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第二章
58 閑話3
しおりを挟む影達の過去(インタビュー方式)
***
ーレンの過去ー
Q.影になる前は何してた?
「泥棒。貴族も平民も関係なしに欲しい時に盗ってた」
Q.捕まらなかったのですか?
「・・・リーダーに捕まったのが最初で最後だ。それから影になった」
Q.いつからリリーに興味を抱いたのか。
「あいつの泣顔見てから。いじめがいがあるだろ」
Q.リリーとこれからどうしたいですか?
「・・・別にどうもしねぇよ。好きなように生きるだけだ」
***
ーロビンの過去ー
Q.影になる前は何してた?
「女の世話になってたよ。声掛けて来た女のとこで生活してた」
Q.どんな経緯で影になったのですか?
「話しかけて来た女が貴族様だったんだけど既婚者だったらしくて旦那に見つかって犯罪者扱いされたの。牢獄に閉じ込められてた時監視役の警備騎士を口説いて脱出した後リーダーに勧誘されちゃった」
Q.リリーのどこが好きなの?
「・・・単純に顔がタイプだからって言いたいけど、あの子凄い努力家なんだよね。泥だらけでボロボロなのに瞳に光があるのを見たら抱きしめたくなっちゃった」
Q.男と女どっちが好きなの?
「どっちも好きだよ。俺好みだったらね」
Q.リリーとこれからどうしたいですか?
「・・・さあ?なるようになればいいんじゃない?」
***
ーメルの過去ー
Q.影になる前は何してた?
「・・・貴族に親を殺されてからは記憶曖昧だけどその辺に野垂れ死んでた」
Q.影になった経緯は?
「リリーに拾われた。いつかあの貴族を殺す為に強くなって金稼ぐ」
Q.子供だけどどこに住んでるの?
「爺のとこ」
Q.リリーの事は好き?
「そりゃね。あいつら程ではないけど。俺の初めての相手はリリーでいいと思ってる」
***
ーティアラの過去ー
Q.あなたの過去を教えてください。
「母親が娼婦で貴族との間に産まれたのが私。でもその貴族は身篭った母を捨てたの。私は母が周囲の男から体を売って金を稼いだのを見て育ったわ。十四の時に母を身篭らせた貴族がやって来て私を襲ったの。母は絶望してたけど私はその貴族を殺してやった。兵隊に追われ母が私を庇い殺されたの。私は戦ったわ。でも多勢に無勢で殺される前にリーダーが現れて私を救ってくれたの。それから影の美の中でもエリートとして駆け上がったってわけ!」
Q.リリーの事はどう思ってるの?
「可愛い妹よ。早く処女散らして性の世界を一緒に味わいたいの!出来れば私が調教して快楽の世界にどっぷり浸からせたいわ!」
Q.騎士五人はイケメンなのに狙わないの?
「あの子達リリーが好きって顔に書いてあるじゃない。他の女が相手だったら口説き落とすけどリリーが相手じゃむしろ応援しちゃう♪」
***
ーヴォルフガングの過去ー
Q.影になる前はなにしてた?
「盗賊の頭やってた。盗むより戦う方が好きで暴れ回ってたらリーダーに目をつけられた。でもよ!リーダーが強過ぎて俺は何度も戦いを挑んだんだ!あんなに強い奴は初めてで惚れて影になったってわけよ!ガッハッハッ」
Q.潜入捜査向いてなさそうですね。
「おう!演技も下手だし体がでけえから物陰に隠れきれねえ!俺は戦闘と討伐専門だ」
Q.リリーの事はどう思ってますか?
「ガキの頃から知ってる可愛い同僚よ!戦闘知識を教えこんだのはこの俺だ!」
***
ー爺の過去ー
Q.影になる前は何してた?
「個人でスパイをしていたわい。豆粒だったジャックを育てたのはワシじゃよ」
Q.家族はいましたか?
「・・・いたが全員あの世じゃ。今は影の子供らがワシの家族かのお」
Q.爺は普段なにをしている人ですか?
「製作が殆どじゃ。毒薬や薬物を作ったり、魔道具を作ったり。じゃが時々体を動かさないと鈍るからのお、戦闘も潜入もするぞ」
Q.リリーの事はどう思ってる?
「可愛い孫じゃ」
***
ーシルヴィの過去ー
Q.影になる前は何してた?
「愛玩奴隷。仕えてた貴族のババアのアソコが臭すぎてむせたらボコボコのボロボロにされて捨てられたのをリリーさんに拾われた」
Q.リリーに惚れた時の話をして下さい。
「影で働き始めてまだ一年もしないぺーぺーだった時潜入捜査してミスったんだよね。僕の代わりにリリーさんが捕まっちゃった。
影は捕まったら自害するか、自力で抜け出すか。誰も助けてくれない。
でも僕のせいで捕まったからどうにかしたくて一年の年俸をリーダーに渡す条件でリーダーと救いに行ったの。
敵のアジトでリリーさんは裸で吊るされてムチで打たれて拷問されてた。直ぐに助けたかったのにリーダーに止められて・・・。
でも僕がリリーさんを甘く見てた。リリーさんは敵の一瞬の隙に拘束を解いて敵を倒したんだ。あの時の動きがカッコよすぎて身体中痺れたよ。しかも再会した時自分の方がボロボロなのに真っ先に僕の心配してくれて・・・心の底からジワジワと気持ちが湧き上がる感じ最高だった」
Q.今後リリーとどうしたい?
「もちろん結婚するよ!もっと強くなって金貯めてからね!」
Q.誰かに先起こされたらどうします?
「関係ないね。相手を拷問して重婚に持ってく」
Q.リリーが嫌がったらどうします?
「リリーさんが僕を拒否するわけないじゃん!まあでもそんな事言わないように薬漬けにして監禁するかな?その頃にはリリーさんよりも強くなってるはずだし。今はまだ僕の方が少し弱いか同じくらいだからね~」
Q.愛が重いですね
「別に誰にどう思われようと気にしないよ。リリーさんを手に入れる為なら何だってするから」
***
ー全員ー
Q.リリーの妹のナターシャが亡くなった時のリリーはどうでした?
「あんなリリー二度と見たくないわ」
「いつ死んでもおかしくなかったからな」
「・・・俺あの頃のリリー思い出したくない」
「ワシらは声を掛けることすら出来なかった」
「話しかけても無だったし何を話していいのか分からなくなったよね」
Q.リリーが立ち直った時はどうでしたか?
「全力で喜んだわ」
「その日からだよな、毎日誰かしらリリーの家に行くようになったのは」
「妹ちゃんの後追いそうで怖かったもん」
「妹からの手紙に恋人見つけてって書いてあってからだよな、あいつが男探し始めたの」
「おかげでこっちはハラハラだよ~」
Q.リリーは愛されてるんですね。
「「「まあね」」」
以上影達へのインタビューでした。
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