、どうしようかと迷ってます」
「なるほど、な」
つまり、相手に反論の余地を与えぬ条件を突き付けて、有無を言わさず諦めさせようと、ベルラザさんの誘いを過激に断ろうとしていたんだな。
突然、憎き人間が沢山居る場所へ行き、飲み食いして楽しもうなんて誘われたんだ。まず強大な拒否反応が出るだろう。誘ってきた相手が大精霊であろうと、すんなり受け入れられる訳がない。
しかし、断ろうとしていた理由が、他にもあったとは。場の空気を間違いなく壊すだとか、私達に見放されたくないとか。周りへ目を向けて配慮し考え、起こりえる場面を冷静に想定していた。
しかも、レナに至っては、ベルラザさんの強く眩しい想いに打たれ、タートへ行くかと迷っている。
……さあ、ここからどうしよう。二人側に付いたはいいけど、下手に出れなくなってしまった。私が余計な言葉を加えると、流れが悪い方向へ行ってしまう可能性がある。
もちろん、二人が嫌がることはさせたくない。けど、行こうか悩んでいる意志も垣間見える。最初、片方へ傾き切っていた天秤が、今はギリギリ水平を保っているような状態だ。
今後の出方次第では、どちらにでも傾くだろう。ベルラザさんは、皆で楽しむという目的で、ウィザレナとレナも食事に誘った。
二人の凄惨たる過去を知っていても、なお誘ってきたんだ。きっと、二人も楽しめる策や考えがあってこそだと思う。
当本人は、悠々と腕を組み、私達の様子を静かに伺っている。私がこのまま何も喋らなければ、話を切り出しそうな雰囲気だ。
隣に居るアルビスも、そう。ベルラザさんと同じく腕を組み、凛とした表情で私達を見据えて───。待てよ? 何かおかしい。
空気が読めるアルビスのことだ。最初、ウィザレナとレナが、タートを滅ぼすと宣言した時点で、普通ならベルラザさんを止めに入っていたはず。
けど、それを一切しなかったということは……。もしかして、アルビスは、ベルラザさん側に付いている可能性が?
だとすれば、今度は私が様子を見る側に回るべきか。
アルビスが、ベルラザさん側に居るということは、ウィザレナ達を説得し切れる秘策や材料を持っている証拠だと、思っていい。それが一体何なのか、まずは見極めてみよう。
何も知らないサニーが、きょとんとした顔でその場にしゃがみ込み。半べそをかきながら横たわっている二人へ問い掛けた。
「……すまない、サニー殿。こればかりは、本当に言いたくない……」
「ゆ、許して下さい。サニー様ぁ……」
嘘をつけないがゆえ、思わせ振りに許しを請う二人に、訳も分からず首を傾げるサニー。
揺るぎない意志を固めた表情で、『タート』と滅ぼすと宣言しただなんて、口が裂けても言える訳がない。
「なに。魔王ごっこで、前例の無い非常で極悪な魔王を思い付いたのだが。あまりにも非常過ぎて、二人が思い付いたことを後悔してるだけだ」
「えっ!? 優しいウィザレナさん達が、そんなに悪い魔王を思いついたんですか?」
「……や、やめてくれぇ、アルビス殿。心が、ギュッと締め付けられたように痛くなってきたぁ……」
「……アルビス様の、いじわるぅ……、グフッ」
「ふっふっふっ」と笑うアルビスがトドメを刺しに掛かり。驚いたサニーが、今の二人にとって、致命傷になりかねない言葉を言い放ち。
なんとか耐えたウィザレナは、震えた右手で左胸を鷲掴み。しっかり効いたレナが、口から血を垂らしつつ一時的に絶命した。
が、心優しきウィザレナ達が思い付いたという、前例の無い非常な魔王を、どうしても気になっているらしく。
「あの! ウィザレナさん、レナさん。どれぐらい悪い魔王なのか、ちょっとでいいから教えてください!」
二人にとって、拷問と言っても差し支えないがない質問を、サニーが投げ掛け。抵抗すら出来ず、質問を重ねる度に、確実に心の傷を深く抉らていく二人が、今度は血反吐を吐いてちゃんと絶命した。
サニー、そろそろ止めてあげてくれ。もう、二人の耳には声が届いていないだろうし。見てて可哀想に思うほど、真っ白に燃え尽きているぞ。
しかし、死の淵から戻って来たようで。「……はっ!?」と意識を取り戻したウィザレナとレナが、慌てて上体を起こし。二人して肩で呼吸をしながら、サニーの耳をそっと塞いだ。
