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瀬玲奈の章 ギャル気質なガールフレンド
彼方、モテ期到来?
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翌朝、教室に入ると早乙女さんと柊さんが楽しそうに話をしていた。
(珍しい組み合わせだな……)
僕が二人を見ていると、視線に気がついたのか、早乙女さんがこちらに駆け寄ってきた。
「あ、御堂君おっはよ~♪ミオっちから聞いたんだけど、エリシアしてるってホントっ!?」
「うん、そうだけど」
そう言えば昨日、柊さんから聞かれたんだっけ……。
「マジで!?ウチもめっちゃやり込んでるんだよね~!今度一緒にパーティ組もうよ、御堂くん!ミオっちもよかったら一緒にどうっ!?」
僕が頷くと、早乙女さんは飛び上がりそうなほど喜び、勢いよく身を乗り出してきて顔がすぐ目の前に迫る。
教室の窓から差し込む朝日で彼女の茶髪がキラキラと輝き、ふわっと香る甘い匂いに僕の心臓が跳ねた。
「ごめん……、今日はお母さんと出かける用事がある……」
柊さんは用事があるのか、少し申し訳なさそうな顔をして僕と早乙女さんの顔を見る。
「いいよいいよ、用事があるならしゃーないし!御堂君はどんな感じ?」
「僕は大丈夫だと思う」
「ホントっ!?やったー!ウチのキャラクターは"セレナ"って名前!御堂君のは?」
「僕のは"カナタ"だよ」
「カナタくんね!てか御堂君の下の名前まんまじゃん!覚えやす!じゃあ放課後すぐにでも始められるように準備しとくね!御堂くんの都合のいい時間教えて~!連絡先は昨日教えたっしょ!」
早乙女さんは僕のキャラ名を聞くと目を輝かせる。
彼女の整った顔立ちがすぐ目の前にあって、少し恥ずかしいけど心臓がうるさいくらいドキドキして、顔が熱くなる。
それにしても早乙女さんのキャラクターはセレナか……。
僕と同じで自分の名前をキャラクターにつけるタイプなのかな?
「二人とも盛り上がってるところ悪いけど……宿題の数学のプリントやってきた……?今日の1時限目に先生が集めるって言ってた……」
柊さんの言葉を聞いて僕と早乙女さんの動きが止まる……。
(しまった……!忘れてた……!浮かれてる場合じゃなかった!)
「ミオっちごめん!ウチ忘れてたっ!だから写させてお願いっ!」
「ぼ……僕も……っ!」
「……いいよ」
早乙女さんと僕は柊さんに手を合わせて頼み込むと、柊さんは少しため息をつきながらも見せてくれた。
僕と早乙女さんは二人で1時限目が始まるギリギリまで柊さんの宿題を必死に写していたのだった。
◆◆◆
昼休み、授業で使ったタブレット等を片付けていると、悪友の真壁悠人と高藤が僕の席にやって来る。
「彼方、メシ食いに学食行こうぜ!」
「うん、いいよ」
僕は通学用のリュックから弁当箱を取り出すと学食に向かう。
学食はすでに人でごった返していて、空気もざわざわと騒がしかった。
「そんじゃ彼方、場所取り頼むぜ!」
「行くぞ真壁!」
「おうよ!」
食券を買いに向かう悠人と高藤の背中を見送ると、僕は3人分の席をキープする。
そして弁当を食べながら待つこと少し……高藤が先に戻って来る。
「待たせたな御堂」
「あれ……悠人は?」
「あいつはまだ人混みの列の中だ」
高藤は購買で人気の焼きそばパン、サンドイッチ、カツサンドをしっかり確保していた。
「よくそんな人気のパンばかり買えたね」
「ふっ、こんなの朝飯前だ。俺を誰だと思ってる」
高藤は不敵な笑みを浮かべながら焼きそばパンを口に運ぶ。
(もしかして、予約か何かをしてたとか……?)
どういう手を使ったのかは知らないけど、謎の多い奴だ。
僕も高藤もそれぞれ弁当とパンを食べ終わる頃、ようやく悠人が生姜焼き定食を持って戻って来る。
「ったく……前のやつがトロくてさ。時間かかっちまった……!て、お前ら!少しは俺を待っててくれよ!たく、友達甲斐のない奴らだな……」
「いや、いつ戻ってくるか分からなかったし」
「そうは言うが真壁、もし逆の立場だったらお前はどうする?」
「ははははは……!いやぁ!友達ってやつはいいものだなっ!」
僕と高藤の言葉に悠人は笑いながら食事の乗ったトレーをテーブルに置く。
笑って誤魔化すあたり、つまりはそういう事だ。
「そう言えば最近御堂は早乙女と仲が良いようだな」
暫く悠人が食べる様子を見ていた高藤が急に僕に話を降ってくる。
「そういえばそうだな、早乙女は男女問わず話しかけてるけど、特定の男子と話してるところあまり見ないよな?」
「御堂、モテ期の到来か?」
高藤はニヤリと笑みを浮かべると、悠人は睨んでくる。
「ほんと、なんでお前ばっかりいい目をみてるんだよっ!「風原と同居して、今度は早乙女かっ!? どこのギャルゲーの主人公だよ、お前!」
「いや、それは僕に聞かれても……」
「変われっ!今すぐ俺と変われっ!」
そんな無茶苦茶な……。
そんなやりとりの最中、突然校内放送が流れた。
『2年B組の御堂君、至急職員室に来なさい』
担任の渡辺先生の声がきこえてきた。
どうやら僕は呼び出しをくらったらしい。
(なにかしたかな……?)
僕は腕組みをしながら思い当たる節を考える。
したと言えば昨日、他校の生徒に足払いをしたくらい……?
「ふむ……御堂、どうやら呼び出しのようだな」
「彼方、おまえ何かやらかしたのか?」
「そんな高藤じゃあるまいし……、とにかく職員室に行ってくるよ」
僕はひとまず教室に戻り、弁当箱をしまってから職員室へ向かった。
(珍しい組み合わせだな……)
僕が二人を見ていると、視線に気がついたのか、早乙女さんがこちらに駆け寄ってきた。
「あ、御堂君おっはよ~♪ミオっちから聞いたんだけど、エリシアしてるってホントっ!?」
「うん、そうだけど」
そう言えば昨日、柊さんから聞かれたんだっけ……。
「マジで!?ウチもめっちゃやり込んでるんだよね~!今度一緒にパーティ組もうよ、御堂くん!ミオっちもよかったら一緒にどうっ!?」
僕が頷くと、早乙女さんは飛び上がりそうなほど喜び、勢いよく身を乗り出してきて顔がすぐ目の前に迫る。
教室の窓から差し込む朝日で彼女の茶髪がキラキラと輝き、ふわっと香る甘い匂いに僕の心臓が跳ねた。
「ごめん……、今日はお母さんと出かける用事がある……」
柊さんは用事があるのか、少し申し訳なさそうな顔をして僕と早乙女さんの顔を見る。
「いいよいいよ、用事があるならしゃーないし!御堂君はどんな感じ?」
「僕は大丈夫だと思う」
「ホントっ!?やったー!ウチのキャラクターは"セレナ"って名前!御堂君のは?」
「僕のは"カナタ"だよ」
「カナタくんね!てか御堂君の下の名前まんまじゃん!覚えやす!じゃあ放課後すぐにでも始められるように準備しとくね!御堂くんの都合のいい時間教えて~!連絡先は昨日教えたっしょ!」
早乙女さんは僕のキャラ名を聞くと目を輝かせる。
彼女の整った顔立ちがすぐ目の前にあって、少し恥ずかしいけど心臓がうるさいくらいドキドキして、顔が熱くなる。
それにしても早乙女さんのキャラクターはセレナか……。
僕と同じで自分の名前をキャラクターにつけるタイプなのかな?
「二人とも盛り上がってるところ悪いけど……宿題の数学のプリントやってきた……?今日の1時限目に先生が集めるって言ってた……」
柊さんの言葉を聞いて僕と早乙女さんの動きが止まる……。
(しまった……!忘れてた……!浮かれてる場合じゃなかった!)
「ミオっちごめん!ウチ忘れてたっ!だから写させてお願いっ!」
「ぼ……僕も……っ!」
「……いいよ」
早乙女さんと僕は柊さんに手を合わせて頼み込むと、柊さんは少しため息をつきながらも見せてくれた。
僕と早乙女さんは二人で1時限目が始まるギリギリまで柊さんの宿題を必死に写していたのだった。
◆◆◆
昼休み、授業で使ったタブレット等を片付けていると、悪友の真壁悠人と高藤が僕の席にやって来る。
「彼方、メシ食いに学食行こうぜ!」
「うん、いいよ」
僕は通学用のリュックから弁当箱を取り出すと学食に向かう。
学食はすでに人でごった返していて、空気もざわざわと騒がしかった。
「そんじゃ彼方、場所取り頼むぜ!」
「行くぞ真壁!」
「おうよ!」
食券を買いに向かう悠人と高藤の背中を見送ると、僕は3人分の席をキープする。
そして弁当を食べながら待つこと少し……高藤が先に戻って来る。
「待たせたな御堂」
「あれ……悠人は?」
「あいつはまだ人混みの列の中だ」
高藤は購買で人気の焼きそばパン、サンドイッチ、カツサンドをしっかり確保していた。
「よくそんな人気のパンばかり買えたね」
「ふっ、こんなの朝飯前だ。俺を誰だと思ってる」
高藤は不敵な笑みを浮かべながら焼きそばパンを口に運ぶ。
(もしかして、予約か何かをしてたとか……?)
どういう手を使ったのかは知らないけど、謎の多い奴だ。
僕も高藤もそれぞれ弁当とパンを食べ終わる頃、ようやく悠人が生姜焼き定食を持って戻って来る。
「ったく……前のやつがトロくてさ。時間かかっちまった……!て、お前ら!少しは俺を待っててくれよ!たく、友達甲斐のない奴らだな……」
「いや、いつ戻ってくるか分からなかったし」
「そうは言うが真壁、もし逆の立場だったらお前はどうする?」
「ははははは……!いやぁ!友達ってやつはいいものだなっ!」
僕と高藤の言葉に悠人は笑いながら食事の乗ったトレーをテーブルに置く。
笑って誤魔化すあたり、つまりはそういう事だ。
「そう言えば最近御堂は早乙女と仲が良いようだな」
暫く悠人が食べる様子を見ていた高藤が急に僕に話を降ってくる。
「そういえばそうだな、早乙女は男女問わず話しかけてるけど、特定の男子と話してるところあまり見ないよな?」
「御堂、モテ期の到来か?」
高藤はニヤリと笑みを浮かべると、悠人は睨んでくる。
「ほんと、なんでお前ばっかりいい目をみてるんだよっ!「風原と同居して、今度は早乙女かっ!? どこのギャルゲーの主人公だよ、お前!」
「いや、それは僕に聞かれても……」
「変われっ!今すぐ俺と変われっ!」
そんな無茶苦茶な……。
そんなやりとりの最中、突然校内放送が流れた。
『2年B組の御堂君、至急職員室に来なさい』
担任の渡辺先生の声がきこえてきた。
どうやら僕は呼び出しをくらったらしい。
(なにかしたかな……?)
僕は腕組みをしながら思い当たる節を考える。
したと言えば昨日、他校の生徒に足払いをしたくらい……?
「ふむ……御堂、どうやら呼び出しのようだな」
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