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第七章:古都の影、解き放たれた言霊(ことだま)
第67話:囁きは呪いとなりて
しおりを挟む古都・綾杜(あやのもり)の空気は、数日のうちに、まるで粘性を帯びたかのように重くなっていた。澄み渡っていたはずの秋空は、いつの間にか薄い灰色の雲に覆われ、陽の光もどこか力なく、街全体が色褪せて見える。理由は、誰にも分からなかった。しかし、人々は肌で感じていたのだ。何かがおかしい、と。
その「何か」は、囁き声の形をとって現れた。
夕暮れ時、家路を急ぐ人々の間を縫うように、それは始まる。井戸端で水を汲む女たちの間で、あるいは酒場のカウンターで酒を酌み交わす男たちの間で、ひそやかに、しかし確実に。
「聞いたかい? あの公家の鷹司(たかつかさ)様、最近妙に羽振りがいいと思ったら、裏では我々町人から取り立てた税で、夜な夜な贅沢三昧らしいぜ」 「まあ、いやだわ。通りで最近、やけに肥え太られたと思ったのよ」 「それだけじゃない。隣町の商人から、曰(いわ)く付きの品を高値で買い取っているとか…」
最初は、どこにでもある、ありふれた噂話だった。しかし、その囁きには、奇妙な力が宿っていた。聞いた者の心の奥底にある、妬みや不満、疑念といった負の感情を、まるで焚き火に油を注ぐように煽り立てるのだ。
囁き声は、まるで粘着質な蜘蛛の糸のように、人々の不安を絡め取りながら、都の隅々へと、驚くべき速さで広がっていく。曲がり角で、橋のたもとで、寺の門前で。誰からともなく始まった囁きは、次の瞬間には別の誰かの口に移り、その過程で少しずつ毒を増していく。その声には、単なるゴシップ以上の、人の心を直接蝕(むしば)み、判断力を鈍らせるような、不気味な力が込められていた。
秋の日は釣瓶(つるべ)落とし。陽が落ち、家々の軒先(のきさき)にぼんやりとした行灯(あんどん)の灯りがともる頃には、かつての雅(みやび)やかな古都の面影は薄れ、街全体が、見えない呪いの網に囚(とら)われ始めているかのような、重苦しい空気に包まれていた。
*
その頃、玄武寺(げんぶじ)の奥深く、大僧正・玄心(げんしん)は、瞑想(めいそう)の間で静かに目を閉じていた。彼の前には、禍々(まがまが)しい紫色の光を放つ錫杖(しゃくじょう)が、祭壇に立てかけられている。錫杖に宿った「災厄の欠片(さいやくのかけら)」――彼が『禍津霊(まがつひ)』と呼ぶ力は、彼の内に秘められた歪(ゆが)んだ野心(やしん)を触媒(しょくばい)として、その本性を現し始めていた。
(フフ…見えるぞ。都が、我が望む『浄化』へと向かっておるわ…)
玄心は、凡俗(ぼんぞく)の僧侶には到底到達し得ない深い瞑想状態の中で、禍津霊の力を通して、都に広がる「言霊(ことだま)」の網を感じ取っていた。彼が手に入れた力の本質は、単純な破壊力ではない。それは、人の言葉、特に悪意や憎悪といった負の感情を乗せた言葉に、現実を歪めるほどの呪いを付与(ふよ)し、増幅させる能力だった 。
彼は、街中に潜ませた数十人の配下(はいか)の僧兵(そうへい)たちに、周到(しゅうとう)に計算された悪意ある噂を流布(るふ)させていた。標的は、まず腐敗(ふはい)した公家(くげ)たち。次に、自分と対立する他の寺社勢力。そして最終的には、都に住まう全ての民の心に、不信と憎悪の種を蒔(ま)くこと。
それは、もともとこの古都に燻(くすぶ)っていた、公家への不満、寺社間の対立、貧富(ひんぷ)の差への妬(ねた)みといった**負の感情(縁)**を燃料(ねんりょう)とする、大規模で陰湿(いんしつ)な呪術(じゅじゅつ)だった。
一人の僧兵が、裕福な公家の屋敷の塀(へい)の外で、通りすがりの町人に囁(ささや)く。 「あの家の旦那(だんな)、最近顔色が悪(わる)いと思ったら、何か良(よ)からぬ病(やまい)にでも罹(かか)ったんじゃないかねぇ」
