【R18/♂×♂】勇者パーティーの性処理職になりました!(名誉です!)

塩チーズ

文字の大きさ
5 / 6

5.街にて

しおりを挟む
 結局、性欲の溜まっていた僕は二度前と後ろを使ってイってやっと落ち着いた。シェード様の肉棒を思い出しながらシてしまい、少し罪悪感があったが仕方なかったと割り切ろう。ぶっかけてしまった木も申し訳ない。養分になると信じてる。

 疲れてそのまま寝てしまい、朝方早めに起きて朝食を多めにとった。その間に御一行も起床したようで物音がしていた。朝食をとり終わって準備を済ませると、シェード様が視線を逸らしながら歩いてきた。

「おはようございます、シェード様」
「お、おはよう、ノルン……」
「昨夜はいかがだったでしょうか?」
「えっ!?あ、うん、よく寝れた、よ……」
「?いえ、そうではなく僕の体一一」
「ああ!もう、行くって伝えに来ただけだから!」

 バタバタと走り去ってしまい、感想を聞けなかった。もしかして満足出来なかったのだろうか、とシュンと落ち込んでしまう。そりゃあ候補生トップクラスの人達に比べたら、まだまだかもしれない……何事も経験だ!シェード様がまた声をかけてくださったら、今度は満足していただけるように頑張ろう!
 そう意気込んでカバンを手に取り、御一行の元へ走った。

「今日は予定通り街まで行く。街に着いたら自由行動だ」
「了解」

 山の峠を超えればあと少しで着く街に心を躍らせながらも、緊張感を持って進むが昨日が嘘のようにモンスターの出現は少なく拍子抜けしてしまった。怪我することなくあっさりと昼過ぎには町に到着することが出来た。
 自由行動とは言ったものの、御一行はしばらく一緒に行動していたので、僕はその後ろを着いていっていた。勇者様が「解散してまた明後日集合しよう」と号令をかけてバラバラに行動する。どこへ行こう、とキョロキョロしているとグイッと口を押えられて誰かに手を引かれて体が傾く。

「んぐっ!?」
「お前、性処理職だろ。俺のパーティーの性処理職は逃げ出しちまってなぁ」

 裏路地に連れ込まれてしまい、ガタイのいい冒険者が舌なめずりをしながら僕の口と両手を押さえる。手が使えないと魔法も発動できないし、どうしよう……!

「ここの街の風俗も行ったんだが、途中で逃げ出されてお断りだとよ。ひでぇ話だと思わねぇか?グヒヒ」

 それだけのことをしたんだろう!と言いたいところだが、それなりのプレイぐらいじゃ入店拒否になることはないはずなのにどんなことをしでかしたんだこの男……!
 ズボンを下ろすとボロン、と出てきたのは今まで見てきた中でも一番、S級冒険者と並ぶほどの大きさだった。反り返っていて、竿がなにかボコボコと凹凸がある……なんだ?

「俺のちんぽは特別製でな。シリコンボールを埋め込んでどんなやつでも気持ちよくなっちまう形なんだよ」
「んん~っ!!んー!」
「そう暴れんなって。ぶち犯したくて仕方なくなっちまう」

 肉棒の改造は違法だ。普段は魔法で隠しているのだろうが、犯された想像するだけで背筋に嫌な汗が流れる。力が強くて全く抵抗が意味をなさないこの状況ではこの男に犯されるしかないのか。

「おい」
「なんだ、お前……ぐぁあっ!」
「邪魔だ。どけ」

 急に誰かが現れて大男を横に吹き飛ばした。押さえられていた手がなくなり、咳き込みながら地面に座り込んでしまう。大男は駆け足で逃げ出して、なんとか窮地を逃れられたようだ。

「あ……騎士様……」
「……」
「あ、ありがとうございました。助けていただいて」
「道を通るのに邪魔だっただけだ。お前を助けた覚えはない」

 騎士様はそのままスタスタと裏路地の奥へ歩いて行ってしまう。はだけた服を整えて拳士様のあとを慌てて追う。行くところも別にないし、騎士様について行ってみよう。風俗の偵察は夜にでも行こう。

「……なんだ、お前」
「あっ、すみません……お邪魔、でしたか?」
「ウロチョロと、何の用だ」
「いえ、用事というか……先程助けていただいたので、なにか出来ないかと思いまして……」
「お前に頼ることはない」

 ハッキリ言われたソレは、性処理職としての僕にだろうか。それとも、僕個人に対してだろうか。
 とにかく好印象、とはいえない態度でピリッといらだちを隠さない雰囲気で怒らせてしまったと反省する。

「はあ……面倒だ。どこか行け」
「はい……失礼します」



----------

お気に入り、しおり、感想など励みになります!
ありがとうございます!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。

かとらり。
BL
 セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。  オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。  それは……重度の被虐趣味だ。  虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。  だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?  そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。  ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

過保護な父の歪んだ愛着。旅立ちを控えた俺の身体は、夜ごとに父の形で塗り潰される

中山(ほ)
BL
「パックの中、僕の形になっちゃったね」 夢か現か。耳元で囁かれる甘い声と、内側を執拗に掻き回す熱。翌朝、自室で目覚めたパックに、昨夜の記憶はない。ただ、疼くような下腹部の熱だけが残っていた。 相談しようと向かった相手こそが、自分を侵食している張本人だとも知らずに、パックは父の部屋の扉を開く。 このお話はムーンライトでも投稿してます〜

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

処理中です...