27 / 44
前原美影の視点
最終話:選び取った木漏れ日
しおりを挟む
季節は巡り、世界は彩りを変えていった。
あの花火大会の夜、私たちが本当の意味で手を繋いでから、秋が来て、冬が過ぎ、そしてまた、あの暴力的なまでに鮮やかな初夏が巡ってきた。 一年という時間は、瞬くんを劇的に変えた。
彼はもう、教室の隅で「灰色の水槽」に沈んでいる少年ではない。 誰かと目を合わせることを恐れず、笑いたい時に笑い、怒るべき時に怒る。 その姿は、私が最初に彼の中に見出した「光」そのものだったけれど、今の彼は、私の想像を遥かに超えて、眩しく、逞しくなっていた。
六月の午後。 湿気を含んだ南風が、カーテンを大きく揺らしている。 放課後のチャイムが鳴り響く中、彼は私を見て、小さく顎をしゃくった。
「行こうぜ」
言葉にしなくても分かる。 今日は、私たちにとって特別な日だ。 「ゲーム」が始まった日であり、私たちが初めて出会った日。
私たちは並んで廊下を歩き、階段を上った。 かつては、緊張と駆け引きと、少しの恐怖を抱えて上ったこの階段。 今は、一段一段踏みしめるたびに、愛おしい記憶が蘇ってくる。
重い鉄の扉を開ける。 ギィィ、という錆びついた蝶番の音。 その音さえも、懐かしい音楽のように聞こえた。
屋上には、あの日と同じ風が吹いていた。 フェンス越しに見える街並み。 遠くに見える入道雲の峰。 何もかもが変わっていないようで、全てが違って見えた。
私たちは、フェンス際に並んで立った。 あの日、彼が震える声で「付き合って」と言った、全く同じ場所に。
「……なんか、全部、夢みたいだな」
瞬くんが、ぽつりと呟いた。 彼は、眼下に広がる街を見下ろしながら、少し眩しそうに目を細めている。
「美影と出会ってからの一年間。……俺、自分が自分じゃないみたいに変わった気がするんだ」
彼の言葉には、実感がこもっていた。 孤独だった日々。 傷つけ合うことでしか他人と関われなかった日々。 それらが、私との出会いによって、ガラス細工が熱で溶けるように形を変え、新しい「形」へと生まれ変わった。 彼にとって、この穏やかで満たされた「今」は、あまりにも出来過ぎた奇跡のように感じられるのかもしれない。
隣で、彼が不安げに私を見る気配がした。 この幸せが、シャボン玉のように弾けて消えてしまうのではないか、と恐れるような目。
私は、ふふ、と小さく笑った。 愛おしいなぁ、と思う。 彼はまだ、自分の強さに気づいていない。
「夢じゃないよ」
私は、瞬くんの目をまっすぐに見つめて言った。 琥珀色の瞳に、私の顔が映っている。
「全部、私たちが、一つ、一つ、選んできた、『今』の、続きなんだから」
そう。 これは、魔法でも奇跡でもない。
彼が、自分のプライドを捨てて、過去と向き合うことを選んだから。 私が、傷つくことを恐れずに、彼を信じて待つことを選んだから。 私たちが、雨の日も、風の日も、お互いの手を離さないことを、毎日毎日、選び続けてきたから。
その無数の選択の積み重ねが、今のこの景色を作っているのだ。 私たちが流した涙も、飲み込んだ言葉も、共有した体温も。 その全部が、この「現実」を構成するレンガであり、セメントだ。 だから、この幸せは壊れない。 私たちが積み上げたものだから、絶対に崩れない。