その言葉は、禍津霊の力によって微細(びさい)な呪いのエネルギーとなり、風に乗って屋敷の中へと侵入(しんにゅう)する。その夜、屋敷の主(あるじ)は原因不明(げんいんふめい)の高熱(こうねつ)に倒(たお)れる。医師(いし)にも、陰陽師(おんみょうじ)にも、その原因は分からない。
別の僧兵が、役人(やくにん)たちの集(つど)う茶屋(ちゃや)で、わざとらしく大きな声で噂(うわさ)をする。 「聞いたか? あの〇〇様、どうも足元(あしもと)がおぼつかないらしい。寄(よ)る年波(としなみ)には勝(か)てんのかな」
その言葉の呪いは、対象となった役人の平衡感覚(へいこうかんかく)を僅(わず)かに狂(くる)わせる。数日後、その役人は、自邸(じてい)の階段(かいだん)で足(あし)を踏(ふ)み外(はず)し、重傷(じゅうしょう)を負(お)う。
囁きは囁きを呼び、呪いは呪いを増幅(ぞうふく)させる。それはまるで、見えないウイルスが都全体に感染(かんせん)していくかのようだった。誰かが隣人(りんじん)を疑(うたが)えば、その疑心暗鬼(ぎしんあんき)がまた新たな呪いを生(う)み、街全体が負(ふ)のスパイラルへと陥(おちい)っていく。それはまさに、玄心が望(のぞ)んだ「浄化(じょうか)」のための「混乱(こんらん)」であり、彼が崇拝(すうはい)する古(いにしえ)の「闇の住人(やみのじゅうにん)」 の復活(ふっかつ)を促(うなが)すための、生贄(いけにえ)の儀式(ぎしき)でもあった。
(フハハ…良いぞ。もっと憎(にく)しみ合(あ)え、もっと呪(のろ)い合え。その淀(よど)んだ感情(かんじょう)こそが、新たなる世(よ)の礎(いしずえ)となるのだ…)
玄心は、紫(むらさき)に光(ひか)る錫杖(しゃくじょう)を撫(な)でながら、恍惚(こうこつ)とした表情(ひょうじょう)で嗤(わら)っていた。彼の背後(はいご)の壁(かべ)には、禍々(まがまが)しい渦巻(うずまき)模様の掛(か)け軸(じく)が飾(かざ)られていた 。
*
駿(しゅん)たち一行(いっこう)が、綾杜(あやのもり)の異変(いへん)に本格的(ほんかくてき)に気(き)づき始(はじ)めたのは、都(みやこ)に到着(とうちゃく)して三日目(みっかめ)のことだった。月白(つきしろ)との衝撃的(しょうげきてき)な再会(さいかい)の後(あと)、小夜(さよ)の精神状態(せいしんじょうたい)を考慮(こうりょ)し、一行はひとまず都(みやこ)の中(なか)でも比較的(ひかくてき)静(しず)かな地区(ちく)にある、古(ふる)い旅籠(はたご)に腰(こし)を据(す)えていた。
「どうも、おかしい」
最初に明確(めいかく)な違和感(いわかん)を口(くち)にしたのは、源(げん)だった。彼は、毎朝(まいあさ)の鍛錬(たんれん)を兼(か)ねて都(みやこ)を走(はし)り込(こ)んでいたが、その様子(ようす)が日(ひ)に日(ひ)に険悪(けんあく)になっていることを肌(はだ)で感(かん)じていた。
「昨日(きのう)もだ。市場(いちば)で肩(かた)がぶつかったとかで、商人(しょうにん)同士(どうし)が掴(つか)み合(あ)いの喧嘩(けんか)を始(はじ)めやがった。一昨日(おととい)は、子供(こども)の遊(あそ)びの揉(も)め事(ごと)に親(おや)が出(で)てきて、怒鳴(どな)り合(あ)いになってた。以前(いぜん)立(た)ち寄(よ)った時(とき)の綾杜(あやのもり)は、もっと穏(おだ)やかだったはずだ」
龍之介(りゅうのすけ)も頷(うなず)く。 「ああ。妙(みょう)に空(くう)きが殺気立(さっきだ)ってやがる。酒場(さかば)に行(い)ってもそうだ。隣(となり)の客(きゃく)がこっちを睨(にら)んでるような気(き)がして、どうにも酒(さけ)が美味(うま)くねぇ」
