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第二章
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しおりを挟むーリリー宅ー
リリーをベッドに寝かせた三人の狼はバニーガールの姿で眠っている可愛いくて美味しそうなウサギを前に悩んでいた。
「服脱がせる?このまま寝かせちゃう?」
このまま寝かせても問題はなさそうだが寝づらかったりするのだろうか。とりあえずウサギの耳は取ろうかと思ったが何だか勿体ない気持ちになってしまう。そう思ってしまう程に三人もまた酔っていた。
ゆっくりと目を開けたリリーは上半身だけ体を起こし彼らを見上げると両手を広げた。
「おいで」
三人は顔を見合わせてゆっくりと近付けると、リリーが彼らの頭をギュッと抱きしめた。
「好き。私の可愛い生徒さん。大好き」
まさかのリリーの発言に驚いた三人は固まり視線を彼女に向けた。彼女は顔を赤くしながら笑っているが目がどこを見ているのかわからない。確実に酔っ払いだ。リリーは三人の頬にそれぞれキスをした。
「お風呂入ってくるね」
彼らを離したリリーはバニー姿のまま四つん這いでシャワー室へ向かっている。黒い衣装に白くてふわふわした尻尾が左右に揺れ、お尻の形も丸わかりだ。黒い網タイツは所々破れていて綺麗な肌を魅力的に引き立てている。
そんな姿を見てしまい酔った三人の理性の糸が切れた。
「ごめん二人とも。僕、我慢出来ないや」
「俺も無理だわ」
「・・・同感だ」
移動しているリリーの前にウィルフレッドが現れ彼女の頬を両手で優しく包み込んだ。
「ウィル?んぐっ」
突然ウィルフレッドからキスをされたリリー。
リヒャルトがリリーの背中にある衣装のジッパーを下げた。
「シャワー手伝うから服脱がせるね」
ジッパーを腰まで下げると重力で布が落ち、胸が露になる。ピンク色の小さくて可愛い蕾をクルクルと優しく撫でた。ビクッと反応したリリーは動きを止め快楽に耐える。
スルスルと腰やお尻を剥き出しにしていくエレン。ムワッと女の香りが漂った。蜜が衣装に付いて糸を光らせている。
「凄く濡れてる・・・もしかして誰かに悪戯されてた?」
「ひゃあ!?」
エレンに指を入れられたリリーはお尻を突き出し弓なりに仰け反った。体を逸らした状態でウィルフレッドに再びキスをされる。
「ほら、リリー?早くシャワー室行こうよ」
エレンに移動を促されるが指が気持ちのいい所に当たり足を動かす事が出来ない。
「はい。リリー手貸してあげる」
リヒャルトがリリーの両手を掴み膝立ちにさせた。だがこれでは上体を起こしただけで余計に足が動かせない。むしろ悪戯しやすくなった胸をウィルフレッドが舐めて攻め立てた。ギュッとリヒャルトの手を握ったリリーは簡単にイかされてしまった。力なくウィルフレッドにもたれかかるリリーを背後からエレンが容赦なく責めた。
「ねぇ、リリー。そんなにウィルフレッドがいいの?僕じゃダメなの?」
「あっ・・・やぁ、・・・エレンッ・・・えれんっ・・・」
グチュグチュと指を動かしながらリリーの顎を掴み振り向かせキスをした二人。舌が絡み合い気持ちよくなったリリーはもっととエレンの顔に手を添えた。
リヒャルトがリリーの手を掴み自身が着用しているベルトにその手を持っていった。
「脱がせて?」
カチャカチャと手を動かしズボンを下ろす。パンツごと下ろしたのでボロンとリヒャルトの肉棒が露になりペチッとリリーの顔に当たった。
チロチロと肉棒の先を舌先で舐めるリリー。リヒャルトを見上げると彼はすごく美味しそうに顔を歪めていた。
「うわっ・・・やば・・・」
パクッと口に咥え動かそうとしたところで体が後ろへ引っ張られた。ウィルフレッドがリリーを抱えたのだ。
「続きはあっちでするぞ」
全裸になった三人とウサギ耳のカチューシャをつけたまま全裸になったリリー。彼らはシャワー室の中に居る。リリーだけが膝立ちになり三人の肉棒を口で咥えたり手で御奉仕をしている。
久しぶりにリリーに舐められた三人は興奮した。娼館の時と違うのはリリーの顔が見れて声が聞こえて、愛しさがある。
嬉しくて奉仕している彼女の頬を撫でたり、頭を撫でたり無意識に触れてしまう。
だが久しぶりに味わうリリーの口の中が凄く気持ちよくて達してしまいそうになった三人は顔を歪めた。勘づいたリリーはラストスパートをかけた。
ッーーー!
リヒャルトは口の中に、二人はリリーに顔射した。見えるように口を開けたリリーは三人が見たのを確認するとそれを飲み込んだ。苦味が強いそれを久しぶりに飲んだリリーは不味いと少し顔を歪めた。
「飲まなくていいのに!」
慌てたリヒャルトがシャワーを取ろうとしたが一番近くにいたウィルフレッドがシャワーを取りリリーの口の中に湯を当て、指を入れて口の中を綺麗にしようとした。
「・・・顔も綺麗にしてあげなよ」
自分の分だけ落とされてしまったリヒャルトは未だにリリーの顔にあるウィルフレッドとエレンの精液を見てムッとしてしまう。
不貞腐れたリヒャルトは壁にリリーの背中を預け自身の肩にリリーの脚を乗せて少し持ち上げた。突然の行動に驚いたリリーだったが蜜壷をリヒャルトが舐め始め思考が止まる。
チロチロ チュウチュウ チュパチュパ
蜜壷に指を入れ中を刺激しながら肉芽を舐め攻めるリヒャルト。もう既にイっているのに左右の胸の蕾をエレンとウィルフレッドがそれぞれ舐め責めた。
「やあ!・・ぁうっ・・も、・・リヒャルト顔離して!出ちゃうっきちゃう!」
「出していいよ」
「んぁっ・・やあっ・・・にゃぁあああーー!」
プシャアアアッ
盛大に絶頂を迎えたリリーは脱力した。視界に入ったのは顔面に潮を被ったリヒャルトが腕で顔を拭きそれを舐めとるという情欲的な画。
「ウサギなのに猫になってた」
クスクスとウィルフレッドが笑った。
このまま眠ってしまおうかと目を閉じかけたリリーの両耳にエレンとウィルフレッドからそれぞれキスを落とされた。エレンが耳元で囁く。
「ベッドで続きしよっか」
***
ベッドへ移動した四人。
四つん這いになったリリーの後ろからウィルフレッドが素股をし、エレンの肉棒をしゃぶりながらリヒャルトの肉棒を手で奉仕したり。
正常位でエレンが素股をしリヒャルトのをしゃぶりながらウィルフレッドを手で奉仕したり。
リリーとリヒャルトが奉仕し合っているのをウィルフレッドとエレンが指で彼女をまさぐったり。
何度も何回も達し合い情の香りが部屋中に漂う。
だが、未だに誰も中に挿れてくれない。
リリーは体育座りをしている脚を小さく開き股に手を当てた。
「太くておっきいのここに欲しいの。お願い、挿れてください」
恥を承知で言った。
彼らは顔を見合わせた。
挿れたいのは山々だ。だが・・・。
「誰が一番に挿れるかで喧嘩したら萎える」
ズバッと言い切ったウィルフレッド。
そんな!とリリーはショックを受けた。
「太いのがいいならほら、こうしてあげる」
リヒャルトがリリーの蜜壷に指を二本入れた。それだとこれまでと変わらないと思っていたがウィルフレッドが同じ蜜壷の穴に二本指を入れて来た。
「それじゃあ僕はお尻かな?」
エレンがリリーのお尻の穴に指を二本入れ三人はそれぞれぐちゅぐちゅと中を撫で回す。
表現出来ない喘ぎ声を上げたリリーは襲ってくる快楽を受け入れる事しか出来なかった。
「あっ、・・・ちゅうっ・・・ちゅうしてぇっ」
「いくらでもしてあげるよ」
三人はリリーが達し続けても止めず、その行為は朝まで続いた。
***
いつの間にか全裸で眠りについた四人。リリーはエレンに抱えられて眠っていた。
コンッ コンッ
誰だよこんな朝早くに。
眠りについて間もないのに玄関の扉が叩かれた。騎士三人は眉間に皺を寄せ無視を決めた。
「ノエルですリリーいますか?」
「私もいるぞ。開けるからな」
ノエルとルークの声にバッ勢いよく目覚めた三人。まずい。非常にまずい。この状況をノエルとルークに見られる訳にはいかない。
汚れたシーツ。情事後の匂い。
キスマークだらけの全裸のリリー。
全裸の自分たち。
起きたら真っ先に風呂に入ろうとしていたが致し方無し。エレンがリリーを抱え上げ素早くリヒャルトがベッドシーツを剥ぎ取った。ウィルフレッドが窓を開けクローゼットから適当にワンピースを取り出しエレンと共に急いでリリーに着せる。彼女をベッドに寝かせ急いで自分たちもズボンを履いたところで玄関の扉が開いた。
「・・・やはりここに居たか」
「どうして上裸なんですか?」
ジト目で睨んできた二人と視線を合わす事が出来ず目を泳がせる三人。
ドカッ勢いよくベッドに座ったルークの反動で目を覚ましたリリーは瞳を擦り大きな欠伸をした。
「もう寝ないの?」
「まだ寝てていいよ」
優しく言ったエレンを見上げたリリー。
何だか胸が温かくてふわふわする。
リリーはベッドから降りるとウィルフレッド、エレン、リヒャルトの唇にキスをしキュッとそれぞれ抱きしめてふわっと笑った。
された三人は耳を赤くし目を逸らす。
本当は抱き締め返したいのだがそんな事をすれば二人に怪しまれる。
「・・・なんだその甘い雰囲気は。何があったんだ」
ギロッとルークに睨まれたリリーは昨日の情事を思い出しポッと顔を赤く染めた。
「今までで一番気持ちよくしてもらったの。嬉しくて大事にしたいって思っちゃった」
ピクッと反応した五人。
そう思われた三人は嬉しくなり照れたがルークとノエルの鬼の形相を見て体を強ばらせた。
「リリー失礼します」
バッとリリーが着ているワンピースを捲りあげたノエル。下着をつけていないリリーの裸に幾つも咲いている赤い跡を見てギョッとする二人。キッチンに入ったルークがフライパンを手に取り視線を逸らし続ける三人にゆっくりと近付いた。
「覚悟は出来ているだろうな」
フルフルと勢いよく顔を横に振る三人。
その後床に正座をさせられた上半身裸の三人と、ベッドに腰掛けたルークとノエルは何故か間にリリーを座らせ彼女の手を握ったまま大説教会が始まった。
(( ずるい!ずるい!ずるい!!))
ほとんど嫉妬からくる愚痴と文句と悪口だった。
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