私の言葉が、瞬くんの心の深い場所に、すとんと落ちていくのがわかった。 彼の瞳から、揺らぎが消える。 代わりに宿ったのは、揺るぎない確信と、深い信頼の色。
「……そうだな」
彼は、私の手を取った。 あの日とは違う、力強く、温かい手。 「ゲーム」の駒としてではなく、人生のパートナーとして、私を求めてくれる手。
「ありがとう、美影。……俺を見つけてくれて」
その言葉に、胸がいっぱいになった。 ううん、違うよ、瞬くん。 私の方こそ、ありがとう。 私の退屈な世界を、こんなにも鮮やかな色で塗り替えてくれて。
頭上には、大きなケヤキの枝葉が広がっているわけではないけれど、私には見える気がした。 二人の間に降り注ぐ、柔らかな光の粒が。
苦しみも、悲しみも、迷いも。 そのすべてを通過して、ようやく辿り着いた、穏やかな場所。 やがて、君と見る木漏れ日は、こんなにも温かい。
「帰ろっか、瞬くん」 「ああ。……何食う?」 「んー、今日はハンバーグがいいな」 「了解。美味い店、探すわ」
私たちは、手を繋いだまま、扉へと歩き出した。 西日が、二人の背中を優しく押している。
ゲームセット。 そして、ここからが、私たちの本当の人生の始まりだ。
私は一度だけ振り返り、誰もいない屋上に、心の中で小さく手を振った。 さようなら、退屈だった私。 ありがとう、臆病だったあなた。
前を向くと、光の中に、大好きな人の横顔があった。 私はその手を強く握り返し、新しい季節の中へと、一歩を踏み出した。
あの花火大会の夜、私たちが本当の意味で手を繋いでから、秋が来て、冬が過ぎ、そしてまた、あの暴力的なまでに鮮やかな初夏が巡ってきた。 一年という時間は、瞬くんを劇的に変えた。
彼はもう、教室の隅で「灰色の水槽」に沈んでいる少年ではない。 誰かと目を合わせることを恐れず、笑いたい時に笑い、怒るべき時に怒る。 その姿は、私が最初に彼の中に見出した「光」そのものだったけれど、今の彼は、私の想像を遥かに超えて、眩しく、逞しくなっていた。
六月の午後。 湿気を含んだ南風が、カーテンを大きく揺らしている。 放課後のチャイムが鳴り響く中、彼は私を見て、小さく顎をしゃくった。
「行こうぜ」
言葉にしなくても分かる。 今日は、私たちにとって特別な日だ。 「ゲーム」が始まった日であり、私たちが初めて出会った日。
私たちは並んで廊下を歩き、階段を上った。 かつては、緊張と駆け引きと、少しの恐怖を抱えて上ったこの階段。 今は、一段一段踏みしめるたびに、愛おしい記憶が蘇ってくる。
重い鉄の扉を開ける。 ギィィ、という錆びついた蝶番の音。 その音さえも、懐かしい音楽のように聞こえた。
屋上には、あの日と同じ風が吹いていた。 フェンス越しに見える街並み。 遠くに見える入道雲の峰。 何もかもが変わっていないようで、全てが違って見えた。
私たちは、フェンス際に並んで立った。 あの日、彼が震える声で「付き合って」と言った、全く同じ場所に。
「……なんか、全部、夢みたいだな」
瞬くんが、ぽつりと呟いた。 彼は、眼下に広がる街を見下ろしながら、少し眩しそうに目を細めている。
「美影と出会ってからの一年間。……俺、自分が自分じゃないみたいに変わった気がするんだ」
彼の言葉には、実感がこもっていた。 孤独だった日々。 傷つけ合うことでしか他人と関われなかった日々。 それらが、私との出会いによって、ガラス細工が熱で溶けるように形を変え、新しい「形」へと生まれ変わった。 彼にとって、この穏やかで満たされた「今」は、あまりにも出来過ぎた奇跡のように感じられるのかもしれない。
隣で、彼が不安げに私を見る気配がした。 この幸せが、シャボン玉のように弾けて消えてしまうのではないか、と恐れるような目。
私は、ふふ、と小さく笑った。 愛おしいなぁ、と思う。 彼はまだ、自分の強さに気づいていない。
「夢じゃないよ」
私は、瞬くんの目をまっすぐに見つめて言った。 琥珀色の瞳に、私の顔が映っている。
「全部、私たちが、一つ、一つ、選んできた、『今』の、続きなんだから」
そう。 これは、魔法でも奇跡でもない。
彼が、自分のプライドを捨てて、過去と向き合うことを選んだから。 私が、傷つくことを恐れずに、彼を信じて待つことを選んだから。 私たちが、雨の日も、風の日も、お互いの手を離さないことを、毎日毎日、選び続けてきたから。
その無数の選択の積み重ねが、今のこの景色を作っているのだ。 私たちが流した涙も、飲み込んだ言葉も、共有した体温も。 その全部が、この「現実」を構成するレンガであり、セメントだ。 だから、この幸せは壊れない。 私たちが積み上げたものだから、絶対に崩れない。
私の言葉が、瞬くんの心の深い場所に、すとんと落ちていくのがわかった。 彼の瞳から、揺らぎが消える。 代わりに宿ったのは、揺るぎない確信と、深い信頼の色。
「……そうだな」
彼は、私の手を取った。 あの日とは違う、力強く、温かい手。 「ゲーム」の駒としてではなく、人生のパートナーとして、私を求めてくれる手。
「ありがとう、美影。……俺を見つけてくれて」
その言葉に、胸がいっぱいになった。 ううん、違うよ、瞬くん。 私の方こそ、ありがとう。 私の退屈な世界を、こんなにも鮮やかな色で塗り替えてくれて。
頭上には、大きなケヤキの枝葉が広がっているわけではないけれど、私には見える気がした。 二人の間に降り注ぐ、柔らかな光の粒が。
苦しみも、悲しみも、迷いも。 そのすべてを通過して、ようやく辿り着いた、穏やかな場所。 やがて、君と見る木漏れ日は、こんなにも温かい。
「帰ろっか、瞬くん」 「ああ。……何食う?」 「んー、今日はハンバーグがいいな」 「了解。美味い店、探すわ」
私たちは、手を繋いだまま、扉へと歩き出した。 西日が、二人の背中を優しく押している。
ゲームセット。 そして、ここからが、私たちの本当の人生の始まりだ。
私は一度だけ振り返り、誰もいない屋上に、心の中で小さく手を振った。 さようなら、退屈だった私。 ありがとう、臆病だったあなた。
前を向くと、光の中に、大好きな人の横顔があった。 私はその手を強く握り返し、新しい季節の中へと、一歩を踏み出した。
0
あなたにおすすめの小説
カモフラ婚~CEOは溺愛したくてたまらない!~
伊吹美香
恋愛
ウエディングプランナーとして働く菱崎由華
結婚式当日に花嫁に逃げられた建築会社CEOの月城蒼空
幼馴染の二人が偶然再会し、花嫁に逃げられた蒼空のメンツのために、カモフラージュ婚をしてしまう二人。
割り切った結婚かと思いきや、小さいころからずっと由華のことを想っていた蒼空が、このチャンスを逃すはずがない。
思いっきり溺愛する蒼空に、由華は翻弄されまくりでパニック。
二人の結婚生活は一体どうなる?
