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第三話:ポマードの匂いがしない
しおりを挟む人間の精神というものは、実に都合よくできている。あれほど耳の奥にこびりついて離れないと思っていた人面犬の「ほっといてくれ」という声も、三日も経てば日常の喧騒にかき消され、ただの不快な記憶の染みへと変わっていく。右下の赤いポップアップに至っては、もはや部屋のインテリアの一部だ。時折、その存在に気づいてギョッとはするが、すぐに意識の外へと追いやることができるようになった。そう、順応だ。人間とは、順応する生き物なのだ。
だが、それは健全な順応ではなかった。例えるなら、足の小指を骨折しているのに、痛み止めを飲んで無理やりフルマラソンを走っているような状態だ。心の奥底では、何かが軋みを上げている。夜中にふと目が覚めると、部屋の隅の暗闇が人の形に見えたり、風で窓がガタッと鳴っただけで心臓が口から飛び出しそうになったり。確実に、俺の神経は蝕まれていた。
このままではマズい。このまま本物の怪異に引きずられていけば、俺のチャンネルはただの心霊ドキュメンタリーになってしまう。俺がやりたいのは、あくまでエンターテイメントだ。視聴者がコーラとポテチ片手に楽しめる、安全で、適度に刺激的な恐怖。そうだ、俺はいま一度、恐怖の主導権を握り返さなければならない。
「……というわけで、よろしく。アヤカ」
都心にある小洒落たカフェのテラス席で、俺は向かいに座る女性に頭を下げた。
彼女の名前は、倉科アヤカ。大学時代の演劇サークルの後輩で、今は小劇団に所属する、売れない舞台女優だ。黒縁のメガネと、少し気だるげな雰囲気が特徴で、一度舞台に立てば、どんな役にも憑依するカメレオンのような才能を持っている。もっとも、その才能はまだ劇場の客席三十人の前でしか披露されたことがないのだが。
「口裂け女、ねえ……。またベタなネタ持ってきたね、カイ先輩」
アヤカは、ストローでアイスコーヒーをかき混ぜながら、興味なさそうに言った。
「ベタだからいいんだよ。誰でも知ってるフォーマットだからこそ、アレンジが効く。で、今回のギャラはこれでどうだ?」
俺はテーブルの上に、茶封筒を滑らせた。アヤカはそれをひったくるように手に取ると、中身をちらりと確認し、満足げに頷いた。
「まあ、これだけ貰えるなら、口の一つや二つ、裂いてやってもいいかな。で、プランは?」
「完璧なプランがある」
俺は身を乗り出し、声を潜めた。
「まず、先輩が夜道を一人で歩きながら、口裂け女の都市伝説について解説する。視聴者の期待感を煽るわけ」
「ふむふむ」
「で、例の質問。『ワタシ、キレイ?』。先輩は打ち合わせ通り、『まあまあじゃないすか』って、ちょっと上から目線で答えるの」
「それ、一番やっちゃいけないやつだろ」
「そう。だから面白いんだよ。怒った口裂け女がマスクを取って、『コレでもかっ!』ってなる。そしたら俺は、『うわああ!』って絶叫して、『ポマード、ポマード、ポマード!』って叫びながら逃げる。完璧だろ?」
アヤカは、心底どうでもよさそうに、再びアイスコーヒーをかき混ぜ始めた。
「……先輩さあ、なんで『ポマード』で逃げられるか知ってる?」
「え? ああ、なんか、匂いが嫌いとか、整髪料をベタベタつけてる男は好みじゃないとか、そんなんだろ?」
「諸説あるけど、有力なのは『ポマード』っていう単語の響きが、『止まれ』に聞こえるから、っていう説と、あとは『困ります』って言ってるように聞こえるから、っていう説。どっちにしろ、懇願と哀願の言葉なんだよ。それを先輩みたいに、呪文みたいに連呼しながら逃げるのは、ただのバカだよ」
「……そうだったのか」
俺は少しだけ感心した。やはり、餅は餅屋、ヤラセは役者だ。
「分かった。じゃあ、演技プランはお前に任せる。とにかく、怖くて、でもどこか笑える、最高のホラーエンタメを撮るぞ」
「はいはい。衣装は、古着屋で買ったベージュのトレンチコートでいい?」
「完璧だ。頼んだぞ、アヤカ」
俺は笑いながらアヤカの肩を叩いた。そうだ、これでいい。恐怖は、こうしてコントロールできてこそ、最高の娯楽になるのだ。「赤い部屋」も「人面犬」も、俺がコントロールできなかったから怖かっただけだ。今夜、俺は俺自身の力で、完璧な都市伝説を創り上げてやる。
「視聴者は、本物なんて求めてない」
俺は自分に言い聞かせるように呟いた。
「本物っぽい『物語』を、求めてるんだ」
その時の俺は、その言葉が、自分自身に跳ね返ってくるブーメランになることなど、知る由もなかった。
◇
