寄せ集めの英雄と、涙を隠した君の笑顔。この世界の結末は俺たちが決める!

Gaku

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第七章:古都の影、解き放たれた言霊(ことだま)

第65話:【回想】ひび割れた器

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(――あの日の空は、どこまでも高く、深く澄(す)み渡(わた)っていた)

小夜(さよ)の閉じた瞼(まぶた)の裏(うら)に蘇(よみがえ)るのは、十数年前、彼女が十歳(じゅっさい)になった年の秋の記憶。

その日は、古都・綾杜(あやのもり)にとって、年に一度の最も重要(じゅうよう)な祭事(さいじ)、「星鎮(ほししず)めの大儀式(たいぎしき)」が執(と)り行われる日だった。都の安寧(あんねい)と豊穣(ほうじょう)を星々に祈(いの)り、邪気(じゃき)を祓(はら)うための、最も神聖(しんせい)な儀式(ぎしき)。

街中には、色とりどりの五色(ごしき)の幟(のぼり)がはためき、家々の軒先(のきさき)には魔除(まよ)けの柊(ひいらぎ)と鰯(いわし)の頭(かしら)…は節分(せつぶん)だったかと、記憶(きおく)の混濁(こんだく)はさておき、とにかく街全体が厳(おごそ)かな、それでいてどこか華(はな)やいだ祝祭(しゅくさい)の雰囲気に包まれていた。楽師(がくし)たちが奏(かな)でる雅楽(ががく)の、ゆったりとした、しかし天に昇るような音色(ねいろ)が、澄(す)み切った秋の空に厳(おごそ)かに響(ひび)き渡(わた)っていた。

儀式の中心となる都で最も大きな大社(たいしゃ)の境内(けいだい)には、狩衣(かりぎぬ)や浄衣(じょうえ)といった純白(じゅんぱく)の祭祀装束(さいしそうぞく)に身を包んだ陰陽師(おんみょうじ)たちが、続々と集結(しゅうけつ)していた。彼らの顔には、この大役(たいやく)を務(つと)めることへの誇(ほこ)りと、失敗(しっぱい)は許されないという極度(きょくど)の緊張(きんちょう)が浮かんでいる。

高く澄(す)んだ秋晴(あきば)れの空の下、祭りの高揚感(こうようかん)と厳粛(げんしゅく)な空気が、清(きよ)められた境内(けいだい)を満たしていた。しかし、その華(はな)やかさの裏側(うらがわ)で、一つの小さな、しかし致命的(ちめいてき)な悪意(あくい)が、まるで毒(どく)のように静かに、そして確実に進行(しんこう)していたことを、その時の小夜は知る由(よし)もなかった。

その年の儀式の主役(しゅやく)である「斎主(さいしゅ)」――神と人とを繋(つな)ぐ最も重要な役割(やくわり)――に、わずか十歳にして小夜が抜擢(ばってき)された。それは、彼女の持つ類稀(たぐいまれ)なる霊力(れいりょく)と才能(さいのう)を、都(みやこ)の内外(ないがい)に公式(こうしき)に示すための、月詠(つくよみ)の家としての決定(けってい)だった。彼女こそが次代(じだい)を担(にな)う者である、と。

しかし、その決定は、彼女の才能(さいのう)を妬(ねた)み、自らがその座(ざ)に就(つ)くべきだと信じて疑(うたが)わなかった、同門(どうもん)の兄弟子(あにでし)たちの心を、黒い嫉妬(しっと)の炎(ほのお)で燃え上がらせた。

「なぜ、あのような童(わっぱ)が…!」

「我々(われわれ)を差(さ)し置(お)いて…! 当主(とうしゅ)も、どうかされたのではないか!」

「このままでは、月詠(つくよみ)の面目(めんぼく)が立たぬわ!」

彼らは、小夜を儀式(ぎしき)の場で失脚(しっきゃく)させ、月詠の家の名誉(めいよ)を地に墜(お)とすための、陰湿(いんしつ)で卑劣(ひれつ)な計画(けいかく)を企(たくら)てていた。それは、自らの劣等感(れっとうかん)と、満たされない承認欲求(しょうにんよっきゅう)が生み出した、あまりに醜(みにく)い悪意(あくい)――まさしく、苦(くる)しみの原因(げんいん)となる「渇愛(かつあい)」と「邪(よこしま)な思惟(しい)」の顕現(けんげん)だった(集諦 )。

儀式の前夜(ぜんや)。夜陰(やいん)に紛(まぎ)れて、三人の兄弟子(あにでし)たちが、大社(たいしゃ)の最も神聖(しんせい)な場所である祭壇(さいだん)へと密(ひそ)かに忍(しの)び込んだ。月の光も届かない闇(やみ)の中、彼らは儀式(ぎしき)で中心的な役割(やくわり)を果(は)たす神聖(しんせい)な鏡(かがみ)――八咫鏡(やたのかがみ)の模造品(もぞうひん)とされる霊鏡(れいきょう)――の裏側(うらがわ)に、呪力(じゅりょく)を込(こ)めた黒い札(ふだ)を貼り付(はりつ)けた。

それは、術者(じゅつしゃ)の霊力(れいりょく)を意図的(いとてき)に暴走(ぼうそう)させ、制御不能(せいぎょふのう)にするための、古(いにしえ)の禁断(きんだん)の呪具(じゅぐ)だった。たとえ小夜ほどの天才(てんさい)であっても、儀式(ぎしき)の最中(さいちゅう)にこの呪(のろ)いが発動(はつどう)すれば、その膨大(ぼうだい)な霊力(れいりょく)を制御(せいぎょ)しきれず、自滅(じめつ)するであろう、と。彼らの顔には、嫉妬(しっと)に歪(ゆが)んだ、醜悪(しゅうあく)な笑(え)みが浮(う)かんでいた。自分たちの行為(こうい)が、どのような悲劇(ひげき)を招(まね)くことになるのか、想像(そうぞう)することもなく。

陰湿(いんしつ)な妬(ねた)みが渦巻(うずま)く兄弟子(あにでし)たちの中で、ただ一人だけ、小夜に優(やさ)しく接(せっ)してくれる青年(せいねん)がいた。彼の名は、月白(つきしろ)。年の頃(ころ)は、当時の小夜より七つ、八つほど年上だっただろうか。彼は、月詠(つくよみ)の分家(ぶんけ)の出身(しゅっしん)でありながら、その温厚(おんこう)な人柄(ひとがら)と確(たし)かな実力(じつりょく)で、多くの者から慕(した)われていた。

月白は、小夜の類稀(たぐいまれ)なる才能(さいのう)を認めつつも、その力が故(ゆえ)に彼女が抱(かか)える深い孤独(こどく)を、誰(だれ)よりも理解(りかい)し、いつも気遣(きづか)ってくれた。

「大丈夫(だいじょうぶ)だよ、小夜ちゃん。君の力は、きっと将来(しょうらい)、多くの人を幸(しあわ)せにするための力だ。今はまだ、周(まわ)りが君に追(お)いつけていないだけさ」

他の大人たちが、彼女の「力」ばかりを見ていたのに対し、月白だけは、彼女の「心」を見ようとしてくれた。彼の優しい言葉と、穏(おだ)やかな笑顔だけが、孤独(こどく)な小夜にとっての、唯一(ゆいいつ)の心の支(ささ)えとなっていた。

儀式(ぎしき)当日も、彼は緊張(きんちょう)で震(ふる)える小夜の手を、そっと握(にぎ)りしめて励(はげ)ましてくれた。

「大丈夫(だいじょうぶ)。君ならできる。いつも通り、君の信じる『正しさ』を、星々に祈(いの)ればいいんだよ」

その温かい手の感触(かんしょく)と、揺(ゆ)るぎない信頼(しんらい)の眼差(まなざ)しに、小夜はどれだけ勇気づけられたことだろうか。彼がいる。それだけで、彼女はどんな困難(こんなん)にも立(た)ち向(む)かえる気がした。

そして、儀式(ぎしき)が始まった。

荘厳(そうごん)な雅楽(ががく)が奏(かな)でられ、境内に満ちた数千の参列者(さんれつしゃ)たちが固唾(かたず)を飲んで見守る中、白(しろ)い清浄(せいじょう)な斎服(さいふく)に身を包(つつ)んだ十歳(じゅっさい)の小夜が、父である当主(とうしゅ)に伴(ともな)われて、祭壇(さいだん)の中央(ちゅうおう)へと静(しず)かに進み出る。その小さな背中(せなか)には、月詠(つくよみ)の家の、そしてこの都(みやこ)の未来(みらい)が懸(か)かっている。重圧(じゅうあつ)に押しつぶされそうになりながらも、彼女は月白(つきしろ)の言葉を胸(むね)に、深呼吸(しんこきゅう)して顔を上げた。

彼女が、鈴(すず)のように凛(りん)とした声で、祝詞(のりと)を唱(とな)え始めた瞬間(しゅんかん)、場の空気(くうき)が一変(いっぺん)した。彼女の小さな体(からだ)から、まるで太陽(たいよう)が昇(のぼ)るかのように、眩(まばゆ)いばかりの清浄(せいじょう)な霊力(れいりょく)が迸(ほとばし)り出(だ)したのだ。その力は、境内(けいだい)の空気(くうき)そのものを震(ふる)わせ、参列者(さんれつしゃ)たちの魂(たましい)の奥底(おくそこ)にまで響(ひび)き渡(わた)る。人々は、そのあまりに神々(こうごう)しい光景(こうけい)に息(いき)を呑(の)み、自然(しぜん)と頭(こうべ)を垂(た)れた。「月詠(つくよみ)の麒麟児(きりんじ)」の名は、伊達(だて)ではなかった。

しかし、悲劇(ひげき)は、儀式(ぎしき)がまさにクライマックスに差(さ)し掛(か)かり、小夜が都を守護(しゅご)するための強力(きょうりょく)な式神(しきがみ)を召喚(しょうかん)しようとした、その瞬間(しゅんかん)に起きた。

彼女が、祭壇(さいだん)に置かれた霊鏡(れいきょう)に霊力(れいりょく)を集中(しゅうちゅう)させた、まさにその時。鏡(かがみ)の裏(うら)に仕込(しこ)まれていた呪具(じゅぐ)が、凶々(まがまが)しい黒(くろ)い光(ひかり)を放(はな)って発動(はつどう)したのだ。

「――!?」

小夜の霊力(れいりょく)が、まるで堰(せき)を切(き)った奔流(ほんりゅう)のように、彼女の制御(せいぎょ)を離(はな)れて荒(あ)れ狂(くる)い始(はじ)める。召喚陣(しょうかんじん)が描(えが)かれた地面(じめん)から噴(ふ)き出(だ)した光(ひかり)は、清浄(せいじょう)な白(しろ)ではなく、禍々(まがまが)しい紫黒(しこく)の色(いろ)をしていた。そして、その中から現(あらわ)れたのは、光(ひかり)り輝(かがや)く守護神(しゅごしん)などではなかった。

それは、黒(くろ)い瘴気(しょうき)を纏(まと)い、体(からだ)のあちこちに無数(むすう)の、血走(ちばし)った目(め)を持つ、見るもおぞましい異形(いぎょう)の存在(そんざい)。神(かみ)の穏(おだ)やかな側面(そくめん)である「和魂(にぎみたま)」ではなく、荒(あら)ぶる側面(そくめん)である**「荒魂(あらみたま)」**が、小夜の暴走(ぼうそう)した力(ちから)によって、不完全(ふかんぜん)な形(かたち)でこの世(よ)に顕現(けんげん)してしまったのだ。

「グオオオオオオオッ!」

荒魂(あらみたま)が、天(てん)を衝(つ)くような咆哮(ほうこう)を上げる。その声(こえ)だけで、境内(けいだい)の灯篭(とうろう)が砕(くだ)け散(ち)り、大木(たいぼく)が根(ね)こそぎ薙(な)ぎ倒(たお)された。

境内(けいだい)は、一瞬(いっしゅん)にして阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄(じごく)へと変(か)わった。人々は悲鳴(ひめい)を上(あ)げて逃(に)げ惑(まど)い、警護(けいご)にあたっていた陰陽師(おんみょうじ)たちが、決死(けっし)の覚悟(かくご)で応戦(おうせん)しようとするが、荒魂(あらみたま)の放(はな)つ圧倒的(あっとうてき)な瘴気(しょうき)の前(まえ)に、まるで紙屑(かみくず)のように次々(つぎつぎ)と吹(ふ)き飛(と)ばされていく。

小夜は、自(みずか)らの意図(いと)とは全(まった)く違(ちが)う、恐(おそ)ろしい存在(そんざい)を生(う)み出してしまったという事実(じじつ)に、ただ恐怖(きょうふ)で立(た)ち尽(つ)くすことしかできなかった。体(からだ)が鉛(なまり)のように重(おも)く、声(こえ)も出(だ)せない。

(いや…いやっ…!)

