202 / 214
終章 愛する人と生きる少女
ザクス復活
しおりを挟む
神殿へと戻ると、アルアナは手をかざし、魔導都市へと続いていた壁を再び出現させた。
「さて、カナ。これで私が要求した材料は全て揃った訳だが、もう一度お前に問う。元の世界へと帰るのか、それともザクスの石化を解く薬を望むのか……。どちらか一つしか出来ない。しっかりと考えたうえで答えろ」
「私は、ザクスを助けたいっ!」
私はアルアナの問に対して、しっかりとそして力強く答えた。
「分かった。だが、途中で変更は出来ないがそれでもいいのか?」
「うん、お願いっ!」
「分かった。だが直ぐには出来ない。明日また来てくれ」
私達はアルアナの神殿を一度出ると、マーゼの教会へと向うことにした。
◆◆◆
「カレン、斧を壊してごめんね……」
神殿を出て教会へと向かう途中、私はカレンへと斧を壊した事を謝罪した。
「気にするな、斧はまた買えばいい。それよりも誰も死なずに帰ってこれた、それで十分だ」
「うん、そうだね……」
何と言うか、カレンって前から思ってたけどかなり男らしい女の子だよね。
口調もだけど、考え方と言うか……、変にナヨナヨした男より男らしい。
「それじゃあ、アタイはガイラスに戻るぜ」
「分かった……、カレン、本当にありがとう」
「気にするな。縁があればまた会おう」
カレンはそれだけ言うと、ドラゴンへと姿を変えてガイラスへと飛んでいった……。
「行ってしもうたの……」
カレンがとびたった後、私の後にアレクさんがやって来た……、もとい浮かんで来た。
「うん……、アレクさんも本当にありがとうございました」
「気にせんでよい。そんな事より儂は再びカナに会えたことを嬉しく思うぞ。ところで、薬ができるまで時間があるのう……。カナはどうするんじゃ?」
「取り敢えず、アレクさんのその縫いぐるみを修繕しようかな」
「ふむ……。では、頼むとしようかの」
私は石化されたザクスのすぐ近くでアレクさんの縫いぐるみの身体を修繕することにした。
ザクス、明日にはあなたを元の姿に戻せるからね……っ!
◆◆◆
「それじゃあ、アレクさん行ってくるね!」
「分かった、では儂はここで待っておる」
翌日、半壊した鎧を脱ぎ、最初の頃に着ていた旅人の服にレザーグローブ、レザーブーツへと着替えた私は、修繕したアレクさんを教会へと残し、アルアナの神殿へと向った。
「アルアナ、いる……?」
神殿に入ると、中は静まり返っていた。
アルアナの姿は……、あった。
椅子に座って寝落ちしているようだ。
「アルアナ、アルアナ……?」
「ん……んん……。カナ……、いくら頼まれても……お前の貧乳はどうにもならんぞ……」
寝言……だろうか……?
その寝言は私にケンカを売っているようにも聞こえる。
殴ってもいいだろうか……?
でも、もし殴って薬を渡さんと言われたら困るのでやめておこう……。
「取り敢えず起きてよ……っ!」
私は彼女を揺さぶって起こす事にした。
起きなかったら心置きなく殴って叩き起こすっ!
「んぅ……?何だ……、お前か……。昨日は徹夜だったんだ、もう少し寝かせてくれ……」
「それより薬は……?」
「そこだ、そこに置いてある……」
テーブルの上を見ると、そこには大きめな瓶に入った虹色の液体が入っていた。
これが薬なのだろうか……?
「これどうやって使うの?」
「これはゆっくりと上からかけろ。そうすれば石化は解ける。それとマジックオーブは返せ。もういらないだろ」
「アルアナ……ありがとうっ!」
私はアルアナにお礼を述べ、マジックオーブを返却した。
「もう会うことはないだろうが、ザクスと言うやつと仲良くな。それじゃあ、私は寝る……」
私は最後にアルアナに深くお辞儀をすると、彼女は手をひらひらと振っていた。
◆◆◆
「ザクス、お待たせ……。今石化を解いて上げるからね」
アルアナの神殿を出たあと、私は薬が入った瓶を落とさないように気をつけながら教会へと向かい、ザクスの頭の上からゆっくりと薬をかけていく……。
すると、ザクスの身体から煙のようなものが現れ少しづつ石化が解けていく。
「ここは……?俺は確かコカトリスの石化を受けて……」
そしてザクスの石化が解けると状況を確かめるようにザクスはゆっくりと周囲を見渡していた。
動いてる……。
ザクスが……!ザクスが……っ!!
「ザクス……、ザクス……っ!!」
「え……?うわぁっ!?か……カナ……っ!?」
「うあぁぁぁぁーーーっ!良かった…!ザクスの石化が解けて……良かった……!良かった……っ!!ぐすっ!ああぁぁぁぁぁーーーー………っ!!」
感極まった私はザクスを押し倒し、彼の胸の中で泣きじゃくりながら抱きついていた。
「カナ、イマイチ状況が掴まないんだが、俺は石化されたはずじゃ……」
「そうだよ……!ぐす……、だから私が石化を解く薬の材料を集めたんだよ……っ!」
「そうだったのか……、カナすまなかったな。それじゃあ、元の世界に帰るための素材をまた集めるのか?」
「えっと……それは……」
「それはもう、出来ないんじゃよ……」
「え……?うわぁっ!?縫いぐるみが浮いてるっ!?喋ってるっ!?」
私の代弁をしたアレクさんを見て、ザクスはかなり驚いていた。
「お主がカナの好いた男か?反応までカナとそっくりじゃわい。儂の名はアレクじゃ。今はこのような形をしておるが、かつては大魔道士として名を馳せておった者じゃ」
「は……はあ……」
「このアレクさんもザクスを助けるのに協力してくれたんだよ」
「そうだったのか……、カナや俺を助けてもらい本当にすまなかった、ありがとう。ところで、もうカナが元の世界に帰れないって言うのはどう言うことだ?」
「えっと……それは……」
「カナが言いにくいのなら儂から言おう。ザクスとやら、カナはお主を助けるために元の世界に帰るための材料をほぼ全て使ったのじゃよ」
「なんだって……っ!?そんな……カナ、俺なんかのために……。元の世界に帰って幸せになるという選択だってあっただろうに……」
「いやっ!やっぱり私はザクスの側が良い!ザクスがいないとダメなの……!」
「だからって……!んぅ……っ!?」
私はなにか言いかけていたザクスの口を自分の口で塞ぎ、このままキスをした。
「ん……、んちゅ……、ちゅ……、んう……、んふ……」
久しぶりのザクスとのキス……。
私は今までの分を取り戻すかのように貪るようにキスをしていく。
「……カナ」
「ザクス……」
しばらくキスをした後、唇を離すとお互いの口の間にイヤらしく糸が引かれ、私達はそのままお互いを見つめ合っていた。
「うぉっほん!二人共、仲が良いのは結構じゃが、儂がいるということを忘れてはおらぬじゃろうな。それにほれ、マーロウも困っおるぞ」
「いえ、アレクさん、私はそんな……。それに仲が良いことは何よりですから」
私達は顔を赤くしながら立ち上がると、マーロウさんにお礼を述べた後、私とザクス、それになぜかアレクさんもラウルへと向けて旅立つ事にした。
「さて、カナ。これで私が要求した材料は全て揃った訳だが、もう一度お前に問う。元の世界へと帰るのか、それともザクスの石化を解く薬を望むのか……。どちらか一つしか出来ない。しっかりと考えたうえで答えろ」
「私は、ザクスを助けたいっ!」
私はアルアナの問に対して、しっかりとそして力強く答えた。
「分かった。だが、途中で変更は出来ないがそれでもいいのか?」
「うん、お願いっ!」
「分かった。だが直ぐには出来ない。明日また来てくれ」
私達はアルアナの神殿を一度出ると、マーゼの教会へと向うことにした。
◆◆◆
「カレン、斧を壊してごめんね……」
神殿を出て教会へと向かう途中、私はカレンへと斧を壊した事を謝罪した。
「気にするな、斧はまた買えばいい。それよりも誰も死なずに帰ってこれた、それで十分だ」
「うん、そうだね……」
何と言うか、カレンって前から思ってたけどかなり男らしい女の子だよね。
口調もだけど、考え方と言うか……、変にナヨナヨした男より男らしい。
「それじゃあ、アタイはガイラスに戻るぜ」
「分かった……、カレン、本当にありがとう」
「気にするな。縁があればまた会おう」
カレンはそれだけ言うと、ドラゴンへと姿を変えてガイラスへと飛んでいった……。
「行ってしもうたの……」
カレンがとびたった後、私の後にアレクさんがやって来た……、もとい浮かんで来た。
「うん……、アレクさんも本当にありがとうございました」
「気にせんでよい。そんな事より儂は再びカナに会えたことを嬉しく思うぞ。ところで、薬ができるまで時間があるのう……。カナはどうするんじゃ?」
「取り敢えず、アレクさんのその縫いぐるみを修繕しようかな」
「ふむ……。では、頼むとしようかの」
私は石化されたザクスのすぐ近くでアレクさんの縫いぐるみの身体を修繕することにした。
ザクス、明日にはあなたを元の姿に戻せるからね……っ!
◆◆◆
「それじゃあ、アレクさん行ってくるね!」
「分かった、では儂はここで待っておる」
翌日、半壊した鎧を脱ぎ、最初の頃に着ていた旅人の服にレザーグローブ、レザーブーツへと着替えた私は、修繕したアレクさんを教会へと残し、アルアナの神殿へと向った。
「アルアナ、いる……?」
神殿に入ると、中は静まり返っていた。
アルアナの姿は……、あった。
椅子に座って寝落ちしているようだ。
「アルアナ、アルアナ……?」
「ん……んん……。カナ……、いくら頼まれても……お前の貧乳はどうにもならんぞ……」
寝言……だろうか……?
その寝言は私にケンカを売っているようにも聞こえる。
殴ってもいいだろうか……?
でも、もし殴って薬を渡さんと言われたら困るのでやめておこう……。
「取り敢えず起きてよ……っ!」
私は彼女を揺さぶって起こす事にした。
起きなかったら心置きなく殴って叩き起こすっ!
「んぅ……?何だ……、お前か……。昨日は徹夜だったんだ、もう少し寝かせてくれ……」
「それより薬は……?」
「そこだ、そこに置いてある……」
テーブルの上を見ると、そこには大きめな瓶に入った虹色の液体が入っていた。
これが薬なのだろうか……?
「これどうやって使うの?」
「これはゆっくりと上からかけろ。そうすれば石化は解ける。それとマジックオーブは返せ。もういらないだろ」
「アルアナ……ありがとうっ!」
私はアルアナにお礼を述べ、マジックオーブを返却した。
「もう会うことはないだろうが、ザクスと言うやつと仲良くな。それじゃあ、私は寝る……」
私は最後にアルアナに深くお辞儀をすると、彼女は手をひらひらと振っていた。
◆◆◆
「ザクス、お待たせ……。今石化を解いて上げるからね」
アルアナの神殿を出たあと、私は薬が入った瓶を落とさないように気をつけながら教会へと向かい、ザクスの頭の上からゆっくりと薬をかけていく……。
すると、ザクスの身体から煙のようなものが現れ少しづつ石化が解けていく。
「ここは……?俺は確かコカトリスの石化を受けて……」
そしてザクスの石化が解けると状況を確かめるようにザクスはゆっくりと周囲を見渡していた。
動いてる……。
ザクスが……!ザクスが……っ!!
「ザクス……、ザクス……っ!!」
「え……?うわぁっ!?か……カナ……っ!?」
「うあぁぁぁぁーーーっ!良かった…!ザクスの石化が解けて……良かった……!良かった……っ!!ぐすっ!ああぁぁぁぁぁーーーー………っ!!」
感極まった私はザクスを押し倒し、彼の胸の中で泣きじゃくりながら抱きついていた。
「カナ、イマイチ状況が掴まないんだが、俺は石化されたはずじゃ……」
「そうだよ……!ぐす……、だから私が石化を解く薬の材料を集めたんだよ……っ!」
「そうだったのか……、カナすまなかったな。それじゃあ、元の世界に帰るための素材をまた集めるのか?」
「えっと……それは……」
「それはもう、出来ないんじゃよ……」
「え……?うわぁっ!?縫いぐるみが浮いてるっ!?喋ってるっ!?」
私の代弁をしたアレクさんを見て、ザクスはかなり驚いていた。
「お主がカナの好いた男か?反応までカナとそっくりじゃわい。儂の名はアレクじゃ。今はこのような形をしておるが、かつては大魔道士として名を馳せておった者じゃ」
「は……はあ……」
「このアレクさんもザクスを助けるのに協力してくれたんだよ」
「そうだったのか……、カナや俺を助けてもらい本当にすまなかった、ありがとう。ところで、もうカナが元の世界に帰れないって言うのはどう言うことだ?」
「えっと……それは……」
「カナが言いにくいのなら儂から言おう。ザクスとやら、カナはお主を助けるために元の世界に帰るための材料をほぼ全て使ったのじゃよ」
「なんだって……っ!?そんな……カナ、俺なんかのために……。元の世界に帰って幸せになるという選択だってあっただろうに……」
「いやっ!やっぱり私はザクスの側が良い!ザクスがいないとダメなの……!」
「だからって……!んぅ……っ!?」
私はなにか言いかけていたザクスの口を自分の口で塞ぎ、このままキスをした。
「ん……、んちゅ……、ちゅ……、んう……、んふ……」
久しぶりのザクスとのキス……。
私は今までの分を取り戻すかのように貪るようにキスをしていく。
「……カナ」
「ザクス……」
しばらくキスをした後、唇を離すとお互いの口の間にイヤらしく糸が引かれ、私達はそのままお互いを見つめ合っていた。
「うぉっほん!二人共、仲が良いのは結構じゃが、儂がいるということを忘れてはおらぬじゃろうな。それにほれ、マーロウも困っおるぞ」
「いえ、アレクさん、私はそんな……。それに仲が良いことは何よりですから」
私達は顔を赤くしながら立ち上がると、マーロウさんにお礼を述べた後、私とザクス、それになぜかアレクさんもラウルへと向けて旅立つ事にした。
24
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる