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五章 探し求める少女
心眼のカナ
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アラクネの洞窟は相変わらず真っ暗で、洞窟特有のジメジメと湿気と、ヒンヤリとした冷気に満ちている。
イルネートを入れたランタンでも30メートル程の距離しか照らさないが、周囲からは大蜘蛛の気配は至るところから感じる。
しかし、肝心なアラクネの気配は今のところ分からない……。
ゴブリンの巣穴から入った場所は大広間となっており、ここにも暗くて見えないが大蜘蛛の気配はする。
数にして5匹くらい……、距離は50メートルと言ったところだろうか……、ジリジリとこちらへと距離を詰めて来ているのが分かる。
心眼を会得した私には見えようが見えまいがあまり関係はない……。
「先手必勝……!『ファイヤーバレット』っ!!」
私はファイヤーバレットを唱えると、上から襲いかかろうとしていた一匹の大蜘蛛を狙い撃つ!
私が掌から放ったファイヤーバレットは握りこぶしよりも大きな火の玉を5つ発生させ、そして上のあたりで爆発を起こす……!
「カナ、お前どこ狙って……て!うわぁ……っ!?」
上から黒焦げになった大蜘蛛の死骸を見てザクスは驚いていた。
大蜘蛛の死骸はファイヤーバレットで燃やされ、辺りを照らし出している。
「カナ……、お前大蜘蛛がどこにいるのか分かるのか……?」
「うん、分かるよ……?この広間にあと4匹はいるね……。『ファイヤーボール』っ!!」
今度は正面にファイヤーボールを投げつけると前にいた大蜘蛛二匹が爆炎に包まれる。
うん、賢者の腕輪の力で私の魔法の威力がさらに上がってるみたいだ。
さて、あと2匹……!
残りの残りの2匹は私達の左右に一匹づついるようだ……。
今の私では流石に左右の敵を一度に攻撃出切るような技量はない……。
片方は私が倒して、もう片方はザクスに任せようかな……。
「ザクス、私は右の方にいる一匹を倒すから、ザクスは左の方にいる大蜘蛛一匹をお願い!」
「はあ……っ!?どこにいるんだ……!俺見えねえぞ……っ!?」
「とにかく任せたよ……!『ファイヤーバレット』っ!!」
私が唱えたファイヤーバレットは右側の大蜘蛛へと当り、大蜘蛛は炎に包まれた。
よし……、こっちは片付いた……!
「ザクス、倒せた……?て、危ない……っ!!」
私はザクスを身体を掴むと、右へと飛び退く。
すると、先程までザクスがいた所に大蜘蛛の放った糸が付着していた。
「く……!『ファイヤーバレット』っ!!」
私は再びファイヤーバレットを唱えると最後の一匹の大蜘蛛が炎に包まれた。
これでこの広間の大蜘蛛は全滅したようだ。
え~っと、この後どっちに進めばいいかな……?
流石に暗いと道までは分からない……。
「な……なあ……、なんでカナはこんなに暗いのに敵の位置が正確に分かるんだ……?」
「私は相手の気配を掴んでいるからね。だから暗くて見えなくても大蜘蛛の位置はわかるよ。それより、閃光弾を撃ち上げるから目を閉じてて。」
「あ……、ああ……」
「『フラッシュボム』っ!!」
私は真上にフラッシュボムを撃ち上げると、眩い閃光が広間を照らし出す。
この広間はゴブリンの巣穴から入ってきた通路とは別に、右と左、さらに正面へと伸びる通路が会った。
どっちに行けば良いかなぁ………。
確か、前来たときはゴブリンの巣穴に金の燭台があったんだよね……。
多分アラクネの巣からゴブリンが持ち帰った物だと思うんだけど……。
だとすると、そう遠くはないはずなんだけど……、う~ん……。
「ねえ、ザクスどっちに行けば良いと思う……?」
「俺に聞かれても……。そもそも俺はイルネートの光が届く範囲でしか見えないからな……。カナに任せる……」
「なら……、正面の道から行ってみようかな」
私達は正面へと続く通路を進むことにした。
◆◆◆
「『ファイヤーバレット』っ!!」
私が唱えたファイヤーバレットが、おおよそ100メートル先にいる大蜘蛛へと命中し先の方で炎が上がる。
よしよし、快調快調……!
賢者の腕輪の効果なのか、魔力もまだまだ使えるようだ。
私は鼻歌を歌いながら洞窟を進むが、それと対象的にザクスは浮かない表情をしていた。
「ザクスどうしたの……?疲れた……?」
このアラクネの洞窟に入ってからどのくらい時間が立ったか分からないけど、かなりの距離は歩いたと思う。
実際ここまでで大蜘蛛は2,30匹は始末しているわけだし……。
「いや……、疲れてはないんだが……、俺役に立ってないなと思ってだな……」
「まあ、暗いからね……。仕方ないよ」
私も実際心眼を会得したからこそ大蜘蛛の位置が分かるのであって、それが無ければザクスと何ら変わらない。
これもひとえにバッシュのお陰ではある……。
やり方はどうかと思うけど。
もう一度言う……。
やり方はどうかと思うけど……っ!!
「とりあえず、もう少し進んで休める所があったら休憩しようか……」
私は休める所を探しながら通路を進んでいくと、遥か前の方に少し灯りが指す場所が見えてきた。
あれは何だろう……?ディンさん達……?
いや、違う……あの薄暗い灯りは私は見覚えがある……。
「ザクス……、気を付けて……!あの先にアラクネの巣があるから……!」
「分かった……!」
私は弓を……、ザクスは魔力弓を構えると薄暗い灯りが差す場所へと向かった。
「おや……?これはこれは人間の雌じゃないか……。わざわざ自分から苗床になりに来たのかい……?」
そこは広間となっており、思った通りアラクネと数十匹の大蜘蛛がひしめいていた。
床に目をやると、苗床にされたと思われる人骨や、ゴブリンの骨まで散らばっていた。
「私はあなたを倒しに来たのよ……っ!!ザクス!周りの大蜘蛛をお願い……!」
「分かった……っ!!」
私は弓を構え、矢を立て続けに二本放つ……!
私が放った矢はアラクネの目に刺さり、相手の視力を奪った。
一方のザクスは魔法の弓を構えると、複数生み出した魔力の矢を放ち、それが幾つにも別れて大蜘蛛達の頭を撃ち抜く……!
「ぐわぁぁ……!目が……!目がぁ……!おのれ……!どこだ……!人間はどこだぁ……っ!!」
視界を奪われたアラクネは文字通り闇雲に手を振り回す事しか出来なくなっていた。
私は剣を抜くとアラクネへと走る……!
「はあ……っ!!」
そして、アラクネの首の高さまでジャンプすると、その首を一撃で斬り落とした……!
首を斬り落とされたアラクネはその場に力なく倒れたのだった……。
アラクネってこんなに弱かったっけ……?
イルネートを入れたランタンでも30メートル程の距離しか照らさないが、周囲からは大蜘蛛の気配は至るところから感じる。
しかし、肝心なアラクネの気配は今のところ分からない……。
ゴブリンの巣穴から入った場所は大広間となっており、ここにも暗くて見えないが大蜘蛛の気配はする。
数にして5匹くらい……、距離は50メートルと言ったところだろうか……、ジリジリとこちらへと距離を詰めて来ているのが分かる。
心眼を会得した私には見えようが見えまいがあまり関係はない……。
「先手必勝……!『ファイヤーバレット』っ!!」
私はファイヤーバレットを唱えると、上から襲いかかろうとしていた一匹の大蜘蛛を狙い撃つ!
私が掌から放ったファイヤーバレットは握りこぶしよりも大きな火の玉を5つ発生させ、そして上のあたりで爆発を起こす……!
「カナ、お前どこ狙って……て!うわぁ……っ!?」
上から黒焦げになった大蜘蛛の死骸を見てザクスは驚いていた。
大蜘蛛の死骸はファイヤーバレットで燃やされ、辺りを照らし出している。
「カナ……、お前大蜘蛛がどこにいるのか分かるのか……?」
「うん、分かるよ……?この広間にあと4匹はいるね……。『ファイヤーボール』っ!!」
今度は正面にファイヤーボールを投げつけると前にいた大蜘蛛二匹が爆炎に包まれる。
うん、賢者の腕輪の力で私の魔法の威力がさらに上がってるみたいだ。
さて、あと2匹……!
残りの残りの2匹は私達の左右に一匹づついるようだ……。
今の私では流石に左右の敵を一度に攻撃出切るような技量はない……。
片方は私が倒して、もう片方はザクスに任せようかな……。
「ザクス、私は右の方にいる一匹を倒すから、ザクスは左の方にいる大蜘蛛一匹をお願い!」
「はあ……っ!?どこにいるんだ……!俺見えねえぞ……っ!?」
「とにかく任せたよ……!『ファイヤーバレット』っ!!」
私が唱えたファイヤーバレットは右側の大蜘蛛へと当り、大蜘蛛は炎に包まれた。
よし……、こっちは片付いた……!
「ザクス、倒せた……?て、危ない……っ!!」
私はザクスを身体を掴むと、右へと飛び退く。
すると、先程までザクスがいた所に大蜘蛛の放った糸が付着していた。
「く……!『ファイヤーバレット』っ!!」
私は再びファイヤーバレットを唱えると最後の一匹の大蜘蛛が炎に包まれた。
これでこの広間の大蜘蛛は全滅したようだ。
え~っと、この後どっちに進めばいいかな……?
流石に暗いと道までは分からない……。
「な……なあ……、なんでカナはこんなに暗いのに敵の位置が正確に分かるんだ……?」
「私は相手の気配を掴んでいるからね。だから暗くて見えなくても大蜘蛛の位置はわかるよ。それより、閃光弾を撃ち上げるから目を閉じてて。」
「あ……、ああ……」
「『フラッシュボム』っ!!」
私は真上にフラッシュボムを撃ち上げると、眩い閃光が広間を照らし出す。
この広間はゴブリンの巣穴から入ってきた通路とは別に、右と左、さらに正面へと伸びる通路が会った。
どっちに行けば良いかなぁ………。
確か、前来たときはゴブリンの巣穴に金の燭台があったんだよね……。
多分アラクネの巣からゴブリンが持ち帰った物だと思うんだけど……。
だとすると、そう遠くはないはずなんだけど……、う~ん……。
「ねえ、ザクスどっちに行けば良いと思う……?」
「俺に聞かれても……。そもそも俺はイルネートの光が届く範囲でしか見えないからな……。カナに任せる……」
「なら……、正面の道から行ってみようかな」
私達は正面へと続く通路を進むことにした。
◆◆◆
「『ファイヤーバレット』っ!!」
私が唱えたファイヤーバレットが、おおよそ100メートル先にいる大蜘蛛へと命中し先の方で炎が上がる。
よしよし、快調快調……!
賢者の腕輪の効果なのか、魔力もまだまだ使えるようだ。
私は鼻歌を歌いながら洞窟を進むが、それと対象的にザクスは浮かない表情をしていた。
「ザクスどうしたの……?疲れた……?」
このアラクネの洞窟に入ってからどのくらい時間が立ったか分からないけど、かなりの距離は歩いたと思う。
実際ここまでで大蜘蛛は2,30匹は始末しているわけだし……。
「いや……、疲れてはないんだが……、俺役に立ってないなと思ってだな……」
「まあ、暗いからね……。仕方ないよ」
私も実際心眼を会得したからこそ大蜘蛛の位置が分かるのであって、それが無ければザクスと何ら変わらない。
これもひとえにバッシュのお陰ではある……。
やり方はどうかと思うけど。
もう一度言う……。
やり方はどうかと思うけど……っ!!
「とりあえず、もう少し進んで休める所があったら休憩しようか……」
私は休める所を探しながら通路を進んでいくと、遥か前の方に少し灯りが指す場所が見えてきた。
あれは何だろう……?ディンさん達……?
いや、違う……あの薄暗い灯りは私は見覚えがある……。
「ザクス……、気を付けて……!あの先にアラクネの巣があるから……!」
「分かった……!」
私は弓を……、ザクスは魔力弓を構えると薄暗い灯りが差す場所へと向かった。
「おや……?これはこれは人間の雌じゃないか……。わざわざ自分から苗床になりに来たのかい……?」
そこは広間となっており、思った通りアラクネと数十匹の大蜘蛛がひしめいていた。
床に目をやると、苗床にされたと思われる人骨や、ゴブリンの骨まで散らばっていた。
「私はあなたを倒しに来たのよ……っ!!ザクス!周りの大蜘蛛をお願い……!」
「分かった……っ!!」
私は弓を構え、矢を立て続けに二本放つ……!
私が放った矢はアラクネの目に刺さり、相手の視力を奪った。
一方のザクスは魔法の弓を構えると、複数生み出した魔力の矢を放ち、それが幾つにも別れて大蜘蛛達の頭を撃ち抜く……!
「ぐわぁぁ……!目が……!目がぁ……!おのれ……!どこだ……!人間はどこだぁ……っ!!」
視界を奪われたアラクネは文字通り闇雲に手を振り回す事しか出来なくなっていた。
私は剣を抜くとアラクネへと走る……!
「はあ……っ!!」
そして、アラクネの首の高さまでジャンプすると、その首を一撃で斬り落とした……!
首を斬り落とされたアラクネはその場に力なく倒れたのだった……。
アラクネってこんなに弱かったっけ……?
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