アストラル・チューニング・ソリューションズ

Gaku

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第12話 再起 -夜明けの誓い-

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 絶望には、味も、匂いも、温度もない。
 それは、ただ、音もなく、気づかぬうちに、人の心の隙間へと染み込んでくる、重く、冷たい、鉛のような何かだ。
 旧第一治水施設での、完膚なきまでの敗北から一夜が明けた、ATSの事務所は、その、声なき絶望に、完全に支配されていた。

 八月最後の日曜日。空は、まるで俺たちの心を嘲笑うかのように、台風一過の、暴力的なまでに澄み切った青空が広がっていた。強すぎた日差しが、事務所の床に、かつてないほどシャープな光の四角形を描き出している。窓の外からは、まだ水滴の残る木々の葉が、夏の終わりの風に揺れる音と、遠くで響く教会の鐘の音が聞こえてくる。あまりにも、平和で、穏やかな、日曜日。

 だが、事務所の中は、通夜そのものだった。
 誰も、口を開かない。テレビの電源も入っていない。かおりさんが設置していった最新鋭のAI搭載エアコンだけが、空気を読んでか、いつもより静かに、しかし律儀に、快適な冷気を送り出し続けていた。その、機械の優しさが、今は、ただ、虚しかった。

 姫川さんは、市内の総合病院の、集中治療室にいる。昨夜、緊急手術が行われ、幸いにも、命に別状はないとのことだった。だが、意識は、まだ戻っていない。いつ目を覚ますかも、分からない。俺たちの、太陽のような、口の悪い姉貴分は、今、白いベッドの上で、たくさんのチューブに繋がれ、一人で戦っている。

 その事実が、俺たち一人一人の肩に、ずしりと、重くのしかかっていた。
 鬼頭さんは、昨夜から、自室に閉じこもったままだ。ドアの前には、犬飼さんが、まるで忠実な番犬のように、あるいは、教会の扉を守る石像のように、微動だにせず、ただ、じっと立ち続けている。
 デジタル部門では、神代が、モニターの電源も入れず、ただ、頭を抱えて、自分の無力さを呪うかのように、机に突っ伏していた。彼の背中からは、いつも漲っている、生意気なほどの自信は、完全に消え失せていた。
 ひかりちゃんは、休憩スペースの隅で、膝を抱え、小さな肩を震わせている。彼女の周りを飛ぶキラポコたちも、主の悲しみに同調し、光を失って、床にぽとり、ぽとりと、力なく落ちていく。

 そして、俺は。
 俺、佐藤健太は、ソファの隅で、ただ、天井のシミを数えることしかできなかった。
 俺が、もっと強ければ。俺に、もっと力があれば。姫川さんを、守れたんじゃないか。いや、そもそも、俺が、もっと、まともな戦力だったら、彼女が、あんな無茶をする必要もなかったんじゃないか。
 頭の中を、ありきたりで、しかし、どうしようもなく切実な後悔が、ぐるぐると、回り続ける。意味のない仮定を繰り返すたびに、無力感という名の鉛が、腹の底に、どんどん、溜まっていく。
 皮肉なほどの快晴が、窓の外で、俺たちを、ただ、照らし続けていた。

***

 その、息も詰まるような、重苦しい沈黙を、破ったのは、意外な人物たちの、突然の来訪だった。
 ガチャリ、と事務所のドアが開き、ハイヒールの音をカツカツと響かせながら、西園寺かおりが、仁王立ちで現れた。その後ろには、困ったような顔をした田中住職と、心配そうな表情の星野キララの姿もあった。
「——いつまで、そうやってメソメソしてるつもりなのよ、あなたたちは!」
 かおりさんの、鈴が鳴るような、しかし、鋼の意志を込めた声が、事務所全体に、びんと響き渡った。

「姫川は、生きているわ! 医者が、そう言ったのよ! なのに、先に、仲間であるあなたたちが、そんな死んだような顔をして、どうするつもり!?」
 彼女は、ずかずかと部屋の中に入ってくると、神代の背中を、持っていたバーキンのバッグで、ばしん!と、容赦なく叩いた。
「痛ってぇ! 何すんだ、あんた!」
「うるさいわね、この引きこもりハッカー! あなたが、そんなところで腐ってても、状況は一ミリも良くならないのよ! 悔しいなら、泣いてる暇があったら、指を動かしなさいよ! あのクソッタレな夜月の野郎の、システムのケツの穴まで、丸裸にするくらいの、最高のウイルスでも作ってみせなさい!」

 かおりさんは、次に、泣いているひかりちゃんの前で、ぴたりと足を止めた。そして、彼女の前に、そっと、しゃがみこんだ。
「橘さん。あなたの涙は、とても綺麗よ。でも、その涙は、姫川が目を覚ました時に、流してあげなさい。…今は、笑うの。辛い時こそ、女は、笑うものよ」
 その言葉は、ぶっきらぼうだったが、不思議なほど、優しかった。

「かおり殿の言う通りですな」田中住職が、静かに続けた。「闇が、深ければ深いほど、夜明けの光は、より一層、輝いて見えるもの。今は、ただ、耐える時です。そして、次に来るべき、光の時を、信じて、準備をする時ですじゃ」

 そして、キララが、静かに、歌い始めた。
 それは、ヒットチャートを賑わすような、派手な曲ではなかった。ただ、子供をあやすような、優しく、そして、どこか懐かしい、子守唄のようなメロディ。
 彼女の、純粋で、清らかな周波数を持つ歌声が、事務所の、よどみきった空気を、少しずつ、少しずつ、浄化していく。それは、傷ついた仲間たちの心を、そっと、包み込むような、癒やしの調べだった。

 そうだ。
 戦っているのは、俺たちだけじゃない。
 直接、現場には出なくとも、こうして、俺たちのことを、本気で心配し、叱咤激励してくれる、仲間がいる。
 その、当たり前の事実に、俺は、ようやく、気づかされた。

***

 俺は、立ち上がった。
 足が、少し、震えていた。だが、心は、決まっていた。
 俺は、鬼頭さんが閉じこもっている、自室のドアの前に、立った。そして、一度、深く、息を吸い込んだ。

 ドン!

 俺は、そのドアを、思い切り、拳で叩いた。
「鬼頭さん! 聞こえてますか! 俺です、佐藤です!」
 中からの返事はない。
 だが、俺は、構わずに、続けた。
「俺…強くなりたいです」
 絞り出した声は、情けないほど、震えていた。
「もう、嫌なんです! 誰かの後ろで、ただ、震えてるだけの俺は! 仲間が、目の前で、やられてるのに、何もできずに、ただ、見ているだけの俺は! だから…お願いします! 俺に、戦い方を、教えてください! あんたの持ってるもん、全部、俺に、叩き込んでください!」

 俺は、ドアに額を擦り付けるようにして、頭を下げた。
「生半可な覚悟じゃ、ダメだっていうなら…俺、死ぬ気でやりますから! だから…お願いします、リーダー!」

 長い、長い、沈黙。
 ドアの向こうの、鬼頭さんの気配。ドアのこちら側の、仲間たちの視線。
 もう、ダメか。そう、諦めかけた、その時。

 ガチャリ、と。
 ゆっくりと、ドアが、開いた。
 そこに立っていた鬼頭さんは、一睡もしていないのだろう、ひどい顔をしていた。だが、その瞳には、昨日までの、絶望の色はなかった。
 彼は、じっと、俺の目を見ると、静かに、しかし、力強く、言った。
「…分かった。だが、俺の訓練は、地獄だぞ。本当に、死ぬかもしれん。それでも、いいんだな?」
「はい! 望むところです!」
 俺は、涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔で、それでも、精一杯、胸を張って答えた。

 俺の、その、覚悟とも、無謀とも言える一声が、まるで、号砲になったかのように。
 事務所の、止まっていた時間が、再び、ゆっくりと、動き始めた。
「…ちっ、面白くなってきたじゃねえか」神代が、PCの電源を入れた。「見てろよ、夜月。次はお前の番だ」
「私も…私も、もっと、この力のことを知って、みんなの役に立ちたいです!」ひかりちゃんの瞳に、再び、光が戻った。
 俺たちの、再起の狼煙が、上がった瞬間だった。

***

 それからの日々は、まさしく、地獄と、そして、かすかな希望が入り混じった、怒涛の時間だった。
 ATSは、次なる決戦に向けて、生まれ変わるための、準備期間に入ったのだ。

 俺の、地獄の特訓は、その日の午後から、早速始まった。
 鬼頭さんは、俺を、荒川の河川敷へと連れ出すと、いきなり、こう言った。
「いいか、佐藤。まず、そこに見える鉄橋まで、全力で走れ。往復十本だ。話は、それからだ」
「はあ!? あそこまで、片道二キロはありますよ!?」
「うるさい、やれ。できなければ、今すぐクビだ」
 パワハラだ! 労働基準監督署に訴えてやる! と、心の中で絶叫しながら、俺は、夏の終わりの、蒸し暑い河川敷を、死に物狂いで走った。肺が張り裂けそうになり、足は鉛のように重い。だが、俺は、歯を食いしばって、走り続けた。
 基礎体力作りの後は、対エクト戦闘の、実践訓練。鬼頭さんが、ホログラムのエクトを俺にけしかけ、俺は、それを、ひたすら、避け、そして、捕獲する。
「違う! 動きが直線的すぎる! 敵の重心を読め!」「馬鹿野郎! 敵の攻撃を、スイーパーで受け流すんだ! 盾にするな!」
 鬼頭さんの、的確で、しかし、一切の容赦ない罵声が、河川敷に響き渡る。俺は、泥だらけになり、汗まみれになりながら、必死で、その動きに食らいついていった。

