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第11章:最強の拠点、始動
第53話:紫のアメジストと、転生者の感性 〜呪いとは、まだ名前のない祝福である〜
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リビングの空気が、ピンと張り詰めた糸のように緊張していた。 窓から差し込む初夏の陽気とは裏腹に、室内の温度が数度下がったような錯覚さえ覚える。
メイは、震える指先で、右目を覆う白いアイガードの留め具に触れていた。 冷たい革の感触。 これが外れれば、私は無防備になる。 隠していた「呪い」が、白日の下に晒される。
(怖い……)
メイの脳裏に、過去の記憶が走馬灯のように駆け巡った。 『化け物』と叫んで石を投げた村人たち。 『疫病神』と蔑んだ商人。 『不吉だ』と顔をしかめた騎士たち。
目の前にいるアリスは、この国の貴族だ。しかも、最高位の侯爵令嬢。 美しくて、完璧で、何もかも持っている人。 そんな人が、私のこの「穢れた瞳」を見たらどう思うだろうか。 悲鳴を上げるかもしれない。 汚らわしいと罵るかもしれない。 「私の家から出て行って」と、冷たく言い放つかもしれない。
メイの手が止まる。 呼吸が浅くなる。
「……メイ」
その時、温かい手が、メイの冷え切った手を包み込んだ。 瞬(シュン)だ。 彼は、いつものようにニカっと笑うのではなく、今は真剣な、静かな瞳でメイを見つめていた。
「大丈夫だ」
瞬は、メイの耳元に顔を寄せ、誰にも聞こえないような小声で囁いた。
「あいつは多分、この世界の人たちとは違う反応をする。……俺と同じ反応をな」
俺と同じ。 その言葉が、メイの胸の奥にある「お守り」のように熱く灯る。 あの日、雨上がりの朝。 瞬は、私の瞳を見て「綺麗だ」と言ってくれた。 宝石みたいだ、と笑ってくれた。
(信じよう)
メイは奥歯を噛み締め、覚悟を決めた。 瞬が信じる人を、私も信じる。 もし嫌われたとしても、瞬だけは私の味方でいてくれる。それだけで、私は立っていられる。
カチリ。 小さな音がして、留め具が外れた。 メイは、ゆっくりと、本当にゆっくりと、アイガードを外した。
白い革が膝の上に落ちる。 隠されていた右目が、ゆっくりと開かれる。
――その瞬間。
リビングの時が止まった。 窓から差し込む強い日差しが、メイの顔を照らし出す。 露わになったのは、深い闇夜を凝縮したような、あるいは高貴な花の色を溶かしたような、鮮烈な紫色の瞳。 左目の黒とは対照的な、異界の色彩。
「っ……!」
貧民街での復興作業の報告に訪れ、部屋の隅で控えていたキースたちが、息を呑む音が聞こえた。 彼ら元・義賊団も、裏社会で生きてきた人間だ。奇妙なものや恐ろしいものには耐性があるはずだ。 それでも、「紫の瞳」に対する根源的な畏怖――この世界に深く根付いた「災厄の象徴」という迷信――には抗えない。 ボルグが顔を引きつらせ、アンナが小さく悲鳴を上げそうになって口を押さえる。
ゼイクとエリーゼも、固唾を飲んで見守っている。 彼らはメイを受け入れているが、アリスがどう反応するかは未知数だ。 もしアリスが拒絶すれば、このパーティに亀裂が入るかもしれない。
沈黙。 重苦しい、数秒間の沈黙。
メイは、うつむき加減で、視線を床に落としていた。 アリスの顔が見られない。 どんな顔をしているのか、想像するのが怖かった。
そして。 アリスが、ゆっくりと口を開いた。
「……」
来る。拒絶の言葉が。
「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
!?
メイがビクッと肩を跳ね上げた。 聞こえてきたのは、予想していた冷酷な声ではなかった。 まるで、誕生日プレゼントの箱を開けた子供のような、あるいは推しのアイドルのレアカードを引き当てたオタクのような、純度一〇〇パーセントの歓声だった。
「な、何これ!? めっちゃ綺麗じゃん!!」
ガタンッ! アリスは勢いよくテーブルに身を乗り出した。ティーカップが音を立てて揺れる。 彼女のサファイアのような瞳が、キラキラと星を飛ばさんばかりに輝いている。
「え……?」 メイが呆気にとられて顔を上げる。
「すごーい! 見て見て瞬くん! この透明感! まるで最高級のアメジストよ!」
アリスは興奮気味にまくし立てた。 そこには、恐怖も、嫌悪も、軽蔑も、一ミクロンも存在しなかった。 あるのは、美しいものを見た時の純粋な感動と、好奇心だけ。
その場にいた全員――瞬を除く――が、顎が外れそうになるほど口を開けていた。
「……は?」 ゼイクが間の抜けた声を出す。 「き、綺麗……だと?」 エリーゼも目を丸くしている。 キースたちに至っては、「あのお嬢様、正気か?」という顔で顔を見合わせている。
だが、アリスはお構いなしだ。 彼女は席を立ち、メイの目の前まで詰め寄った。 顔が近い。いい匂いがする。
「ねえねえ、これ天然? 生まれつき?」 「は、はい……」 「マジかー! いいなぁ! 羨ましい!」
アリスはメイの頬を両手で包み込み、まじまじと瞳を覗き込んだ。
「私なんてさぁ、ある日突然金髪碧眼になっちゃったから、最初は鏡見るたびに『誰これガイジン?』って違和感あったんだよねぇ。でもその紫色はすごいわ。神秘的! ミステリアス! キャラ立ちすぎ!」
「きゃ、キャラ……?」
「え、もしかしてカラコン入れてるわけじゃないよね? この世界にそんな技術ないもんね?」
「から……こん……?」 メイが首を傾げる。
アリスの口から飛び出す謎の単語(現代用語)に、周囲の混乱は深まるばかりだ。 だが、アリスの言わんとすることは、痛いほど伝わってきた。 彼女は、本心から褒めているのだ。 お世辞でも、気遣いでもない。 心からの「いいな!」「素敵だな!」という感情が、その声と表情から溢れ出していた。
「……あの、怖く……ないんですか?」 メイが、消え入りそうな声で尋ねた。
「え? 何が?」 アリスがきょとんとする。
「だって、紫色は……不吉で……呪われてて……」
「はぁ?」 アリスは素っ頓狂な声を上げた。
「何言ってんのよ。色が違うだけで呪いとか、センスなさすぎでしょ」
彼女は、メイの右目を指先でそっと撫でた。
「これはね、神様がくれた『ギフト』よ。他の人とは違う、特別な色。……数万人に一人しか出ない、SSR(スーパースペシャルレア)の輝きなんだから、誇っていいのよ?」
SSRの意味はわからない。 けれど、その響きが「とても価値のあるもの」であることは分かった。
メイの目から、ポロポロと涙がこぼれ落ちた。 悲しいわけじゃない。 ただ、胸の奥に溜まっていた黒い澱(おり)が、アリスの明るい言葉の光に照らされて、蒸発していくようだった。
「……よかったな、メイ」
瞬が、優しくメイの頭を撫でた。 彼は、勝ち誇ったようにニヤリと笑って、呆然としているキースたちを見た。
「ほら見ろ。俺の言った通りだろ? 世界が変われば、価値観なんてコロッと変わるもんなんだよ」
キースたちは、ハッとしたようにメイを見た。 今まで「不吉だ」と思い込んでいたその瞳。 けれど、アリスが「綺麗だ」と言い、瞬が「特別だ」と笑うと、不思議とそう見えてくる。 恐怖のフィルターが外れ、ただの美しい色彩として目に映る。
「……へへっ。違げぇねぇや」 キースが照れくさそうに鼻をこすった。 「お嬢様が言うなら、それが正解だ。……悪くねぇ色だな、嬢ちゃん」
リビングの空気が、完全に塗り替えられた。 重苦しい緊張感は消え去り、温かく、そして少し騒がしい空気が満ちていく。
アリスは「でしょでしょ?」と得意げに胸を張り、席に戻って紅茶を一気飲みした。 そして、ふと我に返ったように咳払いをした。
「コホン。……まあ、取り乱してごめんなさいね。でも、本当に素敵な瞳よ」
彼女は悪役令嬢の仮面を一瞬だけ外し、同郷の友人(瞬)に向けたような、砕けたウインクをメイに送った。
「隠すなんてもったいないわ。これからは、その目でしっかり見なさい。……あなたのことを『綺麗だ』って言ってくれる人たちの顔をね」
メイは、涙を拭って、満面の笑みを浮かべた。 アイガードは、もういらないかもしれない。 少なくとも、この家の中では。
「……はいっ! アリスさん、ありがとうございます!」
その笑顔は、紫のアメジストよりも輝いて見えた。
メイは、震える指先で、右目を覆う白いアイガードの留め具に触れていた。 冷たい革の感触。 これが外れれば、私は無防備になる。 隠していた「呪い」が、白日の下に晒される。
(怖い……)
メイの脳裏に、過去の記憶が走馬灯のように駆け巡った。 『化け物』と叫んで石を投げた村人たち。 『疫病神』と蔑んだ商人。 『不吉だ』と顔をしかめた騎士たち。
目の前にいるアリスは、この国の貴族だ。しかも、最高位の侯爵令嬢。 美しくて、完璧で、何もかも持っている人。 そんな人が、私のこの「穢れた瞳」を見たらどう思うだろうか。 悲鳴を上げるかもしれない。 汚らわしいと罵るかもしれない。 「私の家から出て行って」と、冷たく言い放つかもしれない。
メイの手が止まる。 呼吸が浅くなる。
「……メイ」
その時、温かい手が、メイの冷え切った手を包み込んだ。 瞬(シュン)だ。 彼は、いつものようにニカっと笑うのではなく、今は真剣な、静かな瞳でメイを見つめていた。
「大丈夫だ」
瞬は、メイの耳元に顔を寄せ、誰にも聞こえないような小声で囁いた。
「あいつは多分、この世界の人たちとは違う反応をする。……俺と同じ反応をな」
俺と同じ。 その言葉が、メイの胸の奥にある「お守り」のように熱く灯る。 あの日、雨上がりの朝。 瞬は、私の瞳を見て「綺麗だ」と言ってくれた。 宝石みたいだ、と笑ってくれた。
(信じよう)
メイは奥歯を噛み締め、覚悟を決めた。 瞬が信じる人を、私も信じる。 もし嫌われたとしても、瞬だけは私の味方でいてくれる。それだけで、私は立っていられる。
カチリ。 小さな音がして、留め具が外れた。 メイは、ゆっくりと、本当にゆっくりと、アイガードを外した。
白い革が膝の上に落ちる。 隠されていた右目が、ゆっくりと開かれる。
――その瞬間。
リビングの時が止まった。 窓から差し込む強い日差しが、メイの顔を照らし出す。 露わになったのは、深い闇夜を凝縮したような、あるいは高貴な花の色を溶かしたような、鮮烈な紫色の瞳。 左目の黒とは対照的な、異界の色彩。
「っ……!」
貧民街での復興作業の報告に訪れ、部屋の隅で控えていたキースたちが、息を呑む音が聞こえた。 彼ら元・義賊団も、裏社会で生きてきた人間だ。奇妙なものや恐ろしいものには耐性があるはずだ。 それでも、「紫の瞳」に対する根源的な畏怖――この世界に深く根付いた「災厄の象徴」という迷信――には抗えない。 ボルグが顔を引きつらせ、アンナが小さく悲鳴を上げそうになって口を押さえる。
ゼイクとエリーゼも、固唾を飲んで見守っている。 彼らはメイを受け入れているが、アリスがどう反応するかは未知数だ。 もしアリスが拒絶すれば、このパーティに亀裂が入るかもしれない。
沈黙。 重苦しい、数秒間の沈黙。
メイは、うつむき加減で、視線を床に落としていた。 アリスの顔が見られない。 どんな顔をしているのか、想像するのが怖かった。
そして。 アリスが、ゆっくりと口を開いた。
「……」
来る。拒絶の言葉が。
「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
!?
メイがビクッと肩を跳ね上げた。 聞こえてきたのは、予想していた冷酷な声ではなかった。 まるで、誕生日プレゼントの箱を開けた子供のような、あるいは推しのアイドルのレアカードを引き当てたオタクのような、純度一〇〇パーセントの歓声だった。
「な、何これ!? めっちゃ綺麗じゃん!!」
ガタンッ! アリスは勢いよくテーブルに身を乗り出した。ティーカップが音を立てて揺れる。 彼女のサファイアのような瞳が、キラキラと星を飛ばさんばかりに輝いている。
「え……?」 メイが呆気にとられて顔を上げる。
「すごーい! 見て見て瞬くん! この透明感! まるで最高級のアメジストよ!」
アリスは興奮気味にまくし立てた。 そこには、恐怖も、嫌悪も、軽蔑も、一ミクロンも存在しなかった。 あるのは、美しいものを見た時の純粋な感動と、好奇心だけ。
その場にいた全員――瞬を除く――が、顎が外れそうになるほど口を開けていた。
「……は?」 ゼイクが間の抜けた声を出す。 「き、綺麗……だと?」 エリーゼも目を丸くしている。 キースたちに至っては、「あのお嬢様、正気か?」という顔で顔を見合わせている。
だが、アリスはお構いなしだ。 彼女は席を立ち、メイの目の前まで詰め寄った。 顔が近い。いい匂いがする。
「ねえねえ、これ天然? 生まれつき?」 「は、はい……」 「マジかー! いいなぁ! 羨ましい!」
アリスはメイの頬を両手で包み込み、まじまじと瞳を覗き込んだ。
「私なんてさぁ、ある日突然金髪碧眼になっちゃったから、最初は鏡見るたびに『誰これガイジン?』って違和感あったんだよねぇ。でもその紫色はすごいわ。神秘的! ミステリアス! キャラ立ちすぎ!」
「きゃ、キャラ……?」
「え、もしかしてカラコン入れてるわけじゃないよね? この世界にそんな技術ないもんね?」
「から……こん……?」 メイが首を傾げる。
アリスの口から飛び出す謎の単語(現代用語)に、周囲の混乱は深まるばかりだ。 だが、アリスの言わんとすることは、痛いほど伝わってきた。 彼女は、本心から褒めているのだ。 お世辞でも、気遣いでもない。 心からの「いいな!」「素敵だな!」という感情が、その声と表情から溢れ出していた。
「……あの、怖く……ないんですか?」 メイが、消え入りそうな声で尋ねた。
「え? 何が?」 アリスがきょとんとする。
「だって、紫色は……不吉で……呪われてて……」
「はぁ?」 アリスは素っ頓狂な声を上げた。
「何言ってんのよ。色が違うだけで呪いとか、センスなさすぎでしょ」
彼女は、メイの右目を指先でそっと撫でた。
「これはね、神様がくれた『ギフト』よ。他の人とは違う、特別な色。……数万人に一人しか出ない、SSR(スーパースペシャルレア)の輝きなんだから、誇っていいのよ?」
SSRの意味はわからない。 けれど、その響きが「とても価値のあるもの」であることは分かった。
メイの目から、ポロポロと涙がこぼれ落ちた。 悲しいわけじゃない。 ただ、胸の奥に溜まっていた黒い澱(おり)が、アリスの明るい言葉の光に照らされて、蒸発していくようだった。
「……よかったな、メイ」
瞬が、優しくメイの頭を撫でた。 彼は、勝ち誇ったようにニヤリと笑って、呆然としているキースたちを見た。
「ほら見ろ。俺の言った通りだろ? 世界が変われば、価値観なんてコロッと変わるもんなんだよ」
キースたちは、ハッとしたようにメイを見た。 今まで「不吉だ」と思い込んでいたその瞳。 けれど、アリスが「綺麗だ」と言い、瞬が「特別だ」と笑うと、不思議とそう見えてくる。 恐怖のフィルターが外れ、ただの美しい色彩として目に映る。
「……へへっ。違げぇねぇや」 キースが照れくさそうに鼻をこすった。 「お嬢様が言うなら、それが正解だ。……悪くねぇ色だな、嬢ちゃん」
リビングの空気が、完全に塗り替えられた。 重苦しい緊張感は消え去り、温かく、そして少し騒がしい空気が満ちていく。
アリスは「でしょでしょ?」と得意げに胸を張り、席に戻って紅茶を一気飲みした。 そして、ふと我に返ったように咳払いをした。
「コホン。……まあ、取り乱してごめんなさいね。でも、本当に素敵な瞳よ」
彼女は悪役令嬢の仮面を一瞬だけ外し、同郷の友人(瞬)に向けたような、砕けたウインクをメイに送った。
「隠すなんてもったいないわ。これからは、その目でしっかり見なさい。……あなたのことを『綺麗だ』って言ってくれる人たちの顔をね」
メイは、涙を拭って、満面の笑みを浮かべた。 アイガードは、もういらないかもしれない。 少なくとも、この家の中では。
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その笑顔は、紫のアメジストよりも輝いて見えた。
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