「……はぁ、はぁ、はぁっ……。な、なんか、ここよりも綺麗な花畑が見えて……、そこに長様が立ってて、『まだ、こっちに来るんじゃない』と言われた気がした……」
「う、ウィザレナに同じく……。アカシック様? 今のは、一体何だったのでしょうか……?」
「たぶん、走馬灯じゃないか……?」
どちらにせよ。二人は、もう二度と『タート』を滅ぼすなんて宣言しないだろう。その証拠に、二人はすっかり意気消沈していて、長い耳が弱々しく垂れ下がっている。
「……はぁ。本当にすまない、アカシック殿。嘘でも、タートを滅ぼすと言ってしまって」
「本当に、申し訳ございませんでした……」
「気にしてないから大丈夫だよ。それよりもだ」
さてと。ここからは、少しだけ二人に加勢しよう。二人の意見を聞かず、人間が居る場所に無理やり連れて行かせるなんて、私はさせたくない。
「やっぱ、タートに行くのは厳しいよな?」
「……そ、そうだな。ベルラザ様の言ってた通り、恨むべきは里を襲った人間だけだと思う。それは頭でも分かってる。長様が残した言葉の解釈も正しい。けど、やはり、勝手に一括りしてしまうんだ。アカシック殿とサニー殿以外の、今を生きてる人間が全員憎いと」
「私も流石に、アカシック様とサニー様が愛する国を滅ぼすなんて、絶対に出来ません。ですが……、やはり私も、アカシック様とサニー様以外の人間という種族が、憎いです」
本来、心に留めていた本音を明かしてくれた二人の表情が、暗くてしおらしいものへと変わっていく。
その、人間に対して抱いている憎しみは、誰も責めることは出来ない至極全うな感情だ。
太古の昔、いきなり里を襲い、仲間達を皆殺しにした人間が憎い。なら、今を生きている人間だって憎い。当たり前で、抱き続けていい感情なんだ。
「それに私は、人間に高飛車で傲慢な態度を取るだろう。そんなことをしたら、場の空気は間違いなく壊れ、アカシック殿やサニー殿も呆れ返ってしまう。私は、命の恩人である二人に見放されるのが、すごく怖い。ならば、最初から行かない方がいいと、皆を諦めさせる為に、あんなことを口にしたんだ」
「ですがベルラザ様は、会ったばかりの私達のことを、私達以上真剣に想って下さってました。嬉しかった反面、その想いに応えなければならないという気持ちが芽生え……。今、どうしようかと迷ってます」
「なるほど、な」
つまり、相手に反論の余地を与えぬ条件を突き付けて、有無を言わさず諦めさせようと、ベルラザさんの誘いを過激に断ろうとしていたんだな。
突然、憎き人間が沢山居る場所へ行き、飲み食いして楽しもうなんて誘われたんだ。まず強大な拒否反応が出るだろう。誘ってきた相手が大精霊であろうと、すんなり受け入れられる訳がない。
しかし、断ろうとしていた理由が、他にもあったとは。場の空気を間違いなく壊すだとか、私達に見放されたくないとか。周りへ目を向けて配慮し考え、起こりえる場面を冷静に想定していた。
しかも、レナに至っては、ベルラザさんの強く眩しい想いに打たれ、タートへ行くかと迷っている。
……さあ、ここからどうしよう。二人側に付いたはいいけど、下手に出れなくなってしまった。私が余計な言葉を加えると、流れが悪い方向へ行ってしまう可能性がある。
もちろん、二人が嫌がることはさせたくない。けど、行こうか悩んでいる意志も垣間見える。最初、片方へ傾き切っていた天秤が、今はギリギリ水平を保っているような状態だ。
今後の出方次第では、どちらにでも傾くだろう。ベルラザさんは、皆で楽しむという目的で、ウィザレナとレナも食事に誘った。
二人の凄惨たる過去を知っていても、なお誘ってきたんだ。きっと、二人も楽しめる策や考えがあってこそだと思う。
当本人は、悠々と腕を組み、私達の様子を静かに伺っている。私がこのまま何も喋らなければ、話を切り出しそうな雰囲気だ。
隣に居るアルビスも、そう。ベルラザさんと同じく腕を組み、凛とした表情で私達を見据えて───。待てよ? 何かおかしい。
空気が読めるアルビスのことだ。最初、ウィザレナとレナが、タートを滅ぼすと宣言した時点で、普通ならベルラザさんを止めに入っていたはず。
けど、それを一切しなかったということは……。もしかして、アルビスは、ベルラザさん側に付いている可能性が?
