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攻略26
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あれ。
変だ。なんかすごくふわふわした感じがする。
目の前がぼやけてよく見えない。
(あ、俺泣いてんのか)
泣いてることに気づいて、手で涙を拭う。
机に置いてあるワイングラスとボトルを見て酔ってしまったことを悟った。
「……陽成?大丈夫か?お前酔ったら泣くタイプ??」
先輩が心配そうに顔を覗き込んでくる。
「……らいっ…っ…じょぶ」
大丈夫と伝えたいのに嗚咽と酔いで上手く言葉に出来なかった。
先輩を見てるとすごく苦しくなる。
すごく悲しくて申し訳なく思ってしまう。
「酔ってんな~水飲むか?」
キッチンへ行こうと背を向けた先輩を、何故か引き止めたい衝動に駆られた。
(嫌だ……どこにも行かないで)
とても不安で、怖くて。
気づいたら先輩の背中に抱きついていた。
「…やらっ……いかなっ、、で」
酔いで上手く立てないし、抱きついてるより寄りかかっているに近い状態だ。
言葉も上手く回らず先輩に伝わってるのか分からない。
「え、どした?ちょっ、危ないから座って…」
慌てた先輩がゆっくり振り向いてふらつく俺の腰と肩に手を回すと俺はまた椅子に座らされる。
その間にも涙は次々に頬を伝っていって。
目の前の先輩の姿がまたぼやけて見えなくなる。
「ちょっと落ち着け…な?大丈夫だから。」
先輩が優しい声をかけながらお風呂上がり着ていた黒いシャツの袖で涙を拭ってくれた。
それが嬉しくてまた余計に涙が溢れた。
「陽成大丈夫か~して欲しいことある?気持ち悪くない??」
俺は首を横に振って、先輩を抱きしめた。
(この香り…安心する……)
シャンプーやボディソープに混ざるバニラの香りに安心する。
「どこにっも…いかないっ、で……」
嗚咽混じりのその言葉は伝わっただろうか。
伝わって欲しくて、伝えたくて。
俺は抱きしめた腕に力を込めた。
「大丈夫だから……」
先輩はそう言って俺の頭を優しく撫でた。
変だ。なんかすごくふわふわした感じがする。
目の前がぼやけてよく見えない。
(あ、俺泣いてんのか)
泣いてることに気づいて、手で涙を拭う。
机に置いてあるワイングラスとボトルを見て酔ってしまったことを悟った。
「……陽成?大丈夫か?お前酔ったら泣くタイプ??」
先輩が心配そうに顔を覗き込んでくる。
「……らいっ…っ…じょぶ」
大丈夫と伝えたいのに嗚咽と酔いで上手く言葉に出来なかった。
先輩を見てるとすごく苦しくなる。
すごく悲しくて申し訳なく思ってしまう。
「酔ってんな~水飲むか?」
キッチンへ行こうと背を向けた先輩を、何故か引き止めたい衝動に駆られた。
(嫌だ……どこにも行かないで)
とても不安で、怖くて。
気づいたら先輩の背中に抱きついていた。
「…やらっ……いかなっ、、で」
酔いで上手く立てないし、抱きついてるより寄りかかっているに近い状態だ。
言葉も上手く回らず先輩に伝わってるのか分からない。
「え、どした?ちょっ、危ないから座って…」
慌てた先輩がゆっくり振り向いてふらつく俺の腰と肩に手を回すと俺はまた椅子に座らされる。
その間にも涙は次々に頬を伝っていって。
目の前の先輩の姿がまたぼやけて見えなくなる。
「ちょっと落ち着け…な?大丈夫だから。」
先輩が優しい声をかけながらお風呂上がり着ていた黒いシャツの袖で涙を拭ってくれた。
それが嬉しくてまた余計に涙が溢れた。
「陽成大丈夫か~して欲しいことある?気持ち悪くない??」
俺は首を横に振って、先輩を抱きしめた。
(この香り…安心する……)
シャンプーやボディソープに混ざるバニラの香りに安心する。
「どこにっも…いかないっ、で……」
嗚咽混じりのその言葉は伝わっただろうか。
伝わって欲しくて、伝えたくて。
俺は抱きしめた腕に力を込めた。
「大丈夫だから……」
先輩はそう言って俺の頭を優しく撫でた。
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