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第2章:規格外の英雄、降臨
第9話:暴走する名声、加速する勘違い ~君が笑ってくれるなら、僕はピエロにでもなる~
しおりを挟む秋の陽が、王都の石畳を飴色に焦がしていた。
西の空に広がる雲は、刷毛で掃いたように薄く。
幾重にも重なった茜色のグラデーションが、街全体を巨大なランタンの中に閉じ込めたような幻想的な空気を生み出している。
風は少し冷たくなり始めていた。
頬を撫でる風には、どこかの家で暖炉に火を入れた薪の燃える匂いと、屋台から漂う香ばしい焼き菓子の甘い香り。
そして馬車の車輪が巻き上げる乾いた土の匂いが混じり合っている。
それは、「勝利」と「凱旋」の匂いだった――
少なくとも、瞬の鼻にはそう感じられた。
王都の大通りを、瞬は歩いていた。
いや、彼自身の感覚で言えば「闊歩」であり、周囲の目から見れば「妙に胸を張ってニヤけながら行進している不審者」であった。
「見て、あれが噂の……」
「ああ、一撃でドラゴンを追い払ったっていう……」
「頭のネジが飛んでるって話だぜ……」
すれ違う人々が口々に囁く。
瞬の耳にある高性能なフィルター機能(都合の悪い言葉を自動的にシャットアウトする心の耳栓)は、それら全てを「称賛」として翻訳して脳に届けた。
彼は髪をかき上げ、キラーンと音がしそうな笑顔を周囲に振りまく。
彼が見ている世界は、まさに「有頂天」。
自分が蒔いた種がどのような花を咲かせるのか。
その因果の恐ろしさを知る由もなく、彼はただ、目の前の甘い果実だけを貪っていた。
***
冒険者ギルドの扉を開けると、そこは戦場のような熱気に包まれていた。
汗と脂、安酒の匂い。
荒くれ者たちの怒号。
しかし、瞬が足を踏み入れた瞬間、その喧騒が一瞬だけ凪いだ。
そして、カウンターの奥から、太陽そのものが飛び出してきたような金髪ツインテールが弾けた。
「瞬さぁぁぁぁぁん!! お待ちしてましたぁぁぁ!!」
受付嬢のリナである。
彼女の笑顔は、この世の全ての憂鬱を蒸発させるほどの破壊力を持っていた。
彼女の瞳には、打算という名の薄い膜がかかっているのかもしれないが、瞬には「純粋な尊敬」というフィルター越しにしか見えていない。
「やあ、リナちゃん。今日も世界が君のために輝いているね」
「まぁ素敵! でも瞬さんの輝きには負けますぅ! さてさて、今日も『英雄様』にお願いしたい依頼が山積みなんですぅ!」
リナはカウンターの上に、羊皮紙の束をドン! ドン! と積み上げた。
その高さは瞬の胸ほどもある。
普通の冒険者なら「殺す気か」と激昂する量だが、瞬は違った。
彼にとって、これは労働ではない。
「ヒロインからの好感度アップイベント」の群れなのだ。
「選び放題ですねぇ、どうしますぅ?」
「全部だ」
「えっ」
「全部受けるよ。君が困った顔をするのは見たくないからね」
瞬は壁ドンならぬ「カウンタードン」を決めながら言った。
周囲の冒険者たちが「うわぁ……」と引いているのが空気の振動で伝わってくるが、瞬はそれを「畏怖」だと解釈した。
「さあ、最初のミッションはなんだい?」
***
**【依頼その一:山岳地帯の盗賊団壊滅】**
王都から馬車で半日かかる距離にある岩山。
そこに、悪名高い盗賊団が要塞を築いているという。
瞬は現地に到着するなり、あくびをした。
秋の岩山は美しい。
岩肌にへばりつくように生えた蔦が紅葉し、燃えるような赤が灰色の岩を彩っている。
高く澄んだ空を、鳶がピーヒョロロと鳴きながら旋回していた。
本来なら、隠密行動で接近し、敵の数を減らし、ボスを討つ――
というのが「正しい手順(メソッド)」だろう。
しかし、瞬にとっての「正解」は常に「最短距離」であり「最大演出」だ。
「えーっと、あそこの洞窟か。めんどくさいな」
彼は足元に落ちていた、手頃な大きさの石を拾った。
ソフトボール大の、ただの石ころだ。
瞬は振りかぶる。
腰を落とし、全身のバネを使い、指先に意識を集中させる。
「くらいやがれ! アルティメット・スターダスト・ピッチング!!」
彼の手から放たれた石は、物理法則に対してストライキを起こした。
**ドォン!!**
投げた瞬間に、まず彼の手元でソニックブームが発生した。
衝撃波で周囲の木々の葉がすべて吹き飛び、禿山が出来上がる。
石は赤い閃光となって空気を引き裂き、盗賊団のアジトである洞窟の入り口へと吸い込まれた。
一秒後。
ズガァァァァァァン!!
山が、揺れた。
いや、少し浮いた。
洞窟の入り口どころか、岩山の一部が崩落し、凄まじい土煙がきのこ雲のように立ち上った。
パラパラと小石が雨のように降り注ぐ中、瞬は額にかざして遠くを眺める。
「おー、ストライク。……あ、降参の白旗が出てる。ていうか、あれ下着じゃね?」
瓦礫の山から這い出してきた盗賊たちは、涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、白い下着を木の棒に結んで振っていた。
彼らの戦意は、岩山と共に粉砕されたのだ。
瞬は満足げに頷く。
彼の中では「悪を倒した」という結果だけが残り、「過剰な暴力で生態系と地形を変えた」という事実は認識されない。
自分の行いが、巡り巡ってどんな影響を及ぼすか。
例えば、崩れた岩山が川をせき止め、下流の村の生活を変えてしまうかもしれないという「繋がり(縁起)」には、想像力が及ばないのだ。
***
**【依頼その二:枯渇した村の水不足解消】**
次に向かったのは、乾いた風が吹き抜ける農村だった。
かつては豊かな湧き水で知られた広場も、今はひび割れ、カサカサと乾いた音を立てている。
井戸を覗き込んでも、底には暗闇があるだけだ。
村長が縋るように瞬の手を握る。
「英雄様、どうかお助けください。このままでは畑が全滅です」
瞬はニッと笑い、親指を立てた。
「任せとけ。水脈なんてのは、地球の血管みたいなもんだろ? ちょっと刺激すりゃあいいんだよ」
彼は広場の真ん中に立った。
深く息を吸い込む。
冷たく澄んだ秋の空気が肺を満たす。
そして、右拳を地面に叩きつけた。
「起きろ! 大地!!」
**ズドン。**
重低音が響き、地面が波打った。
次の瞬間。
バシュゥゥゥゥゥ!!
地面の裂け目から、凄まじい勢いで水柱が噴き上がった。
それはもう、湧き水というレベルではない。
間欠泉だ。
いや、高圧洗浄機だ。
水は空高く舞い上がり、村全体に豪雨となって降り注いだ。
「うわぁぁぁ! 水だぁぁぁ!」
「家の屋根が飛んだぞぉぉぉ!」
「洗濯物がぁぁぁ!」
村は一瞬にして水浸しになった。
広場は池になり、鶏がプカプカと流されていく。
大惨事である。
しかし、長い干ばつに苦しんでいた村人たちは、ずぶ濡れになりながらも狂喜乱舞した。
「英雄様万歳! これで畑が助かる!」
「水祭りだ! 踊れぇぇ!」
流される鶏を追いかけながら、子供たちが笑っている。
瞬は、ずぶ濡れの髪をかき上げながら、「やりすぎたかな? ま、結果オーライっしょ」と呟く。
ここでもまた、彼は勘違いをしている。
これは彼の「実力」が素晴らしかったから解決したのではない。
たまたま地下水脈が近くにあり、たまたま村人が水を欲しており、たまたま死人が出なかっただけだ。
偶然という名の賽の目が、彼に有利な面を出したに過ぎない。
だが、彼はそれを「俺の正義が世界に認められた証」だと信じ込んでいた。
***
夕暮れが夜へと変わる頃、王都に戻った瞬を待っていたのは、熱狂的な出迎えだった。
「英雄、瞬!」「英雄、瞬!」
通りを歩くだけで、黄色い声援と花びらが飛んでくる。
瞬は、冒険者ギルドに併設された酒場の特別席にいた。
目の前には、仕事終わりのリナがいる。
