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第三章:『絡繰人形(オートマタ)の心と、測れない魂』
第二十二話:おしゃべりな機械と、沈黙の主人
しおりを挟む「ガラクタ屋敷」の扉の前に立った一行は、改めてその異様さに息を呑んだ。それはもはや、家屋の入り口と呼べる代物ではなかった。巨大な潜水艦のハッチをそのままくり抜いて嵌め込んだかのような、分厚い鉄製の円扉。その表面には、錆と、意味不明の配線と、そして無数のリベットが、まるで外科手術の縫合痕のように無骨に並んでいる。ドアノブがあるべき場所には、大小様々な大きさの歯車と、金庫のダイヤルのような目盛りが刻まれた真鍮のリングが、複雑に絡み合ったパズルのように鎮座していた。
「開けていいのか、これ……」
カインが、一行で唯一の常識人として、至極真っ当な疑問を口にする。彼の騎士としての経験則は、目の前の物体が「扉」ではなく、一種の「封印」あるいは「罠」であることを告げていた。
「面白そうじゃんか!宝箱みてぇだな!」
そのカインの慎重論を、レンが太陽のような笑顔と、ミジンコほどの思慮深さで完全に吹き飛ばした。彼は、まるで近所の駄菓子屋のガチャガチャでも回すかのような気軽さで、その複雑怪奇なダイヤルに手を伸ばした。
その瞬間だった。
カシャリ、と乾いた金属音が響き、扉の中央、一行のちょうど目の高さにある部分が、まるで生物の瞳孔が開くように無音でスライドした。その奥から現れたのは、磨き上げられた水晶のレンズ。そのレンズが、血のように禍々しい赤い光を放ち、レンの全身を、まるで品定めでもするかのように、上から下へとゆっくりとスキャンし始めた。
『警告。未登録の生体反応を検知。3秒以内に識別コードを提示しない場合、防衛システムが作動します。3、2……』
冷たく、平坦で、男女の区別さえつかない合成音声が、扉そのものから直接響き渡った。その声には、一切の感情の抑揚がなかった。ただ、プログラムされた警告を、寸分の狂いもなく読み上げているだけ。しかし、その無感情さこそが、背筋を凍らせるような絶対的な脅威を感じさせた。
カインが咄嗟に剣の柄に手をやり、フィオナが防御魔法の呪文を紡ぎ始めた、その時である。
「1!」
カウントがゼロになる寸前、レンは、殺意に満ちた赤いレンズに向かって、これ以上ないほどの満面の笑みで、ぶんぶんと大きく手を振った。
「俺はレン!こっちはカインとフィオナとエリス!腹ペコの旅人だ!よろしくな!」
その、あまりにも状況を理解していない、あまりにも論理的でない、あまりにも能天気な自己紹介に、カインとフィオナは「こいつは馬鹿なのか」という絶望と、「まあ、いつものことか」という諦観が入り混じった、複雑な表情を浮かべた。
一瞬の、しかし永遠にも感じられる沈黙が流れた。赤いレンズの光が、数回、不可解な現象を分析するかのように明滅する。やがて、合成音声が再び響いた。
『……論理的でない応答です。しかし、対象(レン)の脳波パターンに、敵意および欺瞞のパラメータは基準値以下と判定。例外処理として、入室を許可します』
ガシャン、ゴウン、カチリ、と幾重にも重なった重厚なロックが外れる音が、腹の底に響く。そして、巨大な鉄のハッチが、まるで溜め息をつくかのように、シューッという蒸気を漏らしながら、ゆっくりと内側へと開いていった。
中へ足を踏み入れた瞬間、彼らは五感を圧倒する情報の奔流に、文字通り飲み込まれた。
まず、匂い。それは、グレイシアの街中で感じた汗と鉄の匂いとは全く質の違う、より濃密で、より複雑な匂いの暴力だった。何年も交換していない機械油の、鼻につく酸っぱい匂い。金属を削った時にだけ発生する、焦げたような鋭い匂い。そして、フィオナだけがその正体を辛うじて判別できた、錬金術に用いられる水銀や硫黄といった、禁忌の薬品が放つ甘く危険な匂い。それらが渾然一体となり、呼吸をするたびに、脳が直接かき混ぜられるような、むせるほどの密度で空気を満たしていた。
次に、光景。そこは工房というより、一つの巨大な洞窟だった。天井は高く、どこまで続いているのか見当もつかない。そして、その広大な空間を埋め尽くしているのは、天井まで届くほどの高さに積み上げられた、無数の「ガラクタ」の山々だった。しかし、ソラリスのゴミ山のような、無秩序な混沌ではない。壊れた時計の歯車、鳥の白骨、ひび割れた魔法水晶、巨大な獣の甲殻、用途不明の真空管、そして誰が書いたのかも分からない、黄ばんだ設計図の束。ありとあらゆるものが、ある種の奇妙な法則性――例えば「螺旋構造を持つもの」「六角形の結晶構造を持つもの」といった、常人には理解不能なカテゴリー――によって几帳面に分類され、巨大な棚に収められている。それはさながら、狂気に陥った博物学者が、世界の全てを分解し、再構築しようと試みた、壮大なコレクションルームのようだった。
そして、音。街の力強い槌音とは対照的な、無数の微細な音が、この空間の沈黙を支配していた。チクタク、チクタクと時を刻む無数の時計の音。カシャーン、と小さな歯車が噛み合う音。シューッ、とどこかのパイプから圧の抜ける音。カタカタカタ、と計算尺のようなものが動き続ける音。ジー、と魔力コンデンサが充電される低い唸り声。それら全ての音が、まるで森の木々が風にざわめくように、あるいは夏の夜の無数の虫が鳴く声のように、それぞれが独立した生命として、この空間全体を満たしていた。
一行が、その圧倒的な情報量に呆然と立ち尽くしていると、ガラクタの山の陰から、カシャカシャカシャ、と軽快な金属音を立てて、一つの機械が姿を現した。それは、磨き上げられた銅製の、バスケットボールほどの大きさの球体に、まるで蜘蛛のように細くしなやかな八本の脚が生えた、奇妙な機械人形(オートマタ)だった。その球体の中心にある赤い単眼レンズが、一行の姿を捉えると、再びあの合成音声が響き渡った。
『来訪者ヲ、確認。識別コード、レン。カイン。フィオナ。エリス。所属、不明。敵意レベル、低。ゴ用件ヲ、ドウゾ』
「うおー!すげー!お前がさっき喋ってたのか!かっけーな!名前あんのか?」
レンが、好奇心という名の衝動に突き動かされ、まるで珍しい犬にでも出会ったかのように、そのオートマタに駆け寄った。そして、そのツルツルに磨き上げられた銅製の頭を、わしゃわしゃと撫でようとする。
『名称ハ『ユニット7』。接触ハ、推奨サレマセン。表面ニハ、高濃度ノ絶縁グリスガ塗布サレテイマス。衣服ガ汚染サレル可能性、97.4パーセント』
ユニット7が、その警告を発した、まさにその時だった。
工房の最も奥、巨大な旋盤機械と、天井から吊り下げられた解体途中のゴーレムの残骸が作る深い影の中から、一人の人間が、ぬっと、まるで亡霊のように姿を現した。
それが、この混沌の王国の主、「ベル」だった。
作業用の分厚い革のエプロン。その下には、着古して本来の色が分からなくなった、つなぎの作業着。額には、レンズがひび割れた古風なゴーグルが上げられている。顔から、首筋、そして袖口からのぞく腕まで、オイルと煤で真っ黒に汚れている。無造作に後ろで一つに束ねられた髪は、本来の色が何色であったのか、もはや誰にも判別できないほど油にまみれ、その指先は、無数の切り傷と、長年工具を握り続けたことでできた、硬いタコで覆われていた。
しかし、その全身を覆う汚れの中にあって、彼女の瞳だけが、まるで暗闇に光る猫の目のように、鋭く、冷たい知性の光を宿していた。
ベルは、一行の姿を、まるで道端の石ころでも見るかのように、ほんの一瞥だけした。その瞳には、何の興味も、何の感情も浮かんでいなかった。ただ、そこに「物体がある」という事実を認識しただけ。
そして、彼女はすぐに一行に背を向けると、人間には聞こえないほどの高周波の口笛を短く吹き、指先でいくつかの複雑なサインをユニット7に送った。それだけで意思の疎通は完了したのか、彼女は再び巨大な機械の影の中へと戻り、キーーンという甲高い金属の研磨音を再開させてしまった。
人間と会話する気など、微塵も感じさせない。完璧なまでの、無視だった。
ユニット7が、ベルの代弁者として、再び一行との対話を始める。その赤いレンズは、主人の冷たい意志を代弁するかのように、静かに一行を見据えていた。
『主(マスター)ハ、現在、第12番エーテル・コンデンサノ静電容量測定ニ集中シテイマス。人間トノ非効率ナ音声コミュニケーションニ、脳ノ処理リソースヲ割ク意思ハ、アリマセン。ゴ用件ハ、私ガ承リマス』
その、あまりにも異様な光景に、一行は言葉を失った。カインは、礼儀を重んじる騎士として、一体誰に向かって話せばいいのか分からず、眉間に深い皺を刻んでいる。フィオナは、その圧倒的な人間嫌いの態度に、かつての自分を重ね合わせたのか、どこか苦々しい表情を浮かべていた。
やがて、カインが意を決し、ユニット7に向かって、ギルドで断られた鎧の修繕について、可能な限り丁寧に、そして礼儀正しく説明を始めた。ユニット7は、その説明を黙って聞くと、カインの鎧に赤い光を当てて数秒間スキャンし、そして、即座に、しかしどこまでも冷たく答えた。
『依頼内容、理解シマシタ。シカシナガラ、主ハ、ソノヨウナ伝統的ナ武具ニハ一切ノ興味ヲ示シテイマセン。ソレハ、思考停止ニヨル技術的停滞ノ象徴デアルタメ。結論。修繕ハ不可能デス。オ引キ取リクダサイ』
「なっ……」
伝統と格式を重んじる騎士の誇りを、「技術的停滞の象徴」と一刀両断され、カインは言葉を失う。
次に、フィオナが一歩前に出た。彼女は、カインのような丁寧な物腰は捨て、同じ天才技術者に対するように、専門用語を交えながら、自らの杖が抱える問題点と、それを解決するための改造案を、早口で、しかし論理的に説明した。ユニット7は、フィオナの杖から漏れ出す規格外の魔力痕を数秒間分析した後、やはり、氷のように冷たい声で言い放った。
『依頼内容、理解シマシタ。シカシナガラ、主ハ、魔法トイウ非科学的現象ニモ、一切ノ興味ヲ示シテイマセン。ソレハ、再現性ノ低イ、オカルトデアルタメ。結論。改造ハ不可能デス。オ引キ取リクダサイ』
「オカルトですって!?」
自らの魂の全てである魔法を、いかがわしいオカルト扱いされ、フィオオナのこめかみに青筋が浮かんだ。
ベル本人は、すぐそこの暗がりで、カンカンと槌音を響かせながら、黙々と作業を続けている。しかし、彼女との会話は、全てこのおしゃべりな機械が、完璧な理論武装で仲介し、そして完膚なきまでに論破してくる。そのシュールで、全く埒が明かない状況に、ついにレンが我慢の限界に達した。
「ああもう!じれってぇな!なんでだよ!お前、口あんだから、自分で喋れよ!めんどくせぇ!」
レンの、子供のような、しかし誰もが思っていた不満の叫びが、工房に響き渡った。
ユニット7の赤いレンズが、ゆっくりとレンに向けられる。そして、そのあまりにも真っ当な疑問に、淡々と、しかし完璧な論理で反論を開始した。
『反論シマス。主ガ、私ヲ介シテ対話スルノニハ、三ツノ合理的ナ理由ガ存在シマス。理由1:情報伝達ノ正確性。人間ノ発声器官ハ、感情的ナ抑揚ヤ曖昧ナ比喩表現ヲ含み、情報伝達ニオイテ致命的ナ誤差ヲ生ム可能性ガアリマス。私ノ合成音声ハ、ソノヨウナ非合理的なノイズヲ排除シ、正確ナ情報ノミヲ伝達シマス』
『理由2:処理効率。主ハ、現在ノ作業ト並行シテ、私ヲ介シタ対話ヲ行ッテイマス。コレニヨリ、脳ノ思考リソースヲ最大限ニ活用シ、時間的損失ヲ最小化シテイマス。人間ト直接対話スル場合、視線ヲ合ワセ、表情ヲ読ミ、相手ノ感情ヲ推察スルトイウ、膨大デ非生産的ナ処理ガ必要トナリマス』
『理由3:精神的安定。主ハ、人間トノ対話ニヨッテ生ジル、予測不能ナ感情的ストレスヲ、極度ニ嫌悪シマス。私ヲ緩衝材(バッファ)トスルコトデ、主ノ精神的安定ヲ維持シ、作業効率ノ最大化ヲ図ッテイマス。以上ノ理由ニヨリ、あなたノ『自分デ喋レ』トイウ提案ハ、論理的ニ却下サレマス』
その、あまりにも完璧で、あまりにも人間味のない答えに、レンとカインは完全に沈黙した。この工房では、人間の常識や感情といったものは、全て「非効率」という名のゴミ箱に捨て去られるらしかった。
ベルが、人間とのコミュニケーションを完全に放棄し、自らが作り出した、嘘をつかず、感情に揺れず、常に論理的で、自分を絶対に裏切らない機械を、完璧な対話のインターフェースとして利用する。その姿は、ある種の狂気と、そして、彼女がそうせざるを得なかったであろう、あまりにも深い孤独と絶望の物語を、雄弁に物語っていた。
交渉は、完全に決裂した。カインもフィオナも、これ以上何を言っても無駄だと、諦めの表情を浮かべている。一行が、重い足取りで、この混沌の王国を後にしようとした、その時だった。
これまで、工房の隅々までを、まるで美術館の展示品でも見るかのように、静かに、しかし興味深げに観察していたエリスが、ふらりと、まるで散歩でもするかのように、ベルが没頭している作業台へと、無音で近づいた。
そして、ベルが鬼気迫る集中力で調整していたエーテル・コンデンサの、壁に貼り出された複雑怪奇な設計図を、ほんの一瞥だけすると、静かに、しかし工房の全ての機械音を貫くほど、どこまでもクリアな声で、こう指摘した。
「この設計では、エーテル粒子の充填と放出の過程で、3.48パーセントのエネルギーロスが、不可避的に発生します」
カン、と。
ベルが振るっていたハンマーの音が、ピタリと止まった。
エリスは、その反応を意にも介さず、白く細い指で、設計図の一点を、とん、と軽く指し示す。
「バイパス経路として、ここに直径0.2ミリの銀製補助回路を一本追加すれば、エネルギーロスは理論上、0.17パーセント未満に抑制可能です。あなたの技術レベルを考慮すれば、この欠陥に気づいていないはずがない。なぜ、この致命的に非効率な設計を、あえて採用したのですか? 合理的な理由を、要求します」
その言葉に、それまで一行に背を向け、まるで自分は石か壁であるかのように、その存在を完全に消し去っていたベルが、ギギギ、と、何十年も油を差していないブリキ人形のように、ゆっくりと、本当に、ゆっくりと、エリスの方を振り返った。
その瞳には、もはや人間嫌いの無関心の色は、一片たりとも残っていなかった。
自分と同じ言語を話し、自分の築き上げた聖域の、その最も深く、最も神聖な場所に、土足で、しかし最大限の敬意を持って踏み込んできた、未知の同類にして好敵手。その、ありえないはずの存在に対する、純粋な驚愕と、そして、心の底から湧き上がるのを抑えきれない、歓喜の色が、確かに浮かんでいた。
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