そして、最悪(さいあく)の瞬間(しゅんかん)が訪(おとず)れた。

暴走(ぼうそう)する荒魂(あらみたま)が、その元凶(げんきょう)である小夜(さよ)の存在(そんざい)に気(き)づいた。無数(むすう)の目(め)が、一斉(いっせい)に憎悪(ぞうお)の色(いろ)を宿(やど)して、祭壇(さいだん)の上(うえ)で震(ふる)える少女(しょうじょ)を捉(とら)える。

荒魂(あらみたま)が、その山(やま)のように巨大(きょだい)な、異形(いぎょう)の爪(つめ)を、小夜に向(む)かって振り下(ふりお)ろした。空間(くうかん)が歪(ゆが)むほどの凄(すさ)まじい一撃(いちげき)。誰もが目(め)を覆(おお)った、その瞬間(しゅんかん)。

「――危(あぶ)ないっ!」

月白(つきしろ)が、小夜の前(まえ)に飛(と)び出(だ)し、その身(み)を盾(たて)にした。

ザシュッ、という鈍(にぶ)い音(おと)。

荒魂(あらみたま)の爪(つめ)は、月白の左肩(ひだりかた)から胸(むね)にかけてを深々(ふかぶか)と切(き)り裂(さ)き、彼(かれ)は大量(たいりょう)の血(ち)を噴(ふ)き出(だ)して、糸(いと)の切(き)れた人形(にんぎょう)のようにその場(ば)に崩(くず)れ落(お)ちた。

「月白、さん…?」

小夜の腕(うで)の中(なか)で、月白は激痛(げきつう)に顔(かお)を歪(ゆが)めながらも、彼女(かのじょ)に、いつものように優(やさ)しく微笑(ほほえ)みかけようとした。そして、掠(かす)れた声(こえ)で言(い)った。

「君の、せいじゃ、ない…」

しかし、その言葉(ことば)を最後(さいご)まで結(むす)ぶ前(まえ)に、彼の瞳(ひとみ)から力(ちから)が失(うしな)われ、意識(いしき)が闇(やみ)へと沈(しず)んでいった。

小夜の腕(うで)に残(のこ)されたのは、生暖(なまあたた)かい血(ち)の感触(かんしょく)と、ぐったりとした月白(つきしろ)の重(おも)みだけだった。何(なに)が起(お)きたのか、すぐには理解(りかい)できなかった。ただ、自(じ)分の力(ちから)が、またしても、何(なに)よりも大切(たいせつ)な人(ひと)を、取(と)り返(かえ)しのつかない形(かたち)で傷(きず)つけてしまった。その絶望的(ぜつぼうてき)な事実(じじつ)だけが、幼(おさな)い彼女(かのじょ)の心(こころ)を、音(おと)を立(た)てて砕(くだ)いた(苦諦 )。

荒魂(あらみたま)は、その直後(ちょくご)、駆け付(かけつ)けた他の高位(こうい)の陰陽師(おんみょうじ)たちの決死(けっし)の封印術(ふういんじゅつ)によって、なんとか鎮(しず)められた。しかし、祝祭(しゅくさい)であるはずだった儀式(ぎしき)は中止(ちゅうし)となり、清(きよ)められたはずの境内(けいだい)には、おびただしい血(ち)と破壊(はかい)の痕跡(こんせき)だけが、悪夢(あくむ)のように残(のこ)された。

小夜は、血溜(ちだま)りの中(なか)に座(すわ)り込(こ)んだまま、ただ虚(うつ)ろな目(め)で、意識(いしき)なく横(よこ)たわる月白(つきしろ)の顔(かお)を見(み)つめていた。彼女(かのじょ)がずっと恐(おそ)れていたこと――自(じ)分の「呪(のろ)われた力(ちから)」が、人を不幸(ふこう)にするという恐(おそ)れ――が、最悪(さいあく)の形(かたち)で現実(げんじつ)のものとなってしまった瞬間(しゅんかん)だった。

秋(あき)の高(たか)く、どこまでも澄(す)み渡(わた)った空(そら)だけが、まるで何事(なにごと)もなかったかのように、その悲劇(ひげき)をただ静(しず)かに、静(しず)かに見下(みお)ろしていた。
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