栞(しおり)は、都(みやこ)の古文書館(こもんじょかん)に通(かよ)い詰(つ)めていたが、深刻(しんこく)な顔(かお)で報告(ほうこく)した。 「皆(みな)さん、大変(たいへん)ですわ。都(みやこ)の記録(きろく)を調(しら)べたところ、ここ数百(すうひゃく)年の間(あいだ)に、何度(なんど)か原因不明(げんいんふめい)の『呪(のろ)いの流行(りゅうこう)』とでも言(い)うべき時期(じき)があったようなのです。人々(ひとびと)が互(たが)いを疑(うたが)い、些細(ささい)なことで争(あらそ)い、原因不明(げんいんふめい)の病(やまい)や事故(じこ)が多発(たはつ)した、と…。しかし、その原因(げんいん)や対処法(たいしょほう)については、まるで存在(そんざい)しないかのように、一切(いっさい)の記録(きろく)が残(のこ)されていないのです。まるで、誰(だれ)かが意図的(いとてき)に歴史(れきし)から抹消(まっしょう)したかのように…」
そして、誰(だれ)よりも敏感(びんかん)に異変(いへん)を感(かん)じ取(と)っていたのは、小夜(さよ)だった。彼女(かのじょ)は、宿(やど)の窓(まど)から都(みやこ)を見下(みお)ろしながら、蒼白(そうはく)な顔(かお)で呟(つぶや)いた。ヤタを介(かい)さず、震(ふる)える自身(じしん)の声(こえ)で。
「…都(みやこ)全体(ぜんたい)が、何(なに)か…澱(よど)んだ気(き)に覆(おお)われています。それは、これまで感(かん)じたことのない…低級(ていきゅう)だけれど、とても広範囲(こうはんい)で、人の心(こころ)に直接(ちょくせつ)干渉(かんしょう)してくるような…気持(きも)ちの悪(わる)い力(ちから)。これは、普通(ふつう)の陰陽術(おんみょうじゅつ)じゃない。もっと古(ふる)くて、異質(いしつ)な…何(なに)か…」
「街全体(まちぜんたい)が、元(げん)きをなくしてるみたいだ」
駿(しゅん)は、宿(やど)で出(だ)された夕食(ゆうしょく)の漬物(つけもの)を齧(かじ)りながら、そう言(い)った。特別(とくべつ)な霊感(れいかん)も知識(ちしき)もない彼(かれ)だが、街(まち)の空気(くうき)が重(おも)く、人々(ひとびと)の笑顔(えがお)が減(へ)り、以前(いぜん)は美味(おい)しかったはずの食事(しょくじ)ですら、どこか味気(あじけ)なく感(かん)じられるようになっていた 。
「災厄(さいやく)の欠片(かけら)…アリア姫(ひめ)の羅針盤(らしんばん)が示(しめ)す反応(はんのう)の強(つよ)さも、日(ひ)に日(ひ)に増(ま)している気(き)がしますわ」 栞(しおり)が、懐(ふところ)から取(と)り出(だ)した羅針盤(らしんばん)を見(み)る。針(はり)は、玄武寺(げんぶじ)のある北西(ほくせい)の方角(ほうがく)を指(さ)したまま、微(かす)かに振動(しんどう)し、青白(あおじろ)い光(ひかり)を放(はな)っていた。
「玄武寺(げんぶじ)…月白(つきしろ)さんのいる、あのお寺(てら)か」 駿(しゅん)が呟(つぶや)く。あの再会(さいかい)以来(いらい)、小夜(さよ)は月白(つきしろ)と顔(かお)を合(あ)わせていない。彼(かれ)もまた、あの日(ひ)以来(いらい)、門前(もんぜん)に姿(すがた)を見(み)せなくなっていた。
「よし、決(き)めた。明日(あした)、もう一度(いちど)、玄武寺(げんぶじ)周辺(しゅうへん)を探(さぐ)ってみよう。何(なに)か分(わ)かるかもしれない」 駿(しゅん)の言葉(ことば)に、仲間(なかま)たちは頷(うなず)いた。
その翌日(よくじつ)。一行(いっこう)は、商人(しょうにん)や巡礼者(じゅんれいしゃ)を装(よそお)い、玄武寺(げんぶじ)の周辺(しゅうへん)を注意深(ちゅういぶか)く観察(かんさつ)していた。寺(てら)の警備(けいび)は以前(いぜん)よりも厳重(げんじゅう)になっており、門前(もんぜん)には屈強(くっきょう)な僧兵(そうへい)たちが鋭(するど)い目(め)を光(ひか)らせている。
「怪(あや)しいな。ただの寺(てら)にしては、物々(ものもの)しすぎる」 桔梗(ききょう)が、気配(けはい)を殺(ころ)して周囲(しゅうい)を探(さぐ)りながら呟(つぶや)く。
その時(とき)だった。駿(しゅん)は、背後(はいご)から刺(さ)すような鋭(するど)い視線(しせん)を感(かん)じた。反射的(はんしゃてき)に振(ふ)り返(かえ)ると、雑踏(ざっとう)の中(なか)、柳(やなぎ)の木(き)の陰(かげ)に、二(ふた)つの人影(ひとかげ)が見(み)えた。
一(ひと)りは、尼僧(にそう)の姿(すがた)をした女性(じょせい)。その顔(かお)には見覚(みおぼ)えがあった。氷(こおり)のように無表情(むひょうじょう)な、万事屋組合(よろずやギルド)の受付嬢(うけつけじょう)・静(しずか)だった。
そして、その隣(となり)には、鮮(あざ)やかな緋色(ひいろ)の袴(はかま)を纏(まと)った、巫女(みこ)のような装束(しょうぞく)の少女(しょうじょ)。息(いき)を呑(の)むほどの美(うつく)しさ。しかし、その顔(かお)から、かつての太陽(たいよう)のような輝(かがや)きは消(き)え、どこか影(かげ)を帯(お)びた、憂(うれ)いを湛(たた)えた表情(ひょうじょう)をしている。千夏(ちなつ)だった 。
静(しずか)と千夏(ちなつ)。二(ふた)りは、駿(しゅん)たちと目(め)を合(あ)わせると、何(なに)も言(い)わず、まるで影(かげ)が溶(と)けるかのように、すっと人混(ひとご)みの中(なか)へと姿(すがた)を消(け)した。
「今(いま)のは…千夏(ちなつ)!? なんであんな格好(かっこう)で…」 駿(しゅん)が追(お)おうとするが、人波(ひとなみ)に阻(はば)まれ、二(ふた)りの姿(すがた)はもうどこにも見(み)えなかった。
「天(あま)つ鏡(かがみ)…奴(やつ)らも、やはりこの都(みやこ)に来(き)ていたか」 桔梗(ききょう)が苦々(にがにが)しげに呟(つぶや)く。「目的(もくてき)は、我々(われわれ)と同(おな)じ、災厄(さいやく)の欠片(かけら)だろうな。だが、奴(やつ)らのやり方(かた)は我々(われわれ)とは違(ちが)う。邪魔(じゃま)になるなら、容赦(ようしゃ)なく我々(われわれ)を排除(はいじょ)しに来(く)るだろう」 。
三(みっ)つの勢力(せいりょく)――災厄(さいやく)を追(お)う駿(しゅん)一行(いっこう)、災厄(さいやく)を利用(りよう)しようとする玄心(げんしん)、そして災厄(さいやく)を回収(かいしゅう)しようとする天(あま)つ鏡(かがみ)――が、この古都(こと)で交錯(こうさく)しようとしていた 。言霊(ことだま)の呪(のろ)いは、確実(かくじつ)に都(みやこ)を蝕(むしば)み、その濃度(のうど)を増(ま)していく。
駿(しゅん)たちは、この見(み)えない敵(てき)にどう立(た)ち向(む)かうのか。そして、綾杜(あやのもり)に潜入(せんにゅう)してきた天(あま)つ鏡(かがみ)の、本当(ほんとう)の目的(もくてき)とは何(なん)なのか。
空(そら)から、冷(つめ)たい秋(あき)の雨(あめ)が、ぱらぱらと降(ふ)り始(はじ)めていた。それは、まるで都(みやこ)の流(なが)す涙(なみだ)のようにも、これから起(お)こるであろう、さらなる混乱(こんらん)と悲劇(ひげき)を予感(よかん)させる、陰鬱(いんうつ)な雨(あめ)のようにも思(おも)えた。雨(あめ)は、綾杜(あやのもり)の古(ふる)い石畳(いしだたみ)を、静(しず)かに濡(ぬ)らし始(はじ)めていた。
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