結婚する事に決めたから
KONAN
恋愛
私は既婚者です。
新たな職場で出会った彼女と結婚する為に、私がその時どう考え、どう行動したのかを書き記していきます。
まずは、離婚してから行動を起こします。
主な登場人物
東條なお
似ている芸能人
○原隼人さん
32歳既婚。
中学、高校はテニス部
電気工事の資格と実務経験あり。
車、バイク、船の免許を持っている。
現在、新聞販売店所長代理。
趣味はイカ釣り。
竹田みさき
似ている芸能人
○野芽衣さん
32歳未婚、シングルマザー
医療事務
息子1人
親分(大島)
似ている芸能人
○田新太さん
70代
施設の送迎運転手
板金屋(大倉)
似ている芸能人
○藤大樹さん
23歳
介護助手
理学療法士になる為、勉強中
よっしー課長(吉本)
似ている芸能人
○倉涼子さん
施設医療事務課長
登山が趣味
o谷事務長
○重豊さん
施設医療事務事務長
腰痛持ち
池さん
似ている芸能人
○田あき子さん
居宅部門管理者
看護師
下山さん(ともさん)
似ている芸能人
○地真央さん
医療事務
息子と娘はテニス選手
t助
似ている芸能人
○ツオくん(アニメ)
施設医療事務事務長
o谷事務長異動後の事務長
雄一郎 ゆういちろう
似ている芸能人
○鹿央士さん
弟の同級生
中学テニス部
高校陸上部
大学帰宅部
髪の赤い看護師(川木えみ)
似ている芸能人
○田來未さん
准看護師
ヤンキー
怖い
背徳のミラールージュ(母と子 それぞれが年の差恋愛にのめり込んでいく鏡写し)
MisakiNonagase
恋愛
24歳の市役所職員・中村洋平には、自慢の恋人がいた。2歳年上の小学校教師、夏海。誰もが羨む「正解」の幸せの中にいたはずだった。
しかし、50歳になる母・美鈴が21歳の青年・翔吾と恋に落ちたとき、歯車は狂い出す。
母の恋路を「不潔だ」と蔑んでいた洋平だったが、気づけば自分もまた、抗えない引力に引き寄せられていた。
その相手は、母の恋人の母親であり、二回りも年上の柳田悦子。
純愛か、背徳か。4年付き合った恋人を捨ててまで、なぜ僕は「彼女」を求めてしまうのか。
交差する二組の親子。歪な四角関係の果てに、彼らが見つける愛の形とは――。
ワケあり上司とヒミツの共有
咲良緋芽
恋愛
部署も違う、顔見知りでもない。
でも、社内で有名な津田部長。
ハンサム&クールな出で立ちが、
女子社員のハートを鷲掴みにしている。
接点なんて、何もない。
社内の廊下で、2、3度すれ違った位。
だから、
私が津田部長のヒミツを知ったのは、
偶然。
社内の誰も気が付いていないヒミツを
私は知ってしまった。
「どどど、どうしよう……!!」
私、美園江奈は、このヒミツを守れるの…?
【完結】言いつけ通り、夫となる人を自力で見つけました!
まりぃべる
恋愛
エーファ=バルヒェットは、父から十七歳になったからお見合い話を持ってこようかと提案された。
人に決められた人とより、自分が見定めた人と結婚したい!
そう思ったエーファは考え抜いた結果、引き籠もっていた侯爵領から人の行き交いが多い王都へと出向く事とした。
そして、思わぬ形で友人が出来、様々な人と出会い結婚相手も無事に見つかって新しい生活をしていくエーファのお話。
☆まりぃべるの世界観です。現実世界とは似ているもの、違うものもあります。
☆現実世界で似たもしくは同じ人名、地名があるかもしれませんが、全く関係ありません。
☆現実世界とは似ているようで違う世界です。常識も現実世界と似ているようで違います。それをご理解いただいた上で、楽しんでいただけると幸いです。
☆この世界でも季節はありますが、現実世界と似ているところと少し違うところもあります。まりぃべるの世界だと思って楽しんでいただけると幸いです。
☆書き上げています。
その途中間違えて投稿してしまいました…すぐ取り下げたのですがお気に入り入れてくれた方、ありがとうございます。ずいぶんとお待たせいたしました。
「君はいらない」と捨てられた夜、天敵の冷徹社長に「なら、俺が貰う」と拾われました。――手を出さない約束でしたが、彼の理性が限界のようです
葉山 乃愛
恋愛
【婚約破棄から始まる、不器用なライオン(冷徹社長)の猛烈な求愛!】
「俺の妻になるなら覚悟しろ。……もう、指一本逃がすつもりはない」
★あらすじ★
「美月は完璧すぎて、可愛げがないんだよ」
28歳の誕生日。
一流ホテルのウエディングプランナーである相沢美月(あいざわ みつき)は、婚約者の裏切りにより、結婚目前ですべてを失った。
雨の降る路地裏。
ヒールも折れ、心も折れてうずくまっていた美月の前に現れたのは、かつての高校時代の天敵であり、現在は勤務先の冷徹な社長 一条蓮(いちじょう れん)だった。
「捨て猫以下だな」
そう憎まれ口を叩きながらも、彼は泥だらけの美月を躊躇なく抱き上げ、最高級ペントハウスへと連れ帰る。
そして、彼が突きつけたのは、あまりにも強引な提案だった。
「住む場所がないなら、俺の家に来い。その代わり――俺の『婚約者』役を演じろ」
利害の一致した契約関係。
条件は「お互いに干渉しないこと」、そして「決して手を出さないこと」。
……のはずだったのに。
「髪、濡れたままだと風邪を引く」
「あんな男のために泣くな。顔が台無しだ」
同居生活で見えてきたのは、冷徹な仮面の下に隠された、不器用すぎるほどの優しさと独占欲。
美月が作った手料理を誰よりも美味しそうに食べ、元婚約者が復縁を迫ってくれば「俺の女に触れるな」と徹底的に排除する。
天敵だったはずの彼に守られ、凍っていた美月の心は次第に溶かされていく。
しかし、ある雷雨の夜。
美月が不用意に彼に触れた瞬間、一条の理性のタガが外れてしまい――。
「……手を出さない約束? 撤回だ」
「そんな無防備な顔で見つめて、何もしないでいられるほど、俺は聖人君子じゃない」
10年越しの片思いをこじらせたハイスペック社長 × 仕事熱心で恋愛に臆病なプランナー。
契約から始まった二人の関係が、本物の愛(溺愛)に変わるまで。
元婚約者への痛快な「ざまぁ」も収録した、極上の大人のシンデレラストーリー!
【登場人物】
◆相沢 美月(28)
ホテルの敏腕ウエディングプランナー。真面目でお人好しな性格が災いし、「つまらない女」と婚約破棄される。実は家事万能で、酔うと少しだけ甘えん坊になる(本人は無自覚)。
◆一条 蓮(28)
ホテルグループの社長。美貌と才覚を併せ持つが、他人に興味を示さないため「氷の貴公子」と呼ばれる。実は高校時代から美月を一途に想い続けており、彼女のこととなると冷静さを失う。
繰り返す夜と嘘 〜【実録】既婚の僕と後輩の彼女、あの夜のキスから始まった13年の秘密〜
まさき
恋愛
結婚して半年の僕と、同じ職場の彼女。
出会った頃は、ただの先輩と新入社員だった。
互いに意識しながらも、
数年間、距離を保ち続けた。
ただ見つめるだけの関係。
けれど――
ある夏の夜。
納涼会の帰り道。
僕が彼女の手を握った瞬間、
すべてが変わった。
これは恋でも、友情でもない。
けれど理性では止められない、
名前のない関係。
13年続いた秘密。
誓約書。
そして、5年の沈黙。
これは――
実際にあった「夜」の記録。
12年目の恋物語
真矢すみれ
恋愛
生まれつき心臓の悪い少女陽菜(はるな)と、12年間同じクラス、隣の家に住む幼なじみの男の子叶太(かなた)は学校公認カップルと呼ばれるほどに仲が良く、同じ時間を過ごしていた。
だけど、陽菜はある日、叶太が自分の身体に責任を感じて、ずっと一緒にいてくれるのだと知り、叶太から離れることを決意をする。
すれ違う想い。陽菜を好きな先輩の出現。二人を見守り、何とか想いが通じるようにと奔走する友人たち。
2人が結ばれるまでの物語。
第一部「12年目の恋物語」完結
第二部「13年目のやさしい願い」完結
第三部「14年目の永遠の誓い」←順次公開中
※ベリーズカフェと小説家になろうにも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる