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第四章:王都燃ゆ、過去からの咆哮
第31話:王都は赤く染まっていた
しおりを挟む西の空が、熟した柘榴(ざくろ)を巨大な手で握り潰したかのような、濃く、そしてどこか生々しい茜色に染まる頃、俺たち――神田駿と、愉快で厄介で、どうしようもなく頼りになる仲間たちは、ついに王都へと続く最後の丘にたどり着いた。
数日間の、ほとんど不眠不休の強行軍だった。馬は口から泡を吹き、俺たちの体も鉛のように重い。だが、そんな疲労は、眼下に広がる光景を前にして、意識の彼方へと吹き飛んでいった。
そこに広がるはずだったのだ。吟遊詩人が竪琴を爪弾きながら謳うような、白亜の城壁と、澄み渡る空を映す瑠璃色の屋根が織りなす、壮麗なる王都の姿が。人々が笑顔で行き交い、市場には活気が溢れ、大聖堂の鐘が祝福の音を響かせる、そんな平和の象徴が。
代わりに俺たちの目に飛び込んできたのは、地獄の釜の蓋が派手に開いて、中の具材が景気良くそこら中にぶちまけられたかのような、絶望的な光景だった。
街のあちこちから、太く、黒い煙の柱が何本も、何本も立ち上っている。それはまるで、天の巨大な獣が、その汚れた指で空を掻きむしった爪痕のようにも見えた。かつて、その美しさで旅人たちの溜息を誘ったという大聖堂の尖塔は、無残にもその半分が崩れ落ち、断末魔の叫びを上げたまま石化した巨人の骸のように、不吉なシルエットを夕陽の中に晒していた。堅牢を誇ったはずの城壁の一部は、まるで巨人に噛み砕かれたかのように大きく抉られ、そこから溢れ出したのだろう、人ならざる異形の影が、こぼれ出た砂糖に群がる蟻のように、蠢いているのが遠目にもはっきりと分かった。
風が、丘を吹き抜けていく。運んでくるのは、豊かな麦畑の香りでも、街路樹の若葉の匂いでもない。物が焼ける焦げ臭い匂い。乾いた血の、鉄錆びた匂い。そして、数万の人々の恐怖と絶望が凝縮され、澱となって沈殿したかのような、重く、淀んだ空気だった。
「…………嘘だろ」
誰かが、か細い声で呟いた。俺か、あるいは隣にいた龍之介か。もはや、それすらも定かではない。遠くから、断続的に鳴らされる警鐘の音が、まるで世界の悲鳴のように、もの悲しく、もの悲しく響き渡っていた。
美しいはずの王都は、ただ、赤く染まっていた。夕焼けの赤、燃え盛る炎の赤、そして、まだ見えぬおびただしい血の赤に。
「理屈は後だ、って言ったのは俺だけどよ」俺は乾いた唇を舐め、仲間たちの顔を見回した。「こりゃ、理屈こねてる暇すらなさそうだな」
源の拳が、ゴキリと音を立てる。桔梗の瞳が、プロの暗殺者のそれに切り替わる。小夜と鈴は、互いの手を強く握りしめ、恐怖を押し殺すように固く唇を結んでいた。栞は、震える手で眼鏡の位置を直しながら、それでも必死に現状を分析しようと目を凝らしている。彩葉は、いつものように穏やかな表情を崩してはいなかったが、その鞘を握る指の白さが、彼女の内なる静かな怒りを物語っていた。龍之介は、眼帯の奥の片目で戦場を睨みつけ、ニィと、獣のような笑みを浮かべた。
「上等じゃねえか。退屈しねえで済みそうだ」
俺は、そんな頼もしすぎる仲間たちに苦笑を一つ返すと、抉られた城壁の缺口(けっくち)――地獄への入り口――を、まっすぐに見据えた。
「行くぞ。一人でも、多く助ける」
俺のその言葉を合図に、俺たち「寄せ集めの英雄」ご一行様は、躊躇という感情を丘の上に置き去りにして、燃え盛る王都へと、雪崩れ込むように駆け下りていった。
市街地は、俺たちの想像を遥かに超える惨状だった。かつては美しい彫刻が施されたであろう貴族の館は、燃え盛る松明のように、空を焦がしている。石畳は、おびただしい血で濡れ、滑らかさを失い、歩くたびに粘つくような不快な音を立てた。あちこちで、親とはぐれた子供の泣き叫ぶ声がし、助けを求める人々の悲鳴が、炎の爆ぜる音に混じって木霊している。
そして、その阿鼻叫喚の巷を闊歩しているのは、血錆鉱の影響で完全に理性を失い、ただ破壊衝動のままに暴れ狂う、オークやゴブリンの群れだった。その目には、知性の光など欠片もなく、ただ純粋な悪意と飢餓感が、赤い炎のように揺らめいている。
「そこをどけぇっ!」
源の咆哮と共に、彼の拳が一体のオークの顔面を粉砕する。もはやそれは打撃というより、小規模な爆発だった。彩葉の刀が閃き、鞘に収まったままの斬撃が、三体のゴブリンをまとめて薙ぎ払う。彼女の周りだけ、まるで時が止まったかのように、静かで優雅な空間が生まれていた。
俺たちは、市民を守り、避難を誘導しながら、敵の数を減らしていく。しかし、敵はあまりに数が多く、しかも街の至る所から、まるで地面から湧いて出てくるかのように、次から次へと現れる。
そんな俺たちの前に、銀一色に磨き上げられた鎧に身を包んだ、王都騎士団の一隊が現れた。彼らは、寸分の狂いもない動きで方陣を組み、市民を守るための防衛線を瞬く間に構築する。その練度は、さすがに王都を守る精鋭部隊だけのことはあった。
「助かった! これで市民を安全な場所へ!」
俺がそう叫んだ時だった。騎士団が張った、あまりに完璧な防衛線のほんの僅かな隙間を縫って、一際俊敏なゴブリンが一匹、防衛線の内側へと侵入した。その目標は、腰を抜かして動けなくなっている、小さな女の子だった。
「しまっ――!」
騎士たちの槍が向きを変えるよりも早く、俺は咄嗟に右手をゴブリンと少女の間に突き出していた。
「――っ、捻じ曲がれ!」
俺の目の前の空間が、ぐにゃり、と陽炎のように歪む。一直線に少女に向かっていたゴブリンの突進軌道が、その歪みのせいで僅かに逸れ、少女の数センチ横を通り過ぎて、近くの壁に激突した。
「よしっ!」
俺がガッツポーズを決めた、まさにその瞬間だった。少女を助けようと、死角から援護の突きを繰り出していた騎士の一人が、俺の歪ませた空間に、その槍の穂先から突っ込んでしまったのだ。
「な、なにぃっ!?」
騎士の驚愕の声と共に、彼の渾身の突きは、物理法則を完全に無視した奇妙なベクトルへと捻じ曲げられ、あらぬ方向――道の向かいにあった、果物屋の屋台へと、見事なまでに突き刺さった。
ガッシャアァァンッ! という、盛大な破壊音。
屋台は無残にも半壊し、山と積まれていた、つやつやと赤く輝くリンゴたちが、まるで祝福の紙吹雪のように、戦場の空へと舞い上がった。そして、重力に従って、パラパラと騎士たちの兜の上や、地面へと落下していく。スローモーションのような、あまりに間の抜けた光景だった。
一瞬の静寂。
ゴブリンも、騎士も、俺も、空から降ってくるリンゴを、ただ呆然と見上げていた。
静寂を破ったのは、槍を屋台に突き刺したまま、プルプルと肩を震わせる騎士の怒声だった。
「よ、余計なことをするな、この、ならず者めぇぇぇっ!」
「いや、あんたの槍が勝手に!」
「俺の槍はまっすぐ進んでいた! 貴様が空間を歪ませたからだろうが!」
「結果的に女の子は助かったんだからいいだろ!」
「よくない! 我々の連携を乱した罪は重いぞ!」
ああ、クソ。こういうマニュアル人間が一番めんどくさいんだよ。俺は心の中で悪態をついた。連携の難しさ、というか、頭の固い組織と即興で連携することの絶望的な難しさを、俺は骨身に沁みて痛感していた。
「騒がしいぞ、貴様ら!」
騎士たちを掻き分け、俺たちの前に進み出てきたのは、一際立派な装飾の鎧を纏った、歴戦の古強者といった風情の老将軍だった。その顔には、深い皺が何本も刻まれ、その瞳は、幾多の戦場を生き抜いてきた者だけが持つ、鋭い光を宿していた。彼が、この騎士団の団長らしい。
老将軍は、俺たちの一連の戦いを見ていたらしく、その口元に苦々しいものを浮かべながら言った。
「貴様らの武勇は認めよう。個々の力は、確かにそこらの騎士を凌駕している。だが、ここは戦場だ。個人の武勇をひけらかす場ではない。規律こそが、軍の、いや、国の礎なのだ。我らの指揮に、従ってもらう」
その言葉には、実績も素性も知れぬ者たちへの、色濃い不信が滲み出ていた。正しい。彼の言っていることは、組織論としては百パーセント正しい。だが、その正しさが、今、この刻一刻と変化する戦場で、どれほどの意味を持つというのか。
「将軍閣下。お言葉ですが、状況は常に変化しています。もっと柔軟な指揮を執るべきです」
静かに、しかし凛とした声で進言したのは、いつの間にか俺の隣に立っていた桔梗だった。
「敵は、我々の予想を超えた動きを見せています。ならば、こちらも定石に囚われず、臨機応変に対応すべきかと」
しかし、老将軍は、桔梗の忍び装束を一瞥すると、侮蔑するように鼻を鳴らした。
「黙れ、影働きが。貴様らのような、素性の知れぬ者たちに、騎士の戦い方が分かってたまるか」
その一言で、桔梗の眉がピクリと動いた。俺たちの間に、修復しがたい断絶の空気が流れようとした、その時だった。
「――負傷者です! どなたか、手を貸してください!」
悲痛な声が響き、俺たちの視線は、声のした方へと一斉に向けられた。そこは、広場の一角に急遽設けられた、野戦病院だった。負傷した兵士や市民が、地面に敷かれた毛布の上に何人も横たわり、苦痛の声を上げている。衛生兵や神官たちが必死に治療にあたっているが、その数は圧倒的に足りていなかった。
そして、俺たちは、その中で信じられない光景を目にすることになる。
広場の中心。傷つき、呻く兵士たちの間で、ひざまずいている一人の少女がいた。その豪奢なドレスは、裾が泥と血で汚れ、美しい金髪は、煤でその輝きを失っている。しかし、その姿は、この地獄のような戦場において、あまりに気高く、神々しかった。
彼女は、額から血を流して意識を失いかけている若い兵士の額に、そっとその小さな手を当て、静かに祈りを捧げている。すると、彼女の手のひらから、温かく、柔らかな黄金色の光が放たれ、みるみるうちに兵士の傷を癒していく。苦痛に歪んでいた兵士の顔に、安らかな表情が戻った。
彼女こそ、この国の王女、アリア。その人だった。
その慈愛に満ちた姿は、絶望に沈む人々の心を照らす、唯一無二の、希望の光そのものだった。
アリア姫は、負傷者の治療を終えると、静かに立ち上がり、俺たちの方へと視線を向けた。その青い瞳は、騎士団の硬直した戦い方とは全く違う、俺たちの変幻自在な戦い方を、驚きと、そして強い興味の色を浮かべて見つめていた。特に、俺が司令塔というわけでもないのに、ごく自然に仲間たちの中心に立ち、それぞれの能力が最も活きるように立ち回っている姿に、彼女は何か新しい時代の、新しい戦い方の可能性を感じ取っているようだった。
一方、アリア姫の傍らに控える、若い護衛騎士の男は、俺たちが姫の視界に入ること自体が許せないとでも言うように、過剰なまでに警戒し、鋭い視線を送り続けてくる。その視線の奥に、単なる忠誠心だけではない、何か別の、個人的な感情が隠されていることに、俺は微かな違和感を覚えた。
その、様々な感情と視線が交錯する中で、桔梗だけが、全く別のものを見ていた。彼女の視線は、戦場の片隅で、負傷者を装って情報を伝達している、一人の伝令兵に注がれていた。彼は、避難誘導の指示を出す際に、意図的に、魔物の数が手薄になっている激戦区へと、市民を誘導するルートを叫んでいる。
(――内通者)
その冷たい確信が、桔梗の背筋を凍らせた。この戦いは、ただ外部から攻められているだけではない。内部から、静かに崩壊させられようとしている。
俺たちの、そして王都の、長い長い夜は、まだ始まったばかりだった。
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