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早乙女里奈の視点
第七話:正解のない答案用紙
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梅雨の湿気は、古傷を痛ませるというけれど、それは心にも当てはまるらしい。 ジメジメとした六月の終わり、私のイライラはピークに達していた。
原因は、もちろん垣原瞬だ。
週末が明けて学校に来た彼は、何かが変わっていた。 髪を切ったわけでも、香水を変えたわけでもない。 ただ、彼の全身を覆っていた、あの「棘(トゲ)」のような空気が、綺麗さっぱり消え失せていたのだ。
廊下で友人たちと笑い合う彼は、私の知らない顔をしていた。 あんなに無防備に、あんなに屈託なく笑う男だっただろうか。 私と一緒にいた頃の彼は、もっと斜に構えていて、世界のすべてを馬鹿にしたような目をしていたはずだ。
(……何があったのよ)
あの子——前原美影と、週末に何かあったに違いない。 二人の間の空気は、接着剤で固められたように密接だった。 ベタベタ触れ合うわけでもないのに、視線だけで会話が成立している。 その「不可侵領域」のような結界が、私をひどく惨めな気持ちにさせた。
そして、本格的な梅雨に入ったある日。 朝から雨が降り続く薄暗い教室で、私は瞬の異変に気づいた。
彼は、あからさまに具合が悪そうだった。 背中を丸め、時折こめかみを押さえている。頬が少し赤い。熱があるのだ。
(バカね、体調管理もできないの)
呆れつつも、私は無意識に鞄の中を確認していた。 頭痛薬と、のど飴。いつも持ち歩いているポーチに入っている。 かつての私なら、休み時間にさりげなく彼の席に行き、「ほら、飲みなよ」と渡していただろう。 そうすれば彼は、「お前、すげーな」と少し驚き、私に感謝する。 弱っている時の優しさは、通常時の三倍の効果がある。それを私は知っている。
私は視線を美影の方へ向けた。 さあ、今カノさん。あなたの出番よ。 どうするの? 大げさに騒いで保健室に連れて行く? それとも、冷えピタでも買いに走る? 彼に恩を売る絶好のチャンスじゃない。
しかし、美影の動きは鈍かった。 授業中、心配そうに背中を見てはいるものの、声をかけるでもなく、ただオロオロしているように見えた。
(使えないわね)
あんなに露骨に弱っているのに、気づかないふり? それとも、どうしていいか分からないの? 私なら、もっとうまくやれるのに。彼が何を欲しているか、瞬時に判断できるのに。
放課後。 瞬は限界だったようで、ふらつく足取りで立ち上がった。 美影が彼に駆け寄る。 ようやくか、と私は思った。 一緒に帰って、家まで送って、甲斐甲斐しく看病するつもりね。 ベタだけど、男はそういうのに弱いから。
けれど、私の予想はまたしても裏切られた。
二人は二言三言、何かを話した。 瞬が首を横に振り、何かを拒絶するような仕草を見せる。 すると美影は、あっさりと引き下がったのだ。 「じゃあね」と手を振り、瞬一人を帰らせてしまった。
(……はあ?)
私は、開いた口が塞がらなかった。 帰らせた? 熱がある彼氏を、雨の中、一人で? 正気じゃない。 冷たいとか薄情とかいうレベルを超えている。 「用事がある」とでも言われたのかもしれないけれど、そこで食い下がってこそ「彼女」でしょう。 「心配だから行く!」って押し掛ければ、彼は「仕方ないな」と受け入れる。 そうやって既成事実を作っていくのが、恋のセオリーじゃない。
「あんた、本当に何もしないのね」
一人で帰っていく瞬の背中は、小さくて、心細そうだった。 私なら、絶対に一人にはさせなかった。 粥を作って、着替えさせて、眠るまでそばにいてあげた。 そうやって「私がいなきゃダメだ」と思わせることができたのに。
美影は、その後一人でどこかへ走っていった。 コンビニの方角だ。 今さら差し入れ? 遅いわよ。 もう彼は帰っちゃったし、タイミングを逃した優しさなんて、ただの自己満足だ。
「勝負あったわね」
私は確信した。 明日、熱が下がった瞬は、美影の冷たさに幻滅しているはずだ。 「あいつ、俺が死にそうなのに放置しやがった」と。 そこが私の入り込む隙間になるかもしれない。
翌朝。 私は、少し期待して登校した。 瞬は休むかもしれないけれど、もし来ていたら、昨日の美影の対応について愚痴の一つもこぼさせようかと思っていた。
しかし。 教室に入ってきた瞬の顔を見て、私は言葉を失った。
彼は、元気だった。 まだ少し病み上がり特有の気だるさはあったけれど、その表情は……なんというか、「満たされて」いた。
登校してきた美影を見つけるなり、彼は自分から歩み寄った。 そして、周りに人がいるのも構わず、少し照れくさそうに、でもはっきりとこう言ったのだ。
「昨日は、サンキュ。……助かったわ」
美影は、ふわりと笑った。 「ううん、元気になってよかった」
その二人の間に流れる空気に、私は息ができなくなりそうだった。
「助かった」? 何に? 彼女は放置しただけよ。何もしなかったじゃない。 ドアノブに何か掛けたとか、そういうこと? そんな地味なことで、どうしてそんなに「救われた」みたいな顔をするの?
私の看病は、完璧だったはずだ。 手取り足取り世話をして、彼の要望をすべて先回りして叶えてあげた。 でも、彼は一度だって、そんな風に……心からの安らぎを感じたような顔で「ありがとう」とは言わなかった。 いつだって「悪いな」とか「助かる」とか、どこか申し訳なさそうな、あるいは鬱陶しそうな顔をしていた。
(なんで……)
私がやったことは「過干渉」で、美影がやったことは「信頼」だったとでも言うの? 私が彼のためを思ってしたことは、彼の負担になっていて。 美影の「何もしない」という選択が、彼の心を救ったというの?
そんなの、おかしい。 何もしない女が勝つなんて、そんな理不尽な話があるわけない。 努力した方が、尽くした方が報われるべきでしょう?
でも、目の前の光景が、残酷な答えを突きつけている。 瞬は、私の「完璧な看病」よりも、美影の「不器用な距離感」を選んだのだ。
「……意味わかんない」
私は、自分の席に突っ伏した。 視界が滲む。 悔しい。 負けた気がする。 いや、勝負の土俵にすら上がれていなかったのかもしれない。
彼が欲しかったのは、「世話焼きの母親」でも「有能なマネージャー」でもなく、ただ静かに同じ雨音を聞いてくれる「パートナー」だったなんて。 そんな簡単な答えに、私はどうして気づけなかったんだろう。
教室の窓を叩く雨音が、今日はやけに遠くに聞こえた。 私の恋の偏差値は、自分が思っていたよりもずっと低かったのかもしれない。 初めて感じる「自信喪失」の味が、口の中に苦く広がった。
原因は、もちろん垣原瞬だ。
週末が明けて学校に来た彼は、何かが変わっていた。 髪を切ったわけでも、香水を変えたわけでもない。 ただ、彼の全身を覆っていた、あの「棘(トゲ)」のような空気が、綺麗さっぱり消え失せていたのだ。
廊下で友人たちと笑い合う彼は、私の知らない顔をしていた。 あんなに無防備に、あんなに屈託なく笑う男だっただろうか。 私と一緒にいた頃の彼は、もっと斜に構えていて、世界のすべてを馬鹿にしたような目をしていたはずだ。
(……何があったのよ)
あの子——前原美影と、週末に何かあったに違いない。 二人の間の空気は、接着剤で固められたように密接だった。 ベタベタ触れ合うわけでもないのに、視線だけで会話が成立している。 その「不可侵領域」のような結界が、私をひどく惨めな気持ちにさせた。
そして、本格的な梅雨に入ったある日。 朝から雨が降り続く薄暗い教室で、私は瞬の異変に気づいた。
彼は、あからさまに具合が悪そうだった。 背中を丸め、時折こめかみを押さえている。頬が少し赤い。熱があるのだ。
(バカね、体調管理もできないの)
呆れつつも、私は無意識に鞄の中を確認していた。 頭痛薬と、のど飴。いつも持ち歩いているポーチに入っている。 かつての私なら、休み時間にさりげなく彼の席に行き、「ほら、飲みなよ」と渡していただろう。 そうすれば彼は、「お前、すげーな」と少し驚き、私に感謝する。 弱っている時の優しさは、通常時の三倍の効果がある。それを私は知っている。
私は視線を美影の方へ向けた。 さあ、今カノさん。あなたの出番よ。 どうするの? 大げさに騒いで保健室に連れて行く? それとも、冷えピタでも買いに走る? 彼に恩を売る絶好のチャンスじゃない。
しかし、美影の動きは鈍かった。 授業中、心配そうに背中を見てはいるものの、声をかけるでもなく、ただオロオロしているように見えた。
(使えないわね)
あんなに露骨に弱っているのに、気づかないふり? それとも、どうしていいか分からないの? 私なら、もっとうまくやれるのに。彼が何を欲しているか、瞬時に判断できるのに。
放課後。 瞬は限界だったようで、ふらつく足取りで立ち上がった。 美影が彼に駆け寄る。 ようやくか、と私は思った。 一緒に帰って、家まで送って、甲斐甲斐しく看病するつもりね。 ベタだけど、男はそういうのに弱いから。
けれど、私の予想はまたしても裏切られた。
二人は二言三言、何かを話した。 瞬が首を横に振り、何かを拒絶するような仕草を見せる。 すると美影は、あっさりと引き下がったのだ。 「じゃあね」と手を振り、瞬一人を帰らせてしまった。
(……はあ?)