撮影場所に選んだのは、住宅街の奥にある、人通りのない一本道だった。両側を高いブロック塀に挟まれ、古びた街灯が頼りなげにオレンジ色の光を投げかけている。光と闇のコントラストが強く、いかにも「何か」が出そうな雰囲気が満点だ。
「じゃあアヤカ、十分後に、あの角から出てきてくれ。あとは打ち合わせ通りに」
「りょーかい。こっちはいつでもいけるよ」
物陰で待機するアヤカは、すでにベージュのトレンチコートに身を包み、白いマスクをつけていた。ただ立っているだけなのに、その佇まいには、言いようのない不気味さが漂っている。さすがは役者だ。
俺はカメラの録画ボタンを押し、一人で路地を歩き始めた。
「はい、どうもー! カイの都市伝説探訪、始まりましたー! 今夜、俺がやってきたのは、見てください、この不気味な路地裏! 今夜検証する都市伝説は、皆さんもご存知、口裂け女です!」
カメラに向かって、いつもの調子で語りかける。夜の冷たい空気が、肌をピリピリと刺す。頭上では、細い月が雲の合間に見え隠れしていた。
「なんでも、百メートルを六秒で走るっていうんだから、陸上選手も真っ青ですよねえ。もし出会ってしまったら、どうすればいいのか。有名な撃退法は『ポマード』ですが、果たして本当に効くのか……おっと」
俺は、わざとらしく足を止めた。
予定通り、前方の角から、コート姿の女がゆっくりと現れた。アヤカだ。街灯の光を背にして、顔は影になっている。完璧な登場シーンだ。
女は、ふらふらとした足取りで、俺の方へ近づいてくる。
俺はゴクリと唾を飲み込む演技をする。カメラも、わざと少し手ブレさせて臨場感を演出する。
やがて、女は俺の目の前でぴたりと足を止めた。
マスクで覆われた顔を、ゆっくりと上げてくる。そして、くぐもった声で、あの有名なセリフを言った。
「……ワ・タ・シ……キ・レ・イ……?」
俺は打ち合わせ通り、少し顎を上げて、鼻で笑うような感じで答えた。
「んー……まあ、悪くないんじゃないすか」
その瞬間、女の肩がピクリと震えた。ゆっくりと、マスクに手をかける。
「……コ・レ・デ・モ……ッ!?」
マスクが外され、現れたのは、特殊メイクで痛々しいほどに裂かれた、真っ赤な口。アヤウは、その裂けた口をさらに指で広げ、ケタケタと甲高い笑い声を上げた。凄い迫力だ。ギャラを奮発した甲斐があった。
「うわああああああああああああ!」
俺は、打ち合わせ通りの絶叫を上げた。そして、これも打ち合わせ通りに、叫ぶ。
「ポマード! ポマード! ポマードォォォ!」
意味も分からず、ただひたすらに単語を連呼しながら、俺は踵を返して全力で逃走した。背後から、アヤカの追いかけてくる足音が聞こえる。カメラは地面に向け、激しく揺らしながら走る。これぞフェイクドキュメンタリーの醍醐味だ。
数十メートル走り、角を曲がったところで、俺は息を切らしながら立ち止まった。
「はあ、はあ……ま、撒いたか……」
カメラに向かって、恐怖が収まらない、という体の演技を続ける。
すぐに、後ろからアヤカが追いついてきた。
「お疲れー、先輩。今の走り、マジでビビってる人みたいで、最高にダサかったよ」
「うるせえ。お前の演技も大したもんだったぞ。マジで鳥肌立ったわ」
俺たちは顔を見合わせて笑った。
うまくいった。完璧な画が撮れた。恐怖を完全にコントロールし、エンターテイメントへと昇華させたのだ。俺の心を満たしていた得体の知れない不安は、この達成感の前に、すっかり消え失せていた。
「じゃ、これで解散な。ギャラの残りは明日振り込んどく」
「あざーす。じゃあね、先輩」
アヤカはひらひらと手を振って、駅とは反対方向の、自宅へと続く暗い道へ消えていった。
俺も、満足感に浸りながら、駅への道を歩き始めた。まだカメラの録画は止めずに、回しっぱなしにしている。こういう、撮影後の何気ない映像が、後で使えることもあるからだ。
◇
アヤカと別れて、五分ほど歩いただろうか。
先ほどの撮影場所とは違う、少し開けた道に出た。片側は月極駐車場で、もう片側には古いアパートが並んでいる。
ふと、俺は誰かの視線を感じて、足を止めた。
気のせいか? いや、違う。見られている。間違いなく、誰かが俺を見ている。
俺はゆっくりと周囲を見回した。誰もいない。駐車場には車が数台停まっているだけで、人影はない。アパートの窓は、ほとんどが明かりが消えている。
俺が、気のせいか、と再び歩き出そうとした時。
前方のアパートの角、街灯の光がギリギリ届かない闇の中に、人影が立っているのに気づいた。
ベージュのトレンチコート。
白いマスク。
「……アヤカ?」
俺は声をかけた。忘れ物でもしたのだろうか。
「どうしたんだよ、アヤカ。なんか用……」
言いかけて、俺は言葉を呑んだ。
女が、ゆっくりと闇の中から姿を現した。
それは、アヤカではなかった。全く知らない女だ。背格好は似ているが、雰囲気がまるで違う。アヤカの演技にはどこか計算された「怖さ」があったが、この女から感じるのは、もっと生々しい、本能的な「異質さ」だった。
女は、ふらり、ふらりと、まるで足元がおぼつかないかのように、こちらへ近づいてくる。
俺は、後ずさった。なんだ、こいつは。撮影を見ていた近所の住人か? それにしては、格好が似すぎている。
やがて、女は街灯の真下までやってきて、ぴたりと足を止めた。
そして、ゆっくりと顔を上げる。
俺は、呼吸が止まるのを感じた。
マスクはしている。だが、その上からでも分かる。
その口元は、尋常ではなかった。物理的にありえないほど、横に大きく引き伸ばされ、裂けているのが、シルエットで分かった。
女の目が、闇の中でぬらりと光る。
そして、ひび割れたアスファルトに染み込むような、かすれた声で、呟いた。
「…………ポ……マ……ド……は………………ど……こ…………?」
その瞬間。
俺の脳髄を、氷の針が貫いた。
「ひっ……!」
声にならない悲鳴が、喉から漏れた。
これは、ヤラセじゃない。演技でも、作り物でもない。
本物だ。
次の瞬間、俺は理屈も何もかもをかなぐり捨てて、背を向けて駆け出していた。
今度は、本物の絶叫を上げながら。
カメラが手から滑り落ちそうになるのも構わず、ただひたすらに、足を動かした。背後から、引きずるような足音がついてくる。速い。速い。速い。
なんで、俺がポマードを持っていることを知っている?
なんで、俺の前に現れた?
頭の中が、無数の疑問符と、純粋な恐怖でぐちゃぐちゃになる。
大通りに出たところで、俺は後ろを振り返った。
誰もいなかった。
女の姿は、どこにもない。がらんとした夜道が、ただ静かに続いているだけだった。
◇
アパートに転がり込むように帰り着き、チェーンまでかけてドアをロックした俺は、床にへたり込んで、しばらく動けなかった。心臓が、肋骨を内側から叩き壊そうとしているかのように、激しく鼓動している。
夢か? 幻覚か?
いや、あの恐怖は、あまりにもリアルだった。
俺は、証拠を求めた。そうだ、カメラだ。カメラには、何かが映っているはずだ。そして、道中にはコンビニがあった。あの店の防犯カメラなら……!
俺は、再びアパートを飛び出し、先ほどの道にあったコンビニへと走った。
深夜のコンビニで、俺はアルバイトの店員に必死で頭を下げた。
「お願いします! ちょっとストーカーみたいなのに追われてて……! さっきの、店の前のカメラの映像、確認させてもらえませんか!?」
怪訝な顔をされたが、俺の鬼気迫る形相に何かを感じたのか、店長に電話した後、渋々バックヤードのモニターの前に俺を通してくれた。
「……ここですね。ありがとうございます!」
俺は、自分が店の前を走り抜けた時刻を指定し、映像を再生してもらった。
いた。モニターの中で、必死の形相で画面の右から左へ走り抜けていく、俺自身の姿が映っている。情けないほどの形相だ。
俺は、固唾を飲んで、その続きを見つめた。
俺が走り去った後、あの女が追いかけてくるはずだ。
だが。
モニターには、何も映らなかった。
俺が消えた後のがらんとした夜道が、数秒、数十秒と、ただ続いているだけ。車一台、通らない。人っ子一人、歩いていない。
「……おかしい……」
俺は呟いた。
「確かに、いたんだ……! 俺の後ろから……!」
店員が、気味悪そうに俺から距離を取るのが分かった。
俺は、何度も、何度も、その無人の道路が映った映像を、巻き戻しては再生した。
だが、結果は同じだった。
そこに、口裂け女はいなかった。
俺は、たった一人で、何もない暗闇から、必死に逃げていただけだったのだ。
アパートに戻り、俺はパソコンの電源を入れた。
デスクトップの右下で、血のように赤いポップアップが、静かに光っている。
『あなたは好きですか?』
イヤホンを繋げば、今もあの声が聞こえてきそうだ。
『ほっといてくれ』
そして、今、俺の脳裏には、監視カメラには映らなかった、あの女の姿と、声が、焼き付いて離れない。
『ポマードはどこ?』
ヤラセという、安全な虚構。
その虚構の皮を一枚めくった先で、俺は、もっと得体の知れない、現実とも虚構ともつかない、何かと出会ってしまった。
自分の信じていた「現実」が、足元から崩れていく音がする。
俺はもう、どこまでがエンターテイメントで、どこからが本物の怪異なのか、その境界線が、分からなくなっていた。
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