テーブルには、湯気を立てるローストチキン、琥珀色に輝くエール、そして季節の果実をふんだんに使ったタルトが並べられていた。
酒場の中は、暖炉の火がパチパチと爆ぜる音と、人々の楽しげな話し声、そしてリュートの爪弾く音色で満たされている。
窓の外には、夜空に浮かぶ満月。
全てが完璧だった。
「瞬さん、カンパ~イ!」
「君の瞳に、乾杯」
カチン、と木製のジョッキを合わせる。
リナは上目遣いで瞬を見つめ、とろけるような声を出した。
「すごいですぅ、瞬さん。今日だけで依頼を十件も片付けるなんて! 私、こんなすごい人、生まれて初めて見ましたぁ」
「いやいや、リナちゃんの笑顔が見たくて頑張っただけだよ」
「キャッ! もう、お上手なんだからぁ」
瞬はエールを喉に流し込む。
冷たくて苦い液体が、喉の渇きを癒やし、胃の腑を熱くする。
(ああ、幸せだ)
彼は心からそう思った。
元の世界では、四畳半の部屋で、誰にも認められず、ただ画面の中の物語を消費するだけの存在だった。
でも今は違う。
力がある。金がある。名声がある。
そして、目の前には世界一可愛い女の子がいる。
「ねえ、瞬さん」
リナが身を乗り出してくる。
暖炉の火が彼女の金髪を照らし、キラキラと輝いている。
「瞬さんって、本当に物語の主人公みたい。瞬さんがいれば、この街はずーっと平和ですね!」
その言葉に、瞬は深く頷いた。
「ああ。約束するよ。俺がいる限り、君を悲しませたりしない。この楽しい時間は、永遠に続くんだ」
**永遠。**
彼は、この世で最も不確かな言葉を、何の疑いもなく口にした。
テーブルの上のローストチキンは、時間が経てば冷えて脂が固まる。
ジョッキのエールは、飲み干せばなくなる。
窓の外の満月ですら、明日は形を変えている。
この世界に「変わらないもの」など何一つないという絶対的なルールが働いているのに、瞬だけが、今の心地よい温度が永遠に続くと信じ込んでいる。
「私、瞬さんのこと……」
リナが頬を染めて何かを言いかけた時、酒場の扉が勢いよく開いた。
冷たい夜風が吹き込み、店内の空気が一瞬揺らぐ。
入ってきたのは、別の冒険者グループだったが、その風に乗って、ほんの微かに、雨の匂いがした気がした。
「ん? 雨かな?」
瞬は窓の外を見る。
月はまだ輝いている。
「気のせいか」
彼はすぐにリナに向き直り、ニヤけた顔に戻る。
酒場の賑わい、暖かい光、甘い言葉。
その光が強ければ強いほど、足元に伸びる影が濃くなることに、彼は気づかない。
彼が「最高だ」と笑っているその同じ夜空の下。
遥か遠く、冷たい風が吹き荒れる街道を、泥だらけの布を纏った少女が、ただ一人で歩いていることなど、彼の想像の範囲外だ。
少女が見ている月と、彼が見ている月は、同じ月のはずなのに。
瞬にとっての月は「舞台照明」であり、少女にとっての月は「冷徹な監視者」だった。
「さあ、リナちゃん。次はどんな伝説を作ろうか?」
瞬は高らかに笑う。
彼が積み上げているのは「徳」という名のレンガではなく、「勘違い」という名のジェンガだ。
高く積めば積むほど、崩れる時の音は大きくなる。
祭りの後の静寂が忍び寄っていることにも気づかず、ピエロは踊り続ける。
観客が、いつまでも笑ってくれると信じて。
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