 事務所でも、それぞれの戦いが始まっていた。
 神代と周防は、敵の妨害周波数を、リアルタイムで解析し、それを無効化する、カウンター・ジャミング・システムの開発に着手していた。二人の天才が、初めて、本気で、一つの目標に向かって、その頭脳をシンクロさせる。
「ここのアルゴリズム、もっと最適化できるはずだ」「いえ、安定性を考えれば、このままの方が。それより、こちらの量子暗号の強度を上げましょう」
 その光景は、もはや、夫婦漫才のようでもあった。

 ひかりちゃんとキララは、田中住職の指導のもと、新たな可能性を探っていた。
「ひかり殿の『引き寄せる』力と、キララ殿の『癒やす』力。この二つの周波数を、調和させることができれば…それは、強力な、防御結界にも、あるいは、治癒の光にも、なりうるはずですじゃ」
 二人は、自分たちのオーラを、共鳴させる訓練を始めた。それは、まるで、美しい二重奏を奏でるかのような、神秘的な光景だった。

 そして、西園寺かおりは、まさに、金の力に物を言わせていた。
「聞いたわよ、姫川のガントレット、再起不能ですって? 上等じゃない。世界中の、ありとあらゆるラボに連絡して、姫川のためだけの、最高の『腕』を作らせてやるわ! 予算は、青天井よ!」
 彼女の、その、あまりにも豪快なバックアップが、俺たちの、何よりの支えになっていた。

***

 そんな、目まぐるしい日々が、一週間ほど過ぎた頃。
 一本の、電話が、事務所に鳴り響いた。
 病院からだった。
 姫川さんの、意識が、戻った、と。

 俺たちは、全ての作業を中断し、タクシーに分乗して、病院へと駆けつけた。
 病室のドアを、ゆっくりと開ける。
 そこにいたのは、まだ、たくさんのチューブに繋がれ、顔色は青白かったが、しかし、確かに、俺たちの知っている、姫川さんだった。
 彼女は、俺たちの顔を見ると、ゆっくりと、その唇を、動かした。

「…てめえら…」
 その声は、か細く、かすれていたが、紛れもなく、いつもの、彼女の口調だった。
「…あたしを、置いて、先に…死ぬんじゃ、ねえぞ…」
 その、いつも通りの、しかし、何よりも優しい、悪態。
 その一言で、俺たちの心に、ずっと、重くのしかかっていた、最後の氷が、完全に、溶けてなくなった。
 ひかりちゃんが、わっと泣き崩れる。かおりさんも、キララも、目頭を押さえている。鬼頭さんが、犬飼さんが、そして、神代が、ただ、優しく、微笑んでいる。

 俺たちの、姉貴分が、帰ってきた。
 それだけで、俺たちは、もう一度、何度でも、立ち上がれると思った。

 その夜。
 俺は、特訓でボロボロになった体を引きずり、一人、事務所の屋上にいた。
 空には、いつの間にか、夏の大三角に代わって、秋の四辺形が、その静かな輝きを放っている。風は、涼やかで、心地いい。どこからか、コオロギの鳴く声が聞こえてくる。

「…先輩」
 不意に、後ろから、声がした。ひかりちゃんだった。
「お疲れ様です。これ、どうぞ」
 彼女が、差し出してくれたのは、冷たいスポーツドリンクだった。
「ありがとう」
 俺たちは、しばらく、二人で、黙って、夜空を見上げていた。

「…先輩、なんだか、少し、たくましくなりましたね」
 ひかりちゃんが、ぽつりと、言った。その横顔は、夜の闇の中でも、分かるくらい、少しだけ、赤らんでいた。
「そうか? 自分じゃ、全然、分かんねえけどな」
 俺は、照れ隠しに、ドリンクをごくごくと飲み干した。
 だが、分かっていた。俺は、もう、数週間前の、ただの元無職じゃない。
 守りたいものが、ある。共に戦う、仲間がいる。そして、倒すべき、強大な敵がいる。
 やるべきことは、山積みだ。

 俺は、夜空に浮かぶ、一番星に向かって、ふっと、息を吐いた。
 そして、不敵に、笑った。

「さあ、始めようぜ、夜月の野郎。…俺たちの、第二ラウンドをな」
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