寄せ集めの英雄と、涙を隠した君の笑顔。この世界の結末は俺たちが決める!

Gaku

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第一章:わけもわからず、世界は回る

第4話:薬草採取は死亡フラグ

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万事屋組合の巨大な掲示板の前で、俺と千夏は腕を組んで唸っていた。周囲を行き交う冒険者たちの、好奇と、なぜか尊敬の念が入り混じった視線が背中に突き刺さって痛い。『新人冒険者シュン、空間魔法を駆使し、巨大猪と悪徳商人団を一網打尽!』という、原型を留めないどころか異次元レベルで魔改造された俺の噂のせいだ。実際は、俺の地味な能力に鳩が偶然ぶつかって武士の兜にホールインワンしただけなんだが、この世界では真実は小説より奇なり、どころか真実はラノベより奇なり、らしい。

「うーん、どうしよっか。駿くん、一躍有名人になっちゃったから、簡単な依頼だと逆にがっかりされちゃうかな?」
千夏が、俺の顔を下から覗き込むようにして、悪戯っぽく笑う。太陽みたいな彼女の笑顔は、組合の薄暗いホールの中でも、そこだけ陽だまりができているかのように眩しい。

「やめてくれ。俺は平穏に暮らしたいんだ。だいたい、あの噂は九割九分九厘がデマと偶然と鳩で構成されてるんだからな」
「あはは、鳩さんの功績は大きいよね!」

からからと笑う千夏に毒気を抜かれながら、俺は掲示板にびっしりと貼られた依頼書に再び目を走らせる。『ゴブリンの巣穴掃討』、『リザードマンの鱗収集』、『街道を荒らす盗賊団の討伐』。どれもこれも、今の俺たちには荷が重すぎる。そもそも、俺の能力は空間を歪ませるだけで、直接的な攻撃力は皆無なのだ。せいぜい、飛んでくる矢の軌道を逸らして明後日の方向に飛ばすか、目の前のスープを熱くないフリをして飲む手品に使うくらいしか思いつかない。

「あ、これなんてどうかな?」
千夏が指差したのは、掲示板の隅っこに貼られた、一枚の小さな依頼書だった。

『依頼:薬草「月見草」の採取』
『場所:街の東に広がる「迷いの森」』
『内容:鎮静効果のある月見草を十本採取。薬師組合へ納品のこと』
『報酬:銅貨三十枚』
『難易度:木札(最低ランク)』

銅貨三十枚。昨日、千夏にご馳走になった煮込み定食が二人で十枚だったから、まあ、今日の宿代と食事代にはなるだろう。何より、「薬草採取」という響きがいい。戦闘の必要がない、平和な依頼だ。これなら、俺の地味な能力が暴発して、また鳩が誰かの兜にホールインワンする悲劇も起きるまい。

「いいじゃないか、それ。平和的で。よし、それにしよう」
「うん、賛成! ピクニックみたいで楽しそうだね!」

俺たちは受付カウンターへ向かい、依頼書を提出した。カウンターの向こう側では、相変わらず氷のような無表情を浮かべた受付嬢の静さんが、書類に判を押している。彼女はこちらに一瞥もくれず、ただ淡々と告げた。

「迷いの森、ですね。承りました。森の入り口までは東門から馬車で半刻(一時間)ほど。森の中は比較的安全ですが、近年、森の奥で不審な荷馬車の目撃情報が相次いでおります。無闇に深入りせぬよう、ご注意を」
「は、はい。ありがとうございます」

忠告までしてくれるなんて、意外と親切な人なのかもしれない。そう思ったが、俺たちがカウンターを離れるまで、彼女の表情筋は一ミクロンも動かなかった。

東門を出ると、街の喧騒が嘘のように遠ざかり、のどかな田園風景が広がっていた。石畳の街道の両脇には、青々とした麦の穂が風にそよぎ、さわさわと心地よい音を立てている。空はどこまでも高く、白い雲がゆっくりと流れていく。時折すれ違う農夫が、荷馬車の上から「よう、組合のかい?」と気さくに声をかけてくる。千夏が「はい、ちょっとそこまで!」と元気に手を振り返すと、農夫はしわくちゃの顔で笑い返した。

なんて平和なんだ。昨日までの、訳も分からず武士に追いかけ回されたり、チンピラに絡まれたりしたのがまるで嘘のようだ。人生、悪いことばかりじゃない。こういう穏やかな時間こそ、大切にしないと。

「気持ちいいねえ、駿くん」
「ああ。最高だな」

馬車の荷台に揺られながら、俺たちはしばらく、その穏やかな初夏の風景に見とれていた。やがて、街道の先にこんもりとした緑の森が見えてきた。迷いの森だ。

「さあ、着いたぜ。ここが迷いの森の入り口だ。日暮れまでには戻ってこいよ」
御者に銅貨を数枚渡し、俺たちは馬車を降りた。森の入り口には古い木の看板が立っており、『迷いの森』と掠れた文字で書かれている。その物騒な名前とは裏腹に、森は穏やかで、美しい光に満ちていた。

一歩足を踏み入れると、ひんやりと湿った空気が肌を撫でた。土と、瑞々しい若葉の混じった、生命力に満ちた香りが鼻腔を満たす。頭上では、幾重にも重なった木々の葉が、強い日差しを和らげ、地面には木漏れ日がキラキラと光の斑点を描いていた。まるで、緑色の巨大な伽藍の中にいるようだ。風が梢を揺らすと、無数の葉が擦れ合う音が、まるで寄せては返す波のように聞こえる。遠くからは、様々な種類の鳥のさえずりが、天然のオーケストラのように響き渡っていた。

「わあ……きれい……」
千夏が、感嘆のため息を漏らす。その横顔は、木漏れ日を浴びて輝いて見えた。

「すごいな。空気そのものが美味いというか、浄化される感じだ」
俺も素直に感動していた。こんなに美しい場所があるなんて。ここなら、本当にただの薬草採取で終わりそうだ。そう思った瞬間、俺の頭の中に、これまで読破してきた数万冊のラノベ知識が、警報を鳴らし始めた。

(待てよ。こういう時こそ、油断は禁物だ)

俺は、急に表情を引き締め、周囲を警戒し始めた。

「どうしたの、駿くん? 急に真剣な顔して」
千夏が不思議そうに小首を傾げる。

「千夏、甘いな。こういう、一見平和で簡単な依頼こそ、とんでもないモンスターが出現する死亡フラグの典型なんだ。ラノベでは常識中の常識だぞ」
「ええ? そうなの?」
「そうだ。例えば、この森そのものが、実は巨大な古代樹のモンスターで、俺たちはすでに胃の中にいる、とか」
「いやいや、それはないでしょ」
「あるいは、この森に住む心優しきエルフの里が、オークの軍勢に襲われていて、助けを求めている、とか」
「わあ、それなら助けてあげなきゃ!」
「……そういう問題じゃない。とにかく、警戒を怠るなということだ。俺のラノベ脳が、この森には何かあると告げている」

俺は、得意げに胸を張った。千夏は、きょとんとした顔で俺を見ていたが、やがて、くすくすと笑い出した。

「もう、駿くんって面白いね! わかった、じゃあ、勇者シュン様の護衛、しっかり務めさせていただきます!」
「分かればよろしい。さあ、行くぞ!」

俺たちは、森の奥へと進んでいった。俺は、ラノベ主人公になりきって、木の枝がしなる音や、茂みが揺れる音に、いちいち大げさに反応した。

「――待て! 今、右後方の茂みから、ゴブリンの斥候と思わしき気配がした!」
「……今の、リスだったと思うけどなあ」
「――静かに! あの木の上! 枝の揺れ方が不自然だ! あれは、弓を構えたオークのスナイパーに違いない!」
「……さっきから、同じ鳥が鳴いてるだけだよ?」

千夏の冷静なツッコミにもめげず、俺は警戒レベルを最大に引き上げていた。俺の主人公としての勘が、危険を告げているのだ。そうに違いない。

「いいか、千夏。こういうサバイバル状況で最も重要なのは、常に二手三手先を読んで行動することだ。決して油断しては……うわっ!」
ドヤ顔で語っていた俺は、足元の木の根に気づかず、見事に足を取られて、顔から地面にダイブした。

「……大丈夫、駿くん?」
肩を震わせながら、必死で笑いをこらえている千夏の声が、頭上から降ってきた。土と枯葉の匂いが、鼻いっぱいに広がる。俺の主人公としての威厳は、ものの数分で地に落ちた。

「だ、大丈夫だ! これも敵を欺くための高度な擬態だ!」
「はいはい、そうですか」

顔を上げた俺の鼻の頭には、情けないことに泥がついていた。千夏は、とうとうこらえきれなくなったのか、お腹を抱えて笑い転げている。その明るい笑い声が、森の静寂に響き渡った。

そんなドタバタ珍道中を繰り広げながら、俺たちは森のさらに奥へと進んでいった。やがて、せせらぎの音が大きくなり、視界が開けた。そこは、小さな川が流れる、開けた場所だった。そして、川辺の湿った土手には、俺たちが探していたものが群生していた。

銀色の、ぼんやりとした光を放つ、美しい花。月見草だ。夜に咲く花のはずなのに、昼間の木漏れ日の中でも、まるで自ら発光しているかのように、幻想的な光を放っている。その光景は、息を呑むほど美しかった。

「やったー! 見て駿くん、いっぱい咲いてるよ! これで依頼達成だね!」
千夏が、子供のようにはしゃぎながら駆け寄っていく。俺も、その光景に見とれていた。

「なーんだ、やっぱりただの楽な依頼だったか。俺のラノベ脳も、たまには外れるもんだな」

そう言って、肩の力を抜いた。警戒しすぎていた自分が、少しだけ馬鹿らしく思えた。俺も千夏の隣にしゃがみ込み、薬草を傷つけないように、丁寧に摘み始めた。十本なんて、あっという間に集まりそうだ。

平穏な時間。穏やかな空気。美しい風景。
この幸福な状態が、永遠に続くかのように思えた。

その、瞬間だった。

背後の森の奥深くから、獣の咆哮とも、木が裂ける音ともつかない、凄まじい音が響き渡った。地面が、ビリビリと震える。鳥たちが一斉に飛び立ち、森の静寂は切り裂かれた。

俺と千夏は、弾かれたように顔を見合わせる。

「……今の、何?」
千夏の顔から、笑顔が消えていた。

俺の背筋を、冷たい汗が流れ落ちる。ラノベ脳が、けたたましく警報を鳴らしている。
『警告! 警告! フラグは、回収されるためにある!』

次の瞬間、背後の茂みが、内側から爆発するかのように激しく揺れた。バリバリと木々をなぎ倒し、地面を揺るがすような重い足音と共に、”それ”は姿を現した。

軽自動車ほどの大きさはあろうかという、巨大な猪。筋肉の塊のような体躯は黒い剛毛に覆われ、口から突き出た二本の牙は、鋭利な刃物のように湾曲し、泥と、何か赤黒いもので汚れている。充血した目は憎悪と苦痛に濁り、荒い鼻息が、白い蒸気となって周囲の空気を震わせていた。

「フォレストボア……!」
誰かが依頼書に書き殴っていた、この森の主。その情報が、頭の片隅から蘇る。

(ほら来たぁぁぁ! やっぱり死亡フラグだったじゃねえか! 俺のラノベ脳、超有能! って、感心してる場合じゃねえ!)

心の中で絶叫しながら、俺は千夏を庇うように一歩前に出た。だが、フォレストボアの様子がおかしいことに気づく。その右前足には、何本もの太いワイヤーで作られた、無骨な罠が深く食い込んでいた。罠は、猪が動くたびに肉を抉り、夥しい量の血が流れ出している。痛みと怒りで、完全に理性を失っているのだ。

ワイヤーの先を目で追うと、少し離れた木々の陰に、一台の荷馬車が隠されているのが見えた。そして、その側に立つ、三人の男たち。見るからに悪人面の、おそらくは密猟者か何かだろう。彼らは、暴れ狂うフォレストボアを持て余し、顔に焦りの汗を浮かべていた。

最悪の状況だった。ただのモンスターとの遭遇ではない。人間の悪意が介在した、最も厄介なパターンだ。

三人の男たちは、俺たちに気づくと、一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに、その表情が下卑た笑みに変わった。

「おい、見ろよ。いいカモが来たぜ」
一人が、ナイフで自分の歯をシーシーとやりながら言った。

「あいつらを猪のエサにしてる隙に、俺たちは逃げるぞ! 罠ごとくれてやれ!」
リーダー格の男がそう言うと、もう一人が頷き、ワイヤーを固定していた杭を斧で叩き切り始めた。

「なっ……てめえら!」
俺が叫ぶが、彼らは聞く耳を持たない。カン、カン、と無慈悲な音が森に響き、ついに杭が折れた。自由になった(というより、解き放たれた)フォレストボアは、その怒りと痛みの全ての矛先を、目の前にいる俺たちに向けた。

「グルォォォォォッ!」

獣の咆哮が、鼓膜を突き破る。痛みと怒りで我を忘れた森の主が、地面を抉り、木々をなぎ倒しながら、俺と千夏に向かって猛然と突進してくる。もはや、それは生き物というより、破壊と殺意だけを乗せた暴走機関車だった。

「くそっ!」
俺は咄嗟に、その進路上に空間歪曲の力を発動させる。目の前の空間が、陽炎のようにぐにゃりと歪んだ。だが、無駄だった。フォレストボアの圧倒的な質量と突進力の前では、俺のささやかな能力など、高速道路にビー玉を一個置くようなものだ。猪の巨体は、歪んだ空間をものともせず、一切速度を落とさずに迫ってくる。

(嘘だろ……俺の能力、全然効かねえ!)

絶望が、心を塗りつぶしていく。平穏なピクニック(常)は、文字通り一瞬にして、死の恐怖(無常)へと転落した。これが、この世界の理不尽さ。これが、思い通りにならないという現実。

逃げる商人たちの荷馬車が、視界の端に映った。その荷台に、いくつかの鉱石が積まれているのが見えた。夕陽を反射して、まるで血のように、鈍い赤黒い光を放つ、奇妙な鉱石だった。

そして。
死を覚悟したせいか、全ての音が、スローモーションのように遠のいていく。猪の荒い鼻息も、商人たちの高笑いも、風の音も。その静寂の中、俺の耳は、森のさらに奥深くから、ある音を捉えた。

チリン……。

微かで、しかし、凛として澄んだ、鈴の音。
それは、まるでこの世の理不尽さを鎮めるかのような、清らかな音だった。

だが、その音の意味を考える暇はなかった。
牙が、目の前に迫る。俺は無意識に、千夏の前に立ちはだかっていた。せめて、彼女だけでも。

「ごめん、千夏……!」

俺は目を固く閉じた。その、俺の小さな背中を、千夏はこれまでに見せたことのない、真剣で、そしてどこか氷のように冷静な瞳で見つめていた。
次の瞬間に訪れるであろう、肉が引き裂かれる衝撃を、俺は待った。
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