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第六話:『婚約者の王子様(顔だけは良い)がやって来た』
しおりを挟む私が始めた前代未聞の畑仕事が、良くも悪くも王国中に知れ渡ってから、季節は静かにその色を変えようとしていた。あれほど空の支配者として君臨していた太陽は、その傲慢なまでの熱量を少しずつ手放し始め、空は高く、そしてどこまでも澄み渡るようになった。
朝晩の空気に、ほんのりと冷たさが混じり始める。それは、鍛冶場から戻る途中のクラウスの鎧が、ひんやりと心地よく感じるような、そんな繊細な変化だった。城の庭園に植えられたカエデやナラの木々は、まだその変化に気づかないふりをしているかのように深い緑を保っていたが、その葉の縁から、ごくわずかに黄色や赤色が滲み始めているのを、私は知っていた。
風の匂いも変わった。夏の、むっとするような土と草いきれの匂いから、乾いた落ち葉と、どこか遠くの森の木の実が熟れる甘い香りが混じった、澄んだ匂いへ。日差しは柔らかさを増し、執務室の窓から差し込む光は、床に落ちる埃の粒さえも、まるで金粉のようにキラキラと穏やかに照らし出す。
「――それで、エーリヒ。南の地方への食糧支援の進捗は?」
「はっ。先日収穫した『奇跡の麦』を試験的に配布したところ、民衆の反応は上々です。特に、保存性の高さと、少量でも腹持ちが良い点が評価されているようで…」
私の執務室――すっかり資料の塔とインクの匂いが定位置となった部屋――で、天才学者エーリヒが、目の下の隈を少しだけ薄くしながら報告をしていた。彼の報告を聞きながら、私は窓の外に目をやる。空には、刷毛でさっと掃いたような白い雲が浮かび、鳥の群れが南へと渡っていくのが見えた。平和だ。こうして一つ一つ、問題を解決し、国が少しずつ良い方向へ向かっている。その実感が、何よりの活力になる。
畑仕事の一件以来、私を見る人々の目に、確かな変化があった。貴族たちの中にはまだ私を「血迷った王女」と嘲笑う者もいるが、城の兵士や使用人、そして何より民の目に、以前のような恐怖の色は薄れ、代わりに戸惑いと、ほんの少しの期待のような光が宿り始めた。護衛騎士のクラウスに至っては、相変わらずの氷の仮面を崩さないものの、私に向ける視線に、主君への忠誠以外の何かが混じり始めていることに、気づかないふりをするのがだんだん難しくなってきた。
(うん、いい感じだ。この調子で内政を安定させて、外交にも…)
そんな風に、私が未来へのポジティブな展望を描き始めた、まさにその時だった。
コンコン、と控えめなノックの音。しかし、その後に続いた侍従の声は、やけに緊張して上ずっていた。
「も、申し上げます! アリシア王女様! り、隣国アストレアより、レオナルド王子殿下が、お見えになりました!」
「……は?」
[cite_start]レオナルド。その名前に、私の脳内データベースは即座に警報を鳴らした。悪役令嬢アリシアの婚約者。原作小説では、アリシアの美貌と、彼女の父親である国王の権力にしか興味がなく、贅沢三昧で中身は空っぽの、絵に描いたようなダメ王子。そして何より、以前の「ワガママで傲慢なアリシア」をこよなく愛していた、とんでもない男だ [cite: 2]。
(うわあああああ! 来た! 一番面倒くさいのが来やがった!)
私の内心の絶叫とは裏腹に、エーリヒは「おや、それは素晴らしい」と呑気な顔をしている。
「隣国との親睦を深める、良い機会ですな。して、王子はどのような御仁で?」
「……顔だけは、良いそうよ」
「はあ」
私の投げやりな答えに、エーリヒは首を傾げた。その時、執務室の扉が、許可も待たずに勢いよく開かれた。
「アリシアーーー! 我が愛しの君! この僕が会いに来てやったぞ!」
そこに立っていたのは、まさに「歩く宝石箱」とでも言うべき男だった。
[cite_start]髪は、光を浴びて不自然なほどに輝く金髪。瞳は、地中海の空を閉じ込めたような、しかし深みのない青。そして、その身を包むのは、金糸銀糸でこれみよがしに刺繍が施され、おびただしい数の宝石が縫い付けられた、目がチカチカするような純白のフロックコート。そのきらびやかな衣装は、秋の穏やかな日差しを乱反射し、部屋中に落ち着きのない光を撒き散らしていた [cite: 2]。
顔立ちは、確かに神が気まぐれに最高傑作を作ってしまったかのような、完璧な造形だった。しかし、その完璧な顔の上で、自信過剰と傲慢さが飽和して爆発したような表情が、全ての美点を台無しにしている。
彼こそが、アストレア王国の第一王子、レオナルド・フォン・アストレア。私の、今のところの、婚約者である。
「やあ、アリシア! しばらく見ないうちに、また美しくなったじゃないか! …ん? なんだその貧相なドレスは。僕が来るというのに、そんな使用人のような格好で出迎えるとは、新しいプレイか? それもまた一興だが!」
[cite_start]彼は、私の着ている機能性重視の木綿のドレスを頭のてっぺんからつま先まで舐め回すように見ると、下卑た笑みを浮かべた [cite: 2]。私の背後で、クラウスの眉間の皺が深くなり、ゴキリ、と拳を握りしめる音が聞こえた気がした。
(うっわー…! 想像の五倍はウザい…! なんだこいつ、全身から「俺様」っていうオーラが出てるぞ! しかもなんか臭う! 甘ったるい香水の匂いが!)
私は、こめかみがピクピクと痙攣するのを必死で抑え、作り笑顔の仮面を顔に貼り付けた。ここで「あんた誰?」とかますのが一番楽なのだが、下手に記憶喪失を刺激すると、さらに面倒なことになりかねない。
「…レオナルド、様。ようこそおいでくださいました。長旅でお疲れでしょう」
「様、だと? おいおい、水臭いじゃないか、アリシア。前のように『レオ』と呼んでおくれよ。それにしても、なんだか妙に他人行儀じゃないか? 僕がいない間に、何かあったのか?」
彼は大股で部屋に入ってくると、私の手を乱暴に掴み、その甲に口づけをしようとした。その瞬間、私は反射的に手を引いてしまった。
しまった、と思ったがもう遅い。レオナルドの動きがぴたりと止まり、その青い瞳がすっと細められた。
「…ほう? 僕のキスを拒むとは。いい度胸じゃないか、アリシア」
空気が、一瞬にして凍りつく。彼の纏う雰囲気が、先ほどの軽薄なものから、ねっとりとした不快な威圧感へと変わった。
(やばい、地雷踏んだ?)
冷や汗が背中を伝う。その時、すっとクラウスが私の前に半歩進み出た。
「王子殿下。王女様は先日の落馬事故の後、記憶に少々混乱が見られます。ご無礼の段、何卒ご容赦を」
「記憶喪失、だと?」
レオナルドは、眉をひそめて私をまじまじと見つめた。その視線が、まるで値踏みをするようで、不快指数がさらに跳ね上がる。
「ふん。なるほどな。だからそんな地味な格好をしているのか。記憶と一緒に、趣味まで変わってしまったと見える。まあいい。僕がもう一度、お前を本当の『アリシア』に戻してやるさ。感謝するんだな」
彼はそう言うと、まるで世界の支配者にでもなったかのような尊大な態度で、私の肩をぽんと叩いた。そして、部屋の隅で存在を消していたエーリヒにようやく気づいたのか、顎をしゃくってクラウスに尋ねる。
「なんだ、その汚らしい男は。新しいおもちゃか?」
「…こちらは、我が国の将来を担う、重要な学者にございます」
クラウスが、感情を押し殺した低い声で答える。エーリヒは、汚らしい、と言われたにもかかわらず、全く気にした様子もなく、むしろ興味深そうにレオナルドを観察していた。その学者の探究心、今だけはしまっておいてほしい。
「学者? はん、こんな貧乏臭い国に、何の価値がある学問だというのだ。それよりアリシア、腹が減ったぞ! 盛大な歓迎の宴を用意しているのだろうな? 僕のために、国中の珍味を集めさせただろうな?」
彼の言葉に、私は天を仰ぎたくなった。
(歓迎の宴…? 国中の珍味…? あるわけないだろ、そんなもん!)
この国の財政がどれだけ火の車か、この男は全く知らないのだ。いや、知っていても気にしないのだろう。
「申し訳ありません、レオナルド様。あいにくですが、今、我が国は緊縮財政の真っ只中にございまして。歓迎の宴は、ささやかな夕食会という形で…」
「はぁ!? 緊縮財政だぁ? 僕を迎えるのに、ささやかな夕食会だと!? ふざけるな! お前は、僕を誰だと思っているんだ!」
[cite_start]甲高い声が、執務室に響き渡る [cite: 2]。ああ、頭が痛い。秋の穏やかな午後が、この男一人のせいで、嵐の前の不快な静けさに変わってしまった。
***
そして、その夜の「ささやかな夕食会」は、私の想像を絶する地獄絵図と化した。
会場は、いつもの大食堂。しかし、レオナルドが来るということで、侍女長が気を利かせたつもりなのか、普段より少しだけ多くの燭台が灯され、テーブルには銀の食器が並べられていた。それでも、かつての王城の宴に比べれば、公民館の集会レベルの質素さである。
「…なんだ、これは」
席に着いたレオナルドは、テーブルの上を睥睨し、吐き捨てるように言った。
「これが、僕のための夕食会か? パンと、豆のスープと、焼いた鶏肉だけ…? ワインも、聞いたこともない銘柄だ。アリシア、これは何の冗談だ?」
「ですから、緊縮財政だと申し上げましたでしょう。ですが、このパンは先日収穫された新しい麦を使ったものですのよ。とても栄養価が高くて…」
「黙れ! 僕は栄養の話をしに来たんじゃない! 最高の贅沢を味わいに来たんだ! フォアグラはどこだ! キャビアは! 仔牛のローストはどこに行った!」
ギャンギャンと喚き散らすレオナルドに、同席した貴族たちが青い顔で縮こまっている。私は、額に青筋が浮かぶのを感じながら、必死で平静を装った。
(こいつ…! どんだけ自分本位なんだ! 民が飢えてるって時に、フォアグラだぁ!? あんたのその脂肪だらけの脳みそを、代わりにソテーしてやろうか!)
しかし、ここでキレたら負けだ。私はあくまで「記憶を失くして、少しおしとやかになった王女」を演じなければならない。
「申し訳ありません、レオナルド様。今、我が国では、そのような贅沢品は食卓に上らないのです。皆、国民と痛みを分かち合っておりますの」
「国民だと? あんな下賤な者どもと、僕たちが痛みを分かち合う必要がどこにある! 奴らは、我々貴族に搾取されるために存在するのだぞ!」
その言葉に、食堂の空気が完全に凍りついた。私の隣に立つクラウスから、明確な殺気が立ち上るのを感じる。他の騎士たちも、一斉にレオナルドを睨みつけた。
しかし、レオナルド本人は、全く気づいた様子がない。彼は、ふと何かを思い出したように、にやりと笑った。
「ああ、そうか。記憶を失くしたお前には、良い薬が必要だな。おい、衛兵!」
彼が指を鳴らすと、彼が連れてきたアストレアの兵士たちが、大きな麻袋を三つ、食堂の中央に運び込んだ。
ドサッ、ドサッ、ドサッ。
重い音を立てて床に置かれた袋の口が開けられると、中から転がり出てきたのは、おびただしい数の金貨、銀貨、そして宝石だった。
「これは…」
「僕からのプレゼントだ。これで、好きなだけ贅沢をすればいい。ドレスを買い、宝石を飾り、盛大な夜会を開け。そして、以前の輝くアリシアに戻るんだ。なあに、金ならいくらでもある」
彼は、まるでゴミでも見るかのような目で、私たちの質素な食事を見下した。
「こんな貧乏人の真似事はもうおしまいだ。さあ、受け取れ!」
その瞬間、私の中で、何かがぷつりと切れる音がした。
私は、静かに席を立った。そして、ゆっくりと金貨の山の前まで歩いていく。レオナルドは「そうだろう、そうだろう」と満足げに頷いている。
私は、金貨を一枚、拾い上げた。秋の夜の燭台の光を浴びて、それはぬめりとした輝きを放っている。
「…美しいですわね」
「だろう? お前には、そういうものがよく似合う」
「ええ。本当に」
私は、うっとりとした表情で金貨を見つめた。そして、次の瞬間。
「この金貨一枚で、一体何人の民が、冬を越せるパンを買えるかしら!」
私は、その金貨を床に叩きつけた。カシャン! という甲高い音が、静まり返った食堂に響き渡る。
「え…」
呆気にとられるレオナルドを、私は真正面から睨みつけた。もう、演技などどうでもよかった。
「お言葉ですが、レオナルド様! この国は今、あなたの言う『下賤な者ども』の、懸命な労働と納税によって、かろうじて成り立っているのです! その彼らが飢えているというのに、私だけが贅沢にうつつを抜かすなど、決して許されることではありません!」
「な、なんだと…!?」
「あなたは、この国の現状を何もご存じない! 私がなぜ、畑を耕したか! なぜ、質素な食事に耐えているか! それは全て、この国に生きる全ての民の未来のため! あなたのような、自分の欲望を満たすことしか考えられない方に、私の、そして私たちの覚悟を、侮辱させるわけにはいきません!」
一気にまくし立てると、私はぜえぜえと肩で息をした。しまった、やりすぎた。しかし、もう後には引けない。
食堂は、水を打ったように静まり返っている。貴族たちは、私の剣幕に完全に怯えきっている。
レオナルドは、顔を真っ赤にしてわなわなと震えていた。
「…き、貴様…。僕に向かって、説教だと…? この僕に、恥をかかせたな…!」
彼は、腰の装飾用の剣に手をかけた。その瞬間、クラウスが音もなく私の前に立ち、抜き身の剣をレオナルドに突きつけていた。その動きは、まさに電光石火だった。
「王子殿下。それ以上、我らが主君を侮辱なさるというのであれば、たとえ隣国の王子といえど、容赦はいたしません」
クラウスの瞳には、燃えるような怒りの炎が宿っていた。その気迫に、レオナルドはひっと息を呑んで後ずさる。
気まずい沈黙が、場を支配する。秋の夜風が、開いた窓から吹き込み、燭台の炎を大きく揺らした。まるで、この国の未来そのものが、不確かな風に揺れているかのようだった。
この最悪な出会いが、後に国を揺るがす大きな波乱の幕開けとなることを、この時の私はまだ知らなかった。ただ、一つだけ確信していたことがある。
(こいつだけは、絶対に、なんとかしなきゃならない…!)
顔だけは良い婚約者は、私が打ち砕くべき、古き腐敗した価値観の象徴そのものだった。私の戦いは、まだ始まったばかりなのだ。私は、クラウスの頼もしい背中を見つめながら、固く、固く拳を握りしめた。
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