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第11章:最強の拠点、始動
第55話:ギルドの困惑と、最強の後ろ盾 〜英雄とは、善意と偶然が織りなす暴風雨である〜
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冒険者ギルド「竜のあくび亭」。
そこは王都の情報が集まる心臓部であり、荒くれ者たちの安息の地であり、そして受付嬢リナにとっては、終わりのない書類仕事との戦場でもあった。
カアン、カアン、カアン。
早朝のギルドに、鐘の音ではなく、リナが自身の頭をカウンターに打ち付ける音がリズミカルに響いていた。
「……どうして……どうしてこうなるんですかぁ……」
彼女の目の前には、山のような――いや、断崖絶壁のような書類の塔がそびえ立っている。
その全てが、ある一つのパーティに関連するものだった。
バンッ!
扉が勢いよく開く音がした。
朝の光を背負って入ってきたのは、リナの頭痛の種であり、同時に王都の希望でもある、あの五人組だった。
「おっはよー! 今日もいい天気だな!」
瞬(シュン)が、相変わらずの能天気さで手を振る。
その隣には、白いアイガードを外し、堂々と紫の瞳を見せているメイ。
後ろには、胃薬を飲み込んでいるゼイクと、優雅に扇子を仰ぐエリーゼ。
そして、深紅のドレスを翻すアリス。
彼らが足を踏み入れた瞬間、ギルド内の空気が変わった。
以前のような「好奇心」や「嘲笑」ではない。
冒険者たちが一斉に道を空け、敬意と畏怖の混じった視線を向ける。それは、王族を迎える時のそれに近かった。
「あ、瞬さぁぁぁぁぁぁん!!」
リナがカウンターから身を乗り出し、悲鳴のような声を上げた。
その目は血走り、髪は振り乱されている。
「またっ! また何かやりましたねぇぇぇ!?」
「え? まだ何もしてないけど? 朝ごはん食べてきただけだぞ」
瞬がきょとんとする。
「嘘をおっしゃい! 見てください、これ!」
リナは書類の束を、ドン! と瞬の目の前に突き出した。
一番上の羊皮紙には、太字でこう書かれていた。
『貧民街自治組合、発足宣言』
『名誉顧問:英雄シュン』
「……は?」
瞬の目が点になる。
「今朝一番で届いたんですよぉ! 下層区画の顔役たちが連名で、『我々は英雄シュン様を全面的に支持する』って声明文を出したんです!」
リナは早口でまくし立てた。
「それだけじゃありません! 王都の流通を牛耳るローゼンバーグ商会からも、『瞬様のパーティに対する無制限の物資提供と、法的保護を約束する』という公式文書が届いてます! これ、実質的に王家公認の騎士団より権限強いですよぉ!?」
ギルドがざわめく。
貧民街という「裏の労働力」と、ローゼンバーグ家という「表の経済力」。
王都の光と闇、その両方を掌中に収めたに等しい。
一介の冒険者パーティが持っていい影響力(パワー)ではなかった。
「……おい、アリス」
瞬がジト目で振り返る。
「お前だな? 俺を知らないうちに『貧民街のボス』にしたのは」
アリスは扇子で口元を隠し、悪びれもせずにニッコリと笑った。
「あら、人聞きの悪い。私はただ、環境を整えただけよ」
彼女は優雅に歩み出て、リナに向かって微笑んだ。
「貧民街の人たちは、今まで社会から見放されていたわ。でも、彼らに『仕事』と『対価』、そして『人間らしい生活』を与えたらどうなると思う?」
アリスは指を一本立てた。
「彼らは、それをくれた人間に絶対的な忠誠を誓うのよ。それが今回は、たまたま瞬くんの名前だっただけ」
たまたま、ではない。アリスが意図的に流布したのだ。
彼女が行ったのは、単なる慈善事業ではなかった。
荒廃していた区画を再開発し、衛生環境を改善し、物流の拠点として整備する。
「ゴミ溜め」と呼ばれた場所を、王都の新たな「経済エンジン」へと作り変えたのだ。
「すごいことよ、リナさん。今や下層区画の犯罪率は激減し、失業率はほぼゼロ。彼らは生きる希望を持って働いているわ。……瞬くんのファンクラブ会員としてね」
「規模がデカすぎるんだよ!」
瞬がツッコミを入れるが、アリスは涼しい顔だ。
「力が必要なんでしょ? 魔王だか何だか知らないけど、世界を相手にするなら、綺麗な剣だけじゃ戦えないわ。泥臭い『数』と『金』の暴力も必要なのよ」
それは、かつて社畜として搾取され、この世界でも理不尽と戦ってきた彼女なりの「攻略法」だった。
バグだらけの世界を、力技(チート)でねじ伏せる。
そしてその力で、大切な仲間たちの足場を盤石にする。
「……はぁ」
ゼイクが深い、深い溜息をついた。
「胃が痛い……。一冒険者が都市機能の一部を掌握するなど、政治的リスクが高すぎる。監査局になんと言い訳すればいいんだ」
「あら、ゼイクさん。研究費が潤沢になるなら、多少の政治的圧力など誤差の範囲ですわよ?」
エリーゼはどこ吹く風で、新しい杖のカタログを眺めている。
「瞬、すごいね……!」
メイだけは、純粋に尊敬の眼差しを向けていた。
「瞬がいるだけで、街のみんなが笑顔になってる。やっぱり瞬は、本当の英雄だね」
「いや、俺は何もしてないんだけど……」
瞬は頭をかいたが、メイのキラキラした瞳と、アリスの「感謝しなさいよね」というドヤ顔を見て、諦めたように笑った。
「まあ、いいか! みんなが飯食えてるなら、結果オーライだ!」
その能天気な一言に、ギルド中の人間がズッコケた。
この男は、自分が台風の目になっている自覚が全くない。
リナは、こめかみを揉みながら、最後の爆弾を投下した。
「……はぁ。もう、いいです。こうなることは予想してましたから」
彼女は表情を引き締め、一枚の黒い封筒を取り出した。
そこには、ギルドの紋章が金色の蝋で封印されている。
「ですが瞬さん。ここまで派手に動けば、当然、あの方が黙っていません」
「あの方?」
「はい。……冒険者ギルドの頂点。ギルドマスターからの呼び出しです」
ギルドマスター。
その響きに、周囲の冒険者たちが息を呑んだ。
王都のギルドを統べる長であり、その姿を見た者は少ないとされる伝説の存在。
「今すぐ、最上階の『天の間』へ来いとのことです。……気をつけてくださいね。あの方は、色々と『変わり者』ですので」
リナの声には、単なる上司への畏怖以上の、何か複雑な響きが含まれていた。
「変わり者? アリスより?」
「失礼ね瞬くん。私は常識人よ」
「どの口が言うんだ、どの口が」
瞬は封筒を受け取り、ニカっと笑った。
「わかった。行ってくるよ。怒られるのか、褒められるのかわかんねぇけど、挨拶くらいはしとかないとな!」
彼らにとって、それは単なる通過儀礼(イベント)の一つに過ぎないと思われた。
しかし、その扉の向こうで待っているのが、この世界の「真実」に繋がる重い鍵であることは、まだ誰も知らなかった。
「行くぞ、野郎ども! ボス部屋へ突入だ!」
瞬の声に合わせて、五人が歩き出す。
その背中を見送りながら、リナは小さく祈るように呟いた。
「……どうか、あの方の止まった時間を、動かしてあげてください」
物語は、いよいよ核心へと踏み込んでいく。
最強のパーティと、悲しき伝説の対面が、すぐそこに迫っていた。
そこは王都の情報が集まる心臓部であり、荒くれ者たちの安息の地であり、そして受付嬢リナにとっては、終わりのない書類仕事との戦場でもあった。
カアン、カアン、カアン。
早朝のギルドに、鐘の音ではなく、リナが自身の頭をカウンターに打ち付ける音がリズミカルに響いていた。
「……どうして……どうしてこうなるんですかぁ……」
彼女の目の前には、山のような――いや、断崖絶壁のような書類の塔がそびえ立っている。
その全てが、ある一つのパーティに関連するものだった。
バンッ!
扉が勢いよく開く音がした。
朝の光を背負って入ってきたのは、リナの頭痛の種であり、同時に王都の希望でもある、あの五人組だった。
「おっはよー! 今日もいい天気だな!」
瞬(シュン)が、相変わらずの能天気さで手を振る。
その隣には、白いアイガードを外し、堂々と紫の瞳を見せているメイ。
後ろには、胃薬を飲み込んでいるゼイクと、優雅に扇子を仰ぐエリーゼ。
そして、深紅のドレスを翻すアリス。
彼らが足を踏み入れた瞬間、ギルド内の空気が変わった。
以前のような「好奇心」や「嘲笑」ではない。
冒険者たちが一斉に道を空け、敬意と畏怖の混じった視線を向ける。それは、王族を迎える時のそれに近かった。
「あ、瞬さぁぁぁぁぁぁん!!」
リナがカウンターから身を乗り出し、悲鳴のような声を上げた。
その目は血走り、髪は振り乱されている。
「またっ! また何かやりましたねぇぇぇ!?」
「え? まだ何もしてないけど? 朝ごはん食べてきただけだぞ」
瞬がきょとんとする。
「嘘をおっしゃい! 見てください、これ!」
リナは書類の束を、ドン! と瞬の目の前に突き出した。
一番上の羊皮紙には、太字でこう書かれていた。
『貧民街自治組合、発足宣言』
『名誉顧問:英雄シュン』
「……は?」
瞬の目が点になる。
「今朝一番で届いたんですよぉ! 下層区画の顔役たちが連名で、『我々は英雄シュン様を全面的に支持する』って声明文を出したんです!」
リナは早口でまくし立てた。