私は、開いた口が塞がらなかった。 帰らせた? 熱がある彼氏を、雨の中、一人で? 正気じゃない。 冷たいとか薄情とかいうレベルを超えている。 「用事がある」とでも言われたのかもしれないけれど、そこで食い下がってこそ「彼女」でしょう。 「心配だから行く!」って押し掛ければ、彼は「仕方ないな」と受け入れる。 そうやって既成事実を作っていくのが、恋のセオリーじゃない。
「あんた、本当に何もしないのね」
一人で帰っていく瞬の背中は、小さくて、心細そうだった。 私なら、絶対に一人にはさせなかった。 粥を作って、着替えさせて、眠るまでそばにいてあげた。 そうやって「私がいなきゃダメだ」と思わせることができたのに。
美影は、その後一人でどこかへ走っていった。 コンビニの方角だ。 今さら差し入れ? 遅いわよ。 もう彼は帰っちゃったし、タイミングを逃した優しさなんて、ただの自己満足だ。
「勝負あったわね」
私は確信した。 明日、熱が下がった瞬は、美影の冷たさに幻滅しているはずだ。 「あいつ、俺が死にそうなのに放置しやがった」と。 そこが私の入り込む隙間になるかもしれない。
翌朝。 私は、少し期待して登校した。 瞬は休むかもしれないけれど、もし来ていたら、昨日の美影の対応について愚痴の一つもこぼさせようかと思っていた。
しかし。 教室に入ってきた瞬の顔を見て、私は言葉を失った。
彼は、元気だった。 まだ少し病み上がり特有の気だるさはあったけれど、その表情は……なんというか、「満たされて」いた。
登校してきた美影を見つけるなり、彼は自分から歩み寄った。 そして、周りに人がいるのも構わず、少し照れくさそうに、でもはっきりとこう言ったのだ。
「昨日は、サンキュ。……助かったわ」
美影は、ふわりと笑った。 「ううん、元気になってよかった」
その二人の間に流れる空気に、私は息ができなくなりそうだった。
「助かった」? 何に? 彼女は放置しただけよ。何もしなかったじゃない。 ドアノブに何か掛けたとか、そういうこと? そんな地味なことで、どうしてそんなに「救われた」みたいな顔をするの?
私の看病は、完璧だったはずだ。 手取り足取り世話をして、彼の要望をすべて先回りして叶えてあげた。 でも、彼は一度だって、そんな風に……心からの安らぎを感じたような顔で「ありがとう」とは言わなかった。 いつだって「悪いな」とか「助かる」とか、どこか申し訳なさそうな、あるいは鬱陶しそうな顔をしていた。
(なんで……)
私がやったことは「過干渉」で、美影がやったことは「信頼」だったとでも言うの? 私が彼のためを思ってしたことは、彼の負担になっていて。 美影の「何もしない」という選択が、彼の心を救ったというの?
そんなの、おかしい。 何もしない女が勝つなんて、そんな理不尽な話があるわけない。 努力した方が、尽くした方が報われるべきでしょう?
でも、目の前の光景が、残酷な答えを突きつけている。 瞬は、私の「完璧な看病」よりも、美影の「不器用な距離感」を選んだのだ。
「……意味わかんない」
私は、自分の席に突っ伏した。 視界が滲む。 悔しい。 負けた気がする。 いや、勝負の土俵にすら上がれていなかったのかもしれない。
彼が欲しかったのは、「世話焼きの母親」でも「有能なマネージャー」でもなく、ただ静かに同じ雨音を聞いてくれる「パートナー」だったなんて。 そんな簡単な答えに、私はどうして気づけなかったんだろう。
教室の窓を叩く雨音が、今日はやけに遠くに聞こえた。 私の恋の偏差値は、自分が思っていたよりもずっと低かったのかもしれない。 初めて感じる「自信喪失」の味が、口の中に苦く広がった。
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