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前原美影の視点
第九話:他人のものさし
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瞬くんの風邪が治ってから、私たちの関係は、雨上がりの空のように澄み渡っていた。
「看病」の一件で、彼の中にあった最後の見栄のようなものが消えた気がする。 以前は「かっこいい彼氏」であろうと背伸びをしていた彼が、今は「ありがとう」と素直に言ったり、カッコ悪いところを見せて笑ったりするようになった。 その変化が嬉しくて、私は毎日が少しだけ浮き足立っていた。
六月の終わりの週末。 渋谷の人混みの中を、二人で歩いた。 湿気を含んだ熱気、ビルの大型ビジョンから流れる大音量の音楽、行き交う人々の笑い声。 普段なら酔ってしまいそうな喧騒も、彼と一緒なら心地よいBGMに変わる。
「あ、見て瞬くん。あのTシャツ、変な猫の絵が描いてある」 「うわ、マジだ。センスやばいな」
他愛のない会話で笑い合う。 横断歩道で、彼が自然に車道側を歩いてくれる。 風で乱れた私の髪を、そっと直してくれる。 その指先の優しさに、胸の奥がじんわりと温かくなる。
(幸せだなぁ)
心からそう思った。 誰かに見られているような、背筋が寒くなるような気配を一瞬感じた気がしたけれど、振り返ってもそこには無数の他人しかいなかった。 気のせいだ。そう思って、私は彼の腕にきゅっとしがみついた。
けれど、その「気配」の正体は、数日後の放課後、明確な形を持って私の前に現れた。
七月に入り、蒸し暑さが本格化してきたある日の夕方。 私は一人、昇降口にいた。 瞬くんは先生に呼ばれて職員室へ行っていたし、私も日誌の提出で遅くなっていたからだ。
西日が、下駄箱の並ぶ空間を赤く染めている。 静かだった。 生徒たちの帰った後の、少し寂しいような、埃っぽい匂い。
靴を履き替えようとした時、背後に人の気配を感じた。 振り返ると、一人の女子生徒が立っていた。 二組の、早乙女里奈さん。 瞬くんの、元カノ。
彼女のことは知っていた。 美しい顔立ちと、少しきつめの性格で有名な子。 でも、今の彼女の表情は、私が噂で聞いていたような華やかなものではなかった。 暗く、澱んだ瞳。 私を射抜くような、鋭い敵意。
「……あの」 私が声をかけると、彼女は冷たい声で切り出した。
「瞬くんのこと、信じすぎない方が、いいと思うよ」
挨拶も、前置きもなかった。 いきなり投げつけられた言葉は、忠告という名の形をした、錆びたナイフだった。
「あの人、すぐに、飽きるから。どんなに、今、優しくてもね。それは、ただの、ゲームの始まりの、ご祝儀みたいなもの。すぐに、メッキは剥がれるわ」
彼女の声は、微かに震えていた。 それは、私への攻撃であると同時に、彼女自身が負った傷口を、無理やり広げて見せつけているようだった。
「あんまり、夢中にならない方がいい。私みたいに、惨めな思いをするだけだから。どうせ、あんたも、すぐに、捨てられる」
捨てられる。 その言葉の響きに、私は胸が痛んだ。 私が捨てられることへの恐怖ではない。 彼女が、自分自身を「捨てられたもの」として定義してしまっていることへの、悲しみだ。
彼女は、自分の「ものさし」で、私と瞬くんの関係を測ろうとしている。 彼女が見てきた瞬くん。 彼女が傷つけられた瞬くん。 その過去のデータを使って、私の未来を予言しようとしている。
でもね、早乙女さん。 人は、変わるんだよ。 あなたが知っている瞬くんと、今、私の隣にいる瞬くんは、同じ名前だけど、もう違う人なんだよ。
彼女の言葉に動揺しなかったと言えば嘘になる。 「飽きる」「ゲーム」。 それは、かつて瞬くん自身が漂わせていた空気そのものだったから。 でも、私は知っている。 彼のその冷たい仮面の下に、どれだけ不器用で、愛に飢えた心が隠れているかを。 そして、彼が今、その仮面を脱ぎ捨てようと、どれだけ必死にもがいているかを。
だから、私は彼女の言葉を、そのまま受け入れるわけにはいかない。
「……あなたは、すごく、傷ついたんですね」
気づけば、そんな言葉が口をついて出ていた。 皮肉でもなんでもなく、ただの感想だった。 こんな風に、赤の他人に呪いの言葉を吐きに来なければならないほど、彼女はまだ、過去の痛みの中にいる。
彼女は激昂した。 「余計なお世話よ!」と。 当然だ。今の彼女には、私の言葉なんて綺麗事にしか聞こえないだろう。
「忠告、ありがとう」
私は、静かに言った。 彼女の敵意を受け流すように。
「でも、私が、瞬くんをどう信じるかは、私が、決めることなので」
これは、宣言だ。 彼の過去がどうであれ、誰が何を言おうと、私は私の目で見た彼を信じる。 その責任は、全部私が負う。 誰かのせいにしたりしない。
私は頭を下げ、彼女に背を向けた。 心臓が、早鐘を打っている。 怖かった。 悪意を向けられるというのは、こんなにも体力を消耗するものなのか。
その時、昇降口の向こうから、瞬くんが現れた。 里奈さんは彼を見るなり、顔を真っ赤にして、逃げるように走り去っていった。 その去り際の、瞬くんにぶつかっていく激しい動作。 そこには、憎しみと同じくらいの大きさの、行き場のない未練が見えた。
「……美影」
瞬くんが、私に近づいてくる。 「今の人、里奈だろ。何を、言われたんだ?」
彼の声は、怯えていた。 自分の過去が、今の幸せを壊してしまうのではないかという恐怖。 私が里奈さんの言葉を信じて、彼を軽蔑するのではないかという不安。
私は、彼を見た。 不安げに揺れる瞳。少し猫背になった立ち姿。 それが、私の知っている「今の瞬くん」だ。 里奈さんが言うような、冷酷なゲームプレイヤーじゃない。
ここで本当のことを言えば、彼は傷つく。 自分を責めるだろう。 そして、私に対して負い目を感じてしまうかもしれない。 そんな顔、見たくない。
私は、にっこりと笑った。 嘘をつくのは得意じゃないけれど、彼を守るための嘘なら、いくらでもつける。
「ううん、なんでもないよ。ちょっと、世間話してただけ」
「それより、忘れ物、見つかった? もう、暗くなっちゃうから、早く帰ろ!」
私は彼の腕を叩いて、歩き出した。 彼が納得していないのは分かっている。 背中越しに、彼の重たい沈黙が伝わってくる。
でも、今はこれでいい。 里奈さんが置いていった「呪い」は、私が飲み込んで消化する。 彼の過去の清算は、彼自身が向き合うべき時が来たら、その時にすればいい。
今はただ、この夕暮れの中を、二人で並んで歩きたい。 他人のものさしで測られた未来なんて、私には関係ない。 私たちが作る未来は、私たちだけのものなのだから。
私は、隣を歩く彼の手を、そっと握りしめた。 彼の手は、少し汗ばんでいて、温かかった。 それが、私にとっての唯一の「リアル」だった。
「看病」の一件で、彼の中にあった最後の見栄のようなものが消えた気がする。 以前は「かっこいい彼氏」であろうと背伸びをしていた彼が、今は「ありがとう」と素直に言ったり、カッコ悪いところを見せて笑ったりするようになった。 その変化が嬉しくて、私は毎日が少しだけ浮き足立っていた。
六月の終わりの週末。 渋谷の人混みの中を、二人で歩いた。 湿気を含んだ熱気、ビルの大型ビジョンから流れる大音量の音楽、行き交う人々の笑い声。 普段なら酔ってしまいそうな喧騒も、彼と一緒なら心地よいBGMに変わる。
「あ、見て瞬くん。あのTシャツ、変な猫の絵が描いてある」 「うわ、マジだ。センスやばいな」
他愛のない会話で笑い合う。 横断歩道で、彼が自然に車道側を歩いてくれる。 風で乱れた私の髪を、そっと直してくれる。 その指先の優しさに、胸の奥がじんわりと温かくなる。
(幸せだなぁ)
心からそう思った。 誰かに見られているような、背筋が寒くなるような気配を一瞬感じた気がしたけれど、振り返ってもそこには無数の他人しかいなかった。 気のせいだ。そう思って、私は彼の腕にきゅっとしがみついた。
けれど、その「気配」の正体は、数日後の放課後、明確な形を持って私の前に現れた。
七月に入り、蒸し暑さが本格化してきたある日の夕方。 私は一人、昇降口にいた。 瞬くんは先生に呼ばれて職員室へ行っていたし、私も日誌の提出で遅くなっていたからだ。
西日が、下駄箱の並ぶ空間を赤く染めている。 静かだった。 生徒たちの帰った後の、少し寂しいような、埃っぽい匂い。
靴を履き替えようとした時、背後に人の気配を感じた。 振り返ると、一人の女子生徒が立っていた。 二組の、早乙女里奈さん。 瞬くんの、元カノ。
彼女のことは知っていた。 美しい顔立ちと、少しきつめの性格で有名な子。 でも、今の彼女の表情は、私が噂で聞いていたような華やかなものではなかった。 暗く、澱んだ瞳。 私を射抜くような、鋭い敵意。
「……あの」 私が声をかけると、彼女は冷たい声で切り出した。
「瞬くんのこと、信じすぎない方が、いいと思うよ」
挨拶も、前置きもなかった。 いきなり投げつけられた言葉は、忠告という名の形をした、錆びたナイフだった。
「あの人、すぐに、飽きるから。どんなに、今、優しくてもね。それは、ただの、ゲームの始まりの、ご祝儀みたいなもの。すぐに、メッキは剥がれるわ」
彼女の声は、微かに震えていた。 それは、私への攻撃であると同時に、彼女自身が負った傷口を、無理やり広げて見せつけているようだった。
「あんまり、夢中にならない方がいい。私みたいに、惨めな思いをするだけだから。どうせ、あんたも、すぐに、捨てられる」
捨てられる。 その言葉の響きに、私は胸が痛んだ。 私が捨てられることへの恐怖ではない。 彼女が、自分自身を「捨てられたもの」として定義してしまっていることへの、悲しみだ。
彼女は、自分の「ものさし」で、私と瞬くんの関係を測ろうとしている。 彼女が見てきた瞬くん。 彼女が傷つけられた瞬くん。 その過去のデータを使って、私の未来を予言しようとしている。
でもね、早乙女さん。 人は、変わるんだよ。 あなたが知っている瞬くんと、今、私の隣にいる瞬くんは、同じ名前だけど、もう違う人なんだよ。
彼女の言葉に動揺しなかったと言えば嘘になる。 「飽きる」「ゲーム」。 それは、かつて瞬くん自身が漂わせていた空気そのものだったから。 でも、私は知っている。 彼のその冷たい仮面の下に、どれだけ不器用で、愛に飢えた心が隠れているかを。 そして、彼が今、その仮面を脱ぎ捨てようと、どれだけ必死にもがいているかを。
だから、私は彼女の言葉を、そのまま受け入れるわけにはいかない。
「……あなたは、すごく、傷ついたんですね」
気づけば、そんな言葉が口をついて出ていた。 皮肉でもなんでもなく、ただの感想だった。 こんな風に、赤の他人に呪いの言葉を吐きに来なければならないほど、彼女はまだ、過去の痛みの中にいる。
彼女は激昂した。 「余計なお世話よ!」と。 当然だ。今の彼女には、私の言葉なんて綺麗事にしか聞こえないだろう。
「忠告、ありがとう」
私は、静かに言った。 彼女の敵意を受け流すように。
「でも、私が、瞬くんをどう信じるかは、私が、決めることなので」
これは、宣言だ。 彼の過去がどうであれ、誰が何を言おうと、私は私の目で見た彼を信じる。 その責任は、全部私が負う。 誰かのせいにしたりしない。
私は頭を下げ、彼女に背を向けた。 心臓が、早鐘を打っている。 怖かった。 悪意を向けられるというのは、こんなにも体力を消耗するものなのか。
その時、昇降口の向こうから、瞬くんが現れた。 里奈さんは彼を見るなり、顔を真っ赤にして、逃げるように走り去っていった。 その去り際の、瞬くんにぶつかっていく激しい動作。 そこには、憎しみと同じくらいの大きさの、行き場のない未練が見えた。
「……美影」
瞬くんが、私に近づいてくる。 「今の人、里奈だろ。何を、言われたんだ?」
彼の声は、怯えていた。 自分の過去が、今の幸せを壊してしまうのではないかという恐怖。 私が里奈さんの言葉を信じて、彼を軽蔑するのではないかという不安。
私は、彼を見た。 不安げに揺れる瞳。少し猫背になった立ち姿。 それが、私の知っている「今の瞬くん」だ。 里奈さんが言うような、冷酷なゲームプレイヤーじゃない。
ここで本当のことを言えば、彼は傷つく。 自分を責めるだろう。 そして、私に対して負い目を感じてしまうかもしれない。 そんな顔、見たくない。
私は、にっこりと笑った。 嘘をつくのは得意じゃないけれど、彼を守るための嘘なら、いくらでもつける。
「ううん、なんでもないよ。ちょっと、世間話してただけ」
「それより、忘れ物、見つかった? もう、暗くなっちゃうから、早く帰ろ!」
私は彼の腕を叩いて、歩き出した。 彼が納得していないのは分かっている。 背中越しに、彼の重たい沈黙が伝わってくる。
でも、今はこれでいい。 里奈さんが置いていった「呪い」は、私が飲み込んで消化する。 彼の過去の清算は、彼自身が向き合うべき時が来たら、その時にすればいい。
今はただ、この夕暮れの中を、二人で並んで歩きたい。 他人のものさしで測られた未来なんて、私には関係ない。 私たちが作る未来は、私たちだけのものなのだから。
私は、隣を歩く彼の手を、そっと握りしめた。 彼の手は、少し汗ばんでいて、温かかった。 それが、私にとっての唯一の「リアル」だった。
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