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第4章:雪解けと、騎士の鎧
第17話:英雄と魔女、あるいは最強のバカップル誕生〜「包容力」とは、「空気を読まずに抱きしめる腕力」である〜
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嵐が洗い流した空は、憎らしいほどに青かった。 雨上がりの街特有の、湿り気を帯びた土の匂いと、どこかの家から漂う焼きたてのパンの香ばしい匂いが混ざり合い、鼻腔をくすぐる。 水たまりが太陽の光を反射して、キラキラと路上に宝石を撒き散らしたようだ。
そんな爽やかな朝の目抜き通りを、一組の男女(+一羽)が歩いていた。
「ほらメイ、見てみろよ! あの屋台の肉、デカすぎないか!? ドラゴンの尻尾かな?」 「……う、うん……」
瞬は今日も無駄に元気だったが、隣を歩くメイの足取りは重かった。 彼女は新調した白いコートのフードを目深に被り、さらに瞬の背中に隠れるようにして、小刻みに震えながら歩いていた。
無理もない。昨夜、この街で何が起きたかを考えれば。
「おい、見ろよあれ……」 「英雄様が連れてるの……昨日の『魔女』じゃないか?」 「紫の瞳の……疫病神だ……」
すれ違う人々が、ぎょっとして足を止め、遠巻きにひそひそと噂話をする。 昨夜のパニックは、まだ記憶に新しい。恐怖と好奇心がないまぜになった視線が、フード越しのメイに突き刺さる。 かつてのメイなら、その視線だけで心が凍りつき、路地裏へと逃げ出していただろう。
「……やっぱり、怖い。私、戻ったほうが……」
メイが足を止めようとした時、その手を温かい掌が強く握りしめた。
「大丈夫だ」
瞬だった。 彼は周囲の不躾な視線などどこ吹く風で、噂話をしているおばちゃん達に向かって、満面の笑みで手を振った。
「あ、おはようございます! 今日もいい天気ですね! 俺の連れ、超可愛いでしょう! ちょっと恥ずかしがり屋なんですけどね!」
その笑顔があまりにも眩しく、あまりにも屈託がなさすぎて、おばちゃん達は毒気を抜かれたように「あ、ああ……おはよう、英雄様」と返してしまう。 瞬の周りには、常識や偏見を弾き返す「バカの結界」とでも呼ぶべき明るい空気が張り巡らされていた。
「さてと。まずは買い物だ」
瞬が強引に、しかし優しくメイの手を引いて入ったのは、革製品や冒険者用の小物を扱う雑貨屋だった。 店の扉を開けると、鞣(なめ)した革の独特な匂いと、乾燥したハーブの香りが漂ってきた。
「いらっしゃい……ヒッ!?」
フードの奥から覗く紫の光を見て、店主の親父が息を呑み、後ずさる。 メイがびくりと身を縮める。 だが、瞬は気にする素振りもなく、カウンターに身を乗り出した。
「おっちゃん、アイガードある? 最高にカッコよくて、守ってくれるやつ」
「ア、アイガード? そりゃあるが……」
瞬は並べられた商品を物色し、一つを手に取った。 それは、上質な白い子羊の革で作られた、シンプルなアイガードだった。
「これだ。メイ、ちょっと来て」 「え……?」 「もう隠さなくていいって言ったけど、いきなり全部さらけ出して歩くのも、まだ少し怖いだろ? だから、これは『盾』だ」
瞬はしゃがみ込み、メイのフードを少しだけ持ち上げた。
「これを着けてれば、君は『魔女』じゃない。『英雄の相棒』だ。それにほら、都じゃ眼帯が『最先端のファッション』として流行る予定だからさ。君がそのモデル第一号だ」
その言葉を聞いた瞬間、メイは息を呑んだ。 かつてハーベストの村で、石を投げられないために必死についた、あの苦しい嘘。「都では眼帯がナウいんです」と言い訳したあの記憶。 瞬はそれを知る由もないはずなのに、まるでその嘘を本当のことにしてくれるかのように、いたずらっぽく笑ってくれたのだ。
瞬の温かい指先が、髪をかき分け、優しくアイガードの紐を結んでいく。その慎重な手つきから、彼がどれほど自分を大切に思っているかが伝わってきて、メイの胸がキュッと締め付けられた。
「よし、できた。……鏡、見てみろよ」
瞬が手鏡を差し出す。 鏡の中の自分は、もうおどおどした「不気味な魔女」ではなかった。 白いアイガードは、新しいコートともよく似合い、まるで彼女を守る騎士の盾のように、誇らしげに左目を覆っている。 右目だけが、驚いたように瞬を見つめていた。
「これなら……顔を上げられるか?」
瞬の問いかけに、メイはおずおずと頷いた。 そして、震える手でフードを掴み――ゆっくりと、後ろへ脱ぎ捨てた。
朝の光が、彼女の銀髪と、白いアイガードを照らし出す。 店主が「おお……」と感嘆の声を漏らした。 そこにいたのは、化け物などではない。どこかの国の深窓の令嬢と言われても信じてしまうほどの、可憐な少女だった。
「似合う! 世界一だ!」
瞬が親指を立てると、メイは顔を真っ赤にして、それでも嬉しそうに微笑んだ。 「……ありがとう。これ、一生大事にする」
店を出て、再び歩き出す。 人々の視線はまだある。けれど、もう怖くなかった。 左目を守る温かな革の感触と、右手を繋ぐ瞬の体温がある限り、私は顔を上げて歩ける。
「アホウ!」 カラスが得意げに鳴きながらついてくる。 その奇妙な一行を見送る人々の目からは、いつの間にか恐怖の色が薄れ、「英雄様が選んだ相手なら……」という困惑と納得に変わっていた。
◇
ギルドの重厚な扉を開けると、いつもの熱気と喧騒、そして汗と酒の匂いが押し寄せてきた。 だが、瞬たちが足を踏み入れた瞬間、その喧騒が一瞬だけ静まり返った。
全員の視線が、瞬の隣にいる少女──白いアイガードをし、堂々と顔を上げているメイに集まる。
「おい、あれが例の……」 「昨日のパニックの……でも、なんか雰囲気違わねぇか?」
緊張が走る中、カウンターの奥から、突き抜けるようなハイトーンボイスが響き渡った。
「いらっしゃいませぇぇぇぇぇ!! シュンさぁぁぁん!! お待ちしておりましたぁぁぁ!!」
受付嬢のリナだった。 彼女はいつも通り、太陽のような笑顔(営業用120%)で身を乗り出していたが、その目は決して笑っていなかった。 机の下で、書類にスタンプを押す音が「バンッ!! バンッ!!」と銃声のような爆音を立てている。
「あ、リナちゃん! おはよう!」 瞬は能天気にカウンターへ近づく。 「紹介するよ。俺の新しいパーティメンバーのメイだ!」
メイは瞬の隣に並び、深々と頭を下げた。 「……は、はじめまして……メイです……」
リナの目が、メイの姿を頭のてっペんから爪先まで、高性能スキャナーのように瞬時にチェックする。 (可愛い……守ってあげたくなる系……しかも服もアイガードも、全部シュンさんが選んだやつですね……ふふふ、完敗ですぅぅぅ!)
リナの心の中で何かが決壊したが、プロ根性でそれを押し殺した。 「まぁぁぁ! 素敵な方ですねぇぇ! シュンさんにお似合いですぅぅぅ(血涙)!!」 「だろ!? 俺もそう思う!」
瞬のデリカシーのない返答に、ギルド中の冒険者が「あいつ、いつか刺されるぞ」と心の中でツッコミを入れた。 メイは、リナの迫力に圧倒されつつも、瞬の袖をギュッと掴んで離さない。「この人は私の」と無意識に主張するかのようなその仕草に、リナは更にスタンプを強く叩きつけた。バンッ!!
「で、リナちゃん。相談なんだけど」 瞬が本題に入る。 「俺たち、もっと強い依頼を受けたいんだけど、前衛が足りなくてさ。誰かいい人いないかな?」
リナは表情をサッと切り替え、仕事モードに入った。 「前衛、ですかぁ……。シュンさんの規格外な動きについていける人なんて、そうそういませんよぉ?」 「そこをなんとか!」 「うーん……」
リナは少し考え込み、意地悪な笑みを浮かべた。 「一人だけ、実力はS級なんですけど……誰も組みたがらない『超』問題児ならいますけどぉ?」
「問題児?」 「はい。王都一の剣の使い手なんですが……とにかく『石頭』で有名なんです。四角いものしか食べないとか、直角にしか曲がらないとか」 「なにそれ面白そう!」
瞬が食いつく。メイは「えぇ……」と少し引いている。
「名前はゼイクさん。今頃、訓練場で素振りをしているはずですぅ。ただし、気をつけてくださいね? 彼の『ルール』を破ると、説教が3時間は続きますからぁ!」
リナの忠告も聞かず、「よっしゃ、行ってみよう!」と瞬はメイの手を引いて走り出した。 「あ、待って、瞬……!」
嵐のように去っていく二人(と一羽)を見送りながら、リナは「はぁ……」と深い溜息をついた。 「お幸せに、バカ英雄さん。……でも、あのゼイクと組むなんて、別の意味で地獄を見ますよぉ?」
リナは新しい書類を取り出し、怒りを込めてスタンプを押した。 今度は優しく、ポン、と。
そんな爽やかな朝の目抜き通りを、一組の男女(+一羽)が歩いていた。
「ほらメイ、見てみろよ! あの屋台の肉、デカすぎないか!? ドラゴンの尻尾かな?」 「……う、うん……」
瞬は今日も無駄に元気だったが、隣を歩くメイの足取りは重かった。 彼女は新調した白いコートのフードを目深に被り、さらに瞬の背中に隠れるようにして、小刻みに震えながら歩いていた。
無理もない。昨夜、この街で何が起きたかを考えれば。
「おい、見ろよあれ……」 「英雄様が連れてるの……昨日の『魔女』じゃないか?」 「紫の瞳の……疫病神だ……」
すれ違う人々が、ぎょっとして足を止め、遠巻きにひそひそと噂話をする。 昨夜のパニックは、まだ記憶に新しい。恐怖と好奇心がないまぜになった視線が、フード越しのメイに突き刺さる。 かつてのメイなら、その視線だけで心が凍りつき、路地裏へと逃げ出していただろう。
「……やっぱり、怖い。私、戻ったほうが……」
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「大丈夫だ」
瞬だった。 彼は周囲の不躾な視線などどこ吹く風で、噂話をしているおばちゃん達に向かって、満面の笑みで手を振った。
「あ、おはようございます! 今日もいい天気ですね! 俺の連れ、超可愛いでしょう! ちょっと恥ずかしがり屋なんですけどね!」
その笑顔があまりにも眩しく、あまりにも屈託がなさすぎて、おばちゃん達は毒気を抜かれたように「あ、ああ……おはよう、英雄様」と返してしまう。 瞬の周りには、常識や偏見を弾き返す「バカの結界」とでも呼ぶべき明るい空気が張り巡らされていた。
「さてと。まずは買い物だ」
瞬が強引に、しかし優しくメイの手を引いて入ったのは、革製品や冒険者用の小物を扱う雑貨屋だった。 店の扉を開けると、鞣(なめ)した革の独特な匂いと、乾燥したハーブの香りが漂ってきた。
「いらっしゃい……ヒッ!?」
フードの奥から覗く紫の光を見て、店主の親父が息を呑み、後ずさる。 メイがびくりと身を縮める。 だが、瞬は気にする素振りもなく、カウンターに身を乗り出した。
「おっちゃん、アイガードある? 最高にカッコよくて、守ってくれるやつ」
「ア、アイガード? そりゃあるが……」
瞬は並べられた商品を物色し、一つを手に取った。 それは、上質な白い子羊の革で作られた、シンプルなアイガードだった。
「これだ。メイ、ちょっと来て」 「え……?」 「もう隠さなくていいって言ったけど、いきなり全部さらけ出して歩くのも、まだ少し怖いだろ? だから、これは『盾』だ」
瞬はしゃがみ込み、メイのフードを少しだけ持ち上げた。
「これを着けてれば、君は『魔女』じゃない。『英雄の相棒』だ。それにほら、都じゃ眼帯が『最先端のファッション』として流行る予定だからさ。君がそのモデル第一号だ」
その言葉を聞いた瞬間、メイは息を呑んだ。 かつてハーベストの村で、石を投げられないために必死についた、あの苦しい嘘。「都では眼帯がナウいんです」と言い訳したあの記憶。 瞬はそれを知る由もないはずなのに、まるでその嘘を本当のことにしてくれるかのように、いたずらっぽく笑ってくれたのだ。
瞬の温かい指先が、髪をかき分け、優しくアイガードの紐を結んでいく。その慎重な手つきから、彼がどれほど自分を大切に思っているかが伝わってきて、メイの胸がキュッと締め付けられた。
「よし、できた。……鏡、見てみろよ」
瞬が手鏡を差し出す。 鏡の中の自分は、もうおどおどした「不気味な魔女」ではなかった。 白いアイガードは、新しいコートともよく似合い、まるで彼女を守る騎士の盾のように、誇らしげに左目を覆っている。 右目だけが、驚いたように瞬を見つめていた。
「これなら……顔を上げられるか?」
瞬の問いかけに、メイはおずおずと頷いた。 そして、震える手でフードを掴み――ゆっくりと、後ろへ脱ぎ捨てた。
朝の光が、彼女の銀髪と、白いアイガードを照らし出す。 店主が「おお……」と感嘆の声を漏らした。 そこにいたのは、化け物などではない。どこかの国の深窓の令嬢と言われても信じてしまうほどの、可憐な少女だった。
「似合う! 世界一だ!」
瞬が親指を立てると、メイは顔を真っ赤にして、それでも嬉しそうに微笑んだ。 「……ありがとう。これ、一生大事にする」
店を出て、再び歩き出す。 人々の視線はまだある。けれど、もう怖くなかった。 左目を守る温かな革の感触と、右手を繋ぐ瞬の体温がある限り、私は顔を上げて歩ける。
「アホウ!」 カラスが得意げに鳴きながらついてくる。 その奇妙な一行を見送る人々の目からは、いつの間にか恐怖の色が薄れ、「英雄様が選んだ相手なら……」という困惑と納得に変わっていた。
◇
ギルドの重厚な扉を開けると、いつもの熱気と喧騒、そして汗と酒の匂いが押し寄せてきた。 だが、瞬たちが足を踏み入れた瞬間、その喧騒が一瞬だけ静まり返った。
全員の視線が、瞬の隣にいる少女──白いアイガードをし、堂々と顔を上げているメイに集まる。
「おい、あれが例の……」 「昨日のパニックの……でも、なんか雰囲気違わねぇか?」
緊張が走る中、カウンターの奥から、突き抜けるようなハイトーンボイスが響き渡った。
「いらっしゃいませぇぇぇぇぇ!! シュンさぁぁぁん!! お待ちしておりましたぁぁぁ!!」
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「あ、リナちゃん! おはよう!」 瞬は能天気にカウンターへ近づく。 「紹介するよ。俺の新しいパーティメンバーのメイだ!」
メイは瞬の隣に並び、深々と頭を下げた。 「……は、はじめまして……メイです……」
リナの目が、メイの姿を頭のてっペんから爪先まで、高性能スキャナーのように瞬時にチェックする。 (可愛い……守ってあげたくなる系……しかも服もアイガードも、全部シュンさんが選んだやつですね……ふふふ、完敗ですぅぅぅ!)
リナの心の中で何かが決壊したが、プロ根性でそれを押し殺した。 「まぁぁぁ! 素敵な方ですねぇぇ! シュンさんにお似合いですぅぅぅ(血涙)!!」 「だろ!? 俺もそう思う!」
瞬のデリカシーのない返答に、ギルド中の冒険者が「あいつ、いつか刺されるぞ」と心の中でツッコミを入れた。 メイは、リナの迫力に圧倒されつつも、瞬の袖をギュッと掴んで離さない。「この人は私の」と無意識に主張するかのようなその仕草に、リナは更にスタンプを強く叩きつけた。バンッ!!
「で、リナちゃん。相談なんだけど」 瞬が本題に入る。 「俺たち、もっと強い依頼を受けたいんだけど、前衛が足りなくてさ。誰かいい人いないかな?」
リナは表情をサッと切り替え、仕事モードに入った。 「前衛、ですかぁ……。シュンさんの規格外な動きについていける人なんて、そうそういませんよぉ?」 「そこをなんとか!」 「うーん……」
リナは少し考え込み、意地悪な笑みを浮かべた。 「一人だけ、実力はS級なんですけど……誰も組みたがらない『超』問題児ならいますけどぉ?」
「問題児?」 「はい。王都一の剣の使い手なんですが……とにかく『石頭』で有名なんです。四角いものしか食べないとか、直角にしか曲がらないとか」 「なにそれ面白そう!」
瞬が食いつく。メイは「えぇ……」と少し引いている。
「名前はゼイクさん。今頃、訓練場で素振りをしているはずですぅ。ただし、気をつけてくださいね? 彼の『ルール』を破ると、説教が3時間は続きますからぁ!」
リナの忠告も聞かず、「よっしゃ、行ってみよう!」と瞬はメイの手を引いて走り出した。 「あ、待って、瞬……!」
嵐のように去っていく二人(と一羽)を見送りながら、リナは「はぁ……」と深い溜息をついた。 「お幸せに、バカ英雄さん。……でも、あのゼイクと組むなんて、別の意味で地獄を見ますよぉ?」
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