「それだけじゃありません! 王都の流通を牛耳るローゼンバーグ商会からも、『瞬様のパーティに対する無制限の物資提供と、法的保護を約束する』という公式文書が届いてます! これ、実質的に王家公認の騎士団より権限強いですよぉ!?」
ギルドがざわめく。
貧民街という「裏の労働力」と、ローゼンバーグ家という「表の経済力」。
王都の光と闇、その両方を掌中に収めたに等しい。
一介の冒険者パーティが持っていい影響力(パワー)ではなかった。
「……おい、アリス」
瞬がジト目で振り返る。
「お前だな? 俺を知らないうちに『貧民街のボス』にしたのは」
アリスは扇子で口元を隠し、悪びれもせずにニッコリと笑った。
「あら、人聞きの悪い。私はただ、環境を整えただけよ」
彼女は優雅に歩み出て、リナに向かって微笑んだ。
「貧民街の人たちは、今まで社会から見放されていたわ。でも、彼らに『仕事』と『対価』、そして『人間らしい生活』を与えたらどうなると思う?」
アリスは指を一本立てた。
「彼らは、それをくれた人間に絶対的な忠誠を誓うのよ。それが今回は、たまたま瞬くんの名前だっただけ」
たまたま、ではない。アリスが意図的に流布したのだ。
彼女が行ったのは、単なる慈善事業ではなかった。
荒廃していた区画を再開発し、衛生環境を改善し、物流の拠点として整備する。
「ゴミ溜め」と呼ばれた場所を、王都の新たな「経済エンジン」へと作り変えたのだ。
「すごいことよ、リナさん。今や下層区画の犯罪率は激減し、失業率はほぼゼロ。彼らは生きる希望を持って働いているわ。……瞬くんのファンクラブ会員としてね」
「規模がデカすぎるんだよ!」
瞬がツッコミを入れるが、アリスは涼しい顔だ。
「力が必要なんでしょ? 魔王だか何だか知らないけど、世界を相手にするなら、綺麗な剣だけじゃ戦えないわ。泥臭い『数』と『金』の暴力も必要なのよ」
それは、かつて社畜として搾取され、この世界でも理不尽と戦ってきた彼女なりの「攻略法」だった。
バグだらけの世界を、力技(チート)でねじ伏せる。
そしてその力で、大切な仲間たちの足場を盤石にする。
「……はぁ」
ゼイクが深い、深い溜息をついた。
「胃が痛い……。一冒険者が都市機能の一部を掌握するなど、政治的リスクが高すぎる。監査局になんと言い訳すればいいんだ」
「あら、ゼイクさん。研究費が潤沢になるなら、多少の政治的圧力など誤差の範囲ですわよ?」
エリーゼはどこ吹く風で、新しい杖のカタログを眺めている。
「瞬、すごいね……!」
メイだけは、純粋に尊敬の眼差しを向けていた。
「瞬がいるだけで、街のみんなが笑顔になってる。やっぱり瞬は、本当の英雄だね」
「いや、俺は何もしてないんだけど……」
瞬は頭をかいたが、メイのキラキラした瞳と、アリスの「感謝しなさいよね」というドヤ顔を見て、諦めたように笑った。
「まあ、いいか! みんなが飯食えてるなら、結果オーライだ!」
その能天気な一言に、ギルド中の人間がズッコケた。
この男は、自分が台風の目になっている自覚が全くない。
リナは、こめかみを揉みながら、最後の爆弾を投下した。
「……はぁ。もう、いいです。こうなることは予想してましたから」
彼女は表情を引き締め、一枚の黒い封筒を取り出した。
そこには、ギルドの紋章が金色の蝋で封印されている。
「ですが瞬さん。ここまで派手に動けば、当然、あの方が黙っていません」
「あの方?」
「はい。……冒険者ギルドの頂点。ギルドマスターからの呼び出しです」
ギルドマスター。
その響きに、周囲の冒険者たちが息を呑んだ。
王都のギルドを統べる長であり、その姿を見た者は少ないとされる伝説の存在。
「今すぐ、最上階の『天の間』へ来いとのことです。……気をつけてくださいね。あの方は、色々と『変わり者』ですので」
リナの声には、単なる上司への畏怖以上の、何か複雑な響きが含まれていた。
「変わり者? アリスより?」
「失礼ね瞬くん。私は常識人よ」
「どの口が言うんだ、どの口が」
瞬は封筒を受け取り、ニカっと笑った。
「わかった。行ってくるよ。怒られるのか、褒められるのかわかんねぇけど、挨拶くらいはしとかないとな!」
彼らにとって、それは単なる通過儀礼(イベント)の一つに過ぎないと思われた。
しかし、その扉の向こうで待っているのが、この世界の「真実」に繋がる重い鍵であることは、まだ誰も知らなかった。
「行くぞ、野郎ども! ボス部屋へ突入だ!」
瞬の声に合わせて、五人が歩き出す。
その背中を見送りながら、リナは小さく祈るように呟いた。
「……どうか、あの方の止まった時間を、動かしてあげてください」
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