だとすれば、今度は私が様子を見る側に回るべきか。
アルビスが、ベルラザさん側に居るということは、ウィザレナ達を説得し切れる秘策や材料を持っている証拠だと、思っていい。それが一体何なのか、まずは見極めてみよう。
9
あなたにおすすめの小説
悪女として処刑されたはずが、処刑前に戻っていたので処刑を回避するために頑張ります!
ゆずこしょう
恋愛
「フランチェスカ。お前を処刑する。精々あの世で悔いるが良い。」
特に何かした記憶は無いのにいつの間にか悪女としてのレッテルを貼られ処刑されたフランチェスカ・アマレッティ侯爵令嬢(18)
最後に見た光景は自分の婚約者であったはずのオルテンシア・パネットーネ王太子(23)と親友だったはずのカルミア・パンナコッタ(19)が寄り添っている姿だった。
そしてカルミアの口が動く。
「サヨナラ。かわいそうなフランチェスカ。」
オルテンシア王太子に見えないように笑った顔はまさしく悪女のようだった。
「生まれ変わるなら、自由気ままな猫になりたいわ。」
この物語は猫になりたいと願ったフランチェスカが本当に猫になって戻ってきてしまった物語である。
父が後妻with義姉を連れてきた
satomi
恋愛
突然に父が後妻を連れてきました。それも義姉付きで。義姉と私は血の繋がりがあるそうです。つまり、父は長年にわたり不貞を…。
最近家を出ていった母の気持がわかります。確かに『気持ち悪い』。
私はトピア=ランスルー子爵家の次女になったようです。
ワガママ放題の義姉、アピアお義姉様を家から出したかったのでしょうか?父は私とお義姉様を王立学園の淑女学科に入学させました。全寮制なので、家からお義姉様はいなくなりました。
ともあれ、家での傍若無人な人間関係とはオサラバ!
私の楽しい学園生活はここからです!
【完結】姉に婚約者を奪われ、役立たずと言われ家からも追放されたので、隣国で幸せに生きます
よどら文鳥
恋愛
「リリーナ、俺はお前の姉と結婚することにした。だからお前との婚約は取り消しにさせろ」
婚約者だったザグローム様は婚約破棄が当然のように言ってきました。
「ようやくお前でも家のために役立つ日がきたかと思ったが、所詮は役立たずだったか……」
「リリーナは伯爵家にとって必要ない子なの」
両親からもゴミのように扱われています。そして役に立たないと、家から追放されることが決まりました。
お姉様からは用が済んだからと捨てられます。
「あなたの手柄は全部私が貰ってきたから、今回の婚約も私のもの。当然の流れよね。だから謝罪するつもりはないわよ」
「平民になっても公爵婦人になる私からは何の援助もしないけど、立派に生きて頂戴ね」
ですが、これでようやく理不尽な家からも解放されて自由になれました。
唯一の味方になってくれた執事の助言と支援によって、隣国の公爵家へ向かうことになりました。
ここから私の人生が大きく変わっていきます。
酒の席での戯言ですのよ。
ぽんぽこ狸
恋愛
成人前の令嬢であるリディアは、婚約者であるオーウェンの部屋から聞こえてくる自分の悪口にただ耳を澄ませていた。
何度もやめてほしいと言っていて、両親にも訴えているのに彼らは総じて酒の席での戯言だから流せばいいと口にする。
そんな彼らに、リディアは成人を迎えた日の晩餐会で、仕返しをするのだった。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結保証】
星森 永羽
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧井 汐桜香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
【完結】クビだと言われ、実家に帰らないといけないの?と思っていたけれどどうにかなりそうです。
まりぃべる
ファンタジー
「お前はクビだ!今すぐ出て行け!!」
そう、第二王子に言われました。
そんな…せっかく王宮の侍女の仕事にありつけたのに…!
でも王宮の庭園で、出会った人に連れてこられた先で、どうにかなりそうです!?
☆★☆★
全33話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
読んでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる