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296話、改まってきた二人の想い
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「それでは店長、頑張って下さいね!」
ウィザレナ達にお願いをした店員が、共に部屋へ来た白髪の男性に元気のある応援を送り、男性の背後へ回った。あの人が、この大食堂の店長なのか。
その、物静かそうな印象のある店長が、一歩前へ出て。ゆっくりと一礼し、数秒の間を置いて上体を起こした。
「改めまして。ご来店、誠にありがとうございます。それでは早速ですが、お手元にあるメニュー表をお取り下さい」
時間は取らせまいと話を進める店長の指示に従い、メニュー表と言い難い分厚さのある本を持つ。
あの店長も、エルフ族を特別視している様子は無さそうだが。いかんせん、声色に緊張していそうな強張りがある。
「次に、最後から十頁手前辺りをお開き下さい」
「十頁手前辺り……、ここか。ん? 種族別、お薦め一覧?」
あまりにも頁数が多すぎるがゆえに、まだ見ぬ頁を開いてみれば。あいうえお順に並べられた、各種族の名前とお薦めの料理が記載された頁があった。
「へぇ~、種族に合わせた料理まであるのか」
「おっ、ウェアウルフ専用の料理がいくつかあんぞ」
「本当っすね! どうやら、肉の焼き加減を選べるみたいっすよ」
ウェアウルフ族のヴェルイン一味が、早速自分達に該当する種族欄を見つけたようで。一気に盛り上がっていく。
「ほう、ドラゴン族用の料理も豊富にあるな」
「ハルピュイア、セイレーン、グリフォン……。やっぱ流石に、アレはねえか」
片や、沢山あるドラゴン系の料理欄に興味を惹いたアルビスに。片や、鳥族に関する名前を羅列するも、不死鳥の名前が載っていなかったようで、残念そうにから笑いを発するベルラザさん。
更に、基本飲み食いしない精霊族も、一覧には載っておらず。全ての頁を見終えたウンディーネ達が、顔を見合わせながら苦笑いをした。
「ご拝見、ありがとうございます。その一覧にある料理は、我々が各種族様に向けて合わせた創作料理を事前に作り。各種族様が初めて当店に訪れて下さった際、お声を掛け。実際に食べて頂きまして、美味しいとご評価を頂き。その種族様から許可を頂いて、一覧に載せている物になります」
店長の説明に、「ふむ」とか「へぇ~」という個性ある感心のこもった声が続いていく。
「ふ~ん。じゃあ、この一覧に載ってる料理は、どの種族からも太鼓判が押された料理になるのか」
「はい、その通りでございます」
元々用意していた、各種族に向けたお薦めの料理ではなく。この大食堂に初めて訪れた種族に対し、ウィザレナ達のように一声掛け。
事前に開発した創作料理を実食してもらい、美味しいと評価され。話し合った結果、許可が下りて初めて、一覧にその料理が載ると。
話を聞く限り、面白い取り組みである反面。日々の努力の賜物と、実りや成果が垣間見える一覧に見えてきた。
「じゃあ、つまりだ。エルフ族に向けた創作料理があって、私達に声を掛けたと?」
「その通りでございます!」
ある程度、察しが付いたウィザレナの発言に、店長が食い気味に声量を上げて答えた。個体数が多く一般的な種族から、希少とはまではいかないものの。目撃数が少なく、まあまあ珍しい種族まで。
幅広い種族から高評価を受け、その創作料理をメニュー表に載せる許可を貰っているようだが。まさか、希少中の希少種族であるエルフ族に向けた創作料理まで、用意しているとは。
「はぁ。聞いた話によると、エルフ族が人里に来たのは、私達が初めてらしいが……。よく、用意していたな」
「先代の父が、情熱に溢れた人でして。全種族が笑顔になれる料理を、俺は作りたい。それが先代の口癖であり、叶えたい夢でありました」
先代の夢。父とも言っていたが、全種族が笑顔になれる料理を作りたい、か。なんとも壮大で、叶えて欲しいと思える良い夢だ。
「あの、すみません。一つ質問してもよろしいでしょうか?」
店長が口を止めたタイミングを見計らい、レナが小さく挙手をしながら言う。
「はい、どうぞ」
「そのエルフ族に向けた創作料理は、作るのにどれほどの時間を要したのでしょうか?」
「エルフ族様に向けた創作料理は、特に至難を極めまして。先代が納得する形と味になるまで、二、三十年ほど掛かったらしいです」
「に、二、三十年。人間の寿命ですと、かなり長い時間になりますね」
「ずいぶん膨大な年月を、要したんだな」
驚いたレナやウィザレナが言う通り。人間の寿命だと、下手すれば人生の半分を費やしたことになる。ずば抜けた情熱や、その種族を想っていなければ、成せない所業だ。
「はい。創作料理が完成した時、先代は窓硝子が割れんばかりに喜んでいました。ですが先代は、夢半ばで倒れてしまい、そのまま……」
「なるほど、な……」
話の流れからして、エルフ族の創作料理を食べてもらう前に、先代が亡くなったことを明かすのは仕方がない。私もそうだが、みんなも、情に訴え掛けてはいないと理解しているだろう。
そして、ウィザレナとレナも、そう思ってくれているはずだ。その証拠に、二人は神妙な面立ちにながらも、口角が僅かに柔らかく上がっている。
その二人が、店長に合わせていた顔を逸らし、見合わせた後。何も言わずに頷《うなず》き合った。
「なら、店長殿。その創作料理を、三人分用意してくれ」
「さ、三人分と言いますと、つまり……!」
「ああ。人間にとって途方にもない年月を掛けてまで、完成させた料理なんだ。食べなければ、先代殿に申し訳が立たない。それに、エルフ族に向けたお薦め料理なんだろう? 真心がこもっていそうな料理、是非食べてみたくなったぞ。なあ、レナ?」
「うん! エルフ族を想ってくれてなかったら、そこまで絶対に出来ないもんね。私も、すごく食べたくなっちゃった。もちろん、ルシル様もお食べになりますよね?」
「当たり前だろ? 期待して待ってるぜ!」
「おお……、おおっ!!」
三人のエルフから快諾されると、一度呆け顔になった店長の顔色に、歓喜の感情がみるみる宿っていった。
「突然のお願いですのに、快く引き受けてくれるとは……! 感無量でございますッ!!」
「よかったですね、店長!」
「ああ! こうしちゃいられない、今すぐ料理を作るぞ!」
「はい!」
「エルフ族の皆様方。ご協力の方、誠に感謝申し上げます! では、少々お待ち下さいッ!」
叶えられなかった先代の使命を果たさんとばかりに、父の血を存分に受け継いでいそうな一面を見せた店長が、素早く一礼をしては、店員と共に急いで部屋を出ていった。
エルフ族専用の料理か。一体、どんな料理が出てくるんだろうな。予想がまったく出来ないから、だんだん私も気になってきてしまった。
「エルフ族を想う人間も、意外といるもんなんだな」
「そうだね。このお店、すごく居心地がいいや」
ポツリと呟いた二人の会話に、私の視界が自然と二人の方へと向いた。
「よかったな、二人共」
「ああ。今の所、この街に来てよかったと思えてる。もし来てなかったら、人間の温かい部分に触れられることが出来なかったからな」
「少なくとも『タート』に居る人間達には、好意を抱けそうです」
「そうか。そう思ってくれるだけで、私は嬉しいよ」
数日前まで、私とサニー以外の人間を全員恨んでいた二人が、『タート』に住む人間を好きになってくれつつある。
この劇的な感情の変化は、正直、私もかなり驚いている。けど、タートを好きになれそうという言葉を聞けたことが、何よりも嬉しい。
それは、未来の障害を取り除けるかもしれないといった、汚れた内容から来るものじゃない。二人から人間が好きになるかもしれないと聞けたから、ただ単純に心から嬉しくなったんだ。
ウィザレナ達にお願いをした店員が、共に部屋へ来た白髪の男性に元気のある応援を送り、男性の背後へ回った。あの人が、この大食堂の店長なのか。
その、物静かそうな印象のある店長が、一歩前へ出て。ゆっくりと一礼し、数秒の間を置いて上体を起こした。
「改めまして。ご来店、誠にありがとうございます。それでは早速ですが、お手元にあるメニュー表をお取り下さい」
時間は取らせまいと話を進める店長の指示に従い、メニュー表と言い難い分厚さのある本を持つ。
あの店長も、エルフ族を特別視している様子は無さそうだが。いかんせん、声色に緊張していそうな強張りがある。
「次に、最後から十頁手前辺りをお開き下さい」
「十頁手前辺り……、ここか。ん? 種族別、お薦め一覧?」
あまりにも頁数が多すぎるがゆえに、まだ見ぬ頁を開いてみれば。あいうえお順に並べられた、各種族の名前とお薦めの料理が記載された頁があった。
「へぇ~、種族に合わせた料理まであるのか」
「おっ、ウェアウルフ専用の料理がいくつかあんぞ」
「本当っすね! どうやら、肉の焼き加減を選べるみたいっすよ」
ウェアウルフ族のヴェルイン一味が、早速自分達に該当する種族欄を見つけたようで。一気に盛り上がっていく。
「ほう、ドラゴン族用の料理も豊富にあるな」
「ハルピュイア、セイレーン、グリフォン……。やっぱ流石に、アレはねえか」
片や、沢山あるドラゴン系の料理欄に興味を惹いたアルビスに。片や、鳥族に関する名前を羅列するも、不死鳥の名前が載っていなかったようで、残念そうにから笑いを発するベルラザさん。
更に、基本飲み食いしない精霊族も、一覧には載っておらず。全ての頁を見終えたウンディーネ達が、顔を見合わせながら苦笑いをした。
「ご拝見、ありがとうございます。その一覧にある料理は、我々が各種族様に向けて合わせた創作料理を事前に作り。各種族様が初めて当店に訪れて下さった際、お声を掛け。実際に食べて頂きまして、美味しいとご評価を頂き。その種族様から許可を頂いて、一覧に載せている物になります」
店長の説明に、「ふむ」とか「へぇ~」という個性ある感心のこもった声が続いていく。
「ふ~ん。じゃあ、この一覧に載ってる料理は、どの種族からも太鼓判が押された料理になるのか」
「はい、その通りでございます」
元々用意していた、各種族に向けたお薦めの料理ではなく。この大食堂に初めて訪れた種族に対し、ウィザレナ達のように一声掛け。
事前に開発した創作料理を実食してもらい、美味しいと評価され。話し合った結果、許可が下りて初めて、一覧にその料理が載ると。
話を聞く限り、面白い取り組みである反面。日々の努力の賜物と、実りや成果が垣間見える一覧に見えてきた。
「じゃあ、つまりだ。エルフ族に向けた創作料理があって、私達に声を掛けたと?」
「その通りでございます!」
ある程度、察しが付いたウィザレナの発言に、店長が食い気味に声量を上げて答えた。個体数が多く一般的な種族から、希少とはまではいかないものの。目撃数が少なく、まあまあ珍しい種族まで。
幅広い種族から高評価を受け、その創作料理をメニュー表に載せる許可を貰っているようだが。まさか、希少中の希少種族であるエルフ族に向けた創作料理まで、用意しているとは。
「はぁ。聞いた話によると、エルフ族が人里に来たのは、私達が初めてらしいが……。よく、用意していたな」
「先代の父が、情熱に溢れた人でして。全種族が笑顔になれる料理を、俺は作りたい。それが先代の口癖であり、叶えたい夢でありました」
先代の夢。父とも言っていたが、全種族が笑顔になれる料理を作りたい、か。なんとも壮大で、叶えて欲しいと思える良い夢だ。
「あの、すみません。一つ質問してもよろしいでしょうか?」
店長が口を止めたタイミングを見計らい、レナが小さく挙手をしながら言う。
「はい、どうぞ」
「そのエルフ族に向けた創作料理は、作るのにどれほどの時間を要したのでしょうか?」
「エルフ族様に向けた創作料理は、特に至難を極めまして。先代が納得する形と味になるまで、二、三十年ほど掛かったらしいです」
「に、二、三十年。人間の寿命ですと、かなり長い時間になりますね」
「ずいぶん膨大な年月を、要したんだな」
驚いたレナやウィザレナが言う通り。人間の寿命だと、下手すれば人生の半分を費やしたことになる。ずば抜けた情熱や、その種族を想っていなければ、成せない所業だ。
「はい。創作料理が完成した時、先代は窓硝子が割れんばかりに喜んでいました。ですが先代は、夢半ばで倒れてしまい、そのまま……」
「なるほど、な……」
話の流れからして、エルフ族の創作料理を食べてもらう前に、先代が亡くなったことを明かすのは仕方がない。私もそうだが、みんなも、情に訴え掛けてはいないと理解しているだろう。
そして、ウィザレナとレナも、そう思ってくれているはずだ。その証拠に、二人は神妙な面立ちにながらも、口角が僅かに柔らかく上がっている。
その二人が、店長に合わせていた顔を逸らし、見合わせた後。何も言わずに頷《うなず》き合った。
「なら、店長殿。その創作料理を、三人分用意してくれ」
「さ、三人分と言いますと、つまり……!」
「ああ。人間にとって途方にもない年月を掛けてまで、完成させた料理なんだ。食べなければ、先代殿に申し訳が立たない。それに、エルフ族に向けたお薦め料理なんだろう? 真心がこもっていそうな料理、是非食べてみたくなったぞ。なあ、レナ?」
「うん! エルフ族を想ってくれてなかったら、そこまで絶対に出来ないもんね。私も、すごく食べたくなっちゃった。もちろん、ルシル様もお食べになりますよね?」
「当たり前だろ? 期待して待ってるぜ!」
「おお……、おおっ!!」
三人のエルフから快諾されると、一度呆け顔になった店長の顔色に、歓喜の感情がみるみる宿っていった。
「突然のお願いですのに、快く引き受けてくれるとは……! 感無量でございますッ!!」
「よかったですね、店長!」
「ああ! こうしちゃいられない、今すぐ料理を作るぞ!」
「はい!」
「エルフ族の皆様方。ご協力の方、誠に感謝申し上げます! では、少々お待ち下さいッ!」
叶えられなかった先代の使命を果たさんとばかりに、父の血を存分に受け継いでいそうな一面を見せた店長が、素早く一礼をしては、店員と共に急いで部屋を出ていった。
エルフ族専用の料理か。一体、どんな料理が出てくるんだろうな。予想がまったく出来ないから、だんだん私も気になってきてしまった。
「エルフ族を想う人間も、意外といるもんなんだな」
「そうだね。このお店、すごく居心地がいいや」
ポツリと呟いた二人の会話に、私の視界が自然と二人の方へと向いた。
「よかったな、二人共」
「ああ。今の所、この街に来てよかったと思えてる。もし来てなかったら、人間の温かい部分に触れられることが出来なかったからな」
「少なくとも『タート』に居る人間達には、好意を抱けそうです」
「そうか。そう思ってくれるだけで、私は嬉しいよ」
数日前まで、私とサニー以外の人間を全員恨んでいた二人が、『タート』に住む人間を好きになってくれつつある。
この劇的な感情の変化は、正直、私もかなり驚いている。けど、タートを好きになれそうという言葉を聞けたことが、何よりも嬉しい。
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