117 / 214
五章 探し求める少女
騒々しい朝の目覚め
しおりを挟む
翌朝……、昨日は胸が煩いほどにドキドキしてなかなか寝付けなかったけど、いつの間にか寝ていたようだ……。
しかし、目が覚めて起きると目を疑う出来事が起きていた……。
私のすぐ目の前にザクスの顔が近くにあり、目が合う……。
そして、視線を下にさげるとパジャマ代わりに着ている部屋着ははだけさせられ、下着が見えている……。
布団は脱がされていた……。
え……?えぇ……っ!?
突然のことで頭が付いていかない……。
こ……この状況って……っ!!
ま……まさか……っ!!
「き……!きゃあぁぁぁあぁぁぁぁーーーーーーー………っ!!!」
私は悲鳴を上げながらベッドから起き上がるとザクスの顔面をぶん殴る……っ!!
「ぐは……っ!?」
私のパンチを受けたザクスは後ろへと吹き飛んでいった。
「お……女の子の寝込みを襲うなんてサイテーーっ!!!」
私は布団を持ち上げると、はだけて下着が見えてしまっている胸元を隠す。
な……、何……っ!?この前は助けてくれたのに、今度は私を襲う訳……っ!?
まさか……、何かされているのでは……っ!
もしかして行為の後とか……っ!?
私は色々身体を調べてみるがまだ何もされてはいないようで、ほっと胸を撫で下ろす……。
「いたたた……!いきなり殴ることないだろ……っ!?この暴力女っ!!」
「女の子の服を脱がそうとしていた男が何言ってるのよ……っ!!」
「違うって……!布団を脱いでいたから着せてやろうとしてたんだって……!」
「じゃあ、なんで私の胸元がはだけてるの……っ!?」
「知らねえよ……!お前の寝相が悪いんだろ……っ!?」
「と……兎に角着替えるから向こう向いててよね……っ!?」
「はいはい……、お前の貧相な身体に興味なんてねえよ……。そういうお前こそ俺の着替え見るなよな……」
「だ……誰が……!」
私達はお互い後ろを向きながら着替えを行う。
チラッとザクスの身体を見てみると、とても引き締まった筋肉質の身体……。
とは言ってもゴリマッチョやフィジークでもなく、程よく引き締まり、無駄な筋肉のない細マッチョな身体だった。
「お前……、何見てんだよ……」
「み……見てないよ……っ!」
ザクスに指摘され、私は慌てて目をそらした。
「あの……さ、ザクス……、さっきは殴ってごめんね……」
「ん……?」
「いきなり殴って痛かった……よね……?で……でも……!起きて急に目の前に顔があったら誰だってビックリするよ……っ!?」
「ま、俺も紛らわしいことをして悪かったな……」
「う……うん……。あの……、改めてよろしくね……」
「ああ、俺の方こそよろしくな!」
◆◆◆
着替えと食事、それに食料や水、矢などの消耗品の買い物も済ませた私とザクスはラウルの北門から抜けた平原へと来ていた。
ザクスの装備はライトアーマーに身を包み、武器は背中に魔力弓なのだろうか、弦のない弓を装備していた。
ここから北のレーテへ歩いて、ゴブリンがいた巣穴に到着するまでに丸1日……。
あまりうかうかしているとディンさん達にアラクネを全て倒されてしまいかねない。
いや、倒されるだけならいいのだけど、もし燃やされてしまったら糸袋を取れなくなってしまう……。
そうならないために出来れば倒される前のアラクネを見つけたいところだ……。
「おい、カナ。ぼ~っとしてないで行くぞ……?」
「あ、待って……。歩いていかなくても良いものがあるの」
私は魔法のポーチからマジックオーブを取り出した。
「何だその玉……?」
「これはマジックオーブっていうアイテムで行ったことがある場所ならどこでも行けるんだ。私の身体に掴まってて……。あ!変な所触らないでよ……っ!」
「分かってるよ……、お前に殴られるのも嫌だからな……」
ザクスは私の肩を掴む。
それを確認すると、私はレーテの……、さらに北にあるゴブリンの巣穴をイメージする。
すると私とザクスの身体が光に包まれた……!
◆◆◆
光が収まり、目を開けるとレーテの北の森にあるゴブリンの巣穴だった所へと到着した。
「ここは……?さっきまでラウルの北門にいたはずだが……っ!?」
ザクスは驚いたように周囲を見渡す。
まあ、最初はそんなものだよね……。
「ここはレーテから北に進んだ森の中よ。一瞬で来れたのは、このマジックオーブっていうアイテムのおかげで、これは行ったことがある場所ならどこでも行けるのよ」
「よく分からんが便利なアイテムを持ってるんだな……」
私は無くさない内にマジックオーブを魔法のポーチへと仕舞い、代わりにランタンを取り出すと、中に照明魔法を入れ薄暗い洞穴の中へと進む。
「なんの気配もないな……」
「この洞穴はゴブリンが住んでいた洞穴なの。でも以前私とミリアさんとジェストさんの3人で倒したから今はもう何もいないとは思うけど……」
洞穴の中を進んでいくと、ゴブリンの姿は見えず、中は前みたいな悪臭もしない。
あの時倒したゴブリン達の死体はどうなったのかは知らないけど、少なくともこの辺りには魔物や猛獣の気配は無いようだ……。
洞穴を進み、ホブゴブリンがいた大広間の更に奥へと進むと、以前見つけた埋め戻された穴を見つけた。
「あった、これだ」
「なんだこれは……?埋め戻された穴のようだが……」
「多分、この先はアラクネの洞窟につながっていると思うの。ゴブリン達が掘り当てたみたいなんだけど、大蜘蛛に襲われたか何かで慌てて埋め戻したみたいなのよ」
私の説明にザクスはふ~ん、と答えていた。
さて、この穴をどうやって掘るか……。
まさか手で掘る訳にも行かない……。
一度掘られた所なら簡単にまた穴を開けられるかも……?
ギガインパクトを撃ち込んでみるかな……?
「ザクス、危ないから離れてて……、この塞いでいるものを吹き飛ばすから!いくよ……!『ギガインパクト』っ!!」
私は埋め戻された穴に手を当て、ギガインパクトを撃ち込むと塞いでいた岩や石を吹き飛ばし、通路が出来上がった。
よし!うまく行ったっ!
「おお~、うまく行ったな……、と言いたい所だが早速大蜘蛛が出てきたぞ……っ!!」
開通した通路から大蜘蛛がゾロゾロと迫ってきていた……!
ザクスは弓を構えると、魔力で出来た青く光る弦が張られた。
そして、その弦を引くと青く光る一本の魔力の矢が現れた。
そして……。
「は……っ!!」
ザクスが矢を放つと一本の魔力の矢がいくつにも別れ大蜘蛛の頭を撃ち抜いていく。
頭を撃ち抜かれた大蜘蛛はそのまま倒れ、絶命していた……。
驚いた……、ミリアさん以外にも魔力弓を扱える人がいたんだ……。
「どうだ?俺の魔力弓は?」
「いや……、ミリアさん以外にも持ってい人がいたことに驚いた……」
「ま、数は少ないようだが、一本だけじゃないみたいだからな。他に俺は魔法もある程度は使える。カナは何が出来る?」
「私は剣と、魔法が少しと……、あと弓かな……」
「なるほど……、カナはオールラウンダーと言ったところか……?まあいい、兎に角行くぞ……!」
「ああ……!待ってよ……っ!」
私はザクスと共に再びアラクネの洞窟へと脚を踏み入れるのだった……。
しかし、目が覚めて起きると目を疑う出来事が起きていた……。
私のすぐ目の前にザクスの顔が近くにあり、目が合う……。
そして、視線を下にさげるとパジャマ代わりに着ている部屋着ははだけさせられ、下着が見えている……。
布団は脱がされていた……。
え……?えぇ……っ!?
突然のことで頭が付いていかない……。
こ……この状況って……っ!!
ま……まさか……っ!!
「き……!きゃあぁぁぁあぁぁぁぁーーーーーーー………っ!!!」
私は悲鳴を上げながらベッドから起き上がるとザクスの顔面をぶん殴る……っ!!
「ぐは……っ!?」
私のパンチを受けたザクスは後ろへと吹き飛んでいった。
「お……女の子の寝込みを襲うなんてサイテーーっ!!!」
私は布団を持ち上げると、はだけて下着が見えてしまっている胸元を隠す。
な……、何……っ!?この前は助けてくれたのに、今度は私を襲う訳……っ!?
まさか……、何かされているのでは……っ!
もしかして行為の後とか……っ!?
私は色々身体を調べてみるがまだ何もされてはいないようで、ほっと胸を撫で下ろす……。
「いたたた……!いきなり殴ることないだろ……っ!?この暴力女っ!!」
「女の子の服を脱がそうとしていた男が何言ってるのよ……っ!!」
「違うって……!布団を脱いでいたから着せてやろうとしてたんだって……!」
「じゃあ、なんで私の胸元がはだけてるの……っ!?」
「知らねえよ……!お前の寝相が悪いんだろ……っ!?」
「と……兎に角着替えるから向こう向いててよね……っ!?」
「はいはい……、お前の貧相な身体に興味なんてねえよ……。そういうお前こそ俺の着替え見るなよな……」
「だ……誰が……!」
私達はお互い後ろを向きながら着替えを行う。
チラッとザクスの身体を見てみると、とても引き締まった筋肉質の身体……。
とは言ってもゴリマッチョやフィジークでもなく、程よく引き締まり、無駄な筋肉のない細マッチョな身体だった。
「お前……、何見てんだよ……」
「み……見てないよ……っ!」
ザクスに指摘され、私は慌てて目をそらした。
「あの……さ、ザクス……、さっきは殴ってごめんね……」
「ん……?」
「いきなり殴って痛かった……よね……?で……でも……!起きて急に目の前に顔があったら誰だってビックリするよ……っ!?」
「ま、俺も紛らわしいことをして悪かったな……」
「う……うん……。あの……、改めてよろしくね……」
「ああ、俺の方こそよろしくな!」
◆◆◆
着替えと食事、それに食料や水、矢などの消耗品の買い物も済ませた私とザクスはラウルの北門から抜けた平原へと来ていた。
ザクスの装備はライトアーマーに身を包み、武器は背中に魔力弓なのだろうか、弦のない弓を装備していた。
ここから北のレーテへ歩いて、ゴブリンがいた巣穴に到着するまでに丸1日……。
あまりうかうかしているとディンさん達にアラクネを全て倒されてしまいかねない。
いや、倒されるだけならいいのだけど、もし燃やされてしまったら糸袋を取れなくなってしまう……。
そうならないために出来れば倒される前のアラクネを見つけたいところだ……。
「おい、カナ。ぼ~っとしてないで行くぞ……?」
「あ、待って……。歩いていかなくても良いものがあるの」
私は魔法のポーチからマジックオーブを取り出した。
「何だその玉……?」
「これはマジックオーブっていうアイテムで行ったことがある場所ならどこでも行けるんだ。私の身体に掴まってて……。あ!変な所触らないでよ……っ!」
「分かってるよ……、お前に殴られるのも嫌だからな……」
ザクスは私の肩を掴む。
それを確認すると、私はレーテの……、さらに北にあるゴブリンの巣穴をイメージする。
すると私とザクスの身体が光に包まれた……!
◆◆◆
光が収まり、目を開けるとレーテの北の森にあるゴブリンの巣穴だった所へと到着した。
「ここは……?さっきまでラウルの北門にいたはずだが……っ!?」
ザクスは驚いたように周囲を見渡す。
まあ、最初はそんなものだよね……。
「ここはレーテから北に進んだ森の中よ。一瞬で来れたのは、このマジックオーブっていうアイテムのおかげで、これは行ったことがある場所ならどこでも行けるのよ」
「よく分からんが便利なアイテムを持ってるんだな……」
私は無くさない内にマジックオーブを魔法のポーチへと仕舞い、代わりにランタンを取り出すと、中に照明魔法を入れ薄暗い洞穴の中へと進む。
「なんの気配もないな……」
「この洞穴はゴブリンが住んでいた洞穴なの。でも以前私とミリアさんとジェストさんの3人で倒したから今はもう何もいないとは思うけど……」
洞穴の中を進んでいくと、ゴブリンの姿は見えず、中は前みたいな悪臭もしない。
あの時倒したゴブリン達の死体はどうなったのかは知らないけど、少なくともこの辺りには魔物や猛獣の気配は無いようだ……。
洞穴を進み、ホブゴブリンがいた大広間の更に奥へと進むと、以前見つけた埋め戻された穴を見つけた。
「あった、これだ」
「なんだこれは……?埋め戻された穴のようだが……」
「多分、この先はアラクネの洞窟につながっていると思うの。ゴブリン達が掘り当てたみたいなんだけど、大蜘蛛に襲われたか何かで慌てて埋め戻したみたいなのよ」
私の説明にザクスはふ~ん、と答えていた。
さて、この穴をどうやって掘るか……。
まさか手で掘る訳にも行かない……。
一度掘られた所なら簡単にまた穴を開けられるかも……?
ギガインパクトを撃ち込んでみるかな……?
「ザクス、危ないから離れてて……、この塞いでいるものを吹き飛ばすから!いくよ……!『ギガインパクト』っ!!」
私は埋め戻された穴に手を当て、ギガインパクトを撃ち込むと塞いでいた岩や石を吹き飛ばし、通路が出来上がった。
よし!うまく行ったっ!
「おお~、うまく行ったな……、と言いたい所だが早速大蜘蛛が出てきたぞ……っ!!」
開通した通路から大蜘蛛がゾロゾロと迫ってきていた……!
ザクスは弓を構えると、魔力で出来た青く光る弦が張られた。
そして、その弦を引くと青く光る一本の魔力の矢が現れた。
そして……。
「は……っ!!」
ザクスが矢を放つと一本の魔力の矢がいくつにも別れ大蜘蛛の頭を撃ち抜いていく。
頭を撃ち抜かれた大蜘蛛はそのまま倒れ、絶命していた……。
驚いた……、ミリアさん以外にも魔力弓を扱える人がいたんだ……。
「どうだ?俺の魔力弓は?」
「いや……、ミリアさん以外にも持ってい人がいたことに驚いた……」
「ま、数は少ないようだが、一本だけじゃないみたいだからな。他に俺は魔法もある程度は使える。カナは何が出来る?」
「私は剣と、魔法が少しと……、あと弓かな……」
「なるほど……、カナはオールラウンダーと言ったところか……?まあいい、兎に角行くぞ……!」
「ああ……!待ってよ……っ!」
私はザクスと共に再びアラクネの洞窟へと脚を踏み入れるのだった……。
47
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる