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第五章:『色褪せた伝説と、記されざる魔導書』
第四十一話:忘れられた谷と、薄れゆく結界
しおりを挟むレイヴンの民を率いての旅は、もはや冒険ではなく、一つの民族移動と呼ぶのがふさわしかった。乾いた荒野を越え、帝国の追手を振り切り、地図に記されていない最後の峻険な山脈を越えた先、世界の景色はまるで呼吸を止めたかのように、その様相を一変させた。
それまで一行の眼前に広がっていたのは、灰色と赤茶けた岩肌が剥き出しになった、生命を拒絶するかのような荒涼とした世界だった。しかし、最後の峠を越えた瞬間、そのモノクロームの世界に、まるで神が気まぐれに巨大な絵の具のパレットをぶちまけたかのように、暴力的なまでの色彩が溢れ出した。
目の前に広がっていたのは、巨大なカルデラの底に広がる、手つかずの自然が息づく広大な谷だった。
空は、どこまでも深く、どこまでも青く澄み渡り、まるで磨き上げられた瑠璃の皿のようだ。その蒼穹を背景に、谷をぐるりと囲む切り立った岩壁を、幾筋もの純白の滝が、音もなく滑り落ちている。午後の陽光を浴びて、その水しぶきは虹色の光の粒子を撒き散らし、神々の遊び場に迷い込んだかのような幻想的な光景を創り出していた。
滝が注ぎ込む谷底には、深いビリジアンの森が海のように広がり、その森に抱かれるようにして、エメラルドグリーンに輝く湖が、巨大な宝石のように静かに水を湛えている。空気は、これまでの旅で嗅いだことのないほど濃密な生命の匂いで満ちていた。雨上がりの湿った土と、陽光を浴びてむせ返るような苔の匂い。そして、風に乗って運ばれてくる、名も知らぬ無数の花の蜜が混じり合った、甘く、少しだけ野性的な香り。呼吸をするたびに、肺が清められ、身体中の細胞が喜んでいるのが分かる。
そこは、何百年、あるいは何千年もの間、人間の世界の喧騒から完全に隔絶されてきた、神聖な聖域(サンクチュアリ)だった。
「う、おお……」
誰からともなく、感嘆とも嗚咽ともつかない声が漏れた。長い旅路の末に、この楽園のような光景を目の当たりにした民たちは、一人、また一人と、その場に膝から崩れ落ちていく。ある者は天を仰いで涙を流し、ある者は故郷の名を呼びながら大地に額をこすりつけた。子供たちは、母親の手を振りほどくと、理屈も何もなしに、ただ歓声を上げて、色とりどりの花の咲き乱れる草原へと駆け出していく。
「着いた……!ついに、私たちの、安住の地が……!」
レイヴンは、民の先頭に立ち、その光景を呆然と見つめていた。彼女の瞳にも、熱いものが込み上げている。これまで、女王として、頭目として、決して人前では見せることのなかった心の鎧が、この圧倒的なまでの生命の肯定を前に、音を立てて剥がれ落ちていくようだった。
誰もが、ようやく訪れた安息に打ち震え、希望に満ち溢れていた。
しかし、その穏やかで完璧すぎる風景の中に、一行の専門家たちは、共通の、しかしそれぞれに質の違う、微かな「歪み」を感じ取っていた。
「……空気が、停滞している」
最初にその違和感を口にしたのは、カインだった。彼は、元騎士としての卓越した感覚で、谷全体を鋭い視線で見渡しながら呟いた。風がないわけではない。頬を撫でる風は、心地よい湿り気と花の香りを運んでくる。しかし、何かがおかしい。空気が、まるで分厚いガラスのドームに閉じ込められているかのように、外の世界との巨大な循環が感じられないのだ。あまりにも穏やかで、あまりにも安定しすぎている。
「結界ね」
そのカインの呟きに、フィオナが指先に微細な魔力を集中させながら応じた。彼女は、見えない壁に触れるかのように、そっと宙をなぞる。
「それも、とんでもなく古い術式よ。複雑すぎて、今の私でも完全には解析できない。まるで、谷全体が巨大な魔法の琥珀に封じ込められているみたい。外の時間の流れから、切り離されているような……そんな感覚さえあるわ」
「極めて高度な隠蔽・防御システムです」
エリスは、その美しい宝石のような瞳を細め、谷を覆う見えないドームの構造を、冷静に分析していた。
「外部からの物理的および魔術的干渉を、理論上99.98%遮断します。完璧な閉鎖空間。しかし」
彼女は、そこで一度言葉を切った。その瞳の奥で、膨大な計算が行われている。
「しかし、このシステムには致命的な欠陥が存在します。術式を維持するための魔力供給が、経年劣化により著しく低下している。システムの自己修復機能は、すでに限界点を下回っています。この平穏は、長くは続かないでしょう。私の計算では、早ければ数週間、遅くとも数ヶ月以内に、この結界は、内部から崩壊を始める」
その、一切の感傷を排した、冷たい事実の宣告。それは、民たちがようやく手に入れた束の間の楽園が、実は砂の上に築かれた城であることを、無慈悲に告げていた。
◇
一行は、ひとまず湖のほとりの開けた場所に、民が休息をとるための拠点を設営した。子供たちは生まれて初めて見るような豊かな自然に目を輝かせ、大人たちも、久しぶりに追われる恐怖から解放され、その顔には深い安堵の色が浮かんでいた。
夜には大きな焚き火が焚かれ、質素ながらも温かい食事が振る舞われた。誰かが持ち出した古い楽器の音色に合わせて、人々は歌い、踊った。その光景は、レンの目には最高に「エモい」ものに映った。
しかし、その喧騒から少し離れた場所で開かれていたリーダーたちの会議の空気は、重かった。
「エリスの分析通りなら、ここは永住の地にはなり得んということか」
レイヴンが、焚き火の炎を見つめながら、静かに切り出した。
「ええ」アレクが、即座に同意する。「私も谷の土壌と植生を簡易的に調査しましたが、この規模の共同体が、外部との交易なしに、長期的に自給自足の生活を築くのは極めて困難です。土壌の栄養素は限られ、栽培可能な作物の種類も少ない。何より、鉱物資源が絶望的に不足している。農具や生活必需品を生産し続けることができません」
「あくまで、一時的な避難場所、ということだな」
カインの言葉に、誰もが頷いた。民にはまだ、この厳しい現実は告げられない。彼らに、しばしの休息と、未来への希望を抱かせる時間が必要だった。
その夜、最初の異変は、宴が終わり、誰もが深い眠りについていた真夜中に起こった。
月のない、漆黒の闇。その闇を切り裂いて、けたたましい獣の咆哮と、人間の悲鳴が響き渡った。
「敵襲だ!」
見張りの兵士の声に、カインとレイヴンは同時に跳ね起きた。キャンプ地の外れ、森との境界線から、夜行性の凶暴な魔獣の群れが、涎を垂らしながら雪崩れ込んできていた。その目は飢えた獣特有の、緑色の光を放っている。
「なぜだ!この谷に、これほど凶暴な魔獣がいるとは!」
レイヴンが驚愕の声を上げる。平和に見えたこの谷の自然は、人間という異物を排除しようとする、容赦のない牙を隠し持っていたのだ。
「結界の綻びから侵入したのよ!」
フィオナが、防御壁を展開しながら叫ぶ。
数は十数匹と少ないながらも、その動きは素早く、狡猾だった。平和に慣れきっていた民たちはパニックに陥り、泣き叫びながら右往左往するばかりだ。
「落ち着け!女子供は中央へ!戦える者は武器を取れ!」
カインが、元騎士団長の威厳に満ちた声で指示を飛ばし、アレクが民兵を鼓舞して即席の防衛線を構築する。しかし、敵は暗闇に紛れ、こちらの防御網を嘲笑うかのように、神出鬼没に現れては、鋭い爪でテントを切り裂き、人々を恐怖に陥れる。
「ちっ、キリがない!」
カインが、一体を切り伏せながら舌打ちした、その瞬間だった。
谷の奥、一行がまだ足を踏み入れていない森の、その最も深い場所から、一本の閃光が、音もなく放たれた。
それは、夜空を真昼のように照らし出す、圧倒的なまでの雷撃の魔法だった。稲妻は、天から落ちるというより、地から天へと突き上げる巨大な光の槍のようだった。その光は、一瞬だけ、谷の全ての影を消し去り、恐怖に引きつる人々の顔を、真っ白に染め上げた。
雷は、魔獣の群れのど真ん中に、寸分の狂いもなく着弾した。
轟音は、光が消えた後から、遅れてやってきた。大地が揺れ、空気がビリビリと震える。そして、音が止んだ後には、焦げ付いた土の匂いと、完全な静寂だけが残されていた。
先ほどまで暴れ回っていた魔獣の群れは、影も形もなく消え失せ、そこにはただ、直径十メートルほどの、ガラス状に溶けた地面が、不気味な光を放っているだけだった。
「……嘘でしょ」
フィオナが、その光景を呆然と見つめながら呟いた。
「あんな古典的な詠唱で、あれだけの威力を空間そのものを歪ませて、エネルギーを一点に凝縮させてる。私の知るどんな理論にも当てはまらないわ」
「ただの力任せではない」
カインの隣で、アレクもまた、その魔法の異常なまでの質を一目で見抜いていた。
「魔力の流れを完璧に制御し、一滴の無駄もなく目標に叩き込んでおる。相当な手練れじゃ。いや、手練れという言葉では生ぬるい。これは、もはや神話の時代の魔法だ」
◇
翌朝、キャンプ地は昨夜の騒動が嘘のように、静かだった。しかし、人々の顔には、魔獣への恐怖と、それを一瞬で消し去った未知の力への畏怖が、色濃く浮かんでいた。
リーダーたちの間では、意見は一致していた。
「会うしかないな。昨夜の魔法の主に」
レイヴンが、決意を込めて言った。
「ああ。この谷の謎を解くためにも、そして、我々の民の安全を確保するためにも、この谷の『主』との接触は不可欠だ」
カインも、それに強く頷いた。
こうして、レン、エリス、カイン、フィオナ、ベル、レイヴン、アレクの7人からなる調査隊が編成され、結界の中心核があると思われる谷の奥深くへと、足を踏み入れることになった。
森は、進めば進むほど、その様相を神秘的に変えていった。木々は、見たこともないほど巨大になり、その幹は天を突く教会の柱のようだ。苔むした岩には、風化した古代のルーン文字のようなものが、びっしりと刻まれている。空気中の魔力濃度は、肌がピリピリするほどに高まっていた。
「信じられない。この魔力の流れ、まるで巨大な魔法回路だわ」
フィオナが、興奮を隠しきれない様子で、周囲の木々に触れる。
「自然の地形そのものを利用して、谷全体を一つの巨大な魔力増幅装置にしてるのよ。川の流れが導線で、森の木々がコンデンサ。湖が安定器。こんな発想、どんな魔導書にも載ってなかった!」
「すごい!魔力だけじゃない!」
ベルもまた、自作の多機能探知機を片手に、目を輝かせていた。
「地脈を流れるエネルギー、風の循環パターン、水の蒸発と凝縮のサイクル、その全てが、完璧に計算され尽くして、一つの目的に向かって収束している!こんなの、自然にできるわけがない!誰かが、この谷そのものを『設計』したんだわ!」
二人の天才が、未知の超技術を前にして、子供のようにはしゃいでいる。その姿は、この先に待ち受ける存在が、自分たちの常識を遥かに超えたものであることを、何よりも雄弁に物語っていた。
何時間も歩き続けた末、一行はついに森の中心、巨大な湖に浮かぶ小島にたどり着いた。その中央に、周囲の自然と完全に一体化するように、太い蔦に覆われた一本の古い石造りの塔が、静かに、そして圧倒的な存在感を放って佇んでいた。
塔からは、生活の気配は全く感じられない。しかし、その頂からは、谷全体を覆う結界の、巨大な魔力が、心臓が鼓動するかのように、ゆっくりと、しかし力強く脈動しているのが、はっきりと感じられた。
ここが、全ての中心。昨夜の雷も、ここから放たれたに違いない。
一行は、ごくりと喉を鳴らし、緊張した面持ちで、苔むした重い扉に手をかけた、まさにその時だった。
「――何奴じゃ。ワシの眠りを妨げる、無粋な者どもは」
老人の、不機嫌で、しかし、空気をビリビリと震わせるほどの魔力を帯びた声が、塔の内部から、地の底から響くように、一行の耳に届いた。
物語は、最後の仲間との、運命的な出会いの直前で、静かに幕を開けた。
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