パーティーを追放されて出て行った少年は、再会した美少女三姉妹のパーティーに迎え入れられる。

竜ヶ崎彰

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糸使い(ストリングラー)

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パプリクアが魔物に襲われ始めている。
ここには俺達以外にも何十人ほどかの宿泊客や観光客がいる!

「このままじゃ・・・え?」

パプリクア全体に結界のような物が張られた・・・。
これは一体・・・?

「ライア君!大丈夫か?」

大声で俺にジュミルが言ってきた。
どうやらあいつの魔法で結界を張って何とか保っているみたいだ。

「ーー大丈夫か?」

「ああ、だが、僕の魔力がいつまで持つか分からない・・・。僕はこの結界を張るので精一杯だから戦えない・・・。すまないが、今は君達だけでなんとかしてくれ!」

「任せろ!」

ここはジュミルに任せて俺達は魔物を退治しねえと!


***


場所は変わり、俺は大広間へ駆けつけた。

すると、ユラとキッカが殴る、蹴るを駆使して魔物を駆逐していた場面に遭遇した。

既に2人には疲労が見え始めていた。

「2人とも!大丈夫か!?」

「ライア!」

「こいつら手ごわすぎ!」

「グアアアアアアアア!」

大きな剣を持った魔物が襲い掛かってきた。

そうはいくかよ!

「ほいっと!」

自前の盗賊シーフスキルでなんとか魔物の武器を奪った。
そして追い打ちで短剣で魔物の腕に斬撃を何とか与えられた。


(とりあえず、外にある割れ目に行ってみるか!)

そう思い、俺はろらの割れ目に向かった。

何か正体が掴める秘訣ヒントがあるかもしれないし・・・。



***



だったあああああぁぁぁぁ~!!」

よくよく考えたら空の割れ目は建物の5階ほどのにあったから手が届かなかったああああぁぁぁぁ!

「くっそ~!届かねええええぇぇぇぇ!!」

そう泣き叫んでいた時だった。

「ん?」(なんだ・・・あれ?)

割れ目から謎の人影が見えた。

「あれあれ~?随分と倒されちゃったみたいねえ~・・・」

(え!?女の子!?)

驚いた・・・。
割れ目から出てきた人影の正体は明らかに俺と歳が対して変わらない女の子だった。

「ねえあなた、」

「ん?」

「ここに、私の魔物倒したの誰か知っている?」

「え!?"私の魔物"・・・?」

この子、何言ってんだ?

『私の魔物』って・・・。

「さっき、俺と俺の仲間がやっつけたけど・・・ってか、それより何だよ!?"私の魔物"って・・・!?お前は一体・・・?」

恐る恐る聞いてみると、衝撃的な事が分かった・・・。

「あのね・・・私がね、この魔物達をね、操ってたの?この"糸"でね!」

女の子は手に付けてある手袋から糸を出して魔物の死体を動かした。
まさか、この子が!?

「お前・・・一体!?」

「私?私は、"コロロ"!」

「コロロ・・・?」

「うん!コロロ!糸使いストリングラーで"深淵の業火ガラクティア・ヴォル"っていうののメンバーなの!」

「が、"深淵の業火ガラクティア・ヴォル"・・・だと!?」

驚きを隠せなかった・・・。

このコロロって子が口にした『深淵の業火ガラクティア・ヴォル』という名前には・・・。
聞き覚えがあった・・・。

だが、それは良いもんじゃない・・・。
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